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2020年1月25日 (土)

反政府ジャーナリズムに対してエスカレートし続ける帝国の戦争

2020年1月22日
ケイトリン・ジョンストン
CailtinJohnstone.com

 ジャーナリストのグレン・グリーンワールドが、ブラジルのボルソナーロ政権により、アメリカがウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジを標的にするために使っているのと同じ起訴策略で告訴された。

 ニューヨーク・タイムズによれば

傍受されたグリーンワールド氏とハッカー間のメッセージを引用し、検察官たちは、このジャーナリストが「犯罪実行を容易にする上で明確な役割」を演じたと言っている。

例えば、検察官は、グリーンワールド氏が、証拠隠滅のため、Intercept Brasilと共有していたアーカイブを削除するようハッカーに奨励したと強く主張している。

グリーンワールド氏がハッカーと通信していた間、検察官は、電報、メッセージ交換アプリで、積極的に個人的チャットを監視していたと言う。訴状は、携帯電話ハッキングに関連して去年拘留された4人を含め、他の6人を起訴している。

 この主張は、現在アサンジを、防諜法に違反する17の訴因で告訴するのに、トランプ政権が利用している主張と本質的に区別できない。アメリカ司法省は、アサンジがアメリカ合州国に対する陰謀のアサンジ一派を形成し、兵卒マニングが既に入手していた文書を漏らす一方、証拠隠滅する上で、マニング助言と支援を与えようと試みたと主張している。

 アメリカや、イギリス、オーストラリアやフランスで、我々が目にしているジャーナリズムに対する戦争をブラジルが推進しているのは驚くべきではない。2018年10月、明らかにファシストのヤイル・ボルソナーロ当選(選挙の不正な基盤は、Intercept Brasilでのグリーンワールド報道で暴露されている)で、ブラジル政府は、アメリカに集中する帝国と完全な協力体制になり、それが、彼の就任式が、ドナルド・トランプマイク・ポンペオジョン・ボルトンベンヤミン・ネタニヤフ等の連中に熱狂的に慶賀された理由なのだ。

 ジュリアン・アサンジを動けなくし、次に沈黙させ、更に投獄する上で、アメリカやイギリスやスウェーデン、エクアドルやオーストラリアの協調で我々が見たのと全く同様、アメリカに集中した帝国中で、反対するジャーナリズムを沈黙させるために、我々は全く同じ動きを目にしているのだ。これは、躍進する中国と、帝国の塊に吸収されるのに抵抗する国々の集団の結束強化が、一極グローバル支配者としてのアメリカの立場を大いに危うくするので、この帝国が、他の権力構造に、越えられ、置き換えられるのを避けるため、素早くグローバル支配を強化する必要があることを意味している。

 これを実現するためには、多くの極悪非道な行動をしなければならない。多くの軍事エスカレーション、多くのCIAクーデター、多くのいじめや破壊活動、大衆の同意を得るのを円滑に進めるための様々なプロパガンダ。このような大きな、気が狂ったような、激しい運動は、政府の支配を受けない報道で、簡単に暴露されかねず、それこそが、まさに出版・報道の自由が、締めつけられている理由だ。帝国は、完全に、そうした先例を将来使うつもりなので、帝国は、反帝国ジャーナリズムに対し、こうした全て前例を設定しつつあるのだ。帝国は事態を醜悪にしなければならないことを知っているので、帝国は完全に将来そうした前例を使うつもりなのだ。

ある国の政府が帝国に屈服する時は、常にその塊の中に吸収される。帝国の塊は大きくなればなるほど益々強くなるのだ。強くなればなるほど、他のまだ吸収していない国々を、益々吸収できるようになるのだ。https://t.co/KIZboo3xwN
- ケイトリン・ジョンストン ⏳(@caitoz) 2019年3月19日

 もし大衆が、世界で本当に一体何が起きているのかについて明確に理解すれば、帝国は永久に彼らを支配し、彼らを統治する能力を失うので、世界で本当に一体何が起きているのかについて明確な理解を大衆が得るのを阻止するために、これがおこなわれている。

 誰であれ、言説を支配する者が世界を支配する。帝国主義者はこれを理解している。大衆は概して理解していない。帝国主義者は、これをそのまま維持するつもりなのだ。

 過去三年、グレン・グリーンワールドは、偽って、独裁政権の手下として中傷されてながらも、彼は実際、彼を批判する連中を合計したより多く、独裁政権に損害を与えてきた。連中の黒いはらわたを、真実の光に曝すことで、圧制的組織(帝国政府支持者が、グリーンワールドを、クレムリンの工作員やらプーチンの傀儡と呼んで中傷して、守っている圧制的組織)に対する大衆の信頼がひどく損なわれかねない。

 帝国主義者は、それを知っており、彼らはその継続を不可能にさせる決意が固い。それ故に彼らのアサンジ迫害が、それ故に彼らのグリーンワールド迫害が行われるのだ。
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記事原文のurl:https://caitlinjohnstone.com/2020/01/22/the-empires-war-on-oppositional-journalism-continues-to-escalate/

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 この件、櫻井ジャーナルでも報じられている

 大本営広報部、豊洲「江戸前場下町」オープンを大々的に宣伝しているが深刻な問題は報じない。

【IWJ・Ch5】13:00~「『食』を支える卸売市場は誰の手に落ちていくのか?卸売市場制度破壊の経緯と行方を最強の論客が解き明かす! ―登壇:藤島廣ニ氏(東京農業大学名誉教授)、熊本一規氏(明治学院大学名誉教授)、菅原邦昭氏(仙台中央卸売市場水産物卸協同組合事務局長)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 IWJの岩上氏、アイヌにまつわるインタビューもしておられた。

※「アイヌは交易を重要視し、市場依存型の社会を形成していた」 ~岩上安身によるインタビュー 第321回 ゲスト 旭川市博物館 主幹 瀬川拓郎氏(2013年8月4日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/102450

※「アイヌ差別は、北海道開拓移民の存在意義の裏返し」 ?岩上安身によるインタビュー 第322回 ゲスト 北海道アイヌ協会 竹内渉氏(2013年8月5日)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/102452

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