ワシントンに真実を期待してはいけない
2019年12月9日
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ワシントンに真実を期待してはいけない
Paul Craig Roberts
11月25日に、司法省は決して自らを裏切らないと私は予言した。https://www.paulcraigroberts.org/2019/11/25/washington-the-cesspool-of-the-world-will-never-rat-on-itself/日本語翻訳はこちら。
問題の一部であるマイケル・ホロウィッツ監査官は、アメリカ大統領選挙で不正行為をするためトランプ大統領がロシア共謀したという政治的に画策された「捜査」を粉飾して、私が正しかったのを証明してくれた。マラー報告が裏付けたように、このばかばかしい非難には、わずか一片の証拠もないのだから、誰であれ良識ある人なら、調査に値するなどとは考えられるない。トランプに対する策謀を示す、FBIのリサ・ページ弁護士と、FBI副次長補ピーター・ストラック間の電子メールという完全な証拠にもかかわらず、ホロウィッツは、FBIの政治的偏向がなかったとまで裁定した。
「ストラックに関する共和党議員の主張の中心には、2016年8月8日付けのストラックと彼の愛人とされるページ間の一連の文章があり、その中でストラックはページに、トランプが大統領になるのを我々は止めると書いていた。「トランプは決して大統領にならない、そうだな? そうだな?!」 ページはこう書いていた。「そう。彼はなれない。」ストラックは答えた。「我々はそれを止める。」 」
https://www.rollcall.com/news/politics/report-fbi-agent-peter-strzok-fired-for-anti-trump-texts
明らかに品位や知性が非常に欠如している人物ホロウィッツは、このあからさまな偏向は偏向ではないと宣言した。だからアメリカ司法省監査官はジョージ・オーウェルのディストピア小説『1984年』の言語ニュー・スピークを我々に与えようとしているのだ。
ホロウィッツの本当の任務は調査ではなく、犯罪の隠蔽であり、将来それを防ぐべく新たな管理を導入するとFBI長官が約束した大量の「ミス」をFBIがしたのを発見することで彼はそれを実行したのだ。こうしてホロウィッツは任務を果たした。彼は罪を「ミス」に変換した。それがワシントンが機能する方法なのだ。
民主党やCIAやFBIによるロシアゲート策略に対するジョン・ダーラムの犯罪捜査、疑いようもなく犯罪の従犯者である売女マスコミの捜査を含むべき捜査も、私が正しいことを証明するだろうか?
アメリカ合州国政府は、重要なことについて、一体いつ真実を告げただろう?
ジョン・F・ケネディ大統領暗殺?
ロバート・ケネディ暗殺?
マーティン・ルーサー・キング暗殺?
トンキン湾?
アメリカ艦船リバティー号?
9/11事件?
サダム・フセインの「大量破壊兵器」?
アサドの化学兵器使用?
イランの核兵器?
リビアとカダフィの破壊?
ロシアのジョージア侵略?
ロシアのウクライナ侵略?
ロシアゲート?
弾劾ゲート?
このリストに項目を追加するのは簡単だ。
アメリカはウソによって支配されている。真実は全く欠如している。そしてアメリカ国民はそれを容認している。ウソによる支配が、今やアメリカのありかたなのだ。
Paul Craig Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。
ご寄付はここで。https://www.paulcraigroberts.org/pages/donate/
記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2019/12/09/dont-expect-any-truth-from-washington/
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当然のこととはいえ、このマトリックス社会では「朗報」の部類?
国・数の記述式見送り、文科省が表明へ 大学共通テスト
自分で決めておいて、自分で破棄するいい加減な連中。ネットで見かけた下記記事を見て納得。
そもそも、正論が通じる集団ではないのだ。霞が関にも真実を期待してはいけない。
今日は、昨日拝聴したインタビューの後編が配信される。昨日は拝聴しながら「コウモリのような連中が跳梁跋扈している」のに、ためいきがでる思い。二枚舌政党、政治家、実質、与党。
本日午後8時より「京都の地方選では毎回与党の自公と共産をのぞく野党が『オール京都』として相乗り、共産推薦候補と対決! 京都地方選挙から考える野党共闘の現実?岩上安身による京都市長選立候補予定者・福山和人弁護士インタビュー(後編)」を公共性に鑑み全編フルオープンで録画配信します!
YouTube視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/videos?shelf_id=4&view=2&sort=dd&live_view=501
ツイキャス視聴URL: http://twitcasting.tv/iwakamiyasumi
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