アフガニスタンに対するアメリカのごまかしの姿勢に関する汚らわしい真実
2019年12月2日
ゴードン・ダフ
New Eastern Outlook
アフガニスタンに対するアメリカ政策と来る交渉の約束は丸ごとごまかしだ。単純な真実から始めよう。
アメリカ統治下で、独特な形の汚職が、あらゆる機関に浸透し、あらゆる地域、あらゆる経済部門に障害を与え、アフガニスタンを、絶望的なだけでなく、アメリカがシリアやイエメンやイラクに対して行い、もし可能であればイランにもするだろうことと全く同様、完全な残骸にしてしまったのだ。
2001年にアメリカがアフガニスタンに入った時には、アフガニスタンはもやは全くアヘンを生産していなかった。常習者もケシ栽培者もおらず、ヘロイン加工工場や麻薬インフラもなかった。
ほぼ20年後、ジレンマが二つ存在している。一つは、500万人のヘロイン常習者と、アメリカが支援する全省庁を支配する大規模麻薬インフラにアフガニスタンが慣れてしまっていること、もう一つは、世界中でのテロから政権転覆作戦に至るまで、闇の国家の作戦を支援するヘロイン流通収入600億ドルにCIAが慣れてしまっていることだ。
2019年の終わりに、アメリカのドナルド・トランプ大統領は、彼が信じているか、信じているかもしれない、もちろん現実的ではない、アフガニスタンにおけるアメリカの敵とされるものと交渉に入る意図を発表した。
むろん現実は2001年にアメリカが頼った「パシュトゥーン人」を自称するウズベク人とタジク人麻薬密売組織ボス代理人との見せ掛け交渉が更にカタールで続くだけのことだ。
アフガニスタン国民の大多数は、パキスタン国境地帯の大半やパキスタン新大統領イムラン・カーンと同様、民族的にパシュトゥーン人だ。
現在アフガニスタンにおけるCIA麻薬帝国本部たるジャララバード基地から侵略を始めた西暦紀元前330年にアレクサンダー大王が証言したように、パシュトゥーン人は独立心が強いことで悪名高く、扱いづらく、アフガニスタン国民の30から40パーセントなのだからパシュトゥーン人は少数派で「他の民族」で代表可能だとアメリカは主張している。
2013年のNPRによる多少の背景情報がある。ウィキペディアやアメリカ国務省情報源から入手可能な人口数値は当てにならず、大いに歪曲されており、トランプが呼んでいる通り「フェイク」であることに留意願いたい。
タリバーンやハミド・カルザイ大統領や多くの主要官僚はパシュトゥーン人だ。
イズディヤルはアフガニスタン北部のパンジシール渓谷出身のタジク人だ。パンジシール渓谷は2001年に死亡した有名なジャーヒディーン指揮官アフマド・シャー・マスードや反タリバーン・レジスタンスの中心だ。タジク人はアフガニスタンでの影響力を巡り、長年軍事的、政治的にパシュトゥーン人と戦っている。
もう一人のアフガン上院議員Bilqees Roshanは西ファラ州出身のパシュトゥーン人だ。1980年代にソ連外交官のものだった銃弾で穴だらけになったぼろぼろの家の中に座り、ほんのひと握りの少数派の上院議員が証明書に民族を書くことを支持していると言う。
Saifulzul Husseini(右)は、カブールのハザラ居住区のダシュティ・バルチで働いている。彼は新しい身分証明書に民族を明記すべきだと考えている。
ショーン・カーベリー/ NPR
「私はそれは非常にまずいと思います」と彼女は言う。「これまで30年、民族は、政府で権力を強化しようとしている人々に乱用されてきました。」
90年代、アフガニスタン内戦は主に民族境界に沿って起きた。今日に至るまで各民族集団に、それぞれ陰の実力者がいる。大半は官職配分で取り引きした元軍閥指導者だ。
Roshanはアフガニスタンは民族分裂や民族割当という考えを越えて動く必要があると言う。彼女は民族を電子身分証明書から外すのは、その方向のための重要な措置だと言う。
本当の人数は推測するしかない。そもそも一部が「北部部族」と呼ぶ人々は、ソ連時代まで、移住性の牧羊者だった。国が軍管区に分けられ、大量の地雷設置されて、それは終わった。
私は、アフガニスタンで元ソ連空挺指揮官をつとめ、現在Veteran's Today編集者のユージーン・フルシチョフ大佐と、数時間この取り組みについて議論した。
今世界を巻き込んでいる対立連鎖のらせんを終わらせる目的の共通性を探して、多くのアメリカ人が長年ベトナム人に対してしているのと同様に、彼も出来るだけ多くの昔の敵と連絡を取る取り組みを率いている。
昨日私は元ムジャヒード指揮官でVeteran's Today編集者カディール・モフマンドと長時間過ごした。
まず、なぜパシュトゥーン人を理解することが重要かという問題を扱おう。数年前、パキスタン滞在中、私はスワト、当時の連邦直轄部族地域の軍総督と会った。私は今のパキスタン大統領イムラン・カーンとも会い、ある程度詳細にこれら問題を議論した。
パキスタンのパシュトゥーン人人口は3000万以上で、多分最高4000万人だが、彼らの多く、少なくとも1000万人はアフガニスタンからの長期難民だ。
トランプに概要説明する連中が言う枠組みを使うと、結果は理解不能だ。一人も歴史を知らない、全く知らないのだから。ヨーロッパ列強が、悪意か、不注意から、あるいは両方からたくらんだ、もう一つの外交的イカサマ、我々が今日目にしている大混乱、デュアランド・ラインを見よう。ナショナル・ジオグラフィックにはこうある。
「デュアランド・ラインはアフガニスタンとパキスタン間の2,640キロ(1,640マイル)の国境だ。それはイギリス領インド帝国外務大臣モーティマー・デュランド卿とアフガニスタンのアブドゥッラフマーン・ハーン国王という支配者間の合意の結果だ。協定は、アフガニスタンのカブールで1893年11月12日に署名された。
デュアランド・ラインは百年以上、二国間の公式国境役をしたが、それはそこに住んでいる人々にとって論争を起こした。
デュアランド・ラインが1893年に作られた時、パキスタンはまだインドの一部だった。 インドは今度はイギリスに支配された。イギリスは1858年から、1947年のインド独立までインドを支配した。パキスタンも1947年に独立国になった。
パンジャブ人とパシュトゥーン人
デュアランド・ラインの近くには二つの主要民族集団がいる。この二つの集団はパンジャブとパシュトゥーン人だ。たいていのパンジャブ人とパシュトゥーン人がイスラム教スンニ派だ。パンジャブ人はパキスタン最大の民族集団だ。パシュトゥーン人はアフガニスタン最大民族集団だ。
1847年にイギリスに破られる前、彼らが領域の103,600平方キロ(40,000平方マイル)を統治した北西部のパキスタンに同じく多くのパシュトゥーン人がいる。当時パシュトゥーン人は南東アフガニスタンの山のもっと中にパンジャブ人が広がるのを阻止しようと努力していた。
パシュトゥーン人を征服した後、イギリスはデュアランド・ラインを確立した。デュアランド・ラインの85パーセントが民族的境界ではなく、川や他の地理的特徴に沿っている。それはパシュトゥーン人を二つの国に分けた。
アフガニスタンはデュアランド・ラインの片側のパシュトゥーン人全員を支配し、他方パキスタンは、反対側のパシュトゥーン人全員を支配する。国境のパキスタン側のパシュトゥーン人はパシュトゥーン人人口の半分以上を構成しているが、今パンジャブ人の支配下にあり、それが彼らをいらだたせている。
パシュトゥーン人もイギリス植民地政府に対して腹を立てていた。
歴史を通じて、イギリスのような植民地時代の軍隊は植民地に住んでいる人々のために大きい緊張を引き起こす国境を設定してきたのだ。デュアランド・ラインを引いた当局は地域に暮らす民族集団を考慮しなかったがゆえに、現在アフガニスタンとパキスタンの国境沿いで、多くの戦いがあるのだ。片側には、主にパンジャブ人で構成されるパキスタン軍がある、他の側に、主にパシュトゥーン人で構成されたタリバーンがいる。」
今我々は、明らかにパシュトゥーン人がアフガニスタンの多数派だと認める2011年の情報を目にしている。
それを認めれば、タリバーンは決して典型的テロ組織ではなく、少数民族住民を支配のため代理に使って外国軍占領から自国支配を取り戻そうと努めているアフガニスタンの多数派国民の軍隊であるというもう一つの現実を認めるまで、ほんの一歩に過ぎない。
もちろん我々は、数世紀続いたイギリスによるインド占領を記述しただけだ。
誰にとっても驚きでもないが、我々はアメリカが、不幸にも私も従軍した軍事衝突で、いかにして最も悲惨な結果で終わったかも説明した。ベトナムだ。
アメリカは、そこで、ワシントンのアイゼンハワー政権と提携する国際金融業と石油権益とつながる、アメリカが据えた北部の少数派カトリック一家の政府に反対する全国的民主化運動である国民解放戦線を、ごまかしといかさまで、「共産主義反乱」に「でっちあげ」たのだ。
私は長年の友人で、ベトナムの「不運な」と付け加えられるかもしれないゴ・ディン・ジエム大統領元顧問のミシガン州立大学のウェスリー・フィッシェル教授と、この失敗したアメリカの取り組みについて論じる機会が何度かあった。フィッシェル教授とMSUGと呼ばれるイーストランシングの集団は、アメリカのために南ベトナム政府を立ち上げる仕事を与えられていた。
この非常に似した取り組みを我々が検討する理由は、それがアメリカを大惨事に導いた忘れられたか、むしろ「かつて忘れられていた」歴史を表しているからだ。だが、2018年に、ポリティコは下記記事を発表した。
「わずか50年ほど前、一つの全国スキャンダルがミシガン州立大学を襲い、この大学を永遠に他ならぬベトナム戦争と結び付け、一部では、それで非難さえされるように思える、学問的、政治的に世間の注目を集める事件となった。現在、ミシガン州立大学顧問団として知られている、国造りの上での破滅的行為と官学協力は、一般に知られている戦争の歴史では、たとえあるにせよ、脚注にしか残っていない。最近のケン・バーンズとリン・ノヴィックによる18時間のドキュメンタリー・シリーズ「ベトナム戦争」は全くそれに言及していない。
1966年、ミシガン州立大学プロジェクトのニュースが突如広く知れわたった際、ウォーレン・ヒンクルという名のサンフランシスコ編集者と彼の暴露雑誌「ランパーツ」の暴露技法のおかげで悪名が高まった。「ランパーツ」1966年4月号の表紙は、当時の決定的雑誌画の一つになった。南ベトナムのゴ・ジンジェム大統領の義妹で、彼の政権の最も目立つ挑発的な発言者のマダム・ヌーを、Tシャツを着たミシガン州立大学チアリーダーにした豊満な漫画だ。
内幕話「金もうけに熱心な大学」は、ヒンクルと他の二人の「ランパーツ」編集者、ロバート・シーアとゾルスターン共同で書かれた。スタンレー・シェンバウムという背教的な元ミシガン州立大学政治学者による懺悔風ながら非難がましい前書きが目玉だった。主要記事は、ゴシップ的な調子と非難の調子を交え、野心過剰な大学が、どのように魂を売り、恥知らずなCIAフロント組織となり、召し使いや広い別荘や飲み放題の酒や新植民地エリートの他の役得が完備した虫のいい「ベトナム冒険」にはまって、冷酷な独裁と無駄な戦争を始めるのを手助けしたかを詳しく書いていた。
この批判は、最近、タルサ大学歴史学教授ジェレミー・クズマロフが2012年の著書「Modernizing Repression(抑圧の近代化)」とハフィントン・ポストに書いたバーンズ/ノヴィック・ドキュメンタリー批評で「南ベトナムで警察国家を作る上での」ミシガン州立大学の役割を非難して、最近取り上げられた。特にベトナムで続いた大失敗と悲劇を考慮すれば興味深い主張だ。だが話の内容全体は一層複雑で、興味深く、おそらく教育的だ。
時代と方法論の両方とも異なっている。2001年、アフガニスタンは、当時の国防長官ドナルド・ラムズフェルドが報告したような、一ダースのアルカイダ要員とされる連中と、訓練された何万人ものテロリストを収容する一連の想像上の地下軍事要塞を見つけるために侵略された。2001年12月2日付けアメリカ国防省記録文書「ジャーナリスト」ティム・ラッサートのラムズフェルド・インタビューは妄想の「抑えがきかなくなっている」。
ラッサート:オサマ・ビンラディン捜索です。彼が洞窟に隠れていることについて絶え間ない議論があり、私はアメリカ人が、それを山腹に掘られた小さい穴だという認識を持っていると、しばしば思うのです。
ラムズフェルド:とんでもない。
ラッサート:ロンドンタイムズが画像化したので、あなたと視聴者のため画面に表示したいと思います。これがそれです。これは要塞です。これは極めて複雑な、多層の、多くの寝室や、一番上が事務所で、ご覧の通り、秘密の出口が横と、底にあり、我々の飛行機が中に人がいるかどうか判断するため飛ぶ際、熱の発見を避けるため山や岩の中深く掘られていて検出が難しいのです。ご覧の通り、こちらは数人のタリバン兵士が警備する谷です。換気システムが人々が呼吸し、生きて行くのを可能にしています。武器と弾薬庫です。ここで、トラックや自動車や戦車さえ運転するのに十分大きい出入り口を見ることができます。電灯やコンピュータや電話システムさえ維持できる水力発電があります。非常に洗練された作業です。
ラムズフェルド:ええ、もちろん。これは大変なものです。しかも一つだけではありません。沢山あるのです。それらは非常に効果的に使われています。アフガニスタンは地下に入った唯一の国ではないことも言い添えましょう。無数の国が地下に入っています。今日存在するトンネル掘削装置は非常に強力です。それは軍民両用です。地球のどこでも入手可能です。人々は地下の保護を活用する利点を認識したのです。
ラッサート:トンネルのネズミ、オサマ・ビンラディンを追い出すため、私が知っているアメリカ軍人の偉大な集団が洞穴から洞穴を探し回る必要があるかも知れませんね。
もちろん20年後、このどれも発見されず、まさに2001年にも、何年も前にもそうしていたように、サウジアラビアが政権転覆のため代理勢力に資金供給しているのと同様、今アメリカは、イエメンやシリアやサヘルでアルカイダを公に支持している。
「まもなく失敗する」来る交渉の核心、パシュトゥーン人問題に戻ると、地域には大いに軍隊化し、極めて主体性が強い、人口5000万人ではなく7000万に近く、更に最終的にアメリカが撤退すれば、パキスタン現大統領イムラン・カーンがパキスタンからアフガニスタンに戻る可能性があると推測している1000万人の多数派民族集団がいるのだ。
何百キロも東で、トルコや他の国々が直面しているものに似た、より広範な難題は、同様に自立国家を目指しながら、ヨーロッパによる「国境線」の企みのおかげで拒否され、今や不当なものと見なされているクルド人の運命と良く似ている。
欺かれている可能性が高く、哀れなほど無知なトランプは、彼が提案したアフガニスタン部隊削減が、問題に出くわすかも知れないという多少の知識はあるかも知れない。
何万人ものCIAや国務省やUSAIDや他の無名の「闇組織」がヘロイン生産のみならず、アメリカ占領の本当の狙いである国内混乱を維持できると想定している。
だがタリバンは違う考え方をしており、20年にわたるの無人飛行機暗殺や、今や主に地上の、間に合わせの「要塞」に寄り集まっている数千人のおびえた兵士によるアメリカ占領にもかかわらず、割ってはいる軍事力と意志を持っている。
彼らの姿勢は明快だ。
- アメリカの麻薬密売は終わらせなくてはならない
- 全てのアヘン生産は止めなくてはならない、アメリカは、アフガニスタンを麻薬国家から、犯罪的でない経済に移行するのを、財政的に責任を負うべきだ
- アメリカが支援する麻薬業界に「中毒にさせられた」500万人のヘロイン中毒者に希望を与えるプログラムにも資金提供が必要だ
アフガニスタンを一世紀にわたって損なう経済環境をアメリカは意図的に作ったのだ。宝石や希土類元素や他の未発見資源は自由に略奪可能な状態で、そのまま続く可能性が高い。
地域の政治的不和やイランに対する恫喝、様々なスタンでのCIA策謀や、パキスタンに対するアメリカ冷戦は、トランプがブッシュ(43代大統領)から受け継いだ失敗政策だ。
実際、戦争犯罪や、世界中で画策した混乱や、ウソが染み込んだ世界観の責任をアメリカが否定する限り「トンネルの先に見える明かり」はあるまい。
ゴードン・ダフはベトナム戦争の海兵隊退役軍人で、何十年間も退役軍人と戦争捕虜問題に取り組み、安全保障問題で政府に助言もしているベテランズ・トゥデイ編集長、取締役会長。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。
記事原文のurl:https://journal-neo.org/2019/12/02/the-filthy-truth-about-america-s-fake-position-on-afghanistan/
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東京新聞朝刊に中村哲さん最後の寄稿「アフガン近代化の彼方 何を見る」が掲載されている。今月二日付けの西日本新聞に掲載されたもの。マガジン9には、憲法9条について言及されているご自身のインタビューもある。
TPPをヨイショした大本営広報部、不平等売国条約の日米貿易協定の真実にはほとんどふれない。呆導機関。
日刊IWJガイド 「安倍総理『桜を見る会』疑惑に答えないまま、本日国会が閉幕! 残されたのは不平等売国条約である日米貿易協定承認案だけ!?」 2019.12.9日号~No.2643号~
2008年6月13日の下記記事末尾で、中村哲氏の著書『医者、用水路を拓く』などについて触れた。数年前、仕事で福岡にでかけた際、火野葦平資料館を見学した。
駅近くに悲惨な保管状態のSLがあった。「福岡県のSL (4) 若松・芦屋・遠賀・中間・直方」を拝見して記憶を確認した。帰路「かしわめし弁当」を若松駅入り口の売店で購入した。
自国民にどんな悪政を働こうが、宗主国の命令通り国民の金や血を差し出し続ける限り総督の地位が許されるのが属国。下記は、長周新聞 2019年12月8日記事
岩波書店の月刊誌『世界』1月号、いつものように「メディア批評」から拝読。
(1)安倍政治の本性を暴く追求 「桜を見る会」
(2)メディアよ、「国益の壁」を軽々と跳べ
筆者は、赤旗にあって大手メディアにないものは「追求する意思」ではないか。とおっしゃる。筆者は日韓の壁、菊の壁にふれておられるが、素人には大手メディアにあるものは固い売国の決意に思える。売国のために、どんな壁も売国政権に従って軽々と跳ぶ決意。
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コメント
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中村哲先生の追悼のためにこの記事を選ばれたのですね。ありがとうございます。9条マガジンの先生のインタビューも読めるようにしてくださり、拝読しました。厳粛な気持ちになりました。
何度も講演を聴き、本も何冊か読みました。先生の言葉遣いの美しさ、深さにいつも心打たれました。ペシャワール会にも一時入会していたのですが、数年でやめてしまったことを恥ずかしく思います。
イスラム教を貶め、イスラム教国を混乱に陥らせるために、世界の戦争勢力は、中東を戦火に巻き込んでいますね。それは、イスラエルを守ることが目的ですね。
この記事のように、中村先生は、タリバンが決してテロ組織などではなく、民衆から支持された人々のグループであると書いておられたと思います。また中村先生の水路を作る仕事を支えてくれたとも。
先生のことを忘れません。
投稿: 野薔薇 | 2019年12月 9日 (月) 20時28分