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2019年10月25日 (金)

平和専門家ジョージ・W・ブッシュが「孤立主義」は平和にとって危険だと主張

2019年10月18日
ケイトリン・ジョンストン
CatlinJohnstone.com

 人類は、NIR School of the Heartの最近のイベントで、他ならぬエレン・デジェネレスの親友で世界的に有名な平和専門家ジョージ・W・ブッシュによる平和に関する重要な講義を拝聴する光栄に浴した。

 「平和な中東が彼らの国益だとイランが信じていると私は思わない」とブッシュ演説に関し、オンラインでは唯一のものと思えるワシントン・ポストのジョシュ・ロギンによる短いツイッターによれば、元大統領はこう述べた。

 「孤立主義アメリカが世界中を不安定化している」と講演の中で、ロギンによれば現職大統領に対する非難としてブッシュは言った。「我々は孤立主義になっており、それは平和にとって危険だ。」

 ネオコン用語にお馴染みではない方々にご説明すると、この「孤立主義」というのは、地球のあらゆる場所で、継続的な軍の拡張主義以外のどの方向にであれ、ささやかな動きをすることを意味し、「我々が孤立主義になっている」というのは「我々は世界中に、何百という軍事基地を維持しており、我々の年間軍事予算は1兆ドルに向かって着実に増加しており、我々は世界中で、無数の宣戦布告なしの戦争と政権転覆介入に従事している。」ことを意味している。

ジョージ・W・ブッシュはトランプを直接狙い撃ちしている。「孤立主義アメリカが世界中を不安定化している。我々は孤立主義になっており、それは平和にとって危険だ。」

- John Rogin (@joshrogin) 2019年10月16日、

 一期目だけでも、ブッシュは、その影響が現在に至るまで、中東を破壊し続けている、一つでなく、二つの全面的地上侵攻戦争を開始し、この二人の大統領が、特に対イランのような外交政策問題に関し、大いに同意見に見える中、ブッシュがなぜ、トランプより平和的な大統領だというイメージを打ち出そうと決めたのか不明だ。だがそれ現実だ。

 ある視点からすると、どちらがより奇妙か言うのは困難だ。(A)大量殺人、拷問と軍事拡張主義の血まみれの実績を持った戦争犯罪人が、トランプに、彼の「孤立主義」で、との平和危険にさらしていると言うこと、あるいは(B)トランプが「孤立主義」だという主張。我々がこれまで論じてきたように、トランプのいわゆる孤立主義は、これまでの所、地球上最も石油が富裕な国で政権転覆工作を推進し、政権交代を実現する取り組みで、何万人ものベネズエラ人を、飢餓制裁で殺し、飢餓制裁CIA機密活動や無謀な軍事エスカレーションで、イランにおける政権転覆工作を推進し、サウジアラビアに率いられたイエメンでの大虐殺を促進し、武器を売り続け、既に非常識に膨れ上がったアメリカ軍事予算を膨張させて、更なる世界中での軍事拡張を可能にし、一日に投下する爆弾の量を前政権より大いに増やし、彼が軍の説明責任を軽減したおかげの空襲で一般人殺害人数を記録的に増加し、核保有超大国ロシアに対する益々多く新冷戦エスカレーションだ。

 だが孤立主義という危険で、ありもしない脅威に関するこれらエセ警告は、ブッシュにとって何も新しいものでない。彼の退任演説で、ブッシュは次のことを言った。

「外国の脅威に直面すると、内向きになって快適さを求めたくなるものです。だが我々は、孤立主義とその仲間、保護貿易主義を拒絶しなくてはなりません。国境の背後に後退しても危険を招くだけです。21世紀、国の安全と繁栄は外国での自由の拡大に依存しています。アメリカが自由の大義を率先しなければ、誰も大義を率いません。」

 我々が最近論じたように、あらゆる方向への継続的な米軍拡張主義に対する、あらゆる反対勢力を覆す便利な単語として、戦争賛成を意味する業界用語「孤立主義」の利用が、ブッシュ後の冬眠から再出現したが、それは少なくとも三つの異なる意味で偽りだ。第一に、それは、終始首、二つの全く異なるものである孤立主義と非干渉主義を、一緒くたにしている。第二に、軽べつ的に「孤立主義」と汚名を着せられるどの主要政治家も、いくら想像力をたくましくしても、決して非介入主義者でさえない。彼ら全員、実際の非介入主義者が反対する多くの介入主義の立場を支持している。第三に、果てしない戦争挑発に反対する人を「孤立主義者」と呼ぶのは、レイプに反対する人を、男を憎悪する堅物と呼ぶのと同じぐらい無意味だ。本質的に悪の行為に反対するのは、世界から引きこもることと同じではない。

永久戦争は余りに正常化されていて、それに反対するのは「孤立主義」なのだ

「永久戦争が新しい正常である現在のオーウェル風二重言語パラダイム下で、戦争反対は、もはや平和ではなく孤立主義だ。」#war #peace #TulsiGabbardhttps://t.co/dLbW6O2bRV

- ケイトリン・ジョンストーン (@caitoz) 2019年6月29日、

 アメリカ外交政策が、孤立主義に似ても似つかない、いかなる脅威の下にあるなどと誰も実際に信じない。この専門用語の本当の狙いは、永久戦争を当たり前のものにして、「戦争」反対は、もはや「平和」ではなく、「孤立主義」とするまで、「オヴァートンの窓」を残忍なタカ派の方向に引きずることだ。この手際が良い小さいトリックで、政治/メディア支配階級の宣伝屋は、真実はまさに正反対なのに、果てしない戦争を、成功裏に、起こるべき正常のこととして、それを縮小しようとするいかなる小さな試みも、奇妙で異常なことに見えさせるのだ。戦争は奇妙で異常で、恐ろしく、平和がもちろん正常だ。これこそ、ものを見る唯一健康な方法だ。

 公開戦争裁判所の後、ジョージ・W・ブッシュを永久に、理想的には、錠がかかっている獄房に閉じ込めることができれば実際素晴らしいだろう。それがうまくいかないなら、少なくとも人々は、彼とスポーツ・アリーナの特別室や、あめ玉を共有しようとしたり、退役軍人に対する彼の処遇のかどで、メダルを掛けたりするのが楽しい愛嬌あるテディベアのように見なすのをやめるべきだ。ビル・クリストルやマックス・ブートやジョン・ボルトンのような戦争の豚連中がしているのと同様に、この大量殺人怪物は、時々穏やかなトランプへ批判をするおかげで、最近民主党員の中で益々人気が高まっているが、それは止める必要がある。百万人の亡くなったイラク人の名において、どうかこの男に平和の問題に関して相談しないで欲しい。

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<今後の岩上安身によるインタビュー>遺伝子組み換えトウモロコシでマウスが発がん! 日米貿易協定発効で遺伝子組み換え飼料で育った大量の米国産牛肉が日本に輸入される! 11月1日午後5時から、フランスのカーン大学の分子生物学者、ジル=エリック・セラリーニ教授のインタビューを行います!/森裕子議員の国会質問資料が政府から流出した可能性を内閣官房総務官室が認める! 森裕子参議院議員へのインタビューは日程が決まり次第お知らせいたします/「八ッ場ダム無双」「スーパー堤防礼賛」デマを一蹴する!! 拓殖大学政経学部教授・関良基氏インタビュー続編は日程が決まり次第お知らせいたします!

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