科学的刊行物を沈黙させて言論の自由を抑制するアメリカのソーシャル・メディア・サイト
2019年08月15日
New Eastern Outlook
7月下旬、ロシア科学アカデミー・東洋学研究所のNew Eastern Outlookという分析的な論説誌の公式ページを、「人を欺く刊行物」と戦うという口実で、Facebookが削除した。2010年に開設されたこのページは、本ジャーナルが、ほぼ10年間、読者とやりとりするのを可能にしている。現在世界中で起きている出来事に対する異なる見方を抑圧しようと、Facebookが率いる口封じの取り組みに、更にもう一つのアメリカ・メディア・サイトのTwitterが何の口実も示さずに加わった。
ジョセフ・マッカーシー上院議員が、きっと誇りに思うだろう実にオーウェル風手口のそうした行動が、言論の自由を踏みにじる欧米の取り組みであることは否定できない。これらの措置は、反体制派の意見に対する、年々悪化するだけの身勝手な攻撃だ。
NEOが世界の百以上の国々で、鋭敏な読者から高い人気を維持する中、FacebookとTwitter両者が、国際的な科学的、公的議論を毀損する措置をとったことに疑問の余地はない。世界中で起きている出来事に関する率直な議論なしでは、西であれ東であれ、現在最も喫緊な課題に対する、どんな解決も見いだし得ない。国際平和の問題への、いかなる懸念もなしに、言論の自由を踏みにじっているのだから、Twitter、Facebook両者が、このような解決策の探求に関心がないのは明確だ。
ロシア科学アカデミー東洋学研究所理事会
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Twitter、Facebookからアカウントを削除されるサイトの記事を翻訳しているブログが、Googleや、Yahoo検索で隠蔽されるのも当然。
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