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2019年7月10日 (水)

アメリカ合州国はまだ存在しているのだろうか?

2019年7月8日
Paul Craig Roberts

 ファリード・ザカリアは、白人の権益を代表するのは人種差別的だが、黒人や他の非白人の権益を代表するのは人種差別的ではないと主張して、途方もない不誠実さを示している。彼は、誰が白人で、誰がそうではないか知るのは難しいと主張して、不誠実さを上塗りしているが、マイノリティー優遇措置に関する限り、黒人やインド人にとってこの問題は存在しない。ファリードにとって、白人カテゴリーは、マイノリティー優遇措置に十分ではないが、黒人カテゴリーは十分に強固なのだ。http://www.unz.com/article/jared-taylor-on-cnns-the-state-of-hate/

 アメリカや、基幹の国民が白人である他の国々で、我々が経験しているのは、指導者の地位からの白人、特に男性の排除だ。彼らは押しのけられ、ファリード・ザカリアのような外国生まれの移民に取って代わられている。

 周囲を見回せば、かつての世代のアメリカ人なら、アメリカ人とは認めなかったはずの人々で、指導者の地位が埋められているのに気づくだろう。アメリカは文化意識をはぎ取られた。アメリカは、バベルの塔に、アイデンティティーを失い、多様性と多文化主義によって作り出されたアイデンティティ政治によって分裂させられた地域になってしまった。結束なしに国はない。

 アメリカの外部帝国-イギリス、ヨーロッパ、カナダ、オーストラリア、日本について散々聞かされている。アメリカ自身、敵対する人種、民族、文化、宗教、性、狙いの内部帝国になったと私は思っている。帝国は不安定だから、アメリカは二倍不安定だ。

 同化する移住政策を廃棄する決定は、国を分裂させる意図的決定だった。逆差別と結びついた多様性が、基幹の国民を疎外したのだ。それは国家の自殺行為だ。

 Paul Craig Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

 ご寄付はここで。https://www.paulcraigroberts.org/pages/donate/

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2019/07/08/does-the-united-states-still-exist/

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 よくないものをみてしまった。インターネット広告。日本の明日を切り刻む。政治は宗主国と大企業のもの。自滅党

 国民からNHKを守る党のテレビ広報も。即座にチャンネルを切り換えた。

 諸般の事情で、翻訳の時間があまりとれない。大本営広報部の洗脳も見る時間がほとんどない。なにより相撲さえ見ていない。いつもは昼からみるのだが。今日はみられそうだ。森羅万障氏と北朝鮮アナウンサーばりのびっくり発言女性の恐怖漫才が評判のようだが、恐ろしくてみられない。

日刊IWJガイド「朗報!? 7月21日投開票の参院選で、参院の改憲勢力が改憲発議可能なラインである3分の2を下回る見通し!? いや油断禁物!! 安倍晋三総理は発議に向けて国民民主党に秋波を送る! 切り崩されていいのか国民民主党!!」 2019.7.10日号~No.2491号~(2019.7.10 8時00分)

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