マックス・ブルメンソール、欧米メディアが戦争犯罪人の宣伝屋だと証明
2019年2月22日
Paul Craig Roberts
欧米の印刷メディアもTVメディアも、一片の品位もない。
ベネズエラでは、「食物がますます欠乏し、食料品店の棚は空っぽだ」とイギリスのインデペンデント紙は嘆き悲しんでいる。ベネズエラの店舗は開いているが「品薄だ」と「ガーディアン」が嘆いている。 歯ブラシのような「基本的商品」さえ購入できないとCNNが悲しんでいる。「空腹の」ベネズエラ人は「拷問か飢餓」から選択しなくてはならない、とブルームバーグが冷酷に結論を出している。
ジャーナリストのマックス・ブルメンソールが、カラカスで大規模スーパーマーケットを調査して見た通り、ニコラス・マドゥロ大統領が徐々に自国民を飢えさせているような印象を与える主流マスコミによるベネズエラ報道は極めて欺瞞的だ。
手に入らないとされるあらゆる食品や製品でいっぱいのカラカスのスーパーマーケットに関するブルメンソールの記事を読み、ビデオをご覧いただきたい。
ワシントンが、英語版ロシア報道機関の閉鎖を望んでいる理由は、アメリカやイギリスやヨーロッパのメディアと異なり、ロシア報道機関は正直に報じて、あらゆる言説を支配しようというワシントンの企てを台無しにするからだ。
欧米売女マスコミに依存しているばかな欧米人は、洗脳され、自由と民主主義の大義には役立たないようになっている。本当に、彼らは自由と民主主義にとって危険だ。
‘空っぽの棚’はどこ? マックス・ブルメンソール、カラカスのスーパーマーケットを訪問(VIDEO) RT
Paul Craig Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。
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印刷メディアもTVメディアも、一片の品位もない。
植草一秀の『知られざる真実』、最新記事で、平和憲法を与えておきながら、必死に奪おうとしている宗主国の70年前の方向転換を説明しておられる。
対米従属政治がなぜだめなのか
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