ロシアゲートのため春をひさぐ上院情報委員会
2018年7月4日
しかも同時に、トランプ支持者を侮辱しながら
Paul Craig Roberts
ウラジーミル・プーチンが、ロシアの候補者に投票するよう影響力を与えたがゆえに、アメリカ有権者がトランプ大統領を選んだ、と信じるほど、皆様は愚かだろうか? アメリカ上院情報(原文通り)委員会は、そうするほど愚かだ。プーチンの指示でオンライン掲示されたとされるわずかな広告、候補者本人たちや両党の全国委員会や、あらゆる人々が使った膨大な金額の一パーセントの百分の一もかからない広告が、そもそも広告を全く見ていなかったり、ツイートを読んだり答えたりしていない有権者に影響を与える上で決め手になったという報告書を、この能なし集団が実際まとめたのだ。
そのような、ありもしない話を誰かが信じるだろうと上院委員会が、期待しているということ自体、トランプ大統領を選んだ国民にも、ついでに言えば、国内国外のあらゆる人々に対しても、上院情報委員会は、全く敬意を持っていないことを示している。
この上院報告書は私が人生で出会ったあらゆるものの中で最も信じ難いたわごとだ。報告に証拠は全く皆無だ。主張だけだ。しかも大半が軍安保複合体と民主党が資金提供している荒らし屋やボットによる“オープンソースの”インターネット投稿に基づいている。
報告書が実際に語っているのは、上院情報委員会のメンバー誰一人として、アメリカ上院議員をつとめるのに十分な知性も品位もないことだ。上院情報委員会は、アメリカにとっても、全人類にとっても面汚しだ。
RTは上院情報委員会を構成するうすのろ連中をだしに報じている。https://www.rt.com/usa/431661-senate-intelligence-assessment-russia/
今日、7月4日の独立記念日、一体誰がアメリカを誇りに思えるだろう?
Paul Craig Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。
ご寄付はここで。https://www.paulcraigroberts.org/pages/donate/
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腐った宗主国政治家は属国売国政治家の鏡。
提灯持ち記者の犯罪を扱えない大本営広報部になりかわってBBCが作った番組、映像がことごとく削除されて見えない、という。
大本営広報部の犯罪性を示す一つの証拠だ。しかし、水道民営化が、あたかも良いことであるかのように報じるのは、凶悪犯罪。これを推進している政治家連中と同じ売国・反逆罪。
スポーツの話題一辺倒で洗脳しておいて、売国法案を次々成立させる売国奴。
水道民営化については、下記記事を翻訳してある。
種子法廃止についても同様。巨大アメリカ資本傘下日本企業が全力をあげて、日本乗っ取り、総奴隷化作戦のため、TPP関連報道を徹底的に報道管制している。 人は、自動車を食べて生きることは出来ない。米や野菜や豚や鶏を食べるのだ。
下記のインタビューをご覧になる、わずか6000人しか、とんでもない収奪作戦の事実を知らないのだろうか?
種子法廃止の次は自家採種も禁止!? 長年にわたる農家の蓄積と知見をグローバル企業にただ同然で譲り渡すのか!~岩上安身が「日本の種子を守る会」元農水大臣・山田正彦氏にインタビュー! 2018.7.3
「食料は武器、標的は日本」TPP11、日米FTA、日欧EPAで日本農業は壊滅!安倍政権に貿易政策は任せられない!~6.11岩上安身による東京大学大学院農学生命科学研究科 鈴木宣弘教授インタビュー 2018.6.11
TPPについては、記事翻訳リストをまとめてある。
成人すると、過労死法で、こきつかわれる。幼い時代も、規制緩和の組織で搾取されて育てられる。
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