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2018年4月17日 (火)

ロシア降伏ということになるのか、それとも第三次世界大戦か?

2018年4月14日
Paul Craig Roberts

“アメリカのドナルド・トランプ大統領が、シリアのバッシャール・アル・アサド大統領政権に対する全面的地上攻撃を検討していると言われている中、国連幹部が新たな世界冷戦の到来を非難し、戦争で荒廃した地域での“本格的な軍事的エスカレーション”を警告した。”https://sputniknews.com/military/201804151063572249-UN-head-warns-of-escalation/

私は疑っているが、もしアメリカのシリア地上侵略のこの報道が本当であれば、それはワシントンの攻撃性を前にした、ロシアの消極性の結果だろう。

ロシアが対決している悪を理解するにはロシア政府は思いやりが有り過ぎるのだろうか?

もしワシントンが世界に核戦争を強いる前に、ロシアと中国がアメリカを打ち破る措置を講じなければ、我々全員絶望的だ。

情報を得ることを阻止されているアメリカ国民は無知で、無力だ。ヨーロッパやイギリス、カナダ、オーストラリア、日本についても同じことが言える。

人々が知っていたにせよ、彼らは無力だ。

プーチンと、ありもしないか、あっても無力な欧米の常識に頼ることが多いが、欧米には友好な常識が存在しないことを理解するに十分な常識がロシアにあるだろうか?

ワシントンが作り上げた“法の支配”が、法の支配ではないことを、ロシア政府は理解していない。それは、ワシントン支配という支配なのだ。ワシントンは、ヨーロッパ、カナダ、オーストラリア、日本、ロシア国内の大西洋統合主義者と国連を支配している。これが、ロシアが又しても学んだばかりの通り、ロシアが国連に訴えても無意味な理由だ。https://www.rt.com/news/424171-unsc-russia-resolution-syria/

要点を繰り返すと、ワシントンの攻撃性を前にしたプーチン政権の消極性が、直接、核戦争と、地球上の生命の終焉へと導いているのだ。

Paul Craig Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

ご寄付はここで。https://www.paulcraigroberts.org/pages/donate/

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2018/04/14/russian-surrender-agenda-world-war-3/

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2016.1.1 年頭所感は至言。

「築城3年 落城1日。さらに高い緊張感持って政権運営にあたりたい」

孫崎享氏の今朝のメルマガ題名をコピーさせていただこう。

この醜さは一体何だ、大蔵次官の開き直り。次官は記者とのやり取りを否定した上で、新潮社を名誉棄損で訴える姿勢。財務省は被害者に名乗り出ろと呼びかけ。先ず、誰に対してであれ、次官はセクハラ発言自体を否定していない。辞任無しは多くの国民感情と異なる動き

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