マスコミには、品位も真実に対する敬意も完全に欠如している更なる証拠
2018年2月4日
Paul Craig Roberts
あらゆるマスコミが、デビン・ニューネス下院議員が司法省とFBIが行ったFISA申請を読んでいない“認めた”話題でもちきりだ。売女マスコミは、これはニューネスが自分が何の話をしているのか分かっていない証明だと言っている。例えば、ここにCNNや、他の売女マスコミ連中集団のものがある。http://my.gvtc.com/player/category/news/article/cnn-nunes_says_he_didnt_read_fisa_applications-cnn
民主党弁護士メモの真実を歪曲して伝える弁護士を招いたCNN番組はこれだ。https://www.cnn.com/2018/02/02/opinions/prosecutor-take-on-nunes-memo-callan-opinion/index.html
これを検討してみよう。そもそも私が指摘している通り、これはニューネスのメモではない。これは下院情報特別委員会の報告書だ。二つ目、ニューネスは、一体なぜFISA申請書を読まなかったのだろう? 下院情報特別委員会は、文書要求を再三はぐらかされた。最終的にまとまった合意は、下院議員一人と、捜査官二人が、安全な密室で文書を読むことを許すというのが答えだった。自己中心ではないニューネス本人は行かなかった。彼は最適任の人物、文書とその意味を理解するのに最適な元連邦検事のトレイ・ガウディ下院議員を送り込んだのだ。
一体どのようなマスコミを装うげす連中が、ニューネスの極めて責任ある決断を、委員会報告の信ぴょう性を損ねる無責任な判断だなどと真実を意図的に歪曲して伝えるのだろう? CNNや、その他の売女マスコミや民主党弁護士や政治家連中は、一体なぜ、品位の完全な欠如を実証して恥じないのだろう? 連中は、我々は全くの阿呆で、連中に品位のかけらもないことがわからないとでも思っているのだろうか?
Paul Craig Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。
記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2018/02/04/evidence-medias-total-lack-integrity-respect-truth/
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昨日の国会中継、午後の後半、録画したものを見た。厳しい追求に対して、呼吸するようにウソをつく幹部をみてあきれた。
貧困打開に向け「生活保障法」に
衆院予算委 志位委員長が緊急提案
生存権脅かす生活保護削減の撤回を
その後の異常な御仁による質問を装う野党攻撃に更にあきれ、みるのをやめた。あの方、品位も真実に対する敬意も完全に欠如しているのでは?
子は親に似る。
宗主国支配層、大本営広報部の腐敗、属国のそれの腐敗をしっかり上回っているようだ。
「選挙」のたびに、自分が暮らす社会の腐敗の実態を思い知るのだが、そのまま受け入れてはいられない。
植草一秀の『知られざる真実』の新しい記事をこれから拝読しようと思う。
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