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2017年12月27日 (水)

原子力戦艦や戦闘機を受け入れるべく、ロシアはシリア基地開発を開始

公開日時: 2017年12月26日  12:35
RT


FILE PHOTO: 地中海のロシア海軍艦船ロシア連邦国防省

ロシア国防省は、シリアのタルトゥースとフメイミムの基地を恒久的軍事センターに強化する作業を開始した。ダマスカスは、ロシア軍を少なくとも更に49年間受け入れることに同意した。

タルトゥースとフメイミムの基地は、ロシアが外国に保有するわずかな軍事施設の一部だ。今年早々、ロシアとシリアは、シリアにおけるロシア軍駐留を規定する協定をまとめた。ラタキア近くにあるフメイミム空軍基地と、港湾都市タルトゥースの海軍基地は、いずれも、49年間賃貸料無料で、いずれかの国が協定終了を選ばない限り自動延長する条件で、ロシアに引き渡された。ロシア議会は、フメイミム協定を7月に、タルトゥース協定を火曜日に批准した。

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海軍記念日に備えて準備するロシア最強の戦艦(写真、ビデオ)

火曜日、セルゲイ・ショイグ国防大臣は、二つの基地の配備詳細と開発は、先週ウラジーミル・プーチン大統領によって承認されたと報告した。“[シリアで]我々の恒久的軍隊編成プロセスを開始した”ショイグ国防大臣は省の会議で述べた。

シリア対テロリスト作戦を開始した2015年以来、ロシアはフメイミムから作戦出撃を発進させている。タルトゥースの基地は、1970年代以来稼働しているが、ソ連、後にロシア艦船への補給を意図した小規模施設だ。公式には、海軍用語で“物的技術的支援拠点”と呼ばれるもので、大型艦船の停泊、修理には適していない。

とは言え、ロシア海軍は施設を大幅拡張する予定だと報じられている。シリアとの協定の下で、将来の基地は、原子炉搭載のものを含め、11隻までのロシア戦艦を受け入れられることになる。現時点ではロシアの原子力水上艦は、24,000トンの巡洋艦「ピョートル・ヴェリーキー」一隻のみで、ロシアは間もなく原子力砕氷船を保有する予定だが、地中海における任務を与えられる可能性は低く、新たなライダー級駆逐艦プロジェクトはまだ計画段階だ。

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フメイミム空軍基地への電撃訪問時、プーチン大統領、シリアからのロシア軍撤退を命じる

そのように巨大なインフラ・プロジェクトは、かなりの資本と時間の投下を必要とする可能性が高いが、海軍のタルトゥース計画の詳細は、予想されたものほど壮大ではないかも知れない。とはいえ二年にわたる作戦で、フメイミム基地への補給基地として使用されてきた港は、既にロシア軍から注目されている。昨年、輸送船がより迅速に利用するのを可能にすべく、工兵により、埠頭への航路が深くなった。

二つのシリア施設に対するロシアの差し迫った計画は、上院国防安全保障委員会のフランツ・クリンツェヴィッチ委員長の発言に示される、実に単刀直入なもののようだ。“要員とハードウエアは間もなく準備ができるので、なんら問題はない。インフラ開発には一年かからないだろう”と彼は通信社インターファックスの軍事部門に語った。

今月始め、プーチン大統領は、「イスラム国」 (IS、旧ISIS)を打ち破ったので、シリアでの部隊はより小規模で済むと述べ、ロシア軍のシリアからの部分撤退を命じた。

プーチン大統領、ロシア空軍をシリアに、ほぼ半世紀駐留可能にする協定に署名 シリアの港も含め、100隻以上の軍艦がロシア海軍記念日祝典に参加(写真)

記事原文のurl:https://www.rt.com/news/414261-russia-permament-bases-syria-nuclear/

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本土と沖縄の空軍・海軍基地は、いずれも、日本からの思いやり予算つきで、宗主国の世界覇権実現のために使用されている。

属国として、益々、宗主国のパシリ化・鉄砲玉化・下請け化進行中。

日刊IWJガイド「自衛隊が護衛艦の空母化を検討!?搭載するのは米海兵隊戦闘機!? 専守防衛との整合性は!? 自衛隊は米軍の下請けか!?/ビットコインバブル崩壊で国内の不動産暴落を招く!? 一部専門家は『一時的な乱高下』と強気!『中央銀行が終わる日:ビットコインと通貨の未来』著者・岩村充氏インタビューをご紹介!/中米グアテマラが米国に追随してエルサレムをイスラエルの首都に認定!? イスラエルの外務副大臣は『欧州の国を含め10か国以上が続く』と明言」2017.12.27日号~No.1930号~

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コメント

それだけプーチン氏は信頼されてるという事ですね。
プーチン氏が無茶な作戦を執らなかったのは、ひとえに、その後の事まで考えての事だったのだと解ります。
彼は信頼こそが最も重要と考えていた訳で、それこそが本当の賢者と言えるものです。
プーチン氏は遂に勝利したと言っても過言ではないでしょう。

世界中の民衆が目覚めないのは、テロという偽旗がマスコミの格好のネタになっており、多くの人がそれに釘付けにされ、真実から目を逸らされているから。
だからプーチン氏はこれを打破する事に専念してきたという事だと思います。

近代に於ける戦争は、それ自体がテロであり、それは同時に偽旗の役目も果たしている訳です。
だから為政者はやたらと戦争の脅威を煽りたがるし、実際にその方向へと進むそぶりさえ見せるのです。
そうする事で、水面下で起きている本当の狙いから大衆の目を逸らしているのです。
この国に当てはめるならば北朝鮮がそれです。

戦争はそれ自体も大変な脅威ではありますが、それさえも実際には本当の脅威を隠す為の偽旗に過ぎないのです。
毎度同じ事を繰り返す様で恐縮ですが、本当の脅威は内にあるのです。

この国の闇は本当に根が深く複雑です。
明らかな証拠がある者が逮捕を免れたり、逃げきる事が許される一方で、全く何の証拠も無い人が有罪判決を受けてしまうのです。

美濃加茂市長の有罪が確定しましたが、明らかに冤罪であると私は断言します。
彼は純真で誠実な青年であり、彼は嘘を言う人物ではないからです。
本当に受け取っていないものは受け取っていないから、嘘は言えない、ただそれだけの事。
それを、何一つ証拠も無いのに、無理やり有罪にした理由は何処にあるのか?

ここからは迷探偵びいとる の推理です。
彼は市長として言ってはいけない事を口に出してしまった。
それは彼の正直な性格がそうさせてしまったのでした。
逆に言えば、彼はそれ程までに正直な人物であるという証拠です。

彼は市長選の時、自民党県連の公認を受けていた。
にも拘わらず、彼はあちら側の意に背く発言をした。
彼は「外国人労働者は現状維持で、これ以上は増やさない」と言ったのです。
この可児、加茂地域というのは、全国でも屈指の人材派遣業者の密集地です。
あの小泉竹中時代に行われた労働者派遣法改悪によって、雨後の竹の子の様に繁殖した人材派遣業者が、この市長の発言に黙っている訳がないのです。
人材派遣業者の多くは外国人労働者で成り立っているからです。

そして彼は、それから間もなく逮捕されたのです。
かの鳩山政権が潰された本当の理由も、これではないかと私は見ています。
鳩山政権は外国人労働者の受け入れをストップしたからです。
安倍は政権を取り返した時、真っ先にこれを再開しました。

この国の経済界は、与党自民党とは強い繋がりを持っている事は周知のとおりです。
当然、県連もその意向で動く組織です。
小泉竹中以来、派遣業者にとって外国人労働者は金の成る木です。
技能実習生制度によって、それとは関係なく入国してくる外国人労働者までが、何かしらの優遇の対象になっているらしく、派遣業者は挙って外国人を雇いたがるのです。

この可児加茂地域は特にその傾向が強く、中には外国人労働者の比率が99%という業者も居る程です。
何かしらの旨味がなければ、そんな極端な比率にはならないでしょう。

それと外国のブローカーとの兼ね合いもあるでしょう。
人材マフィアは、言わば現代版奴隷貿易とも言えるものです。
原発マフィア、医療マフィア、バイオ化学マフィア、ゼネコンマフィア、金融マフィア、公共サービス民営化に群がるマフィア。
この国では、およそ莫大なカネが動く分野にはマフィアが群がり、それを与党自民党が支えるといった仕組みが出来上がっているのです。

これを大衆に知られない様にする為に、マスコミには厳しい検閲が課されているのです。
傍目には平和で穏やかに見える日本社会の裏は、地獄の亡者が蠢く魔界なのです。


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