キエフでのドタバタ喜劇
2017年12月5日
Moon of Alabama
今日キエフでドタバタ喜劇が演じられた。だがその背景は謎だ。
2015年に、ワシントンのおかげで、現在ウクライナを支配している億万長者、ペトロ・ポロシェンコが、オデッサの都市と地域を運営するよう、元ジョージア大統領ミヘイル・サアカシュヴィリを招いた。サアカシュヴィリは、祖国ジョージアで、権力乱用のかどで告訴され、彼はジョージア市民権を失った。
オデッサ政権は他のあらゆるウクライナの政権同様に腐敗しているが、金は違う連中の懐に流れ込んでいた。サアカシュヴィリはその変更に着手した。彼は間もなく有力者連中を怒らせるようなことをしでかした。一年後、ポロシェンコが彼を首にした。サアカシュヴィリは首都キエフに移動し、かつての恩人に対して騒ぎ立て始めた。間もなく彼は捜査対象となり、あれやこれやの犯罪行為のかどで告訴された。彼が国外を旅行中に、彼のウクライナ・パスポートは無効にされ、ウクライナ再入国が禁じられた。サアカシュヴィリは不思議な資金援助者たちの保護のもと、何とか入国し、キエフに舞い戻った。彼は最近いくつかの反ポロシェンコ抗議デモ行進を率いた。今回は、ウクライナで、ポロシェンコに対する "ロシアの冬" クーデターを仕組むべく、モスクワから金を貰ったとされるもののかどで、サアカシュヴィリは、またしても起訴された。今日、警察が、キエフのアパートで、彼の逮捕に向かった。
警官が到着すると、サアカシュヴィリは8階建てビルの屋上に逃げ、そこで警官に(ビデオ)逮捕された。
彼は下に降ろされ、警察のバンに押し込められた。
彼の支持者たちが、どういうわけか大群で出現し、道路を封鎖した。一時間後、警官たちと多少もめから、連中は彼を警察の車から解放した(ビデオ)。
サアカシュヴィリと彼の支持者たちは議事堂前で抗議行動をした。その同じ時間に、議事堂内では、更なる抗議行動を行うために、ロシア人仲介人がサアカシュヴィリに50万ドル支払うことに同意している盗聴した電話会話について、ウクライナ検事総長が報告した。現地TV局は、双方を見せる二分割画面のライブ・ストリームで放映した。
これは実際、一体何事なのだろう。
サアカシュヴィリと、彼の"抗議行動参加者"に一体誰が金を出しているのだろう?
サアカシュヴィリ、あるいは、彼の背後の連中は一体何を望んでいるのだろう?
ポロシェンコは、一体なぜ、サアカシュヴィリを、あやしまれないような瞬間に逮捕しないのだろう?
一体なぜ、彼を事故に会わせないのだろう?
一体なぜ、彼が監獄送りになる可能性が高いジョージアに強制送還しないのだろう?
2017年12月5日、 午後2:07、bが投稿。
記事原文のurl: http://www.moonofalabama.org/2017/12/slapstick-in-kiev.html
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大本営広報部、この出来事を報道しているのだろうか。和久様のコメントによれば、とんでもない虚報は流しているようだ。ウクライナ問題は全てロシアが悪いと。
17年ほど前、新年の挨拶後、着物姿の職場の女性たちと上司と、初詣にいった神社で惨事。家内安全祈願には向いていないかも知れない。
「今年はつらい年だった」と、つらい年にした本人にはいわれたくないと思う。
ロシアにまつわる話題では、今日の孫崎享氏のメルマガ題名。
『日米開戦へのスパイ』アサヒ芸能、インタビュー「ゾルゲ事件が炙り出す日米開戦の裏側。その闇は現在につながります」(内容掲載)。孫崎氏は日米開戦で隠蔽された歴史を暴き出した。これが事実なら、日本の近代史が変わる衝撃の一冊
大本営広報部は、書評をせず無視している。
ミサイル導入、国民の安全のためではもちろんなく、宗主国軍産複合体の権益のためであり、傀儡幹部の懐を肥やすための保障でもある。サアカシビリに劣らない政治家、どこにでもいる。
売国奴が捕まるのではなく、犯罪人連中が犠牲者をつかまえて、無期限拘留するアベこべの世界。
売国月刊誌電車中吊り広告、とんでも記事の羅列。見るだけで頭が汚れる。誰が買うのだろう。
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補足
どうやら、
「エルサレムをイスラエルの首都とする事を米国が認定」 という報道は、マスコミの揺動作戦だった様です。
真相は、トランプ氏がツイッターで、歴代大統領のクリントン、ブッシュ、オバマが、過去にエルサレムはイスラエルの首都だと発言(または大使館を移転するとの約束の)している動画を投稿した。
事を、マスコミが勝手に偏向し捏造して報道した、というものらしいです。
うーん、やはりトランプはディープステートにとって邪魔な存在という事ですね。
しかし何れにしてもタイミングが悪く、そして既に事が大きくなってしまった今となっては、釈明もマスコミの妨害が予想され困難な状況なのかも知れません。
これ以上、犠牲者が増えない内に収束する様、祈るばかりです。
投稿: びいとるさいとう | 2017年12月 9日 (土) 21時21分
あちらでも、こちらでも、頭を悩ませる問題ばかりで、何から語ればよいやら迷います。
日本の場合、重要な問題は必ず金曜日に発表される為、毎度金曜日は戦々恐々としているのですが、今週の金曜日は特に複数同時に出てきた為、頭が真っ白になりそうです。
キエフでは茶番劇ですか・・・、最近は何かと疑り深くなっている所為か、何かとんでもない重大な事を隠す為に演じられたのではないかと思ってしまいます。
これとは直接関係ないかも知れませんが、伝え聞くところの米国人(恐らくネトウヨが中心)の反ロシア感情が高まっている時に、トランプ大統領の言動は危ういものがありますね。
娘婿がユダヤ人という事もあってか、トランプは親イスラエルなのは以前から知ってましたけど、あの表明は頂けない。
だから御覧なさい、またドンパチが始まったではありませんか。
既に死傷者が数十名も出る戦闘に発展してしまった事で、この責任を追及する形でトランプ降しの運動が活発化するのは必然の事です。
彼はパレスチナについて正しく理解しているのか、疑わねばなりません。
私はトランプ氏を支持している訳ではありませんが、さりとてヒラリーなどよりはマシと思って少々の事は目を瞑ってきたのですが、あの表明だけは非難しなければなりません。
何故なら、現在イスラエルに住む自称ユダヤ人の大半は、2000年前にエルサレムを離れた人たちとは恐らく血の繋がりが無いものと思うからです。
従って、あの裁きとも言える米国の決定は、パレスチナ問題を更に深刻なものにしてしまった訳で、国際間の関係も複雑化してしまった失態としか言い様がありません。
さて一方、アッキー・アントワネット夫人の受勲ですが、あれもある意味喜劇に近いですよね。
悲劇のヒロインを演じて自分で感動して涙を流す、とか、どんだけメルヘンの世界に浸ってるんだよって話です。
アンタの亭主のお陰で我々国民は、この一年どころか、もう5年も苦しみ続けているのだよ。
しかもこの先も、お先真っ暗にされてるのだからね。
泣きたいのはこっちだよ、と言いたくなります。
で、この天然演技の影で、日欧EPAの妥結報道ですよ。
大本営広報部発表では、「食料品が安くなる」との報道で、ヤバイ内容は何時もの様にスルーです。
日欧EPAの本命は政府調達、医薬品、バイオの分野である事は以前から判っていました。
この為にこそ、水道法の改悪や主要農作物種子法廃止が成されたと言っても過言ではないのですから。
いよいよ、水処理大手ヴェオリアが大手を振って日本中の自治体を騙し、水道利権を貪る手筈が整ったという事です。
原発の低レベル廃棄物の処理もヴェオリアが引き受ける事になるでしょう。
水道が民営化されたら、間違いなく水道料金は引き上げられます。
ヴェオリアは自治体に対して先ずは、こう持ち掛けるでしょう。「水道管などのインフラが老朽化してますね、我が社なら安い費用で取り換え出来ますよ」とね。
しかし実際に掛かった費用に上乗せして料金が設定され、以後はその料金が基準になる訳です。
そして毎年値上げ、恐らく10年後には4倍以上になっている事でしょう。
下水道も同様です。
現在一か月の水道料金が5000円の家庭なら20000円です。あなたは払えますか?という話です。
低レベル放射性廃棄物に関しては、全国に埋め立て地が設定される事になり、住民がそれに気づいた時には手遅れとなっている事でしょう。
今回は保留にされたISD条項の扱い次第では、もし仮に住民が気付いて反対運動などもご法度という事になるでしょう。
種子法廃止に絡む遺伝子組み換えイネ、ダイズ、トウモロコシ、ワタ、そしてそれとセットの農薬と化学肥料、農業機械、設備等も、欧州のメーカーが手掛ける事になるでしょう。
バイエル、ヴュポンなどが手ぐすね引いて待っている顔が目に浮かびます。
バイエルは医薬企業でありながら同時にバイオ化学企業でもあるのです。(モンサントと吸収合併)
日欧EPAだけでも国がひっくり返る程の脅威であるのに、この後まだTPP、RSEP、TiSAが続いてますから、もう本当にお先真っ暗です。
投稿: びいとるさいとう | 2017年12月 9日 (土) 20時42分