『スター・ウォーズ』のソ連の秘密:レイア姫、ストームトルーパー相手に独特な銃を使う
公開日時: 2017年12月15日 08:56
編集日時: 2017年12月15日 10:19
© Lucasfilm Ltd
最新の『スター・ウォーズ』作品がワールド・プレミエ中だが、ロシア兵器メーカー、カラシニコフ社は、この偶像的な映画で、レイア姫が使ったブラスターは、実際、ソr連ピストルの修正版だったことを人々に思い起こさせた。
“オリジナル三部作で、レイア姫がソ連のマルゴリン・ピストルを使ったことをご存じでしたか?”とカラシニコフ・コンツェルンが、木曜日、フェイスブック発言で述べた。ソ連で1950年代の昔に設計されたマルゴリン(MCMピストル) 射撃演習ピストルだ。
注目に値するピストルは、1977年に公開された『エピソード4/新たなる希望』の最も忘れがたい場面の一つで登場する。レイア姫が乗った反乱軍の輸送船が、ダース・ベイダーに拿捕されてしまう。キャリー・フィッシャー演じるレイア姫がデス・スターで隠れている姿がR2-D2により投影される。そして彼女が銃身の細いピストルで、ストームトルーパーを狙うアクション・シーンになる。まさにこのピストルが、『スター・ウォーズ』の世界で、ディフェンダー・スポーティング・ブラスターとして知られているマルゴリン・ピストルの修正版だ。
© カラシニコフ・コンツェルン / Facebook
この冒険談のファンたちは、ソ連の銃に、ずっと前から気がついていたが、マスコミは、この事実にさほど注目しなかった。ブラスターは、エピソードで大した登場時間を与えられておらず、『ジェダイの帰還』の場面にごくわずか登場するだけだ。しかしながら、ピストルそのものは一見に値する。
“優雅なデザインゆえに、小道具係がこれ[ピストル]を選んだ。このピストルしか、キャリー・フィッシャーの小さな手にあうものはなかった”とカラシニコフ・コンツェルンは述べている。
© カラシニコフ・コンツェルン / Facebook
このピストルで興味深い点は、目の見えない人物が設計したことだ。ミハイル・ マルゴリンは18歳のソ連軍兵士時代に頭部を負傷して、助かったが、視力を失った。多数のピストルと銃を設計したマルゴリンは、主にレイア姫の武器の‘原型’MCMピストルの開発で知られている。
マルゴリン・ピストルだけがアメリカ映画に登場する唯一のソ連武器というわけではない。最近のスパイ映画『キングスマン: ゴールデン・サークル』で、主役の一人がソ連のトカレフ・ピストルを使う。別の大ヒット作、『エリジウム』でも、マット・デーモンが扮する人物が有名なカラシニコフ銃を使う。
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似顔絵描きが北ロンドンのパブの外に感動的なキャリー・フィッシャーに捧げる絵を描いた
『スター・ウォーズ』のヒロイン、レイア姫に、公式にDisney Princesの栄誉を与えるようにという請願が86kの署名を集める
記事原文のurl:https://www.rt.com/news/413291-star-wars-russian-weapon/
----------この映画のファンというわけではないので、しっかり見ているわけではなく、問題の場面も知らない。間違っていたら、あしからず。
キャリー・フィッシャーというスター、急死したということだけ知っていたが、ネットでみると、原因はドラッグ過剰摂取のようで、清楚な雰囲気と程遠い現実にびっくり。
宗主国は、様々な点で、属国の先を行っているのかも。
きなくさい北朝鮮状況。軍産複合体、庶民の生活に興味は皆無。不安、紛争、戦争で儲けることこそ大事。が
日刊IWJガイド「昨日は北朝鮮の金正日総書記の没後6年~日米政府内で戦争遂行体制が着々と進行!
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