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2017年7月12日 (水)

Marquis Who’s Who、PCRに生涯功労賞を授与

2017年7月11日

友人、寄贈者、読者の皆様

えたいの知れない組織PropOrNotによる、私がロシア工作員/傀儡だという主張や、イスラエルによるパレスチナ人虐待を書いているので、私が反ユダヤ主義者だという名誉毀損防止同盟ADLの主張や、政府のウソに引っかからないので陰謀論者だとされていることで、読者が落胆しておられたら、元気を出して頂きたい。1899年以来、アメリカ一流の紳士録、Marquis Who’s Whoが、元国務長官コリン・パウエル、最高裁判事ルース・ベイデル・ギンズバーグや、アップルCEOティム・クックらに並んで、私に生涯功労賞を授与した。

読者の中には私に賞をくれたWho’s Whoの会社を良く思っておられない方々がおられるのは確実だ。コリン・パウエルは、後にウソであることがばれたことを彼に発言させるため国連に送り込んだブッシュとチェイニーを公に否定し、彼の経歴上の汚点だと認めていることに留意願いたい。ギンズバーグは、多くのリベラルとは違い、過去の例に基づく法律を信じており、部分出産中絶を認め、市民的自由を擁護している。ティム・クックはスティーヴ・ジョブズではないが、他の多くのアメリカ製品同様、外国で、低賃金労働で作られたものではあるにせよ、アップルは良い製品を送り出し続けている。

この企業がどれほどひどくなりうるかお考え願いたい。ディック・チェイニー、ジョージ・W・ブッシュ、ポール・ウォルフォウィッツやコンディ・ライスだったらどうだろう? Who’s Whoの生涯功労賞オンライン・ファイルで、こうした名前を検索してみたがどの人物も“該当無し”だった。Who’s Whoは、後にこうした功労者を載せるのかも知れないし、あるいは、そうしたものはWho’s Whoが生涯功労賞で慶賀したい功労ではないのかも知れない。もし、こうした犯罪集団の誰かがWho’s Whoで同じ功績を認められるようなことがあれば、私はリストを貶める最初の人物になるのは確実だ。

http://marquispressreleases.com/press-release/paul-craig-roberts-iii-named-a-lifetime-achiever-by-marquis-whos-who

http://www.24-7pressrelease.com/press-release/paul-craig-roberts-iii-named-a-lifetime-achiever-by-marquis-whos-who-440127.php

Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクッリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2017/07/11/pcr-given-marquis-whos-lifetime-achievement-award/
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TPP交渉が始まったと、大本営広報部は垂れ流し。

大本営広報部、明治150年を宣伝するだろう。
全く違う考え方を想像されたことがあるだろうか。
個人的な話だが、吉田松陰の生地を訪ねたいと年賀状をくれた知人がいて驚いた。

IWJの下記インタビューを拝見予定。

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<岩上さんのインタビュー報告>日本で最初の立憲民主主義思想は現行憲法よりリベラルだった!? 幕末の思想家・赤松小三郎の暗殺に見る「明治礼賛」の虚妄! ~岩上安身による拓殖大学関良基准教授インタビュー(その2)
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 おはようございます、IWJ記者の城石エマと申します。

 「明治150年をきっかけとして、明治以降の歩みを次世代に遺すことや、明治の精神に学び、日本の強みを再認識する」――。

 「明治」を礼賛し、日本の「伝統」と勘違いしたこの考え方こそ、安倍政権の一つの「本質」を表していると言えそうです。

 明治維新の問題を鋭く指摘しているのが、昨日岩上さんがインタビューをした、拓殖大学准教授の関良基氏です。関氏は、「明治維新神話」が、日本で最初に近代立憲主義思想を唱えた幕末の思想家・赤松小三郎を忘却した上に構築されていることに注目。

 赤松の唱えた憲法構想が、「普通選挙による議会政治」「人民平等」「個性の尊重」を柱に据えた、日本国憲法と比べても遜色のない憲法構想であったという、驚きの事実を発見しました。

 当時の西洋諸国でさえ、男女平等の普通選挙が実現されていなかった時代。世界に先駆けた立憲民主主義を唱えた赤松の暗殺を指示したとされるのが、明治維新の「ヒーロー」として描かれている、西郷隆盛や大久保利通だったといいます。

 関氏は、西郷が後に、赤報隊を操って江戸で無差別テロを繰り返して、開戦の口実をつくり、用ずみになった赤報隊を口封じのために処刑していったとして、「西郷はすでに人の道を踏み外し、修羅の道を歩んでいた」と、厳しい口調で糾弾します。

 こうして、「テロリスト」と言うべき武士たちによって始められた「明治時代」は、日清・日露戦争、満州事変へと、日本の「侵略戦争」の歴史につながっていきました。

 ここで大事なのが、「明治時代」を礼賛する安倍総理が、まさにこの明治維新でテロを行い、対外的には覇権国に従属的にふるまった「長州レジーム」をまっすぐに引いている点です。

 「『我々が臣民で、国民主権は幻想だ』というのは長州の洗脳。それ以前の歴史においてこんなことを思っていた日本人はいない」

 関氏は、そのように述べました。こうして考えていくと、「国民の生活が大事なんて政治は間違ってる」などと述べる稲田朋美防衛相、「天賦人権論はやめよう」などと述べる片山さつき議員ら自民党員、そして、「我々臣民としては、国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄」などとうたった請願書に賛成する「都民ファーストの会」の野田数(かずさ)代表らが、明治時代の「テロリスト」の思想に沿ってものを言っているのだということがよく分かるはずです。

 インタビューでは、こうした赤松の思想や、「長州レジーム」の問題に詳しく切り込んでいきました。下記URLで本日中にアップ予定ですので、配信をお見逃しになった方は、ぜひ、アーカイブよりご視聴ください!

※日本で最初の立憲民主主義思想は現行憲法よりリベラルだった!? 幕末の思想家・赤松小三郎の暗殺に見る「明治礼賛」の虚妄! ~岩上安身による拓殖大学関良基准教授インタビュー(その2)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/388960

 6月6日に行われた、前回インタビューの「その1」もぜひ、あわせてご覧ください!

※「長州レジーム」から日本を取り戻す! 歴史から消された思想家・赤松小三郎の「近代立憲主義構想」を葬った明治維新の闇~岩上安身による拓殖大学・関良基准教授インタビュー・その1 2017.6.6
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/382111

 さらにさらに、赤松小三郎について、おそらく「日本一」詳しくわかりやすく書かれているであろう、関氏の『赤松小三郎ともう一つの明治維新――テロに葬られた立憲主義の夢』(作品社、2016年12月)を、関氏のサイン入りで「IWJ書店」にて再販売を開始しました。前回もあっという間に売り切れてしまったため、買い損ねてしまったという方は、今度こそお買い損ねのないよう、お早めにお求めください!

NEW!【関 良基さんサイン入り】赤松小三郎ともう一つの明治維新
https://iwj.co.jp/ec/products/detail.php?product_id=313

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コメント

長州藩の佐幕派に対するテロは規模といい残虐性といい壮絶なもので、バラバラにした死体をそれぞれ別の公家に送り付けたりなんてしていたそうですね。イスラム過激派の自爆攻撃は旧日本軍の特攻がモデルなんて言ったりもしますが、その理屈で行くとイスラム国のモデルは長州藩でしょうか?残念ながらイスラム国と違い、長州は本物の国家を建国してしまいましたが…。
そういえば、韓国をして「テロリストが英雄の国」と呼ぶ御仁がありますが、そのテロリストこと安重根の凶弾に斃れた伊藤博文も、かつて英国公使館焼き討ちや国学者塙忠宝を斬殺した長州テロリストの一員であったことはあまり知られてはいません。とすると、日本は「テロリストが初代総理の国」?ちょっとは控えてくれよ、日本!(笑)

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