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2016年10月19日 (水)

ヒラリーは核兵器ボタンに指をおくような性格だろうか?

2016年10月18日
Paul Craig Roberts

下記URLのビデオを見るまで、共和党と過ごした経験から、共和党は民主党より腐敗していると、私は結論付けていた。しかし、でっち上げにしてはひど過ぎる、この16分ビデオ報道を見てからは、民主党支配層(必ずしも民主党に投票するアメリカ人というわけではない)は言いようもないほど腐敗しているように思える。

2016年10月17日公開
“プロジェクト・ベリタス・アクションの、この新たな衝撃的ビデオで - https://www.youtube.com/watch?v=5IuJGHuIkzY - 民主党の卑劣な手段を弄する工作員連中が、うっかり民主党全国委員会とクリントン選挙運動につながる金の流れを残していたことがわかる。ビデオは、バードドギング(birddogging)と呼ばれる(関係者を辿ってゆく?)手法で、トランプ集会での暴力沙汰が、クリントン選挙運動と、民主党全国委員会に遡れることを立証している”

二本目のビデオ報道は - https://www.youtube.com/watch?v=_NfFAaPZqs8 - 9月7日、マット・ラウアによるヒラリー・インタビューを撮影したNBC TVクルーの話に基づくものとされている。ラウアが、事前に合意していた台本から離れた質問をした結果、インタビュー後、ヒラリーは錯乱状態になった。この8分の報道は、シークレット・サービス職員ゲーリー・バーンが、著書『Crisis of Character』で書いた、ヒラリーの激しやすい、抑えきれない短気についての説明を裏付ける。http://www.realclearpolitics.com/video/2016/06/28/ex-secret_service_agent_people_need_to_know_the_real_hillary_clinton_and_how_dangerous_she_is.html

もしこれらの報道が事実なら、アメリカと、他の二核大国との間の緊張が高まっている現在、抑えきれない激怒を起こしやすい人物、特にネオコン戦争屋連中がスタッフになるであろう人物を、ホワイト・ハウスの主にするのは酷く危険だ。ヒラリーへの投票は、核戦争と、地球上の生命を終らせる投票になりかねない。

Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

寄付のページはこちら

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2016/10/18/does-hillary-have-the-temperment-to-have-her-finger-on-the-nuclear-button/

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ヒラリーの顔をみると、なぜかTPP推進派の知事を連想する。

売国条約TPP強行採決による永久属国化は間近。

ヒラリーを逮捕、投獄せよ』副島隆彦を読み終えたところで、この記事。

残念ながら、いずれのビデオも日本語字幕はない。英語字幕はあるので、英語の聞き取りはできなくとも、おおよその見当はつく。

前者は、トランプ集会でいかにトラブルを起こすかを、登場する各人が説明している。
後者は、インタビューで予定外の質問をされると、ヒラリーは激怒、水の入ったコップを投げ、悪罵し、叫び、どうしようもなくなったという現場の人々のコメントが紹介される。
個人メール・サーバーの話題について質問、回答場面がある。
放送されたインタビュー場面のみで、錯乱状態の動画はない。証言は文字でも示される

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コメント

マイケル・ムーア監督が此の度、ドナルド・トランプを題材にした映画を発表するそうです。
どんな内容なのか見当もつきませんが、少なくとも、監督はヒラリーを嫌っているとの事で安心しました。

マスコミが報道するトランプ像は、横暴で傲慢でスケベな人物で、しかも大金持ちである事がそれを裏付けるに十分な要素である事から、多くの人が彼の人物像を良い印象では捉え難いものです。

それに比べヒラリーは、昨今流行の女性候補というだけでソフトなイメージがある為、彼女の本性が見え難く、騙されてしまいがちです。
そうした現象は、この属国の都知事選でも証明されている通りです。

愚かな大衆は、どうしても見た目の印象に囚われてしまうものです。
しかし、そうした表面的な印象だけで国の未来を決めて良いのかどうか、よく考える必要があるでしょう。
まして米国の大統領ともなれば尚更です。

100%ウォール街やネオコンの操り人形である人物よりは、幾らかでも自分の意志を発動できる人物でなければ、大衆は救いの切っ掛けすら掴めないまま家畜化され、やがて破滅へと向かう事は目に見えているからです。
まして精神的肉体的に欠陥を有している人物を選ぶのは、自殺行為というものです。
となれば、やはり見た目の印象で気に入るか、気に入らないか、という判断が最も危険な選択肢であるのは言うまでもありません。

この属国では、そうした精神的に欠陥のある人物が傀儡として、その狂人ぶりを如何なく発揮して、この国を破壊し続けており、只今はその最終仕上げをしている最中です。

この破滅に向かっている属国の運命を招いたのは、救いがたい程に白痴化された愚民たちが、見た目の印象だけで判断した結果でもあります。
それが間違いであったという事実は、4年近く経過した現在、明らかになった事であるのに、大衆の多くは未だ自らの判断の誤りを正そうとしていない為、この国の不幸な未来は決定的なものとなりつつあります。

これは都知事にしてもしかりで、女性候補というだけでソフトなイメージを受け、更に、お涙頂戴劇場を魅せられては、愚民はイチコロというものです。

私の住んでいる町の町長は、愚かにも町発効の広報誌に「都民は正しい判断をした」と、絶賛の言辞を書き連ねていました。
(だからと言って鳥越も手放しで支持できる候補ではなかった。しかし、それでも新自由主義マンセー候補という選択肢は無かったと私は思う故)

狂人の宰相にしてバケモノ都知事、愚民の典型例を地で行く地方(痴呆)首長。

こちらまで正気を保つのが困難になりそうです。


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