更衣室の下ネタ話とロシアに対立しているヒラリー
2016年10月19日
Paul Craig Roberts
ロシアの実に有能な外務省広報官、マリア・ザハロワ、アメリカ大統領選挙戦は、アメリカ人にはあるまじき“ある種の世界的不面目にすぎない”と述べた。彼女は確かに正鵠を得ている。https://www.rt.com/news/363245-us-election-shame-zakharova/
ヒトラリーの犯罪実績は、巨大な力を持ったひと握りの集団の候補者をホワイト・ハウスに送りこむべく、オバマ政権によって抑圧しなければならなかった。そこで、今我々は核戦争ロシアと中国との瀬戸際にあるのに、アメリカ国民にとっての重要問題は、ビリー・ブッシュと話したトランプの性的に魅力がある女性に関する下品な発言というわけだ。
私は本気で言っている。女性に関する男性の話など、釣りや狩りの自慢話のようなものだ。こういうものは話半分に聞くべきだ。それは別として、一体なぜ、女性に関する下品な話が、核戦争と地球上の生命の終わりを意味するかも知れないロシアとの軍事紛争よりも重要なのだろう?
トランプは、ロシアとの紛争には全く意味がなく、ソ連崩壊から四半世紀後、NATOには何の意義も認めないと発言している。
トランプの女性に関する下品な話は、ヒトラリーが“新ヒトラー”と呼んでいるロシアのウラジーミル・プーチン大統領に関するヒトラリーの挑発的な言説よりも酷いだろうか? アメリカや西ヨーロッパの全てをわずか数分で、地表から消し去ることができる国の大統領に、いわれのない侮辱を投げ掛けるなど、一体どういう大ばかものだろう?
少数の女性が身体をまさぐられる状況と、核戦争で蒸発する状況と、皆様どちらをお選びになるだろう? 正しい答えが分からないなら、生きるには余りに愚かということだ。
アメリカ人女性は、トランプの下品な話に反発して、本当にヒラリーに投票するつもりなのだろうか? もしそうなら、彼女たちはこの女性に投票したのは間違いだったのを思い知ることになるだろうが、この過ちを歴史書に記録する人は誰も生き残っていない。
ヒトラリーは、売女マスコミ、つまり、生活のためにウソをつく、アメリカの印刷媒体と、TVメディアを構成する無節操な連中の支援を得て、アメリカ大統領選挙で、ヒトラリーと、彼女のネオコンお仲間が世界を直面させている危険な状況と無関係な問題に焦点をあわせさせることに成功している。
キラリー-ヒラリーにとっての、ロシア問題は、ロシア政府が、ドナルド・トランプと組んで、彼女の電子メールに不正侵入し、それをウイキリークスに渡したという根拠のないでっち上げの主張だ。このばかげた主張の狙いは、有権者の注意を、電子メールの、のっぴきならない内容から逸らすことだ。
本当に問題なのは、ワシントンにいる阿呆どもが、ロシア政府に、ロシアが先制核攻撃の対象になりつつあることを確信させたことだ。国家が、このことを確信すれば、特にロシアのように強力な核大国で、もう一つの核大国、中国とも戦略的同盟を結んでいるようにみえる結んでいる国家が、座視して待つだけでいる可能性はまずない。
狂った殺人女ヒトラリーへの投票は地球上の生命終焉への投票だ。
トランプの女遊びについては、きわめて知性的で、五か国語を話す、明らかに、世界でも最も美しく優雅な女性であるトランプ夫人を見たことがある男性は誰も信じるまい。これほどの女性を妻にしている男性は、他の女性など不要だ。トランプにとって、彼の妻以上のものを望むなど全く無理。彼には最高の妻がいるのだ。
Paul Craig Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。
寄付のページはこちら。
記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2016/10/19/hillary-is-running-against-locker-room-talk-and-the-russians/
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<民進党県連>黒岩代表辞任へ 知事選混乱で引責 /新潟
連合新潟の斎藤敏明会長は19日、毎日新聞の取材に「今回の知事選での対応と経緯について、民進党県連には引き続き説明を求めたい」と話した。
読んでいて目が点。
自称「労働組合」も「政権をめざす政党」も、与党と一緒の大暴走。
傀儡支配体制の一部と解釈すれば、すんなり納得できる。
某雑誌のトンデモ記事を読んで、これまたびっくり。
「トランプのような政治家を大統領にしてはいけない。反トランプ・キャンペーンを徹底して推進しているニューヨーク・タイムズは立派だ」という結論。筆者は在米日本人女性らしい。
そんな記事が載っているとは思ってもいなかった。「雑誌代を返せ」と言いたい気分。
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コメント
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極悪候補か、チョイ悪候補か、の二択ならば、民衆にとって少しでも害の少ない方を選ぶのが自然というものですよね。
そうしなければ、自動的に極悪候補を勝たせてしまうからです。
今回の大統領選挙に於いて、二択にトランプ氏が残り、これを大手マスコミが挙って叩く構図を見れば、これはトランプ氏がネオコン勢力に屈していない事の裏返しとして捉えてよいと思います。
しかも、ここへきてトランプ氏は、私費を投じて全投票所に監視の為の人員を配備するそうですから、これは彼の、この選挙に賭ける並々ならぬ決意を察するに十分と言えるでしょう。
彼の、この本気度は有権者を奮い立たせる筈、と私は見ています。
それでも彼を気に入らない人は居るでしょうけれど、そもそも政治家とて人間ですから、完璧を求める方が無理というものです。
何故なら、民衆の思い描く理想というものは、人それぞれ違うからです。
その全ての民衆にとって不満の無い存在になる事など、どんな偉人でも無理です。
しかし今、最も大事なのは、強欲資本主義によって破滅を迎えつつある地球自体を護り、国家を存続させ、我々の子孫が安心して暮らせる社会を構築する事ではないかと思う訳です。
戦争から貧困、飢餓、疫病、汚染、極悪犯罪に至るまで、その元を手繰れば、一握りの強欲な者たちの身勝手が引き起こしているものであるという事に、大衆は気づくべきです。
その強欲な者に抗う事こそが現在、最も重要な課題なのであり、それを実現できる切っ掛けとなってくれる可能性があるならば、それは逃すべきではないと私は思います。
という訳で、できればこの属国に於いても、大同団結して安倍政権を倒したいところです。
しかしその前に、先ずはTPPを全力で阻止しなければいけませんね。
投稿: びいとるさいとう | 2016年10月21日 (金) 22時06分