« 世論調査では、大半のアメリカ人が、ヒラリーが電子メール・スキャンダルのかどで起訴されるのを望んでいる | トップページ | シリアに関して、アメリカと協力し、自ら罠にはまるロシア »

2016年10月28日 (金)

選挙で一体何が争われているのか

Paul Craig Roberts
2016年10月26日

アメリカ人の考え方を支配している売女マスコミ連中がここにいる。http://www.veteransnewsnow.com/2016/10/26/1010359-65-us-journalists-at-a-private-dinner-with-hillary-clintons-team-and-john-podesta/

NPRの売女マスコミが、伝統的に共和党の金城湯池であるテキサス州で、大統領選挙では誰が勝つか分からないと断言するのを聞いたばかりだ。もしZero Hedgeの下記記事が本当であっても不思議はない。どうやら、既に投票装置は、キラリーのための不正選挙で稼働中のようだ。
http://www.zerohedge.com/news/2016-10-25/texas-rigged-first-reports-voting-machines-switching-votes-hillary-texas

ジャーナリズムでの長い経験から、アメリカ国民が非常に賢くはないことを知っている。それでも、ヒラリーが代表しているエリート連中によって、雇用や出世の道を、売り飛ばされ、子供や孫たちも同様な目にあうアメリカ人が、実際に彼女に投票するというのを信じるのは私にとって難しい。それは意味をなさない。もしそうなのであれば、一体どうして、トランプが彼に対する悪意ある売女マスコミ・キャンペーンにもかかわらず、共和党指名を獲得したのだろう?

ヒラリーを丸ごと抱え込んでいる1パーセントのせいで、酷く苦しめられている大多数のアメリカ人が、彼らの人生や、子供や孫たちの人生を破滅させた連中のために投票するまいことは明らかに思える。

しかも、売女マスコミが語っている通り、最新の売女マスコミ宣言の言う通り、もしヒラリーの勝利は93%確実で、トランプの選挙勝利があり得ないのであれば、悪質な一日24時間/週7日のトランプ攻撃は無意味だ。そうではないか? 可能性がない人物に対して、一体なぜ、絶えず、激しく悪質な攻撃をするのだろう?

ヒラリー支援者のジョージ・ソロスとつながりのある企業が、選挙結果を決定する州を含め16の州に、投票装置を供給しているという報道もある。私にはこの報道が本当かどうかわからない。だが、アメリカを支配する巨大な政治力を持ったひと握りの権益集団が、連中にはトランプを支配できる確信がないという単純な理由で、トランプが大統領に選ばれるのに反対しているという事実を私は知っている。

トランプが、財産を奪われた人々に再び力を与えるつもりだと言っているのに、財産を奪われたアメリカ人が、彼らから財産を奪った連中の代表ヒラリーに投票するとは信じがたい。ヒラリーは普通のアメリカ人を見くびっており、富ゆえに遠く離れてしまっていて、一体どういう人々かわからないと彼女は言っている。三回の20分講演で、ゴールドマン・サックスから675,000ドルもらったヒラリーは、明らかに人々の代表ではない。彼女は、その政策で、普通のアメリカ人の可能性を水の泡にしてしまった1パーセントの代表だ。

本当に気がかりなのは、女性の魅力に対するトランプの下品な関心の方が、核戦争の可能性より重要だとする売女マスコミのくず連中による主張だ。大統領予備選挙中も、現在の大統領選挙戦中も、ロシアが毎日プロパガンダによって攻撃されており、軍事力増強によって脅かされており、アメリカ合州国と、そのヨーロッパ諸属国が攻撃を計画していると確信させられつつあることは決して言及されない。

説明のつかない敵意と欧米プロパガンダによって不安を感じ、脅かされているロシアは、ヒラリー・クリントンを支持するネオコンが産み出した危険性だ。

もしアメリカ人が、女性に関する下品な発言が、核戦争を避けるより重要だと考えるほど、本当に信じられないくらい愚かなのであれば、アメリカ人は生きているには余りに愚劣だ。彼らは、連中も他の全員も地球の表面から消し去るキノコ雲にふさわしかろう。

ドナルド・トランプは、予備選挙と本選挙において、プーチンが、お互いの利益のために何とか解決しようという願望だけを見せているのに、ロシアともめることに意味はないと言った唯一の候補者だ。

対照的に、ヒラリーは、三度選ばれたロシア大統領を“新たなヒトラー”と呼ばわり、ロシアに軍事行動をすると威嚇している。ヒラリーは、ロシアでの政権転覆に関して公然と語っている。

自由なメディアなら、確かに、印刷メディアやTVメディアで、せめて一人くらい、あらゆる点の中で一番重要なものを指摘してもよかろう。だがそういう人をご覧になっただろうか?

私のコラムと、代替メディアで発言しているごく少数の人々だけだ。

言い換えれば、我々は、重要な問題が全く何の役割も果たしていない選挙をしようとしているのだ。それなのに、我々は例外的で、必要欠くべからざる国民で、国民の民主主義は、出版報道の自由によって守られていることになっている。

このアメリカに関する根拠のない表現は、巨大な政治力を持ったひと握りの権益集団による支配の隠れ蓑に過ぎないというのが真実だ。しかも巨大な政治力を持ったひと握りの権益集団は、連中の支配を継続するために、地球上の生命を危険にさらしているのだ。

Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

寄付のページはこちら

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2016/10/26/what-is-at-stake-in-the-election-paul-craig-roberts/

----------

アメリカ人の考え方を支配している売女マスコミ連中がここにいる。http://www.veteransnewsnow.com/2016/10/26/1010359-65-us-journalists-at-a-private-dinner-with-hillary-clintons-team-and-john-podesta/

ヒラリーの選挙運動でご馳走にあずかる売女連中についての記事だ。どこかの夕食友達連中を連想する。

TPP国会論議、たまたま笠井議員の質問を途中から拝見した。ISDS条項の危うさを質問し、「日本政府が、大企業に訴えられる可能性はない」と断言できるかを問うと、岸田外務大臣、まともに答えない。

答えられるわけがない。ISDS条項はこの売国条約の目玉なのだ。

街の弁護士日記 SINCE1992at名古屋
知らされぬISD条項の恐怖  マスコミの大罪 2016年10月27日

 

あの人は「TPPに食品の安全を脅かすものは一切ありません」と発言したそうだ。さもありなん。知的に問題があるか、ウソつきか、その両方か、三者択一。

 

参考人、お二人の話しをお聞き願いたい。

TPPの問題点を隠蔽して、日本人の考え方を支配している売女マスコミ連中だらけなので、例外であるIWJによる「日刊IWJガイド」冒頭を引用させていただこう。

 

■■■ 日刊IWJガイド「TPP強行採決10月28日は見送りに!31日に参考人質疑を実施!野党推薦の参考人候補に名前が上がったのは、岩月浩二弁護士と三雲崇正弁護士!昨日岩上さんが、両弁護士に超タイムリーな緊急インタビュー!/『プロパガンダ研究シリーズ」第3弾『たのしいプロパガンダ』著者の辻田真佐憲氏に岩上さんがインタビュー!/新着記事を続々アップ!」2016.10.28日号~No.1505号~ ■■■
(2016.10.28 8時00分)

 おはようございます。IWJで記者をしている、ぎぎまきです。

 IWJが2013年1月から追い続けているTPPですが、本日28日にもTPP承認案が国会で強行採決されるかも!という土壇場に来ている…と思っていたら、なんと昨日、安倍政権が28日の強行採決を見送ったことが明らかになりました。週明けの31日月曜日、衆院特別委員会では民進党が、知的財産とISD条項について質疑を行うとのことです。

 岩上さんは昨日、「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」弁護団代表の岩月浩二弁護士と、同弁護団団体の三雲崇正弁護士に緊急インタビュー!実は、このお二人は、31日の参考人質疑の候補としてお名前があがっていたお二人だそうで、岩月弁護士は正式に参考人として招かれることが決定しました。三雲弁護士は、新宿区議としての公務でどうしても出席がかなわないとのことです。28日の強行採決見送り、31日には参考人質疑決定という、絶妙すぎるタイミングで行われた両弁護士への緊急インタビューについては、昨日行われた辻田真佐憲氏へのインタビューのご報告とともに、後ほどご紹介いたします!

 昨日27日の衆議院特別委員会では民進党と共産党推薦の参考人質疑が行われ、IWJでもおなじみのNPO法人アジア太平洋資料センター共同代表の内田聖子さんや、東京大学大学院教授の鈴木宣弘さんらが、食と安全について質問し、参考人からは「審議はまだまだ不十分で拙速に採決すべきではない」という意見が相次ぎました。

 しかし、午後の審議で安倍総理は「TPPに食品の安全を脅かすものは一切ありません」とまたまた裸の王様発言をし、議場がどよめいたそうです。

・TPP特別委参考人質疑 食の安全などに懸念(NHK、2016年10月27日)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161027/k10010746111000.html

 今月18日に、山本農林水産大臣の口から「強行採決」を匂わせるNGワードが飛び出した問題で猛反発をうけたことから、与党内からは「今週中の採決にこだわる必要はないという」慎重意見も出ているようです。

 しかし、甘く見てはいけませんね。最後の最後まで、強行採決は許さないという意志を突きつけていきましょう。

 本日10時頃からは元農水大臣の山田正彦さんも参加されるという、「TPPを批准させない!採決強行を許すな!座り込み行動」を中継します!参加される方々の声をお届けしようと思っていますので、ぜひ、ご視聴ください!

【Ch4】http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
TPPを批准させない!採決強行を許すな!座り込み行動
[日時] 2016年10月28日(金)10:00~(国会の状況により終了時間は決めます)
[場所] 衆議院第2議員会館前を中心に

 山田正彦さんには26日(水)、IWJ事務所にお越しいただき、岩上さんのインタビューに応じていただきました。なんと5時間半にわたるロングインタビューで、終了したのは夜中の2時30分頃。内容的にも、これまで明かさなかった様々なエピソードも明らかに!山田さん、ありがとうございました!

 岩上さんが2011年からTPPの問題でずっとインタビューを続けてきた山田さんは、今回のインタビューで改めて、TPPの恐ろしさを語ってくださいました。ぜひ、下記の動画をご視聴ください!

※TPP承認案が週明けにも衆院通過!? 再び「強行採決」狙う安倍政権!~「日本は遺伝子組換え食品の人体実験場になる」!? 山田正彦・元農水相が岩上安身の緊急インタビューでTPPの衝撃事実を次々暴露! 2016.10.26

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/341768

 岩上さんも、スタッフも連日、早朝まで働き詰めの状況が続いていますが、TPPがこれだけ危機的状況にあるので、致し方ありません!ぜひ、IWJへのご支援を引き続きよろしくお願いいたします。まだ会員ではない方は、ぜひ定額会員へのご登録をお願いいたします。

※IWJ定額会員へのご登録はこちらから

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 そして、宮崎で行われたTPPの地方公聴会を取材してきた安記者が、昨日も宮崎・高千穂で畜産農家の方々に取材しました。農家の方は、「TPP協定が批准されれば800軒の畜産関係の農家が壊滅し、地域が消滅してしまだろう」と不安を口にしたそうです。こうした懸念は決して大げさなものではないと思います。取材報告は近日中にお届けします!

 IWJは現在、危機的な財政状況にあるところから、人権委の削減や活動規模の縮小に励んでいます。しかし、そんな中でも、IWJがずっと追ってきたTPPの問題のためにはやはり外せない、と、岩上さんが宮崎と北海道の公聴会にIWJスタッフを派遣することを決断しました。

 こうしたIWJの活動は、皆さまからのご寄付やカンパなしには成り立ちません。ご支援をなにとぞ、よろしくお願いいたします!

※ご寄付・カンパをどうぞお願いいたします!

http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━
┠■【中継番組表】
┠■【アップした記事一覧】
┠■<ニュース・フラッシュ!>「TPP撤回」署名にサインしていた山本有二農水大臣!2015年11月の「JAまつり」で/文科省が廃炉前の「もんじゅ」の短期運用を検討!? 原子力規制委・田中俊一委員長「あり得ない!」(ぎぎまき)
┠■<★岩上さんのインタビュー報告★>「プロパガンダ研究シリーズ」第3弾『たのしいプロパガンダ』著者の辻田真佐憲氏に岩上さんがインタビュー!/「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」弁護団の岩月浩二弁護士と三雲崇正(みくもたかまさ)弁護士にインタビュー(ぎぎまき)
┠■<★新着記事からピックアップ★>辛坊治郎氏の「デマ」発言!?/TPPを批准させない!水曜日行動 ~野党議員による国会報告と意見交換と抗議行動の模様/「土人」「シナ人」差別暴言を吐いた大阪府警の機動隊員をかばった松井一郎府知事の【IWJ検証レポート】(ぎぎまき)
┠■<お知らせ>メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」まもなく発行!今月は『英語化は愚民化』著者・施光恒(せ てるひさ)氏インタビューのフルテキストをお届け!「プロパガンダ研究シリーズ」と「TPP」につながる英語化の実態とは…?(城石エマ)
┠■わとはぷ~What happened today?(福田玲子)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆中継番組表◆

**2016.10.28 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【Ch4】10:00~「TPPを批准させない!採決強行を許すな!座り込み行動」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=4
※「TPPを批准させない!全国共同行動」実行委員会の呼びかけで開催される座り込み行動を中継します。

【IWJ_KYOTO1】16:30~「TPP協定批准するな!緊急宣伝」
視聴URL: http://iwj.co.jp/channels/main/channel.php?CN=kyoto1
※TPP協定批准に反対する緊急街宣を中継します。

« 世論調査では、大半のアメリカ人が、ヒラリーが電子メール・スキャンダルのかどで起訴されるのを望んでいる | トップページ | シリアに関して、アメリカと協力し、自ら罠にはまるロシア »

アメリカ」カテゴリの記事

マスコミ」カテゴリの記事

ロシア」カテゴリの記事

ポール・クレイグ・ロバーツ」カテゴリの記事

ヒラリー・クリントン」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 選挙で一体何が争われているのか:

« 世論調査では、大半のアメリカ人が、ヒラリーが電子メール・スキャンダルのかどで起訴されるのを望んでいる | トップページ | シリアに関して、アメリカと協力し、自ら罠にはまるロシア »

お勧め

  • IWJ
    岩上安身責任編集 – IWJ Independent Web Journal

カテゴリー

ブックマーク

最近のトラックバック

無料ブログはココログ