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2016年4月 1日 (金)

連中が我々を洗脳する手法

Paul Craig Roberts
2016年3月30日

アメリカの“ニュース”に注意を払っている人なら誰でも、大衆にオリガーキーの狙いを確実に受け入れさせるようにすべく、我々の認識を支配するため、どれほど“ニュース”が利用されているか知っている。

例えば、バーニー・サンダースが、7つの予備選挙のうち、6つで勝利し、中には投票の70なり、82パーセントなり、勝ち取っているのに、サンダースの勝利はほとんど報道されない。理由は明白だ。サンダースが勢いを増し、民主党候補指名獲得に対するヒラリー優位を脅かしかねない、いかなる兆しも、オリガーキーが望んでいないためだ。マスコミによるサンダースの勝利無視に関する、FAIRの見方はここで読める。http://fair.org/home/as-sanders-surges-cable-news-runs-prison-reality-show-jesus-documentary/

外交問題の分野でも、全く同じマスコミが機能しけいないのが目につく。シリア政権打倒のためワシントンが送り込んだISIS軍隊から、ロシア空軍の支援を受けたシリア軍が、パルミラを解放したばかりだ。ISISと戦うふりはしていたものの、ワシントンとロンドンは、テロ集団に対する共同戦線であるはずのこの勝利に関して沈黙している。

沈黙を破ったのは、インデペンデント紙(http://www.independent.co.uk/voices/why-is-david-cameron-so-silent-on-the-recapture-of-palmyra-from-the-clutches-of-isis-a6955406.html)と、RT(http://www.globalresearch.ca/russia-questions-the-wests-silence-on-syrias-strategic-victory-against-isis-in-palmyra/5517194)とロンドン市長だ。

ワシントン/ロンドンが、この勝利に対して沈黙している事実は、ワシントンが、依然、アサド排除をもくろんでいることを示すものだと私は思う。ケリー国務長官モスクワ訪問の一番ありそうな理由は、モスクワがアサド排除を受け入れるのと引き換えに、ワシントンがISISの敗北を受け入れることで折り合いをつけようとしているということだ。ネオコンは、オバマ政権に対する支配力を失ってはおらず、イスラエルのために、なんとしてもアサド排除に固守しているのだ。モスクワは、ワシントンとうまく付き合いたいと思っているが、もしモスクワがワシントンを信頼するのに気をつけないと、モスクワは勝った戦争の外交で負けてしまうことになる。

昨日、アメリカ東海岸時間午後1:00前後の数分間、フォックス“ニューズ”の前で、私は固まってしまった。金髪の、テロだかISISの専門家という触れ込みの人物だった。アメリカ国民に、次の偽旗攻撃に対して備えさせることが狙いのように思えた。ISISは活動を広げ、爆破攻撃をアメリカでも起こす予定だという、説明だった。

あらゆるこうした爆破攻撃にある異常さについては、マスコミは決して触れない。当局の言い分は何であれ事実として報じられる。これらの爆破がワシントンの狙いにとって、どれほど役立つかには決して触れない。爆撃には似ている点がよくある。兄弟たちが好都合にも現場に身分証明書を残すのだ。上手く機能する説明を思いついたので、その説が繰り返し使われるのではあるまいか。

世の中で、高貴な意図の方が、腐敗した狙いより広く普及しているという思い込みを作り出して、リベラル主義は、欧米諸国民が真実を見えなくなるのを促進している。この誤った思い込みのため、統治の上で、ごまかしと、脅しが演じている役割が、人々には全く見えなくなっている。結果として、本当の事実は知られることなく、政府はニュースを操ることで、隠された思惑を推進できることになる。

Paul Craig  Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the WestHOW AMERICA WAS LOSTThe Neoconservative Threat to World Orderが購入可能。

ご寄付はここで。https://www.paulcraigroberts.org/pages/donate/

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2016/03/30/how-they-brainwash-us-paul-craig-roberts/
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TPP論議の記録がないという。余りな口利き男睡眠障害でとんずら。ゴミ以下の支配者集団。

最寄りの書店の目につく場所がインチキ本に占められているのには嫌気がさしているが、たまたま寄った書店では、そういう配置はなかった。まともな学校がない庶民の住宅地と、学校がある地域にある書店の違いかもしれない。小規模な書店なのに、棚には興味深い本が並んでいた。最寄り書店では絶対にみかけない本ばかり並んでいるのに感動した。

そこで『英語と日本軍 知られざる外国語教育史』江利川春雄著を購入。 実に素晴らしい本だが、読みながら暗澹とした。戦争体制時代のひどい英語教育方針、そして支配層のインチキさ、現代日本の陰画。是非、皆様にお勧めしたい本だ。

「鬼畜米英」から、突如「鬼畜米英以外」に転換した売国奴傀儡のふるまいを思う。語学と出世というところでは、陸軍幼年学校のドイツ語偏重が語られる。アメリカに留学した知米派が、対米戦争の無理を主張しても、無視、排除された。現在は、対米従属の無意味さ主張しても、無視、排除されている。

軍隊で教えられる文章例を読みながら、最近、箒川 兵庫助様から(1-す)のコメントを頂いた『アメリカの恐ろしい真実』 2010年4月8日を思い出した。末尾で日本駐留アメリカ兵の方が学ぶであろう日本語に触れた。この記事、古いものだが、いまも多くの方に読まれている。

今月で降板する古館氏の番組によるブラジル状況を報道を見ても、小生が先に翻訳した状況は全く報じられていない。数分では無理なのだ。

世の中で、高貴な意図の方が、腐敗した狙いより広く普及しているという思い込みを作り出して、リベラル主義は、欧米諸国民が真実を見えなくなるのを促進し
ている。この誤った思い込みのため、統治の上で、ごまかしと、脅しが演じている役割が、人々には全く見えなくなっている。結果として、本当の事実は知られ
ることなく、政府はニュースを操ることで、隠された思惑を推進できることになる。

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コメント

ミヤコ様、お気持ちわかります。1972年生まれの私は、平和な空気の中で育つことが出来た世代ですが、子供の頃から、遠い異国も含めた、世界、社会の情勢、動向に敏感で、自分の中の違和感、消えない不安の理由が、昨今分かってしまいました。(3.11の後からですね、これはもう、いよいよ世界はおかしい と欧米文化中心の世界を疑い始めたのは。) 確かに、いつも拭いきることのない不安感、他の皆が見ていない、物事の奥に潜む大きな悪意に気がついてしまったから、皆と同じように楽天的にいられない。そして、何よりつらいのは、日本人は、深く考えること、そのような会話をすることを好まない、出来ない人が多いというのが、何よりも衝撃的です。(ブログ主様も、よく嘆いていらっしゃいますよね…。) そのような中で、真実を無視することはせずに、自分はどのように人生を生きて行こうか、
どれだけ人間の善い魂を大切に考えて生きぬけるか、ということを、模索中です。
このような内容を話題にできる友人がいないので、(本当に、別の次元?世界?に生きているような、寂しい気持ちになりながら、あはは、と話を合わせる虚しさ。) 他の人に暗い気持ちを移しては申し訳ないと思い、1人で色々な事を考えます。 ブログの向こうの主様や、ミヤコ様、発信してくださってありがとう、という思いです。

ミヤコ様
全く同感です。
ハンフォードのプルトニウム工場風下地域における汚染の脅威を追求した『アトミック・ハーベスト』をたまたま再読していますので、そこから引用させていただきます。
子ども時代非常に病弱で、大人になった際には不妊症をわずらうトム・べイリーの話から始まります。彼が最初に、地域のプルトニウム汚染の可能性について、疑問を口にしたのです。本の末尾は、心臓病で亡くなった地域住民レオンの葬儀に遠慮して参加せず、雨の中遠くから見守るトム・べイリーの姿です。
住民たちがなによりも強く望んだのは、ハンフォードについてのべイリーの言い種が真実ではないと証明されることだったに違いないとあります。
一方で、トム・べイリーは、自分が間違っていたと証明されれば、どんなによかっただろう、とも考えていた。大勢の友人たちとの友情を損なった。妻とのあいだに深い溝をつくった。とはいえ、望んだからといって、ハンフォードの真相が消えてなくなるわけではなかった。だから、べイリーは真相を受け入れた。にもかかわらず、レオンの死を悼むいま、政府が真実を隠しさえしなければ避けられたであろう悲しみのことを、考えがえずにはいられなかった。将来に待ち受けているであろう苦しみと死が怖かった。そんな彼の頬を伝う涙は、悲しみと激しい怒りの涙だった。

いつも拝読しています。
 知れば知るほど底がないウソの世界に暗澹とします。生きている折々に見つけていた楽しみ事はすべて魅力を失って、日常がすっかり異なったものになりました。歴史も教育も社会もすべてがウソであると理解し始めると世界への興味が失われます。食べるために仕方なく仕事はしているけれど、それが何だろう、気持ちを切り替えて身近な楽しみに向かってみても気持ちが晴れることはなくなりました。連綿と続いて来たこの「嘘」の作り方には、なにか悪意以上の意思、私には理解不可能なものを感じます。

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