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2016年2月28日 (日)

ロシアについてアメリカ国民の抵抗に直面するアメリカ支配層

Eric ZUESSE | 26.02.2016 | 00:00
Strategic Culture Foundation

2月20日、反ロシア・プロパガンダ・サイト、ニューズウイークが“我々はいかにしてプーチンを打ち破れるか”という見出しで、NATOが生み出した北大西洋理事会のエブリン・ファルカスのエッセイを掲載したが、NATO (アメリカ支配層)を支配しているのと同じ連中に彼女が支配されていることは表示しなかった。(ニューズウイークはNATOと彼女のつながりを隠し、それについては全く何も示さなかった。)

NATOは北大西洋理事会によって運用されており、主要PR代理店は、北大西洋理事会と、北大西洋条約協会Atlantic Treaty Associationだが、このいずれもが多国籍企業から資金提供を受けている。北大西洋理事会の理事長は、億万長者で、元アメリカU大統領候補で、国家中央政府の規制権限を奪取し、国による経済規制を、国際経済協定で置き換えることを画策するため、1954年に創設された、あらゆる国家権限に優先し、多国籍企業の支配株主を除く、いかなる有権者にも報告する義務を持たないビルダーバーグ会議のメンバージョン・ミード・ハンツマン (ジュニア)だ。(ビルダーバーグのメンバー、デイヴィッド・ロックフェラーは更に、日本支配層も取り込むべく、世界的に支配層を拡張するため、1974年に三極委員会を設立したが、ハンツマンも、このビルダーバーグ孫組織のメンバーだ。彼は三極委員会を支配している執行委員会のメンバーだ。)

ファルカスのプロパガンダ記事の書き出しはこうだ。“ロシアは、アメリカ合州国とわが国益に対する地政学的脅威だ。実際、今月早々アシュトン・ カーター国防長官はロシアをわが国が直面する脅威の中で一番として挙げた。”彼女はこう続ける。“クレムリンの目標は明らかだ。1)‘プーチン主義’を成立させている独裁的政治体制と、マフィア風縁故経済を保持し、ロシア連邦指導者としての、ウラジーミル・プーチンの立場を維持する。2)大国としてのロシアの地位回復。3)国民保護のための国々への介入を防ぐべく国際的規則や規範を書き換える。4) ロシアの地理的周辺に対する政治支配を維持すること、そして、もし可能であれば、5) NATO、欧州連合と、大西洋両岸の団結を破壊すること”。

我々アメリカ人は没個性化され、画一化され、同一人物が継続して権力の座にあることを必要とせずに、ジョージ・W・ブッシュからバラク・オバマへの変化がそうであったように、大統領ごとに、たとえ言辞は相当違っていても、政策にはほとんど差がなく、ある大統領と次の大統領で、水攻めのような拷問が今やアメリカで実際に禁じられているかも知れない点を除いて、ほとんど変わらない外交政策を行う、一種の専制だといって、アメリカ合州国に対して批判をむけることも可能だ。だがプーチンの国際政策は、それ以上に大きく変化した。(民主的に選ばれたウクライナの親ロシア派大統領を、2014年2月にオバマが打倒し、猛烈に反ロシアのファシスト政権を据えた後、大きく変わったのだ。)

国内で、オバマはブッシュのウオール街緊急援助を継続し、ホワイトカラー詐欺師(そして幹部の“金融詐欺”)起訴が減り、ブッシュが名ばかりの大統領だった時よりも少ない状況だ。政府の腐敗に対する告訴もオバマの下で減った。これは、オバマ支持者たちが投票した類の“チェンジ”ではなかったが、我々が得たものはそういうものだ。

アメリカが民主主義なのかどうか、あるいは、そうではなく独裁制なのか(広汎な国民のためではなく、支配層のため統治する王様、あるいは他の名ばかりの独裁者がいようと、いまいと、支配層による大衆支配)どうかに関して行われた唯一の科学的研究は、アメリカ、少なくとも1980年以来、独裁制(筆者たちは“オリガーキー”)であることを見いだした。これは、ロシアについて良く言われているものと、さしてかわらない。

ファルカス女史によるプロパガンダ記事の読者は、読者コメントから判断する限りは、ニューズウイークによって提供されたばかりの詐欺記事ほど、プーチン大統領に対して痛烈ではない(だから、多分‘ニュース’サイト’に、サイト新規購読者を募集する広告がいつも載っているのは、ニューズウイークが多国籍企業広告主のために行っているプロパガンダ・サービスほどの大きな収入を生み出していないということか。)読者コメントを読むと、アメリカのプロパガンダ‘マスコミ’を読んで、アメリカ人は僻むようになっているようだ。二通のそうした典型的コメントを挙げよう。

“私は欧米マスコミとロシア・マスコミを同様に読み、見聞きしている。地政学に悪者は存在しない。もしいるとすれば、それはアメリカだ。”

もう一人はこう書いている。

“プーチンは、チェスをしているのに、アメリカ人はチェッカーをしている。そして、そもそもアメリカ人 (オバマ)は、チェスを指す人として喧伝されている(少なくとも、連中は自らそう信じている)… 今や連中には、'チェッカーの勝負でゲームに勝つと売り込みたがっている'このようなプロパガンダ機関がある”。

もちろん、ロシア人の間でも自国マスコミに対するこのような不信感は広まっている。

ニューズウイークの宣伝屋は記事でこう書いた。“我々は世界中の我々の同盟者やパートナーと団結し、ロシアの悪行に毅然としなければならない。”だが、アメリカの“悪行”はどうだろう。2003年の不当で、壊滅的なイラク侵略と破壊、2011年のリビア、そして、2013年のシリア、そして、オバマは、2009年6月28日に据えたホンジュラスのクーデター政権に権力を掌握させ続けている。これも決して立派なものではない - しかも、ロシアに対するあらゆる非難と裏腹に、ロシアに関して言えば、とうの昔に、その同等組織のワルシャワ条約を終わらせ(1991年に)、アメリカの侵略を挑発するような、アメリカ合州国に対するNATO的組織は存在していない。彼らは連中の組織を解体した。我々は、1991年にその存在理由とされるものが同じように終わったにもかかわらず、我々側の組織を維持し続け、今も維持しており(そしてNATOとそのプロパガンダ機関が、今やニューズウイークがここに掲載している類のプロパガンダで、我々を溺れさせている)。明らかに、アメリカは、卓越した国際的侵略者であり、それには(2003年にイラクを侵略するべく)アメリカ国民に“サダムのWMD”を恐れさせるための、そして“ロシアの悪行”(ロシア国民の支持率が、オバマ自身の支持率の倍近いロシア指導者プーチンに対し“カラー革命”を企むべく宣伝屋 - アメリカ・マスコミが必要なのだ。にもかかわらずアメリカは、ウクライナ、リビア、シリアやロシアなどの国々に‘民主主義’をもたらす‘民主主義’を自称している)。

もしアメリカの ’ニュース’に金を支払えば、苦労して稼いだお金を払えば、強欲な腐敗した支配層に操られるために、自分たちがカモになることに益々多くのアメリカ人が気がついている。今はChromeで、Googleの無料翻訳機能を使えば、アメリカのプロパガンダのみならず、アメリカ支配層がアメリカ国民に打倒させたがっている(アメリカの税金を、腐った兵器や肥大化した軍隊に垂れ流すが、彼らが現在支配していない土地を征服するために、アメリカ支配層が実に大規模に投資している‘防衛’契約業者を儲けさせるこの国の悪弊となった政権打倒だが)あらゆる国のメディアからニュースを入手し、即英語に翻訳させられる。アメリカ人は、自分たちが過去(そして今も)、この両方を支配している支配層によってではないにせよ、‘彼らの’政府と、‘彼らの’‘自由な報道機関’に騙されていることを益々認識するようになっている。

記事原文のurl:http://www.strategic-culture.org/news/2016/02/26/america-aristocracy-facing-resistance-from-american-public-regarding-russia.html
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渋谷でフラッシュ・モブを計画していた方々が強硬に取り締まられたようだ。
辺野古ゲート前での排除活動も激化の一途。

いずれの件も大本営広報部電気洗脳箱・紙媒体は報じない。関西大物芸人不倫・梅田大動脈解離暴走ばかり。北朝鮮を笑えない。

現代暴力論 「あばれる力」を取り戻す』という本にあった国会前デモ、警備の記述に大いに共感したので、今度は
はたらかないで、たらふく食べたい  「生の負債」からの解放宣言』という本を読んでみたいと思っている。

もし日本の ’ニュース’に金を支払えば、苦労して稼いだお金を払えば、強欲な腐敗した支配層に操られるために、自分たちがカモになることに益々多くの日本人が気がついている。だろうか? 

電気洗脳箱バラエティー番組、無料であっても同じ結論になるに違いない。イライラせずに見られるのは物理現象を解説・推測する天気予報のみ。

大本営広報部の読者投稿欄は真面目に読めないが、ネットの様々な書き込みに限っては、日本でも、プーチン大統領関する書き込みは

大本営広報部電気洗脳箱や紙媒体によって提供される詐欺記事ほど、プーチン大統領に対して痛烈ではない

機械翻訳で、いくつかの印欧語から英語へのネット機械英語翻訳を時折利用する。全く歯が立たない文章の意味が、それなり把握しやすくなるのに感心することが多い。

今のところは、無料翻訳機能を使って、出力された日本語訳の判読は相当困難な苦行なのでは?ひどい日本語を書きながら、言えたものではないが。

このひどい翻訳については

アメリカ通商代表、上院ファースト・トラック公聴会を忌避の末尾に書いた。

時折、「機械翻訳を使っているのだろうが、翻訳がひどすぎる」という誠に適切なご忠告をいただく。そういう方々は「この程度の翻訳結果を出す機械翻訳の固有名詞を是非教えていただきたい」。貧乏人ながら、そういうソフトがあれば、例え百万円でも購入し、遊んでいたいので、ご教示の程宜しくお願いする。

個人的にハングル、地下鉄駅名をなんとか判読するのが限界だが、韓国語日本語、機械翻訳でもそこそこ意味が通じるような気がする。旅行で見た寺の看板ハングルを打ち込んでみたら、わかる日本語になった経験による。ニュース記事の機械翻訳を試したところ、韓国語では漢字が使われないので、同音異義語で大混乱の訳になったことがある。最近はまったく試していない。

人間による翻訳も、語順や文法や文化の近さから、他言語から翻訳する場合にくらべ遥かに楽だと思うと、日韓・韓日翻訳者の方に伺ったことがある。
日本語から韓国語への翻訳も同様とのこと。ただし北と南は国が別れて長いので、特に会話で相当違いが生じており、「朝鮮語」を習った中年翻訳者が韓国語に訳した場合、若い韓国人から北の表現と指摘されることが多く苦労するとも伺った。

・【日刊IWJガイドより】平成の2・26事件!?軍部が政治をコントロールしようとしている!?
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/24235

 米軍と一体化しながら、日本の安全保障政策の決定権を握ろうとしている制服組。その実態を暴露したのが、元陸上自衛隊2等陸曹、昨年1月まで自衛官だった、末延隆成さんです。末延さんには昨年11月、岩上さんが独占インタビューを行い、生々しい「自衛隊のリアル」をうかがいました。そのインタビューを、本日、Ch1で再配信します!!!

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