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2016年2月18日 (木)

シリアへのトルコ、サウジアラビア軍派兵は‘壊滅的’な事態となろう

公開日時: 2016年2月13日 16:36
Russia Today

サウジアラビア空軍ジェット機 Ali Jarekji / ロイター

サウジアラビア軍隊のトルコ空軍基地派兵と、シリアでの地上作戦計画に関するトルコの発表は一体どのような結果を招くのだろう? RTはそのような作戦の効果について、専門家に質問した。

トルコは、サウジアラビアが、ISISと戦うため、兵士と戦闘機をシリア国境にあるトルコのインジルリク基地に配備することを確認した。土曜日、トルコのメブリュト・チャヴショグル外務大臣も、アンカラもリヤドも、シリアで地上作戦を開始する用意があると述べた。主要大国が、シリアで、いわゆる“停戦”を実施する決定をしたミュンヘン安全保障会議後まもなく、この発表が行われた。報道によれば、協定は来週に発効することになっている。両当事者は、紛争地域で、人道支援を行うことにも合意した。

政治評論家マルワ・オスマンが、この問題に関する意見をRTに語った。

RT: サウジアラビアもトルコも、彼らはシリア大統領の排除を望んでいます。もし彼らが「イスラム国」を打ち負かすつもりなのなら、彼らは実際このありうるシリアへの地上侵略で、一体何を実現しようと狙っているのでしょうか?

マルワ・オスマン: そもそも、一体なぜこの地上侵略が、今すぐ、あるいは数週間内に、行われようとしているのかを考えましょう。なぜ四年前あるいは二年前ではなく、あるいはロシアがシリア国内で介入を開始した時ではなく、今なのでしょう? それが今行われているのは、ロシア軍の、ISIS拠点や、他のテロ集団の拠点空爆にともなう、シリア・アラブ軍と同盟者のアレッポ進攻のせいです。これが、彼らが今すぐ戦闘機を、今すぐ兵士をシリア現地に配備することに大いに関心を持っている理由です。しかし、戦闘機を領空に飛ばすのと、兵士をシリア領に派兵するということの間には大きな違いがあります。

トルコ外務大臣や、軍の広報担当官 - 例えば、サウジアラビア軍広報担当者[アフメド]アル-アッシリが、ISISを排除するためには、まず、アサドを排除することが必要だと言いますが、これは全くのたわごとに過ぎません...バッシャール・アル・アサド大統領が率いるシリア・アラブ軍は同盟者と共にISISと戦っている、唯一の地上軍です。ISISと戦っている唯一の体制を弱体化したいのでしょうか? これは一体どのような戦いになるでしょう? これは一体どのような戦争になるでしょう? 彼らは明らかに、シリア・アラブ軍のおかげで、アレッポの一部失うことで、被害妄想になっているのです。トルコから入り、シリア国内のテロ集団に向かう武装勢力のルートを止めるのに、ロシアが成功した事実に、彼らは明らかに大いに失望し、いら立っているのです。

エルドアンは何度となく、ロシアが主導的な役割を担っていて、彼はそれが気に入らないと述べています。そして、今、トルコ外務大臣が、ある種のシリア侵略を始める可能性があると言うのを聞いています。しかし、それはたやすいものではないでしょう。ミュンヘンで我々が耳にしたことがありますから、私は、アメリカが、今すぐ、これをする用意があるとは思いません。[ジョン・]ケリーも、セルゲイ・ラブロフも、一週間程度の間に停戦するという、ある種の協定をまとめられるかも知れないと言っているのを、我々は聞いています。しかし、またしても、一体誰が現地の人々を支配するのでしょう? もしロシア側が、シリア政府から同意を得た場合、一体誰がISISを制御するのでしょう、あるいは、誰が他の他のテロリストを制御するのでしょう? 欧米が、そこで連中を制御しているのです。そして、大きな疑問があります。彼らは一体なぜ連中に圧力を加えて、支配することができるのに、連中が人々を脅すのを止められないのでしょう…

またしても、主な疑問はこうです。一体なぜ今なのか? 明らかにアレッポです。起きるでしょうか? そう、二週間は余りに短すぎます。間もなくわかるでしょう。しかし、もしそれが起きれば、非常に多くの命を失って、過去五年間、犠牲になってきたシリア国民にとってのみに壊滅的というわけではありません。そうではなく、そこにはロシアがいるので、シリア・アラブ軍の同盟者、イランとヒズボラがいるので、トルコとサウジアラビアにとって、致命的な間違い、大きな過ちになるでしょう。流血の事態にならない限り終わらない戦いになります。これは実に恐ろしく、同時に実に危険です。

ワシントン内の分裂

この新たな進展はミュンヘンで合意した"停戦" に有害な可能性があり、ロンドンのシャファクナ中東研究所のプログラム・ディレクター、キャサリン・シャクダムはこう語っている。

“しかし、これが理由です”彼女は言う。“サウジアラビアは今や争いに加わろうとしています”そして、アメリカに“シリアでの彼らの動きを支援するよう”強いています。

アメリカ国務長官ジョン・ケリーは、ミュンヘン安全保障会議で講演し、不安定化させる、あらゆる行動について警告した。しかし、今やNATO加盟国のトルコと、アメリカの同盟国、サウジアラビアが、ワシントンの言うことを聞くかどうかは疑問だ。

キャサリン・シャクダム: ワシントンは、ずっと長期間、自分はサウジアラビアを支配できると考えてきました。今や、それは逆なのです。もっぱら、彼らには、ワシントンの財政的健全性という意味で、彼らが行使できる膨大な影響力があるがゆえに、サウジアラビアがワシントンを支配しているのは
極めて明白です。彼らはサウジアラビアからの石油が必要で、それに依存しています。ワシントンには大問題があります。そして、またしても、基本的に、ワシントンの政治家連中に資金提供をして、買収しているこのサウジアラビア・ロビーがあります。ですから彼らは、アメリカ国民にとって良いことではなく、自分たちの懐にとって良いことだけに利害を合わせているのです。

ワシントン内部は二分しているように思えるのです。あるいは[ジョン・]ケリー国務長官のように、サウジアラビアは、アメリカにとって良いものでなく、世界にとって、もちろん中東にとっても良いものでないことに気がつき始めた人々が一方にいるのです。そして、もう一方には、自分の魂を悪魔に、全く文字通り、“ああ金さえ儲かればどうでも良い - 誰がかまうものか?”といって進んで売り渡そうとする連中がいるのです。しかし、我々は、かまうべきなのです。

サウジアラビアが、この地上テロ軍隊を生み出しているのです。もし、連中が、中東内に留まると思っておられるなら、考えを改めて頂く必要があります。彼らはイエメンでも同じことを進めようとしています。彼らはバーレーンでも同じことをしようとしています。彼らは同じことを至る所でしようとしているのです。そして、この考え方、ケリー国務長官が、スンナ派とシーア派世界の間の大分裂に触れましたが、たわごとです、そんなものは存在しません。実際には、ワッハーブ派とイスラム教が戦っているのです。現地で見る通り、スンナ派もシーア派も皆死んでいるのですから、スンナ派とシーア派とは何の関係もありません。ですから、宗派戦争が存在すると言うのは全く意味がありません。リヤドとトルコが発する「宗派紛争」という言辞が存在している唯一の理由は、これについて語っている諸国に好都合だからです。しかし、現地には、そんなものは存在しません。中東には、宗派分裂などというものはありません。あるのは、ワッハーブ派です。あるのは、テロです。

本コラムの主張、見解や意見は、もっぱら筆者のものであり、必ずしもRTのそれを代表するものではない。

記事原文のurl:https://www.rt.com/op-edge/332381-syria-saudi-turkey-troops/

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それぞれのコメンテーターの動画(英語)があるのだが、ここに貼り付けるテクニックがない。あしからず。

老人ホームで数人殺害した容疑で逮捕された元職員の話題ばかり。

一応、国と名乗る集団一億人以上の全員を、これから永遠に、大資本に売り渡す傀儡連中の悪行は決して報じない。とんでも電気洗脳箱。

弁護士変じて代議士氏のとんでも発言。

もう、この属国与党、何度もしつこくいうが、子ども時代、最大の楽しみだった上野動物園のお猿の電車の運転手風お猿以下。

具体的には、まさに流行語の「ゲスの極み連中」。

よりによって、上から下まで、恥ずかしい連中を揃えたもの。

今流行の不倫芸能人の仕業を吹き飛ばす「ゲスの極み連中」。こういう連中が道徳を決める日本民族、滅亡に突進中。

覚せい剤で逮捕された葉山の細川慎一議員、江田憲司氏の公設秘書を経験していたという記事を見た。

甘利経済再生相(ジョージ・オーウェルの『1984年』に書かれている省庁実態と名前の逆表現からすれば、まさに経済破壊相。)元秘書清島健一氏も、江田憲司氏の秘書だったという記事を読んだ。

日本を完全に経済的・文化的植民地にする仕組み、TPPを推進しているフロマン氏と、アメリカ留学中に同室で、仲良しであることを自慢しておられる江田憲司氏、野党にいても、相当な実力者だ、きっと。つまり、宗主国から重用されているという意味で。

ポール・クレーグ・ロバーツ氏が、再三fifth column第五列という言葉を使われる。ほとんど廃語ではと思っていたが、日本支配層中枢では、しっかり生きている。

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コメント

葉山の細川慎一議員は、問題なしとは言えない人だったのですね。
その時本当に覚せい剤を所持していたかどうかは兎も角として・・・・・

「暁静かに寝覚めして」は実にいい章句ですね。メタボカモ様のブログの前にまた座り込み、露西亜の友よりいただいた1942年11月19日時点での、ソ連「天王星作戦」勢力の配置地図を眺めておるところであります。上下逆様に眺めると、現在のシリア戦線での交戦勢力の配置が似ていることに気がついた。会戦とはどれも似た配置状況で戦われるのではないのだろうか。アレッポはまさにスタリングラドだ。ここの攻略が焦点となっているが、僕には露西亜軍とシリア政府軍はイラク軍とイラン革命防衛隊と秘密裡に連携し、シリア南東部からアレッッポにかけての大包囲作戦を仕掛けているのではないだろうか。このベルト地帯は重要産業地帯ですね。露西亜軍とシリア軍はソ連第4機械化軍と第4騎兵軍であり、敵傭兵部隊は劣弱なルーマニア軍に見える。イラン革命防衛隊はソ連第1と26戦車軍団であり、イラク軍は第4戦車軍団と第3親衛騎兵軍に見えるから不思議だ。この見えない包囲環に、米派遣軍、トルコ軍、サウジ派遣軍が誘い込まれるのかどうか。病的な願望だが、ひと戦あってほしい。

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