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2015年12月 3日 (木)

さらば、欧米生活水準

Paul Craig Roberts
2015年12月1日

強欲な銀行幹部やIMFによって、ギリシャ女性が売春を強いられていることに関する私のコラム記事“資本主義作動中”に、緊縮策がヨーロッパ中で同じ影響をもたらしているという証言を伝える女性から多数ご意見を頂いた。

下記はポルトガルからのメールだ。

“あなたの記事‘資本主義作動中’は、まさにポルトガルで起きていることを描いています。大学の授業料や食費を払うため、若い女性が体を売るのはありふれたことです。

“潜水艦に関しては、我々も経験しています。この購入の責任者は、パウロ・ポルタスで、この‘スキャンダル’にもかかわらず、最近まで副首相でした。彼等は政権にいる社会主義者とはいえ、連中は実に腐敗していて、前の右翼政権よりひどいくらいです。実際、全ての左翼政党、ポルトガル共産党さえ。連中は自分の利益にしか興味がなく、国民にはパンくずしか与えません。この国は、ろくでなし連中が支配するバナナ共和国です。これを容認している以上、この状況は当然の報いです。”

何十年もの戦いで、ヨーロッパ資本主義とヨーロッパ社会を、人間味あるものにしてきたヨーロッパの社会主義政党は、もはや存在していない。土地を私有財産にして、債務証書で金融化するため、使用権を持っていた土地から人々が引き離された、かつての囲い込みの現代版をヨーロッパ人は経験しつつあるのだ。

今回、ヨーロッパ人は、資本主義での生活を暮らしやすくしていた社会福祉制度を奪われつつあるのだ。同時に、最も大きな借金を抱えた国々は略奪されつつある。腐敗した政権が招いた詐欺的な借金を返済するために、国民の生活水準は死ぬほどに押し下げられつつある。

ヨーロッパを見回していただきたい。本当の指導者を持った国民がいるだろうか? ジェレミー・コービンが、伝統的政党を率いる唯一残った社会主義者、あるいは準社会主義者だが、イギリス労働党は、彼を必ずしも断固支持しているわけではない。

フランスには国民戦線を率いるマリーヌ・ルペンがいる。この党は民族主義で、フランスはフランス人のものだと考えているため、党は右翼政党とレッテルを貼られている。しかしワシントンの傀儡オランドの社会党よりもフランス国民を良く代表している。

ギリシャでは、緊縮政策問題を巡り、圧勝して政権についた左翼政党は、あっと言う間に、強欲な銀行幹部連中の共犯者となり、ギリシャ国民を売り渡した。

世界経済は衰退しており、ヨーロッパは、おまけに、ワシントンの果てしない戦争からの何百万人もの難民という重荷まで負わされ、大いに称揚された欧米文明の生活水準は落ち目なのだ。

Paul Craig Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでい る。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the WestHOW AMERICA WAS LOSTが購入可能。

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2015/12/01/good-bye-to-western-living-standards-paul-craig-roberts/

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北京の大気汚染が最悪と大本営広報部は繰り返す。霞む大気は放射能と違い絵になる。
黒澤監督の映画『夢』では、放射能の流れ、カラフルだったが。
東電福島第一原発事故、放射能汚染がどうなったかには、彼等同じ熱意はない。

そしてコーヒー浣腸。この国の大本営広報部の異常さは果てしがない。
正確に知らなければ孫子末代にまで祟る重要な問題に関する情報は決して報じず、知っても知らなくとも全くどうでもよいゴミのようなことばかり報じる。
あなたたち自身が流す情報こそ、コーヒー浣腸。

トリプルスリーが流行語とは知らなかった。野球を全く見ず、チーム名、選手名、ルールさっぱりわからない。「アベ政治を許さない」の巧妙安全な代理。

総理の祖父、安保条約改訂時、抗議行動参加者が国会を包囲した際言った言葉とつながる。

『国会周辺は騒がしいが、銀座や後楽園球場はいつも通りである。私には“声なき声”が 聞こえる』

良い賞というか、ヨイショ賞。

タイトルにひかれ朝の電気洗脳箱番組を見てしまった。下流老人、人ごとではない。年収1200万だったサラリーマンが、介護離職を機会に、どんどん貧しくなり、とうとうホームレスになった例。ある日、JRホームで、どの電車も見過ごす女性をじっと見ていたら、最後に、飛び込んだという。「全部見てしまいました。サラリーマンが、電車が遅れて迷惑だ!とののしったので更に悲しくなりました。」

住宅ローンや、貯金のしかた、熟年離婚を避けるための日頃の暮らし方など、専門家が対策やらヒントを説明してくれたが、そもそも社会体制が、この記事の方向に進んでいる時、そうした個人的対策やらヒント、気休めになっても、根本的対策になり得ない。

海外勤務が多かったため、その期間は年金対象にならず、月7万円しかもらえないという元ホテルマンの例があった。

虎の子の年金基金、ど素人幹部連中が、リスクの高い投資にぶちこみ、当然大損害をだした。つまり、いくら個人で、対策しても、年金そのものが崩壊する可能性消すことはできない。意図的に、宗主国に貢ぎ続ける、アホノミクス推進者連中が政権にいる限り。

TPP対策と称して、貸した農地の税金を低減したり、休耕地への税金を上げたりの策謀が進んでいる。TPP、まさに、現代版囲い込みにほかなるまい。

電気洗脳箱呆導番組、そういう事実だけは、報道せず、決して気づかせない。

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