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2015年10月11日 (日)

ロシアのトルコ領空“侵犯”は、トルコが国境を“移動させた”せい

SyrianFreePress

SyrianFreePress  2015年10月6日

覇権選択: トルコとNATOと、戦争への道

ロシア戦闘機の一機が、作戦行動中、実際僅かに国境を越えた可能性はある。しかしアメリカ軍当局とトルコの上記“侵犯”主張の本当の理由は、トルコが一方的にトルコ-シリア国境を5マイル南に“移動した”せいだ。

    シリアの防空ミサイルが、シリア領空に迷い込んだトルコ戦闘機を撃墜した2012年6月以来、トルコは、シリア内5マイルの緩衝地帯を維持している。当時施行された改訂交戦規則のもとでは、トルコ空軍は、トルコ国境の5マイル以内に入るあらゆる標的を、敵と見なし、しかるべく行動することになっている。

もしシリアの交戦規則が、その北部国境を黒海にまで“移動”させれば、東トルコのあらゆる航空機はシリア領空侵犯になってしまうではないか? 誰もそのようなたわ言はうけいれないが、それが、このアメリカ-トルコのたわ言など決して受け入れてはならない理由だ。ロシア航空機はトルコが“新たに”決めた国境ではなく、正統な国境のみを尊重すべきなのだ…


地図は、下記のトルコのウェブサイトに掲載 http://www.aa.com.tr/tr/dunya/guvenli-bolgenin-cercevesi-netlesiyor/110451

ロシアのトルコ領空“侵犯”は、トルコが国境を“移動した”せい

シリアのロシア航空機が“トルコ領空を侵犯”と通信社は現在伝えている。しかし、より早い時期の報道は、この主張は間違っている可能性があり、アメリカが、トルコに、こうしたプロパガンダをするよう強要したのだ。

ロイター (2015年10月5日 月曜 午前7:54 BST): ロシア戦闘機が領空侵犯したとトルコ

土曜日、ロシア戦闘機一機が、シリア国境近くでトルコ領空を侵犯し、トルコ空軍が、二機のF-16戦闘機が迎撃するために緊急発進させた、と月曜日に外務省は述べた。電子メールの声明によれば、外務省は、侵犯に抗議するため、ロシア大使を召喚した。トルコは、ロシアに、そのような侵犯を繰り返すことを避けるよう強く求め、さもなくば“何か望ましからぬ出来事が起きた場合は、ロシアの責任になると主張した。”

AFP (午前10:20 - 2015年10月5日): トルコ、領空を侵犯したロシアのジェット機を‘迎撃’

月曜日 トルコのF-16戦闘機が週末、シリア国境近くのトルコ領空を侵犯したロシア航空機を迎撃し、航空機を引き返させたと、トルコは主張。
    …

McClatchyは、これら領空侵犯を、ロイターとAFPがトルコの主張を報じるより数時間前に、長い記事でこのように報じている

イスタンブール - 日曜日、シリアでの爆撃航程にあった一機のロシア航空機が、トルコ国境内5マイルに侵入し、トルコ領空に入った可能性がある、とトルコとアメリカの当局は述べた。
    …
金曜日早々、トルコ国境上にあるシリアの村、アル・ヤムディッヤを爆撃する際、ロシア航空機を、トルコのレーダーが自動追尾したと、あるトルコ治安部隊幹部が述べた。彼はトルコ領空に入れば、トルコ戦闘機が攻撃していただろうと述べた。しかし、アメリカ軍当局者は、出来事は、すんでのところで武力衝突を引き起こすところだったと示唆した。報道を読むかぎりでは、ロシア航空機が、トルコ領空を5マイル侵犯し、トルコ戦闘機が緊急発進したが、ロシア航空機は、トルコ戦闘機が対応できる前に、シリア領空に戻ったと彼は述べている。トルコ治安部隊幹部は、この件は確認できていないと述べた。

だから、最初に領空侵犯と戦闘機の緊急発進の主張をしたのは、トルコではなく、アメリカだった。トルコの情報筋は、これを確認していない。

ロシア航空機が“トルコ国境内、5マイルを飛行し、トルコ領空に侵入した可能性がある”というが、それがどうして本当の領空侵犯になり得るだろう。ロシア戦闘機はシリア領空を飛行していたのだ。彼らが“国境を越えたかもしれない”というのは、地球は“平らかもしれない”と言っているのに等しい。そうかも知れないが、本当だろうか?

事実は、ロシア機が国境のすぐ近くを飛行し、トルコが支援している反シリア政府戦士の拠点を爆撃したのだ。彼らには、そうするだけの十分な理由がある。

北部ラタキア州の山岳地帯の町は、人々や貨物をトルコとシリア間の密輸の主要経路で、アメリカが率いる欧米と中東諸国のシリアの友集団によって、シリア反政府派に出荷されている兵器の主要搬入地点として機能していると報じられている。

ロシア戦闘機の一機が、作戦行動中、実際に国境を僅かに越えたこえた可能性はある。しかし一体なぜアメリカ軍当局とトルコが、上記“侵犯”を主張しているかという本当の理由は、トルコがトルコ-シリア国境を一方的に、5マイル南に“移動した”せいなのだ

シリアの防空ミサイルが、シリア領空に迷い込んだトルコ戦闘機を撃墜した2012年6月以来、トルコは、シリア内5マイルの緩衝地帯を維持している。当時施行された改訂交戦規則のもとでは、トルコ空軍は、トルコ国境の5マイル以内に入るあらゆる標的を、敵と見なし、しかるべく行動することになっている。

もしシリアの交戦規則が、その北部国境を黒海にまで“移動”させれば、東トルコのあらゆる航空機はシリア領空侵犯になってしまうではないか? 誰もそのようなたわ言はうけいれないが、それが、このアメリカ-トルコのたわ言など決して受け入れてはならない理由だ。ロシア航空機はトルコが“新たに”決めた国境ではなく、正統な国境のみを尊重すべきなのだ。

そのような飛行機が、緊急事態や、他の突発的な情況のため、時にトルコ側にわずかばかり入り込んだからといって、NATO-ロシア戦争を始める十分な理由になるわけでもない。アメリカ、フランス、イギリスとヨルダンが、ISIS爆撃を装って、年中シリア領空域を侵犯していることを指摘しなければならないのだろうか? トルコが、イラク政府の許可無しに北イラクのPKKを爆撃していることを? イスラエルが、年中レバノン領空を侵犯しているのはどうだろう?

しかし、これは実際、一体何がねらいなのだろう? ドイツ、オランダとアメリカが、トルコと、その北シリアのイスラム教主義突撃隊を守るため、トルコに、パトリオット地対空防衛システムを置いていた。このシステムは、撤去すると発表されているか、既に、撤去されている。こうした今の領空侵犯の主張は、こうしたシステムを、トルコに戻させようという企みなのだろうか? 一体どのような本当の狙いのために?

出典:
Moon of Alabama
SyrianPatriotsによる投稿
War Press Info Network :投稿先
https://syrianfreepress.wordpress.com/2015/10/06/turkey-moved-border/
~
転載は大歓迎だが、正確な情報の拡散を促進すべく
是非ともこれら元情報源全てを引用願いたい。

当ネットワーク(Syrianfreepress.net、WarPress.info、TG24Siria、HoyLandFree.org)、ユーチューブ、ツィッター、フェースブック…のソーシャル・ネットワーク上の他のあらゆる関連ページで、2011年から、リビア、シリアにに関して …パレスチナに関しては、2005年から…マスコミ-テロリスト-支援者と連中のでっち上げと戦っている。

記事原文のurl:https://syrianfreepress.wordpress.com/2015/10/06/turkey-moved-border/
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素人には真偽のほど皆目わからないが、イスラム国により日本人がまた殺害されたことになっている。

この記事の話題のトルコでは、前回テロに続く大規模テロで、多くの人が亡くなっている。いずれも不思議に好戦的権に反対する人々が犠牲者。現時点で86人。トルコと日本は、ユーラシア大陸の西と東の端における、テロ大国の傀儡。つい先日、傀儡トップが会談したばかり。日本で大規模テロが起きるのも間近だろうか?

某週刊誌で、春画を載せた編集長が休養を強いられたという。春画展、展示そのものには大いに関心があるが、小選挙区を実施した人物が関与しているため素直に行く気になれない。イギリスの友人から、先行するブリティッシュ・ミュージアム展示を見にいったという大いに自慢するメールをもらっているのだが。それが描かれたお前の国では見られないだろうと。

同じ週刊誌でも、原発推進や、戦争法案推進や、TPPデタラメ報道なら大いに推奨。サラリーマンを辞めたあと長年購入していない。昔は通勤帰路、週刊誌や日刊紙を読んでいた。

TPP祝賀報道、もう実にひどい。
日露戦争の際、散々犠牲者を出し、苦労して戦争に大勝利したと思い込む国民が、ポーツマス講和の際に勝ち取った項目が余りに乏しいと激怒し、日比谷焼討ち暴動になった。

それについてのお勧め『日露戦争 ―勝利のあとの誤算』黒岩比佐子著は絶版?

TPP、その轍を踏まぬよう、秘密法案を作っておいて、屈辱的売国条約TPPを推進しながら、交渉中は、政府とマスコミ業界は完全に結託して、報道管制をした。大手マスコミでは、ヨイショ報道以外は存在しない。内容を徹底的に歪曲して、ウソばかり伝える。

その「マスコミ」という大本営広報部洗脳機関、今や恥も外聞もなく、連日虚報満載。
合意シタシタ詐欺で、物価が下がり、バラ色の未来が開けるがごとき洗脳報道の洪水。

デカメロンを思い出す。デカメロンは読んでいて面白く、本質的には全く違う。
艶色物語といってしまえば、それまでだが、ペストが猖獗を極める十四世紀イタリア。恐怖が蔓延するフィレンツェから郊外に逃れた若い男女十人が、おもしろおかしい話で迫りくる死の影を追い払おうと、十日のあいだ交互に語りあう百の物語。

要するに、電気洗脳箱や、紙媒体の虚報、終末に向かう、売国政治家・官僚が、国をまるごと売り払う自殺作戦を遂行する二十一世紀初頭、恐怖が蔓延する東京からバーチャル世界に逃れたタレント連中が、おもしろおかしい話で迫りくる死の影を追い払おうと、しばらくのあいだ交互に語りあう下劣な馬鹿騒ぎ。

四分の一程度の強欲連中が、日本を未来永劫、奴隷社会にしようというクーデター、着々と進行中。何度でも同じことを書いておく。

大本営広報部、連日、関税の話ばかりしているが、TPPの本当の狙いは、関税などではない。宗主国議会図書館の文書に銘記してあるではないか。宗主国支配層は属国傀儡ほどウソつきではない。本音をはっきり記録に残している。

官報、公害垂れ流しに、むきになって関連記事を翻訳している。

NHK、Eテレ、むのたけじ氏に高校生が質問した。メディアに何を求めますか?
「頭のてっぺんからつまさきまで全部作り替えろ。」
むのたけじ氏も偉いが、ファシズム体制下で、こうした番組を制作し放送する方々に敬服。放映は深夜。ゴールデン・タイムにこそ放映される価値がある。

ゴールデン・タイムに放送されるものと、そうでない時間に放送されるもの、確実に、見る人の数と内容は、反比例しているだろう。あらゆる局で。

【特集】IWJが追ったTPP問題

TPP交渉差止・違憲訴訟の会

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コメント

  TPP大筋合意とは アメリカに都合のよい合意変更要請があるということ???

  放射能汚染の日本を脱出して1年たった頃であろうか,中・南米のスペイン系新聞某(日本語版ブログ)をチラーっと眺めたことがある。そこで気付いたのだが,記事の取材範囲は広い。しかしPM1(空気汚染濃度)の項目はあるが,放射能汚染の項目がない。人殺し集団東電や経産省の手が回っているのではと疑ったことがある。
  ベトナムの日本語ブログはNHKの報道をそのまま載せることがあることが分かった。例えば,ルガンスク・ドネツク共和国の兵士たちを「テロリスト」と表現していた。東京新聞も同じだったように記憶しているが,抗議のメールを送ったところ,いつの間にか訂正されていた。
 MH370機の失踪事件以後,こちらの国に関する日本語ブログを見るようになった。マハティ-ル元首相を調べようと思ったからでもあるが,いくつかのブログから情報を得ることができて感謝しているのが最近である。

 ところで,例のTPPについて2つの疑問が湧いた。1つは,岩上氏の「【特集】IWJが追ったTPP問題」でTPP阻止国民会議事務局長の首藤信彦・元衆議院員議員の『シンガポ-ル,ブルネイ,マレ-シアの閣僚は参加していなかった』という指摘。これに対して,日本語ブログ【マレ-シアBIZナビ】に,TPP大筋合意,「懸念は考慮されている,薬価は変わらず=ムスタパ通産相」(2015年10月06日)とあるが,その内容もさることながら,ムスタパ通産相がアトランタでの会合に参加したというのである。
 大筋合意と最終合意が異なるように,写真撮影と会合参加は異なるのかもしれないが,通産大臣はアトランタにいたのか,いなかったのか。それが問題である(もう秋である。まさかムスタパ氏の幽霊がいたのではあるまい)。

 疑問の2つ目は,本日10月12日の某新聞記事をたまたまホテルで眺めたところ,アメリカがマレ-シアに薬価の特許期間を「20年」にしろと迫っている,ことである。
 昨日までの報道では12年が8年になって大筋合意という妥結に至ったというブログ・新聞記事がほとんどであったが,閣僚交渉大筋合意後さっそく,アメリカは各国に薬価の特許期間延長を要請している。つまり,大筋合意というのは,英・仏訳の問題ではなく,今後もアメリカの強引な合意変更要求もあり得る,ということである。

追記: 逆に日本やペル-やチリがアメリカやカナダなどに合意変更を要求することができるのか,よく分からない。
追記2: 12人並んだ写真をどこかのファイルに保存したが,出てこない。最近,ムスタパ通産大臣の写真を見ることが多くなったので,やっと記憶したと思っていたのに,確認できないのがむず痒い。

トルコがロシアに航空機侵犯を抗議しているのは、米国が、ISISにアサド政権を倒して欲しい と同様にトルコも、ISISにシリアのクルドを制圧して欲しい という本音を世界に対しては言えないので、奥歯にものがはさまったような言い方での メッセージ(ISISを本気で潰すな)でしょう。自分の利益のためにはならず者でも使うというやり方は、結局は更に悪い結果を招くということを、そろそろ気が付くべき。

イラン人専門家:「でっち上げられたニュースの報道は、米国の心理攻撃だ」
http://jp.sputniknews.com/middle_east/20151010/1015013.html

ロシアのミサイルがイラン領に着弾し死傷者が出たという一部報道に関するスプートニクの解説記事、こちらの記事も短いですがなかなか参考になります。
それにしても、いつからアメリカはイラン人の生死を気にするほど「人道的」になったのでしょうか?
1979年のイラン革命以来一貫して不当な経済制裁をイランに課してきた国はどこなのか、まさか最近の雪解けムードの中で忘れてしまった訳ではありますまい。
そしてそのイラン革命の原因を作った国、石油国有化を推し進めて国民生活の向上のために闘ったモサデグ首相を追放し、石油メジャーの庇護の下肥え太り、国有財産を濫費し、それに反対する者にはモサドとCIAに訓練を受けた秘密警察SAVAKを用いて拷問・処刑を課すという恐怖政治を行った皇帝パーレビ2世の独裁を支援した国は一体どこだったのでしょうか?
…という記事も私が書くまでもなくブログ主様は多分「アルゴ」の解説記事あたりで言及されてましたよね。「フェア・ゲーム」の解説記事の方拝読させて頂きましたが自分がまるでCIAが被害者であるような能天気なコメントをしていたことに気付き忸怩たる思いでいっぱいです。この場をお借りして訂正と謝罪をさせて頂きます。

            国民の支持があることと,ないことの違い

  昔,歴史の授業でアレキサンダ-大王の東征・遠征というのを習った覚えがある。印度まで行ったというから当時の道路の状況などを考えれば,今話題の兵站(後方支援)は大変だったろうと想像できる。
  その東征路を見るに,大王ご一行は,シリアの首都ダマスカスとかハマ県,イドリブ県などを通過したようだから,シリア王国というのはレバノンと同様昔から印度への要所であったのであろう。その東征路に沿ってIS国の戦闘員が占領を展開していたが,ロシア宇宙航空軍によって爆撃され,山岳地帯にちりぢり,逃げ込んだという。
  思えば,正当に選挙された国会議員,シリア政府の同意なくIS国建国を宣言したことは国際法違反であることは論を待たないが,米英豪軍等の有志連合の攻撃によってIS国がびくともしなかったのに,慌てふためいて占領地を捨てたり,欧州へ逃げ帰ったりする戦闘員とは一体何者なのか。

  ところで,スプ-トニク(10月10日)に,L.ウィルカ-ソン元米国務省長官へのテレビ局RTによるインタビュ-記事が載っている。彼は,「米国はシリアの内戦に『加わってしまった』」と寝ぼけたことをいっている。シリアを内戦状態にした張本人は,米国だろう。
  しかし小生が注目するのは,エジプト国民に忌み嫌われていたムバラクと違って,「アサド政権はその逆にシリアの様々な社会層に支持されている。軍人、アラブ人社会、特に首都ダマスカスの実業界がアサド氏を支えている。」という記事内容である。

  アサド大統領支持は国民の80%以上だという数字もあるが,この記事を日本に当てはめてみるとどうなるであろうか。投票率25%程度で衆参で多数を握った自公政権が強引に国会で成立させた防衛設備庁発足,特定秘密保護法,戦争法など日本国民の様々な社会層の支持があったのであろうか。
  デモがあろうとなかろうと国会で絶対多数を占める自公(民)の法案は通過するので,デモは無意味であるという意見がある。またデモのやり方が悪い。戦争法案ににわか反対の学者たちを批判する声もある。しかし,劣勢に立つシリア国を捨てる神があれば,拾う神があるように,デモやにわか反対署名に拾う神は現れることもあるのではなかろうか。なぜなら,正義は,憲法無視の政権側になく,デモに立ち上がった「老人や若者」や様々な社会層にあるからである。

  もちろん沙漠とオアシスのシリア国では政府支持はにわかではない。しかもアメリカ,イスラエル,英仏の介入に対する反発がアサド政府支持率を高めた面もある。それに対して日本の政府に対する支持率は下がるばかり。
  正義とは2014年7月1日の閣議決定の一つである「集団的自衛権行使容認」に反対する「老人や若者」の声であり,元最高裁判事の判断であり,99.99%の憲法学者の判断である。髙村自民党副総裁が砂川判決の最高裁判事15人について語ったように,「99.99%の憲法学者がロシアや中国や北朝鮮によって買収され,違憲だと言った」とは考えられない。
 
  「人参にかぶり」ついて,正義に背いて,世論の風向きが変わることもあるだろう。あるいは「新々3本の矢」が放たれ,戦争支持に世論が扇動されることもあるかもしれない。しかし後の史家は,切れ目なく嘘を吐く安倍自民党+戦争大好き公明党に対して,日本国憲法を踏みにじった公党として記憶するだろう。両党による閣議決定は「アサド政権のように多くの国民に支持されず,行われた」と。

追記: 9月19日を記念して,いろいろな集会やデモが今後とも行われるようである。しかしそれはそれで結構だが,9月19日は,評論家加藤周一の誕生日でもある。しかしそれだけではない。
  米中接近,ニクソン訪中は同盟国のうち19番目に日本は知らされた。故に加藤は1972年を自嘲気味に述懐している。米国政府から日本政府への,イラク侵攻の報せもやはり19番目であった。

追記2: 小生は,数字にあまり拘らない。しかし,9.11,3.11と続くと11.11が気になる。7月17日のMH17機撃墜など「7」という数字も気になる。奇数でないのは失踪したMH370機ぐらいである。 
  またTPPの12ヶ国という数字も気になる。カナダと他の11ヶ国と分けることもできる。もちろん,マレ-シアと11ヶ国と分けることもできる。
  前者のカナダでは10月の選挙でTPP反対党が与党になりそうであり,後者のマレ-シアでは今年中の,国会の承認は難しいという(ザ・サン)。「大筋合意」を英訳するとどうなるか分からない。12ヶ国中1ヶ国ぐらい欠けてもという意味なのだろうか。どなたかにご教示願いたい。

≪ロシアのトルコ領空“侵犯”は、トルコが国境を“移動させた”せい≫

これはグッドニュースだ。⇒ロシアの飛行機が、緊急事態や、他の突発的な情況のため、時にトルコ側にわずかばかり入り込んだからといって、NATO-ロシア戦争を始める十分な理由になるわけでもない。

そんなことになれば絶えず戦火を交えることになる。 トルコが、イラク政府の許可無しに北イラクのPKKを爆撃している事実をもってNATOやトルコ相手にただちに戦争を始める理由になるのであろうか?それは大いに非難の 対象にはなりうるがすぐ戦火を交えるまでには至っていない。

イスラエルが、年中レバノン領空を侵犯したり、アメリカがシリヤに了解なくこれまで上空侵犯し爆撃をおこなっていることはどうなるのか?

ロシアがトルコの領空侵犯をしているという一読者さんのコメントを読んでから気になり、さまざまな情報をひっくり返し見直していたところだ。やはり自分が擁護している論理や、賛成している見解を開陳する場合は事の是非について責任を感じ、どこまでも見届けたい気分になるものだ。

今、気になるのは今朝の東京新聞でロシアがシリヤでクラスター爆弾使用しているのでは?というニュースだ。クラスター爆弾使用はオスロ条約で禁止になっている。事の真偽のほどは?・・・

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