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2015年10月26日 (月)

売女マスコミ、活動中

Paul Craig Roberts
2015年10月24日

欧米マスコミには、二つの手段しかない。一つはとんでもないウソだ。この使い古された手段は、間抜けなアメリカ人以外にはもはや機能しない。

ロシア巡航ミサイルの抜群の精度と空爆が、ペンタゴンをガタガタ震えさせている。欧米の売女マスコミによれば、ロシア・ミサイルは、イラン上空で落下し、決してISISの標的に到達できなかった。

売女マスコミ報道によれば、ロシア空爆は民間人を殺害し、病院を吹き飛ばすだけだ。

売女マスコミは、自分自身と、愚かなアメリカ国民だけを騙している。

売女マスコミが利用するもう一つの手段は、問題を、原因については一切触れずに論じることだ。昨日私は、企業で、イスラエルが所有するプロパガンダ機関であるNPRで、ヨーロッパにおける移民問題に関する長い議論。そう、難民ではなく移民なのだ。

こうした移民はどこからともなくやって来たのだ。雇用、自由、民主主義と女性の権利をもたらす資本主義が、充実した生活を保障してくれるヨーロッパでより良い生活を求めることに、彼らは決めたのだ。自分自身をまだ爆撃していない欧米だけが、充実した生活を可能にしてくれるのだ。

ヨーロッパに殺到している大群は、もう突然にそこに行くと決めたのだ。“自由と民主主義をもたらす”“有志連合”や“NATO作戦”等の名称のもと、戦争犯罪の口実を提供して、愚かなヨーロッパ人自身が可能にした、ワシントンの14年間にわたる7か国の破壊と、難民は全く無関係なのだ。

ヨーロッパへ逃げ込んでいる何百万人もの人々が、何百万人ものイスラム教の人々を無差別に虐殺し強制退去させている、アメリカとヨーロッパの爆弾から逃げていることは、欧米売女マスコミからは、決して知ることができない。

ネオコン・ナチスが乗っ取ったり、絶滅させたりしていない、わずかに残った保守派雑誌でさえ、勇気を出して、難民を、中東におけるアメリカの政策と結びつけることができないのだ。

例えば、スルジャ・トリフコヴィッチは、アメリカ文化の雑誌「クロニクル」10月号で、難民を“イスラム教徒による第三次ヨーロッパ侵略”と見ると書いている。トリフコヴィッチにとって、難民は欧米キリスト教文明の残滓に崩壊をもたらす侵略者なのだ。

ヨーロッパ人連中の腐敗した政界ボス連中が、ワシントンからたんまり金を貰った傀儡であり、彼らこそ、何百万人ものイスラム教徒を強制退去させている、ワシントン覇権戦争を可能にしたので、トリフコヴィッチは、ヨーロッパ人が、何百万人ものイスラム教民を自らもたらしたことには決して触れない。トリフコヴィッチや他のあらゆる保守派にとっては、イスラム教徒だけが悪事を犯すのだ。トリフコヴィッチが理解している通り、欧米がおかしている悪は、イスラム教徒に対して、自らを守っているわけではない。

トリフコヴィッチは、ヨーロッパは間もなくシャリア法のもとで暮らすようになると信じている。彼はアメリカに一体“ 先導するのに必要な資格”があるかどうか疑っている。

大多数のアメリカ人は、プロパガンダによって作り出されたニセの世界で暮らしている。彼らは現実から切り離されている。“9月11日、14年前にアメリカを襲ったテロ攻撃犠牲者を追悼する愛国者の日慰霊祭が、ドーソン郡消防署本部で催された”と報じる10月付けの北ジョージアの地方紙が私の目の前にある。様々な地元の名士連中が“あの日に亡くなった人々だけでなく、あの日以来、アメリカの自由を守るために戦って亡くなった人々全員を”追悼するよう参会者に呼びかけた。

7か国で、何百万人ものイスラム教徒を殺戮したり、強制退去させたりすることで、一体どのようにして、我々の自由が守られるのか、名士連中は説明しなかった。彼らには、いかなる疑念も疑問も思いつかないのだ。アメリカは、全くの決まり文句で動いている。

ロシアと中国の大統領は、アメリカの決定的特徴と化した、不道徳な愚かさをぼうぜんとして見つめている。ロシアと中国は、彼らがいくら忍耐強くしても、欧米は失われてしまっていて、もはや救い出すことができないことを、どこかの時点で悟るだろう。

欧米が自らの悪のおかげで崩壊すれば、世界に平和が戻るだろう。

Paul Craig Robertsは、元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えていた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでい る。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the WestHOW AMERICA WAS LOSTが購入可能。

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2015/10/24/presstitutes-at-their-work-paul-craig-roberts/
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植草一秀の『知られざる真実』でも、この文章の筆者同様、厳しい指摘をしておられる。
もはや正気の沙汰と言えないNHKの暴走脱線

政党でない大阪維新、所属議員1名の次世代は出演させ、生活、元気、改革は出演させず

NPR、ナショナル・パブリック・ラジオ、非営利・公共のラジオネットワークは、宗主国版「日本会議放送協会」のようなものだろうか?

「日本会議放送協会」討論番組のTPP論議部分要約放送を、たまたま見た。
TPPに関する各党コメントで、きっぱり反対論を言ったのは、共産党と社民党のお二人だけ。生活、元気、改革はどういう意見なのか、当然きけない。

TPP反対の地道な活動をしておられる方々には、元民主党議員や現職民主党議員の方々が多いのに、政策調査会長氏発言は、そうした方々のような明晰なものではなかった。

購読している新聞にもTPPに関する連続記事があったが、原発関連の連続記事のような有意義な中身皆無。ISDS、外国での投資に有利で、日本が訴えられる心配はないという調子。

電気洗脳箱といい、紙媒体といい、小選挙区制導入当時の、あらゆる大本営広報部のデタラメ洗脳報道を思い出した。小選挙区、彼らが大絶賛した建前と、現在の結果、正反対だろう。決して責任はとらず、庶民からお金をせしめ、地獄に追いやる不思議な稼業。Paul Craig Roberts氏、そして「売女マスコミ」と訳している元のprestituteという単語を作ったGerald Celente氏に心から敬服する。

こうした情況では、「大手マスコミ」を極力迂回しない限り、正常な認識、維持できない。代替メディアについては、例えば下記記事を翻訳した。

ロバート・マクチェズニー『資本主義がインターネットを民主主義の敵にする』について語る 2013年7月12日

野党風与党?諸氏への下記インタビュー、「売女マスコミ」にはありえない。

2015/10/22 「改革勢力の結集」という理念はどこへ カネと看板をめぐる前代未聞のゴタゴタ! 内紛勃発の維新の党で今、何が? ~岩上安身が維新の党・松木謙公衆議院議員に緊急直撃インタビュー

2015/10/06 「野党共闘」に反対し「7.1閣議決定」を合憲とする民主党右派・長島昭久議員に岩上安身がインタビュー!さらに日本会議、櫻井よしこ氏、アーミテージらとの関わりも直撃!(動画)

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コメント

世界のメディア所有者=ロスチャイルド=イギリス王室=CIA、MI6、各国の諜報機関

ロスチャイルドは、情報世界支配で、各国を自由に情報操作して、戦争誘導して、お金儲けしている、

「EUの王族貴族の世界金融支配者の一員」ですから・・・。

日本も当然情報操作で、戦争誘導されてますし

「TPP、兵器食品」を推奨している、
ヘンリーキッシンジャー博士は、ロスチャイルド系の人だそうです。

日本の支配階層は、薩長同盟ですから、幕末に、日本を売国した売国奴だし。

だから、日銀が作られたし(日本の通貨発行益を、ロスチャイルドに献上した)

徳川幕府を倒幕する資金を提供したのも(イギリス王室の姻戚のロスチャイルド家)

マスゴミは、マスゴミを信じている年寄りは洗脳できるかもしれないけど、最近の若者などマスゴミに不信感を抱いている人間を洗脳できる可能性は少ない。今はネット時代だから、簡単に情報が拡散される。若者が政治に興味を持つとしたら、明らかに8年後つまり26歳前後の時、あるいは今すぐ危険が迫っている時か自分たちが大いに関心を持っている時ぐらいだな。
ラインやツィターで簡単に情報が拡散される。

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