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2015年10月 8日 (木)

これは日常茶飯事になってしまった

Paul Craig Roberts
2015年10月5日

オレゴン州のコミュニティ・カレッジ乱射事件に対する発言でオバマ大統領は述べた。“これは日常茶飯事になってしまった。”

非武装で抵抗しないアメリカ人に対する警官による銃撃もそうだ。

“大き過ぎて潰せない銀行”は、何兆ドルもの金で救済されるのに、何百万人ものアメリカ人の住宅差し押さえや、7つの国を破壊して、アメリカやヨーロッパに、何百万人もの難民をもたらしている外交政策のウソなどの、他の無数の好ましからぬ嘆かわしい出来事もそうだ。

それに加え、アメリカとヨーロッパを、ロシアとの紛争に至らせている外交政策のウソや、1パーセントへの所得と富の極端な集中を隠す経済上のウソがある。

ワシントンが、結婚式、葬式や、病院を、爆弾と無人機で破壊するのも日常茶飯事だ。オバマがオレゴン州の乱射事件に対して、失望、不満と怒りを表してから二日後、アメリカの空爆がアフガニスタンのクンドゥスにある病院を襲った。様々な報道によれば、国境なき医師団のメンバー12人を含む、少なくとも19人が死亡し、37人が負傷した。アメリカ空爆は、手術台の一人を殺害し、集中治療中の患者たちをベッドで焼死させた。

ワシントンにとって、こうした大量虐殺は単なる“巻き添え被害”で、決して大統領声明で、失望や怒りや不満を表すことはない。

オバマは乱射についてはどうすることもできないと言うが、我々が灰にされる前に、確実に違法な戦争を止め、ロシアに対する無謀かつ高圧的なやり方を廃絶できるはずなのだ。ウラジーミル・プーチンが国連で演説した通り、“我々[つまりロシア]は、世界の現状にはもはや我慢できない。”

プーチンはウソをつかない。彼が発言する時は、本気で言っている。

ワシントンはもはや単極権力ではないのだから、ワシントンにいる誰かは、この人物に耳を傾けたほうが良い。今や三つ超大国があるのだ。ロシア、中国、そして、アメリカ-おそらくは、この順序で。

アメリカでは、あらゆる形の悪や腐敗が日常茶飯事になっている。ボブ・ディランは悪や腐敗が日常茶飯事だと言っている。“現代、人々の生活は、余り多くのレベルで、悪徳とその象徴で満ちている。野望、強欲と利己主義、全て悪徳とつながっている. . . . 我々は悪徳が破壊する人々を目にはしない。広告看板、映画、新聞、雑誌、日々-見回すところ全てで、悪徳の魅力しか我々は目にしない。見渡す限り至るところで、人命の破壊と愚弄を我々は目にしている。” http://www.aarp.org/entertainment/style-trends/info-2015/bob-dylan-aarp-the-magazine-full-interview.4.html

悪徳は、ワシントンの特徴だ。魚は頭から腐るが、ワシントンはわが国を悪徳、強欲、利己主義と、人命の愚弄と破壊へと導いている。

“己の欲する所を人に施せ”というのは黄金律だ。アメリカはキリスト教国家だとされている。これはつまり、キリスト教アメリカは、イエスの山上の垂訓に、自虐的なやり方で従っているということだ。我々は、よその国々に対し、わが国に爆弾を投下し、侵略し、町や都市を瓦礫の山にし、わが国の社会・経済インフラを破壊し、何百万人もの人々を殺戮し、それ以外の大半の人々を難民にして欲しいと、望んでいるだろうか?

これこそ、アメリカが、世界に対して行っていることなのだ。これこそ、一体なぜウラジーミル・プーチンが、ロシアはもはや世界の現状に我慢ができないと語り、なぜアメリカに、“自分が一体何をしでかしたか理解していますか?”と問うたかという理由なのだ。

Paul Craig Robertsは、元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えていた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでい る。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the WestHOW AMERICA WAS LOSTが購入可能。

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2015/10/05/become-routine-paul-craig-roberts/
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一億永久属国民化大惨事内閣報道があるたびに、音声を消したり、局を変えたり。

ロシア・バッシング報道もひどい。宗主国が資金を与えたり、武器を与えたりしている反アサド勢力の、イスラム国の残虐行為は、あまり報じないのと対象的。

「同盟どころではない宗主国のシリア介入は正しく、同盟国であるロシアの参戦はいけない」という理論が、そもそも全くわからない。偽善もきわまれり。

宗主国が資金から何から与え、指示し、実行したキエフ・クーデターの美化しか伝えない電気洗脳箱には、もとより全く期待していない。経済担当相?、アメリカ人。我々が生きるこの国、日本人らしい連中がこぞって売国に励んでいる。売国、愛国が、国籍だけできまるわけではもちろんない。

見ているわけではなく、こうしたインチキ翻訳をしながら、流しているだけ。

電気洗脳箱TPP報道、あるいは紙媒体TPP記事を見聞きするのは人生の無駄。

TPP訴訟当事者が書かいておられる下記記事を熟読するほうが遥かに意味があるだろう。

街の弁護士日記 SINCE1992at名古屋  の、2015年10月7日 (水)記事
アトランタ「大筋合意」を受けて TPP阻止国民会議のコメント

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コメント

米国の支援をする日本はテロを起こす方、止める方どちらを支援すればよいのでせう

2−3ヶ月毎に米国内で銃の乱射事件を起こすのはタリバンやイスラム過激派ではなく、頭のおかしな米国人です。外国でイスラム圏に住む無実の一般人を爆撃やミサイルで殺しているのも米国人です。テロリスト集団ISISを爆撃するロシアに「止めてくれ」と言うのも米国。「テロとの戦い」という無限の戦争を始めた米国は国力が疲弊して日本に「集団的自衛権」行使を求めて加勢することになりましたが、米国の国益に資する(いずれにしても日本の国益にはならない)ためには「テロを起こす」方に加勢するべきなのか「テロを止める」方に加勢すべきなのか悩ましいです。

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