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2015年10月28日 (水)

サダムやカダフィが権力の座にあれば、世界はずっと良い状況だったろう - トランプ

公開日時: 2015年10月26日 10:11
編集日時: 2015年10月26日 12:11
Russia Today


ドナルド・トランプ Joe Skipper / ロイター

彼らの代わりに到来したものが遥かに酷いのだから、もし中東の独裁指導者サダム・フセインやムアマル・カダフィが、まだこの世界にいれば、世界はずっとましな状況だっただろうと、アメリカ大統領候補のドナルド・トランプは述べた。

CNNのジェイク・タッパーに、彼の番組ステート・オブ・ザ・ユニオン・ショーで、フセインやカダフィが、今もイラクとシリアを支配していれば、世界はもっとましだっただろうか聞かれて、トランプは“100 パーセントそうだ”と答えた。

"リビアを見なさい。イラクを見なさい。イラクに昔はテロリストなどいなかった。[フセインなら]テロリストを即座に殺害していただろう。それが今や、テロのハーバード大学のようなものだ" とトランプは述べた。

"彼が良い人物だったと言っているわけではない。彼はひどい奴だが、昔は今よりずっとましだった。今や、イラクはテロリストの教練場だ。今やリビアを、誰も知らず、率直に言って、イラクも、リビアもなくなったのだ。皆崩壊してしまった。両国はどうすることもできない。何が起きているのか誰にもわからない。"

フセインもカダフィも独裁的支配者で、腕ずくで支配していた。何ら要請も受けず、フセインは秘密の大量破壊兵器計画を持っているという口実で動いたアメリカが率いる連合によって、フセインは打倒された。後に、非難はウソであったことが判明した。彼は侵略後の当局より裁判され、処刑された。

カダフィ軍による爆撃から一般市民を守ることを要求する国連決議を乗っ取ったNATO爆撃作戦によって支えられた暴力的蜂起によって、カダフィは打倒された。NATOがリビア軍を壊滅させ、反政府派が、カダフィを捕らえ、即座に処刑するのを可能にしたのだ。

フセインもカダフィも自国民に対して残虐行為をしたが、今やイラクとリビアの人権状況は“これまでで最悪だ”と、トランプはCNNに語った。

"人々は首を切り落とされ、おぼれさせられている。現在、彼らは、サダム・フセインやカダフィ支配下より、かつてなかったほど酷い状態にある"と彼は述べた。

“リビアは大失敗だ。イラクは大失敗だ。シリアもだ。中東中が。そしてこれは皆ヒラリー・クリントン[元国務長官]とバラク・オバマ[大統領] が台無しにしたのだ。”

来年の大統領選挙で共和党指名の最有力候補だったトランプは、アイオワ州での早期投票でトランプを追い抜いたライバルのベン・カーソンに押されている。金曜日ブルームバーグ/デモイン・レジスター紙が発表した最新の世論調査では、州の共和党有権者で、トランプ支持は、19パーセントに対し、カーソン支持は28パーセントだ。

更に読む: ブレアは、ISISがイラク侵略に由来することを認めたが、サダムを打倒したことへの謝罪は拒否

2003年、イラク侵略で、当時の大統領ジョージ・W・ブッシュに、イギリスによる軍事支援を確約した元イギリス首相トニー・ブレアは、現在の中東での惨事は、あの判断に起因する可能性があることを認めた。彼はまた、イラク、リビアやシリアで、政権転覆に欧米は様々なやり方を試みたが、こうした国々の一つとして上手く行かなかったと述べた。

記事原文のurl:https://www.rt.com/usa/319681-trump-saddam-gaddafi-better/
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トランプ氏、この問題に関する限り、驚くほど、まっとうな意見。

たまたま見たトニー・ブレア発言場面、「情報が間違っていた」といっただけに思えたのは気のせいだろうか。それでも「どこが戦闘地域で 、どこが非戦闘地域か、今私に聞かれたって分かるわけがない」発言で派兵した元首相も現政府も、イラク派兵について、まともな反省をしていない属国傀儡諸氏より、言及しただけまとも。

彼氏は、理不尽な参戦の反省も郵政破壊の反省も放置し、原発反対のみを語る。令息はTPPによる日本破壊を円滑に推進する仕事に就任。挨拶場面を大本営広報部は繰り返す。

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コメント

トランプは粗野で無教養で人種差別主義者の田舎者かもしれませんが、似非リベラルでも、偽善者でも、ウォール街の手先でもなく、何よりも政治について真実を語っているという点で評価に値する人物といえるでしょう。

トランプのこの言葉は首肯出来ます。
アメリカのやっていることは、「抑圧からの解放」「民主化」に名を借りた、秩序の破壊、混沌化でしかない。昔も今も。

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