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2015年9月 5日 (土)

欧米の欠陥のある政策がEUの難民危機を招いたとプーチン大統領

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ヨーロッパの移民危機は、欧米諸国の“欠陥がある”外交政策のせいだと述べた。

金曜日、ロシアの都市ウラジオストックでの東方経済フォーラムで、記者団と話した際、プーチン大統領は、欧米の間違った政策と、中東と北アフリカにおけるテロの広がりの結果としての、ヨーロッパにとっての重大な問題を、ロシアは頻繁に警告してきたと語った。

“我々ロシアは … 数年前に、もし我々のいわゆる欧米パートナー諸国が、 ...とりわけ、イスラム世界、中東、[と]北アフリカ区域で、これまで彼等が続けている欠陥のある外交政策を維持し続ける限り、まん延する問題が出現すると、はっきり言っていた”とプーチンは述べた。

彼はまた、EUの現在の難民危機は驚くにはあたらない。こうなることは“完全に予想されていた”と述べた。

プーチン大統領は、欧米の外交政策の主な欠陥は、地域の歴史的、宗教的、国民的、文化的特性に配慮することなく、自分達の基準を世界中に押しつけることだと述べた。

ヨーロッパが、この夏以来エスカレートした未曾有の移民・難民危機に直面している中での、このロシア大統領発言だ。難民達は、近隣諸国の収容所に留まることなく、直接ヨーロッパにやってきている。

人々、主として、祖国での戦争から逃れようとするシリア人の流入に、どのように対処するかを巡り、ヨーロッパ大陸諸国は割れている。

欧州連合(EU)は、人数の記録的急増と、地中海経路に加え、バルカン半島での新経路開設について議論する為、二週間後に特別会議を開催する予定だ。

対テロ国際キャンペーン

ヨーロッパへの難民の波と取り組む為の唯一の方法は、テロに見舞われている国々の主権を維持し、一方的行動を排除しながら、テロを根絶することだとロシア大統領は述べた

“もし、我々が一方的に行動して、特定の地域における、エセ民主的原理や、手順について議論すれば、更に酷い手詰まりになるだろう”とプーチン大統領は語った。

彼は、ダーイシュ(ISIS)を含む過激派やテロ集団と戦う国際“統一戦線”の設置を呼びかけた。

“我々は、是非何らかの国際的連合を作りたいと思っており、それゆえ、我々は、アメリカのパートナーと相談している、”と、この問題について、アメリカのバラク・オバマ大統領と話し合ったことに触れ、プーチン大統領は述べた。

しかしながら、ダーイシュに対する軍事攻勢に対するロシアの“直接”関与、まして、アメリカが率いる連合軍へのモスクワの参加について語るのは時期尚早だと彼は語り、ロシアは現在、テロと戦う為“他のオプション”検討していると言い添えた。

2014年8月以来、ワシントンと、欧米や、地域の同盟諸国の一部が、イラクのダーイシュ拠点とされるものへの空爆を行ってきている。アメリカが率いる連合軍パートナーの一部も、アラブの国からの許可や、国連の要請一切なしに、昨年9月以来、シリア国内のダーイシュ拠点とされるものを攻撃してきた。

記事原文のurl:http://presstv.ir/Detail/2015/09/04/427662/Russian-President-Vladimir-Putin-Europe-immigration-crisis-
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大本営広報部・大政翼賛会・電気洗脳箱も、幼い男の子の死亡や、ブタペスト駅混乱状況画像は繰り返し見せる。

宗主国と欧米大国、トルコ、そして地域同盟国なる産油王国連中が、中近東、アフリカで、侵略戦争、政権転覆政策を推進していることが原因であることにふれる電気洗脳箱、あまりなさそうに思う。
たまたまトルコにおられた学者のインタビューを瞬時拝見した。

日本では、首相、大阪まで出かけ、電気洗脳箱幇間番組に出演。

ビデオはとったが「見ねえや」。

辺見庸氏の表現「糞バエ」を、またもや思い出した。

2014/06/04 【京都】「1人でも子どもを殺したら、16億のムスリムは日本を信頼しない」 内藤正典氏 イスラム情勢と集団的自衛権

2014/06/18 ISISの台頭で緊迫する中東情勢と集団的自衛権の行方 〜岩上安身による内藤正典・同志社大大学院教授インタビュー

岩上安身責任編集 – IWJ Independent Web Journal

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                  出るべくして出たロ-マ法王の説教(正午の祈り)

  先日の9月6日,フランシスコ法王は日曜日の説教で,欧州の教区教会に「難民」を保護するよう訴えた(RT)。おそらくその難民はシリアに限らず,北アフリカからの難民,マレ-シアからインドネシアに向かう難民たちをも意味するだろう。なぜなら,「難民」を生み出した元凶が「政治」であるからである。貧困であれ,難民であれ,虐殺であれ,政治が生み出したモノに対して「もし宗教が黙っているとすれば,宗教は単なるアヘンに過ぎない(『夕陽妄語』)」。

  おそらくプ-チン大統領とロ-マ法王の見解は同じであろう。「アメリカのスタンダ-ド(スプ-トニク)が人々の基本的人権を侵害し,『欧米の欠陥のある政策がEUの難民危機を招いた』のである。

 南米の解放の神学を一度は破門した後,ロ-マ教会自身の誤りを認め解放の神学を容認したロ-マ・カトリック教会。それ以来,遠くはブッシュ・チェイニ-アメリカ軍のイラク侵攻に公然と反対し,近くは8月9日,・・・
   「正午の祈り(説教)」の中で広島・長崎の被爆70年について、人類が科学技術を誤って使った結果引き起こされたとして、「戦争を拒絶し、核兵器や大量破壊兵器を廃絶するように、との人類への警告だ」と核廃絶を訴えた。
  また法王は「長い時間がたっても、この悲劇は恐怖と嫌悪を呼び起こす」と指摘。悲しい記念日を機に世界が和平へ向けて動くべきだとして、「戦争や暴力に『ノー』を、対話と和平へ『イエス』を」と呼びかけた(朝日新聞デジタル)。・・・
 
  難民の数がどれくらいに膨れ上がるのか。それは解らない。しかしその数は問題ではないだろう。ただ,彼らがメルケルのドイツへなぜ向かうのか。これが不思議でならない。おそらくは,ドイツがEUの中で一番経済的に発展しているからだろう(富める者は貧しき者へ)。あるいは,ドイツが「アメリカのスタンダ-ド」に一番忠実であることを,シリア難民たちがよく知っているからに違いない。つまり,生み出された難民はそれを生み出した元凶へ(カエサルの物はカエサルへ)。

追記: 加藤周一によれば,キリスト教には2面がある。「富める者は貧しき者へ。もう一つはカエサルの物はカエサルへ」。しかしシリア難民の多くは,キリスト教徒ではなく,イスラム教徒であろう。とすると,彼らがドイツへ向かう理由がさらに分からなくなる。

追記2: 先月もうら若き女性二人に夕飯を別々にご馳走になった。イスラムの教えには「喜捨」という精神があることを考えれば,彼女たち(富める者)は小生(貧しき者)に「喜捨」してくれたのであろう。しかしまた仏教にも托鉢ということがある。おそらく四大宗教には,「施す」という概念があるのかも知れない。
 しかし儒教にはないような気がする。「人に奢る者は自ら驕る」と古代中国の曾先生も仰っている。昔は日本も儒教精神が生きていたから,小生が女性や男性にご馳走になるということは珍しかった。しかし今や時代は変わったのかもしれない。マスゴミ幹部が一国の宰相にご馳走になる時代。おそらく儒教精神を取り戻すのは難しいのかもしれない。

追記3: エジプトの富豪が島を買いとって難民をそこに住まわせるというニュ-ズがある一方で,フィンランドの首相は自宅を難民のために開放するという。ここにキリスト教の精神がある。しかし,イギリスは一度難民受け入れを拒否。その後その拒否を撤回とみっともないことをやっている。かつての大英帝国の面影はない。やはり新自由主義が蔓延るとその国の政府は堕落するのかもしれない。

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