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2015年7月29日 (水)

DARK法成立は、アメリカ政治家の傲慢さの証し 廃棄されたGMO表示法

廃棄されたGMO表示法
Scott C. Tips
2015年7月25日
National Health Federation


ヨーロッパではこうなっている。アメリカでもそうあるべきだろう。(綴りが間違っているにせよ)

2015年7月23日、アメリカ合州国下院は H.R. 1599、別名DARK法として知られる、いわゆる“2015年、安全正確食品表示法”投票を行い、(275対150の多数決で)通過させた。

これから上院で取り上げられるべき法案の表現として、DARK法というのはより正確な表現だ。つまり“アメリカ人の知る権利を否定する(Deny Americans the Right to Know)”の略語として、議会が一体何をやろうとしているかを適切に語ってくれるのだ。既存の全ての、そして将来の州や地方レベルのGMO表示法を無効にし、遺伝子組み換え作物を規制する、連邦法でない無数の法律を廃絶し、消費者が十分な知識を得た上での選択をできなくするのだ。

特に、DARK法は - もし上院を通過し、オバマの署名によって、法律となれば:

    • GMO食品の表示だけでなく、GMO作物の製造と販売に関する州と地方の法先手を打って阻止し
    • “GMO禁止”地帯を無くし
    • 伝統的農法の農民や食料生産者が、食品に“GMOを含まない”という表示をするには、GMO推進派の米国農務省からの証明書を必要として、不公平に負担をかけ
    • “自然”食品の定義を一層曖昧にして、食品がたとえGMOを含んでいても、企業がパッケージに“自然”と表示できるようにし; 更に
    • 遺伝子組み換え食品を飼料として与えられた動物による乳製品や、遺伝子組み換え処理や酵素を利用して生産された食品でも「非伝子組み換え」と表示するのを認める。

             GMO表示法規の“混乱した継ぎ接ぎ細工”を終わらせるものとして喧伝されているが、DARK法は、実際は、食べ物や飲み物に何が入っているのかをアメリカ人が知る権利を奪うことの偽装以外の何ものでもない。法律が“混乱した継ぎ接ぎ細工”状態を終わらせる手口は、フン族の王アッティラが、破竹の進撃途上にある諸部族の“混乱した継ぎ接ぎ細工”状態を終わらせた手口と同じだ。彼は諸部族をひたすら絶滅させたのだ。我々全員が十分な知識を得た上で選択ができるようにするには本当のGMO表示が必要だ。

この法案に賛成票を投じた、多くの共和党議員と、少数の民主党議員は恥じるべきであり、これに反対票を投じた、多くの民主党議員と、少数の共和党議員は称賛されるべきだ。有権者の願望に対する、資本家権益の勝利だった。90%以上のアメリカ人が、GMO表示の義務化を要求している、あらゆる本格的な世論調査が示しているように。共和党支持者ですら、89%が表示の義務化を支持している。ところが、私の長年の友人、ダナ・ローラバッカー下院議員(共和党-カリフォルニア州)を含め、議会は法案に賛成票を投じた。明快なGMO表示に対する、圧倒的支持を無視したのだ。皮肉にも、NHFの代替医薬・医療選択自由運動に対して長年反対していた議員達の多くが、この問題で正しい方に投票した。(下記を参照。https://www.govtrack.us/congress/votes/114-2015/h462)

次の戦場は、アメリカ上院だ。ジョン・ホーベン上院議員(共和党-ノースダコタ州)は独自のGMO表示法案を用意しているが、下院版に対する改良とは思えない。それでも、上院は、DARK法、または、ホーベン上院議員の法案、あるいは、近い将来には、おそらくは別の、より消費者志向の法案さえも検討するだろう。GMO産業(モンサント)が、連邦議会の最も暗い一角の影響力行使に手をこまねいているはずがないのだから、これを実現させるか否かは我々にかかっている。

我々の健康が危機に瀕しているのだ。ロバート・コーヘン(GMO食品と、その健康に対する危険に関するNHFの常任専門家の一人)が、最近気づいたが、“2015年9月号のChemosphere=化学圏 (135:53-60ページ)には、モンサントから金をもらった評者に、ぎりぎり間に合うように、研究が載っている。‘ラウンドアップ曝露が、アマゾンの硬骨魚コロソマ・マクロポムムの、えらと肝臓の機能障害、DNA損傷や、脳のコリン作用の阻害を促進する’ことを研究者達は発見した。‘我々の研究結果は、コロソマにおける生体指標は、臓器特異的で、(ラウンドアップ)濃縮に依存していることを示している。

えらと気道上皮の構造的変化の後に、ヘモグロビン濃縮等の血液学的パラメーターの変化が起き …更に、(ラウンドアップ)濃縮は、コロソマのえらの生体内変化過程に悪影響を及ぼした。一方、肝臓の反応は(ラウンドアップに)曝された魚で、生体内変化や、抗酸化系の不均衡で見られるように、活性酸素種(ROS)の産生が起きたことを示唆している。(ラウンドアップに)曝されたコロソマの赤血球中のDNA損傷増大は、この仮説と一致する。’海洋科学者達は、こう結論づけている。‘かくして、我々は(ラウンドアップ)が、コロソマに対して有毒な可能性があり、あるいは他の熱帯魚類に対してもそうでありうると考える。(強調は筆者) 現在の情報は、金を貰ったモンサントの詐欺師連中によって、歪曲されかねない。真実はつらい。事実は苦しいものだ。連中からたっぷり金をもらった代弁者を利用して、モンサントは、事実が事実であることを無視し続けている。”

NHFは、ジュネーブ、スイスで、国際食品規格委員会が、遺伝子組み換えウシ成長ホルモンの標準を採択するのを打ち負かすのを手伝い、帰国したばかりだ。我々の健康に対するこの国産の脅威を打ち負かすためには、皆様の助力が必要だ。世界を汚染するものは、我々を救うことなどなく、我々も汚染するだけだ。国際食品規格委員の場合と同様、この最新の脅威を打ち負かそう。皆様の積極的なご参加が、巨大食品企業に対するNHFの活動継続には不可欠だ。是非下記をご覧の上 http://www.thenhf.com/donations-historical/ ご支持を表明頂きたい。

記事原文のurl:http://us9.campaign-archive1.com/?u=974a0a0c84c2e0a0d9ecb0998&id=eaf6133707&e=b3505f619d

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国名を日本に変え、DARK法を「戦争法案」、下院を、「衆議院」、上院を、「参議院」にすれば、そっくりそのまま。

何度も書く。「属国は宗主国を模倣する」。

生物学では、ヘッケルの法則「生物の個体発生は、系統発生を繰り返す」

というわけで、宗主国の事情を見れば、属国の将来がわかる。

DARK法を採決した宗主国、TPP後の属国の状況を先取りしている。

「戦争法案」丁寧に説明する意図など始めから皆無。はなから数の力で押し切るつもり。TPPと全く同じ。宗主国支配者・戦争産業の為にしかならない法案。

TPP、情報を全く開示しないものを、ヨイショする売国奴洗脳大本営広報部、許すことはできない。闇鍋ではないのだ。開示しろと文句をいわないで丸飲みするから、正確に大本営広報部と書いている。

『戦争法案廃案!7.28日比谷集会&デモ』

集会開始前、様々な曲が流された。英語の三曲、ベトナム戦争反対の歌とばかり思っていたが、戦争法案反対の歌でもあった。

    • 風に吹かれて
    • 悲惨な戦争
    • 勝利を我等に
    • 善良な市民

忌野清志郎の『善良な市民』通りの筋書き。

泥棒が憲法改正の論議をしてる
コソ泥が選挙制度改革で揉めてる
でも善良な市民は参加させてもらえず
また間違った人を選ぶ
泥棒が建設会社から饅頭をもらってる

泥棒が国際貢献をしたがっている
大義名分を掲げまた二枚舌を使う
でも善良な市民は見知らぬ土地で
弾に当たって死んじまうだけさ

善良な市民は新しいビールを飲んで
プロ野球に熱中するだけさ
競馬で大穴を狙うだけさ
飯代を切り詰めたりして
Jリーグを見に行くだけさ

傀儡政府、「国民の理解を頂けていないため」ではなく、「国民の理解が深まっているため」支持率が順当に、急速に落ちていることは、もちろん十分承知しているだろう。

実に気味悪い肉塊によるプレゼン。放送をみたわけではないし、youtubeでみる気力もないが、画像でみるかぎり、火事というより、砲撃された市民から飛び出た内臓、心臓に見えた。一流広告会社が本気で考えたのだろうか?わざわざ反発を食らう作戦なのだろうか?

強引に成立させたあと、岸首相が退陣し、所得倍増の池田首相に代わってガス抜きをしたように、強引に成立させたあと、孫も突然の劇的退陣が予定されているだろう。

後釜は、噂されている有力者の可能性もあるが、宗主国で女性の戦争推進大統領が実現する先鞭として、属国で、先に女性戦争首相が出現しそうな気がする。

そうなったからといって、売国政党二党の支持率が回復するガス抜き効果はないだろう。

新国立競技場の白紙撤回が、支持率挽回に全く効果がなかったのと同様に。

参院選2合区成立。衆院可決という。賛成した諸氏、自称「野党」だが実質自民党別動隊。

中には郵政選挙で果敢に立ち向かった人もいる。著書も読んで、応援していた自分の浅はかさを恥じている。

自称野党、将来の参院選、衆院選で、のこのこ登場して受かるのだろうか?彼等ではなく、国民の資質が問われている。

自称野党、いずれも『戦争法案廃案!7.28日比谷集会&デモ』に参加していなかった。

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