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2015年5月 2日 (土)

ウクライナ議会議員エレーナ・ボンダレンコ声明

オリガ・ルザノワによる投稿
2015年4月18日

ロシア語版は: Заявление Елены Бондаренко?депутата Верховной Рады Украины

2014年9月10日付けのエレーナ・ボンダレンコ国会議員による声明の翻訳を下記に公開する。声明は元々彼女のフェースブック・ページに掲載されたが、当時ほとんど無視された。ウクライナで最近多発している暗殺で、この声明の新たな、うす気味悪い妥当性を感じるため、この理由で、我々は今という遅い時点で、翻訳を公開する。

アリャ & アラン・ベイリー翻訳 / オリガ・ルザノワ編集

私こと、ウクライナの与党に反対する地域党議員のエレーナ・ボンダレンコは、政府が直接、野党政治家を暴行で脅し、議会や他の場所で、言論の自由を奪い、野党の指導者達や、その子供に対する犯罪を黙認している事実に関し、声明を発表したいと思います。

しつこい脅し、野党議員が大半のウクライナ・マスコミに登場することに対する公言されてはいない禁止、意図的ないじめは、ウクライナの野党派の人々にとって日常茶飯事です。ウクライナにおける平和を呼びかける人々全員、例えば、30-40年代のドイツや、マッカーシー時代のアメリカでそうだった様に、即座に政権の敵になるのです。

数日前、ウクライナ内務大臣アルセニー・アヴァコフがこう発言しました。“エレーナ・ボンダレンコが、議会の演壇に上がると、私は銃に手を伸ばしたくなる。”

これが、ウクライナの警察を支配する権限をもった人物の発言であることを強調したいと思います。まさに一週間前、ウクライナ議会の議長、アレクサンドル・トルチノフが、野党地域党代議員の私が議会の演壇に登壇するのを禁じました。ひたすら“平和な都市を爆撃する為に軍隊を送る政権は犯罪人だ。”という私の発言ゆえに行われたのです。その後、彼は過激派議員連中が、野党政治家への銃撃を呼び掛けるのを快諾したのです。

昨年、キエフが過激派で一杯になった時、私の自動車が銃撃されました。この事実を警察に報告しました。私自身がそうした深刻な脅しを受けています。まだこうしたことに気づいていない全員に、政権が、別の野党政治家ウラジーミル・オレイニクの息子を大胆にも攻撃した犯罪人達を保護していることもお知らせしたいと思います。地域検察官のルスラン・オレイニクが、仕事場で散々殴られ、命と健康を脅かされました。政治家やその家族に対する攻撃や脅しを調査するどころか、政権は検察官を首にしたのです。私の同僚達は毎週の様に、補佐役達が殴られたり、支持者の事務所が家宅捜索されたり、命や健康や、資産を脅かされているとこぼしています。

ウクライナのサイバースペースは、こうした情報については、ほぼ完全に検閲されており、普通のウクライナ国民は、野党に対する犯罪行為や、憲法上の言論の自由という権利が様々な形で抑圧されている事実を全く知りません。恐怖にもかかわらず真実を語るマスコミは、国粋主義集団によって絶えず攻撃されますが、出版社を攻撃する無頼漢連中は、関与していることがビデオや写真の証拠で識別されていてさえ、決して起訴されません。

民主的な原則を主張される国際組織に、こうした事実に注意を払うだけでなく、ウクライナ国民の民主的な権利と自由の為の戦いに加わるよう私は呼びかけます。ウクライナにおける権力を目指す戦いで、臨時政権が利用する手法は、民主主義とは無関係です。こうした非道な事実に対して、国際社会が無為であることは、ウクライナで行われているあらゆる犯罪に対する加担や、沈黙の承認に見えてしまいます。自由世界は、もう一つの前哨地点、ウクライナを失いつつあります。民主主義と人々の権利のために戦う人々全員が、団結すれば、多くの変化を実現できるでしょう。我々は団結してのみ、ウクライナ臨時政権と、同胞]殺し戦争を止めることができるでしょう!

敬具
ウクライナ国民代議員、エレーナ・ボンダレンコ

記事原文のurl:http://slavyangrad.org/2015/04/18/statement-by-elena-bondarenko-peoples-deputy-of-verkhovna-rada-of-ukraine/
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Paul Craig Roberts氏の記事『真実は殺害されてしまった』の中で触れられている文章。

もちろん、宗主国の命令通り、ウクライナのファシスト政権支援に大金を投入し、ロシアの戦勝記念日にもトップが参加しない属国の大本営広報部、大政翼賛報道では、こういう事実は全く報じられない。

ひたすら、『プーチンによるクリミア侵略・併合』だけが語られる。

今の危機状態を生み出したクーデターが、宗主国のさしがねであった事実、大本営広報部、大政翼賛会は決して報道しない。

労働組合会館虐殺事件が起きたのは、一年前。

大本営広報部、大政翼賛報道は、報道管制をして、この事件を報じていない。

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コメント

ブログ主様には、立て続けにエレーナ・ボンダレンコを取り上げていただき感謝します。いつも彼女の発言は、論旨明快で言葉に力があります。政治家らしい政治家だと思います。(昨年10月の翼賛選挙には出馬せず今は前国会議員ですが) ブジナ暗殺の件に絡み、先週は頻繁にモスクワ各局のテレビ番組に出演していました。その中でTV Centerの「知る権利」という番組があります。毎週土曜日晩のプライムタイムの番組ですが、毎回主賓を呼び、彼、彼女に対して数名の論者が質疑応答をするというものです。先週の番組のゲストがエレーナでした。
http://www.tvc.ru/channel/brand/id/1756/show/episodes/episode_id/39296/
彼女はこの中で、不思議なことにアバコフ内相の指示によるボディガードにより身辺警護されていること、家族を含む安全上の理由から所在は一切言えないこと、何よりも物理的生存を優先させることを述べていました。

さて、今月9日は、戦勝記念日です。今年は70周年ということで、例年以上に当局放送局も力が入っており、特集番組も多くあります。その中で是非小生が紹介したいのは、ニュース番組「ブレーミャ」でここ数ヶ月、毎日最後に放映される特集コーナーです。「英雄都市」ということで毎回ひとつの都市の戦争記録、如何に解放されたかのドキュメントに加え、その都市の従軍者の10歳から15歳程度の年齢の曾孫を選び、曾祖父の曾祖母への前線からの手紙を読ませたり、未だ存命の場合は聞かされた話を作文にしたりとか、子供達に戦争を語らせているのです。過酷過ぎるソビエト・ロシアの20世紀の中でも僅か数年で2000万人以上の犠牲を出した対独戦の記憶は強烈で、永遠に語り継がねばという思いは多くの人の間にあると思います。それだけに、誰もが歓びを爆発させた日が45年の5月9日であり、今でも最大のロシアの祝日であり多くの人にとって非常に重要な日なのです。僕の乏しい経験でも、もう何十年か前のことですが、モスクワでいつもはチャラい俗物的なロシア男が戦争の話になると「戦争だけは絶対に駄目だ」と真顔で言ったのを今でも思い出します。かつてジョージ・ブッシュは、アルゼンチン大統領に「景気の特効薬は戦争だよ」と言ったという話がありますが、ロシアにはそういう空気は皆無だとはっきり言えると思います。更にもう一点、憎むべきはファシズムでありドイツ人ではないということが、特にソ連崩壊以降公式に強調されるようになってきていることを指摘しておきます。

戦勝記念日を前に討論番組では歴史、特に第2次大戦を取り上げることが多くなりました。
http://www.1tv.ru/video_archive/projects/timewilltell
この番組の後半部分(2部構成で前半後半の内容が違います)30分過ぎ、イギリスの調査会社の英独仏の3カ国の世論調査の結果を示しています。「誰がヨーロッパをファシズムから解放したか?」の問いに45%が米軍と答え、ソ連軍という回答は13%に過ぎなかったという事を題材に討論が進められます。(司会者、文豪トルストイの子孫ですが、彼が付け加えて言うには、50年代はフランスでは80%の人がソ連軍と回答したと)フランスを解放したのは、実際に米軍なのだから、フランスでの世論調査はもっともではないかと、親米派の「リベラリスト」が言うと、大半の愛国者グループ、嫌米派は、意図的な歴史の改竄が行われていると反論するという具合です。外務省勤務の女性は国連でチュルキン露大使に対しパウエル米大使が「あなたの国は敗戦国だ」と罵倒したという話をしていました。冷戦ではなく第2次大戦を暗に意図していたというのです。どうもここら辺に欧米人の願望があるようです。第2次大戦は米ソが戦い、アメリカが勝ったとでも思いたいのでしょう。ウクライナでは既に正義のドイツ軍とウクライナ軍が、悪のソ連軍と戦い勝った戦争になっているようです。革命前からロシアは世界中から謎の国とされてきました。Rusofobというロシア語を最近よく耳にします。単にロシア嫌いというよりも遙かにきつい意味を持つ言葉です。この感情を克服しない限り、ロシア問題、就中、ウクライナ問題の解決は遠い気がしますが、政治利用したい輩が多過ぎてカオスになるのはいつもの事です。

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