逃亡中のジョージア元大統領、ウクライナのオデッサ州知事に任命される
公開日時: 2015年5月29日 22:41
Russia Today

ジョージア元大統領、ミヘイル・サアカシュヴィリ (ロイター/David Mdzinarishvili)
ウクライナ内閣は、自分の国によって、国際指名手配されている元ジョージア大統領のミヘイル・サアカシュヴィリを、ウクライナの黒海沿岸オデッサ州知事に任命した。
大統領広報官スヴャトスラフ・ツェゴルコによれば、ウクライナのペトロ・ポロシェンコ大統領は、公式に任命を発表する前に、彼の立候補を承認する為、金曜日にサアカシュヴィリと会う予定になっている。
やはり、サアカシュヴィリのオデッサ知事任命を確認したウクライナのジャーナリスト出身議員セルゲイ・レシチェンコによれば、逃亡者のジョージア指導者は、既にウクライナ国籍を認められており、法律的にも、その任に適格だ。
サアカシュヴィリは、最終的には、前政権を、2014年2月に打倒したクーデターを始めて以来、現在のウクライナ当局を長いこと支持して来た。5月早々、彼は、反ロシアのタカ派アメリカ上院議員ジョン・マケインとともに、ポロシェンコ大統領の改革諮問委員会に任命されていた。マケイン議員はこの申し出を辞退した。
サアカシュヴィリが既にその職に任命されたという、通信社ウクリンフォームによる政権の二人の匿名情報源を引用した報道もあり、インターファックス・ウクライナも確認しているが、公式な確認は発表されていない。だがウクライナ閣僚が、ポロシェンコ自身の推薦通り、サアカシュヴィリを任命したとされているので、これは事実上、既成事実だ。
サアカシュヴィリは、“99パーセントの確率で”オデッサ知事になる、とウクライナ大統領府副長官ヴァレリー・チャリーは、ウクライナ・ナショナル・ニューズ(UNN)に語ったが、大統領の代理としてではなく、“評論家”として発言していることを強調した。
一方、サアカシュヴィリ自身は、ツイッターで、自分は“オデッサを愛している”とだけ発言している。
サアカシュヴィリをウクライナの戦略的なオデッサ州知事に任命するという公式発表は、土曜日に行われるものと広く予想されている。
記事原文のurl:http://rt.com/news/263337-ukraine-saakashvili-odessa-governor/
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自国の言語では、サカルトヴェロと呼んでいるのであれば、それをそのまま使えば良いだろうに、旧宗主国の呼び名を捨てて、新宗主国の発音にする不思議な心理。
最もロシアになびきそうな地域の知事に、最もロシアに敵対的な宗主国傀儡をつけるというマンガのような状況。いずこも同じ初夏の夕暮れ。
この国でも、温泉というか、蒸し風呂は人気だという。大噴火した口永良部島にも、良さそうな温泉、多数あるようだ。ともあれ、口永良部島噴煙の映像を見ながら思いだしたのは石黒曜の『死都日本』。大本営広報部、あまりこの本に言及しないようだ。川内原発再稼働反対運動が高まるのを危惧しているに違いない。
一方ネットには、『死都日本』言及はある。未読の皆様には是非お勧めしたい本。
霧島破局噴火の可能性はさておき、川内原発再稼働はやめた方が良いだろうに。
「なぜ噴火が予知できなかった」という記事をみかけたが、そういう疑問が、なぜでるのかと思う。地震予知も、火山噴火予知も、とうてい人知の及ぶところではない。
地震予知計画に鋭い批判を浴びせていた島村英紀氏は、冤罪で投獄された。
島村英紀氏が正しく、彼を冤罪にした連中こそ間違っているのだが、この国は何事につけても安倍こべ。アリスの不思議な世界。
島村英紀氏の著作も素晴らしいが、ホームページもマスコミに載らない情報満載。逮捕・起訴する側こそが、とんでもいなく大変な犯罪人であること、この例でよくわかる。
たとえば、「人はなぜ御用学者になるのか」をお読みいただきたい。その後で、その典型的な見本をの態度・発言をお読み願いたい。
2015/05/27 川内原発、再稼働に必要な3つの許認可が出そろったことについて「時間がかかったのはしょうがない、生みの苦しみ」~田中俊一原子力規制委員長定例記者会見
植草一秀の『知られざる真実』
口永良部噴火を川内原発に関連付けないマスゴミ
2015/01/10 日本は、首都圏は安全なのか――いつ起きてもおかしくない「大地震」「大噴火」のリスクを地震学者が解説
念の為に申しあげるが、上記記事、実は昼過ぎに書き込んだもの。
宴会で酒をのみながら、地震に驚いて、この記事を思いだした。
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