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2015年5月 6日 (水)

福島の“地獄の釜”: 強烈な放射能に汚染された水が、毎日300トン以上できている

ENENews
2015年5月4日

朝日新聞, 2015年5月1日、(強調は追加したもの): 1790年から、ここで酒造会社を営んで、9人目の社長[兼会津電力株式会社社長]佐藤彌右衛門は、福島第一原子力発電所の破損した原子炉を“地獄の釜”にたとえた。最近の朝日新聞のインタビューで、佐藤社長は、原発事故“毎日、始まり続けているんです。”と語った
インタビューの一部は以下の通り:
質問: 再生エネルギーの利用も含めてなにが9代目弥右衛門を突き動かすのですか?
佐藤: 地獄の釜って知っていますか? 悪いことをすると地獄に落とされ、その釜で煮られる。福島県にはそんな釜が四つもあるんです。東京電力福島第一原発に。… しかも、事故は終わっていません。毎日、始まり続けているんです。原発では強烈な放射能に汚染された水が、毎日300トン以上できているんでしょう。…

小出裕章(元)京都大学原子炉実験所助教, 2015年4月24日:

    11:30 - 首相が[福島]は収束したと言いました。私はその時にも‘冗談は言わないでください’と思いました。事故から既に4年たっていますが、残念ながら事故は全く収束できないままです。
    15:15 - そのとけ落ちた炉心が今現在、どこに、どのような状態で存在しているか、誰もわかりません… 四年たっても現場にいくことができないという様な事故は、原子力発電所以外には決しておきないという、そういう過酷な事故です… しかたがないので、これ以上炉心を溶かすことは許されないというので、ひたすら四年間水を注ぎ続けています。
    30:30 - こういう危機がこれからずーっと続いて行くし、その危機をすこしで何とかも乗り切るために労働者が被曝を続けることになります。
    55:30 - しかし日本国政府は、原子力緊急状態宣言を出して、今は緊急事態だから、法律を守らなくてもいい、ということにして、人々をこの汚染地に捨ててしまったのです。… 日本の東北地方、関東地方を中心に、広大な地域を放射線管理区域に指定しなければいけない程汚染したCs-137の重量は、わずか750グラムです。[関東地方には、東京と4000万人以上の人々の生活の場がある]。
    1:01:00 - 福島の事故は未だに進行中だということを、皆さんにも分かって頂きたいと思います。
    1:02:00 - 駐日バーレーン大使: もしあなたが日本の首相だったら、この実に困難な状況で一体どの様な対策をされるでしょう?…
  小出: 原子力緊急事態宣言は解除されていないのです。だからこそ、日本の法律では許されないような場所に人々を捨てることが、現在行われているのです…もし私が安倍さんであれば、まず真っ先にやることは、子供達を汚染地帯から避難させるということです

小出裕章氏の講演をここで見る。

記事原文のurl:http://enenews.com/caldrons-hell-created-fukushima-energy-company-official-disaster-recurring-day-plant-japan-nuclear-expert-crisis-severity-be-imagined-anywhere-people-abandoned-thrown-away-video?utm_source=feedburner&utm_medium=email&utm_campaign=Feed%3A+ENENews+%28Energy+News%29

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先月26日、チェルノブイリ原子力発電所事故から、29年目だった。
老朽化した石棺の上にかぶせる屋根?建造中。溶けた燃料は手つかずのまま。
周辺で起きた森林火災、5月2日にようやく鎮火していた。

小出氏講演は、日本外国特派員協会でのもの。既にご覧になった方も多いだろう。
通訳の方、毎回拝見しているが驚異的。大昔、楽しみに見た故國弘正雄氏のインタビュー番組を思いだす。中味は濃いし、英語学習にも最適ではと思う。

相当長期に現地生活をしておられるに違いないと自分の非力を誤魔化す解釈をしていた。今念の為、高松氏インタビュー記事をみると、「日本生まれだが、教育は全てアメリカで受けました」とあった。

上記記事、朝日記事は、英語からの翻訳ではなく、記事から流用。講演は、英語原文通りの時刻を残してあるが、日本語部分は通訳された英語の翻訳でなく、該当するであろう日本語原発言部分を書き起こした。そこで原文英語とは差異がある。

是非ビデオをご覧願いたい。日本語講演なのだから困難なことはない。1時間13分。

同じ日本外国特派員協会で、
鳩山元首相のクリミア訪問についての講演もある。1時間38分。

いずれも、
大本営広報部の電気洗脳箱では決して報じない講演で
大本営広報部の電気洗脳箱を消してでも、見るべき講演。

日本の真実は、日本のマスコミは報じないが、日本外国特派員協会の講演で知ることが可能だ。

更なる惨事が予定されている。鳩山元首相クリミア訪問快挙後の怪挙。二大属国怪談。

総理大臣が来月、ウクライナを訪問し、ポロシェンコ大統領と首脳会談を行う方向で調整に入ったことが分かりました。

クリミアを巡る状況も詳しく分析している『未承認国家と覇権なき世界』NHK Books刊を、遅ればせながら読んでいることを告白しておこう。

追記:2015/5/6 アクセスが想像以上に多いので、下記、補足しておきたい。

福島原発事故の直後とは言わないが、10日後、下記記事を翻訳し、補足コメントを書いてた。

今の時点で、当時の発言と、現在の発言を比較頂くことは、何らかの意味があるかもしれない(クリス・ヘッジズの記事そのものは、お読み頂く価値があると確信するが、小生コメントは蛇足で、つまらない可能性は高い。漫才ではないのだから、面白いか面白くないかではなく、妥当であったか否かご判断願いたい。)
2011年3月21日 今度は地球丸ごと道連れ

そして、2011年8月20日のIndependent紙翻訳記事 福島メルトダウンの背後にある衝撃的事実


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コメント

補償金もきちんと払わないのに経済性云々と語る人たち。
実に不思議だ。
問題の外部への押し付けそのもの。
それで解決したつもりになれる精神性が怖いです。
事故自体もちろん酷いですが、事故後の対応が酷過ぎで
海外から客観的に見た場合どう見えるのだろう。

例え神は見なくても人は見ますよ、この国の実態を。
それがどういう評判に繋がっていくか。
あまりに酷いと、どう酷かったか世界の世界史の教科書に
載りますよ。美しい国にこだわる人には耐えられないのでは
ないですか?原発に限ったことではありませんが。

連日のコメント失礼致します。
重ねて心から感謝申し上げます。
日本外国特派員協会の小出先生の記者会見を敢えて記事にされた事を大変嬉しく有り難く思いました。すこしだけ付け加えさせて下さい。

「戦争よりも酷い事が進行しているのに、まだほとんどの国民が、気付いていない。‐小出裕章元助教」

子供64人のうち12人が甲状腺にしこり
宮城県では、これ以上健康調査を実施しない方針を固めた。

ウクライナ汚染地帯の学校で480人中、正規の体育授業が受けれるのはたったの14人

「〈復興〉で多額の広告費をもらったマスコミは、除染がイカサマであることを伝えない。〈手抜き除染〉がさもスクープであるかのように報じ、それを指摘された役所は遺憾の意を表明する。
キツネと狸の馬鹿し合いを真に受けてはいけない。‐田中龍作」

「今の日本人は、自分の心と体で感じとり、自分の頭で考え、自分自身で判断して自分で行動するといった人間として当たり前の事が出来なくなっている。‐丸山健二」

「馬鹿が馬鹿と気づいた時から、馬鹿からの脱皮が始まるんだ。‐倉本聡脚本ドラマ『あにき』より」

「2015/05/05フクイチの原子炉の下から噴出する大量の水蒸気。これは、原子炉で言えば、一次冷却水の蒸気と同じだ。
この放射性水蒸気は、雲散霧消せずに団子状の雲となって風下に吹き流される。風下にあたる地域は、湿度が100%になる。
団子状の放射性水蒸気は、昨日は100万都市・仙台を襲い…、今日は伊豆半島や伊豆七島を襲った。
ハッキリ言う。
日本は、致命的な段階に入った!
しかし、無能な日本政府は『打つ手なし!』の痴呆状態だし、マスコミは一切報道しない。…
飯山一郎H.P.2015/05/05より一部のみ掲載」

最後に、もう一度重ねて繰り返させて下さい。皆さん、朝から晩までインチキイカサマ報道とバカ番組を垂れ流すテレビ・大新聞を見るの読むのをいい加減やめましょう。日々体の底から痛めつけられている子供たちの悲しく不安気な目つきを感じとりましょう。
主様はわかって下さると思いますが、どんなにろくでなしの馬鹿親であっても、子供は自分の親ならば、まず信じます。変だな、変だなと感じても、信じて、信じて、それでもおかしいと感じても、半ば信じ半ば庇います。それは悲しい、悲しい間違えですが、子供には全く罪はありません。
玉石混淆ですがインターネットには真実の情報は確実に存在します。しかし仮に、情報が全く得られない、何もないまっさらな状態でも、詐欺師ぺてん師のたわごとを耳に入れるよりは、遥かに遥かにマシでしょう。チャップリンもあの『独裁者』の演説で「兵士たちよ、まず感じよう!」と訴えています。

明日にでもこの国が無くなるや知れぬ事、ひしひしと感じる今の今、とりとめのないコメントとなって申し訳ありません、お許し下さい。

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