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2015年3月28日 (土)

マニュファクチャリング・ディセント(反対派をでっち上げる)

Paul Craig Roberts
2015年3月26日

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ミシェル・チョスドフスキー教授は多数の重要な本を書いている。最新刊は、The Globalization of War: America’s Long War Against Humanity(戦争のグローバル化:人類に対する、アメリカの長き戦い)。チョスドフスキー教授は、ワシントンがアメリカ大統領を、ノーベル平和賞を獲得した世界の平和推進者として描きながら、戦争をグローバル化させたことを示している。ワシントンは軍隊を、150ヶ国に配備し、世界を6つのアメリカ軍司令管区に区分けし、宇宙作戦も含むグローバル攻撃計画をもっている。核兵器はグローバル攻撃計画の一環で、先制第一撃で使用するよう格上げされたが、冷戦における役割からの危険な逸脱だ。

アメリカの軍事化には、アメリカ国民に対し、そして、アメリカ経済帝国主義に成り代わって、主権国家の軍事的強制に使うための、地方警察向けの軍用兵器も含まれる。

一つの結果は、核戦争の可能性だ。もう一つの結果は、アメリカ外交政策の犯罪化だ。戦争犯罪が、その結果だ。こうしたものは、個々の、ならずもの連中による戦争犯罪ではなく、確立した指針や手順で制度化された戦争犯罪だ。“ブッシュ政権と、オバマ政権との違いは”チョスドフスキーは書いている“is強制収容所、標的暗殺と拷問部屋が、いまやあからさまに、‘グローバル対テロ戦争’を維持し、‘欧米民主主義’の流布を支援する”ための介入用の正当手段と見なされている。

チョスドフスキーは、自分の国が軍国主義的警察国家に変貌することに対し、アメリカ国民が、抗議し、抵抗する能力は限られていると指摘している。ワシントンや従順な財団が、今や反対派の運動を支配するために資金提供している。彼はノーム・チョムスキーとエドワード・S・ハーマンの『マニュファクチャリング・コンセント』を引用している。彼は、エリートが、反対派に資金提供をすることで、草の根コミュニティー指導部が取り込まれる結果になっている様子を、ポール・キヴェル説明させている。同じことが環境保護団体でも起きている。黒人も、役職や報酬を与えられる、エリートの金と能力で、指導者を奪われてしまった。

チョスドフスキーは、進歩派、左翼や反戦団体が“対テロ戦争”を支持し、9/11事件の公式説明を無批判に受け入れたことが、ワシントンによる戦争の基盤となっていると指摘している。

ウソを受け入れたことで、抗議する基盤も失われた。それで、抗議が存在しないのだ。

スティーヴン・コーエン教授が指摘している通り、アメリカの外交政策論議から、反対意見は消滅したのだ。反対意見のかわりに存在しているのは、更なる戦争への激励だ。その好例は、今日の(2015年3月26日) ジョージ・W・ブッシュ政権時代にアメリカ国連大使だったネオコン、ジョン・R・ボルトンによるニューヨーク・タイムズ論説だ。http://www.nytimes.com/2015/03/26/opinion/to-stop-irans-bomb-bomb-iran.html?_r=0

ボルトンは、イラン爆撃を呼びかけている。イランへの軍事攻撃以外の方法は“非現実的雰囲気”しかなく、サウジアラビア、エジプトやトルコも、イランから自らを守る為、核兵器を開発することを確実にするだろうとボルトンは言う。ボルトンによれば、イスラエルとアメリカの核兵器備蓄は脅威ではないが、イランの核兵器備蓄は脅威になるのだ。

もちろん、イランが核兵器計画を持っている証拠は皆無だが、ボルトンは、ともあれ、そう断言している。しかも、イランと取り付けた、核兵器に必要なレベルよりずっと低いイランの核濃縮計画をやめる協定を、ボルトンは巧みに見過ごしている。イランは、もし原子力発電を許されれば、核兵器計画を隠しおおせるだろうというボルトンの考えは根拠がない。信じ難い主張にすぎないのだ。

ネオコンは戦争推進ロビーだ。ある戦争がうまくゆかないと、連中は次の戦争をやりたがるのだ。連中は、戦争リストを拡張し続けている。ネオコンは、イラク戦争は、わずか3週間の“朝飯前”で、経費700億ドルで、イラクの石油収入でまかなえる、と我々に約束した連中であることを想起願いたい。8年もの戦争の経費は、少なくとも3億ドルで、アメリカ人納税者が支払っており、アメリカはあきらめ、撤退した。現在、聖戦戦士は、シリアとイラクの一部から新しい国を切り分けつつある。

ネオコン・ブッシュ政権のイラク戦争が、他のあらゆるネオコン戦争や、現在のロシアやイランとの戦争衝動と同様に、全くのウソに基づいていたことは周知の事実だ。ウソと失敗の実績にもかかわらず、いまだにネオコンはアメリカ外交政策を支配し、ネオコンのヌーランドは、旧ソ連共和国のアルメニア、キルギスタンやウズベキスタンにおける“カラー革命”やクーデターの醸成に勤しんでいる。

ニューヨーク・タイムズの応援がなければ、ネオコンは、イラク戦争を続けることはできなかったろう。現在、ネオコンには誠実だが、アメリカ国民には誠実ではないニューヨーク・タイムズは、ネオコンがイランとロシアとの戦争を推進するのを幇助している。

友人として、いまだ、ニューヨーク・タイムズを読み、信じている大学学長が何人かいる。ニューヨーク・タイムズがあおっているイランやロシアとの戦争は、イラクやアフガニスタンとの戦争より遥かに危険だ。人類はそうした戦争で生き残れないかもしれない。

Paul Craig Robertsは、元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えていた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the WestHOW AMERICA WAS LOSTが購入可能。

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2015/03/26/manufacturing-dissent-paul-craig-roberts/
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映画『A2-B-C』急遽上映中止にという記事を見て驚いた。
その昔『愛のコリーダ』という映画が、ワイセツということか、日本では全部はみられず、宗主国、具体的には、ハワイにまで、大挙して見にゆく(ポルノ)ファンがいたという。
例え全編上映されても見たい監督の作品ではないので見ていない。永久に見ないだろう。

『A2-B-C』、公式発表とは全く違う内容に驚いた。どうして、こういう良い映画が広まらないのか不思議に思った。

映画の内容が間違っているのであれば、具体的に批判すれば済むことだろう。
真っ赤なウソであれば、それぞれ指摘すれば良いだろう。

まさか上映中止になると思っていなかったので、一度見たきりだ。

『A2-B-C』ハワイは絶対にパスだが、釜山やソウルや台北で見られるなら、ゆきたいものだと思う。申し訳ないが、貧しくいやしいメタボ・オヤジ、食事と観光が主目的。

ドイツ航空機墜落事件、フランス警察発表、素直に信じる気分にはなれない。

一年前の英文記事がある。「旅客機の乗っ取り方:9/11から、MH370まで」
How to Steal an Airplane: From 9/11 to MH370
Flight Termination System(直訳すれば、飛行終了装置。衛星打ち上げロケットや無人機が、制御不能になったり、おかしな方向に飛び始めたりした場合、リモート・コントロールで、地上に安全な形で、自爆なり、墜落なりさせる装置か)に触れている。憶測・妄想と言い切れるだろうか?

それはさておき、精神的に問題があった副操縦士が暴走し、ドアをロックし、乗客を道連れにした可能性、という事件、この放置国家の現状と近未来、そのままの描写に思える。

仮にリモート・コントロールで墜落させられたのであれば、それこそ100%日本の現実。

かつての上野動物園お猿の電車。列車の先頭車輛で操縦をしているふりをしているお猿は飾り物。外から係員の方が操作していた。子供の小生、猿が本当に運転していると信じ、乗車が楽しみだった。

暴走した連中が支配し、乗客がいくらノックしても一切耳をかさず、原発を再開し、世界一のならずもの宗主国に、教育制度も、健康保険も、地方自治体の調達も、インターネットの自由も、全て大政奉還し、侵略戦争に日本軍を捧げ(首相が使ったので周知の事実)この国を壊滅させる、信じられないほど異常な墜落操作をしている実態を。

メタボ老年には墜落か沈没確実なお猿の飛行機・空母に乗っていること自体が恐怖。

乗員(国民、そして未来世代)全員死亡惨事を避けるには、自称パイロットという狂人連中排除と、リモート・コントロールFlight Termination System体制からの離脱しかない。

マニュファクチャリング・ディセント(反対派をでっち上げる)という題名で、思い出したのは、原発をやめると猿になるの痴の巨人氏。反核運動もこき下ろした。オウム麻原を絶賛した。福島原発事故後、原発をやめると猿になると発言した。世界で最も地震発生度が高い日本で原発を推進すれば、猿どころではない。絶滅ではないか。

支離滅裂としか思われない学生運動活動家諸氏に、神様のように崇められていた。

末期は、新自由主義を無制限に称賛した。無制限な宗主国礼賛とどう違うだろう。

高価かつ大部の全集や講演集が現在刊行されている。国営大本営広報部電気洗脳局では「痴の巨人」番組特集が流されさる。フランケンシュタインのよみがえりを見ているようだ。誰が痴の巨人全集を購入するのだろう。誰が電気洗脳番組を見るのだろう。全集、講演集の財源、機密費ではと邪推する。電気洗脳番組、お仲間がトップなのだから何の不思議もない。

18歳から、選挙権という流れを傀儡政権は推進中。

思い出すのは、全共闘運動、リクルートされた連中に18歳、19歳の若者が多かったこと。リクルート対象に若者が多かったというのは、オウムにも言えそう。体制破壊を目指すという触れ込みで、実は体制強化をもたらすでっち上げ反対派としか思えなかった。元気にゲバ棒をふり、投石をした皆様、今何をしているのだろう。ネットで、彼らは、与党やエセ野党を積極的に支持しているという記事を見た。

保守化する老人…学生運動の“闘士”が右傾化した理由

学生運動が、本当の反体制運動であったなら、彼らは「転向」したことになるが、当時の本人達の思いはさておき、実質的に、大本営広報(マスコミ)がほめそやした学生運動が、反体制運動を装っていても、実質体制支持運動であったなら、本家帰りをしているだけで、何も驚くべきことはない。「いちご白書をもう一度」。

というわけで、突如の「痴の巨人」リバイバル、若者を利用し、憲法破壊なり、他の様々な属国永久化推進策なりを一気に進める、当局の「自滅推進派デッチアゲ」策ではと妄想している。

大手書店で「痴の巨人の可能性をどう引き継ぐか」という催し看板を見て驚いた。さすが「満員御礼」の札はなかったが。(「痴の巨人」の部分には、固有名詞が入る。)

大学教授が一体なぜカルト宣伝をしているのか?と不思議に思う。

論じられるべきは「痴の巨人の欺瞞ををどう批判するか」だろう。

そういう不思議な雰囲気の中、痴呆選挙は着々進行中。

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コメント

ちょっと前のことですが、とあるブログのコメントに「東京の地下にはアメリカが建設させた巨大な原発がある」と力説する人が現れました。日本を言いなりにさせるためだそうです。原発を運転したら膨大な排熱が発生するはずですが、それは地下鉄などのトンネルを通じて放出しているというたくみな回答でした。そんなものは本当にあると思われますか?
1.本当である。
2.必要ない。東京近郊に横田基地があり、横須賀に空母もいる。
3.必要ない。日本人はアメリカに逆らうわけないから。
4.必要ない。噴火や大地震が来たら、全国どこにあっても同じ。
変な質問お許しください。気になってしかたがないので。

「保守化する老人…学生運動の“闘士”が右傾化した理由」

本当にそうなんだろうか。これが統計的に明らかになっているのか
こういう言い方は,”辺野古で反対しているのは金で雇われた者たちだ”と言っている,ネトウヨのものの言いとおなじ

このブログ主も結局はネトウヨか

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