アメリカは、その歴史のうち93% - 1776年以来の239年中222年間が戦争
WashingtonsBlog
2015年2月23日
アメリカは、国が誕生して以来、平和だったのはわずか21年間に過ぎない。
2011年に、Daniosはこう書いた。
下記のとおり、年ごとの、アメリカ戦争年表を作成してみたが、大変に興味深いことがわかる。アメリカ合州国が1776年に建国されて以来、235年の存在のうち、214年間、戦争をしてきた。言い換えれば、アメリカがいかなる戦争もしなかったのは、わずか21年に過ぎないのだ。
これを見やすく並べてみよう。
* 1776年以降のどの年でもとりあげてみれば、アメリカがその歴年のうち何らかの戦争を行っている可能性は91%だ。
* 本当に平時の大統領といえるものは一人もいない。それどころか、アメリカ大統領全員、厳密に言って、“戦争大統領”と見なすことができる。
* アメリカが10年間、戦争をしなかったことはない。
* アメリカが5年間、戦争をせずにすごした唯一の時期(1935-40)は、大恐慌の孤立主義時代だ。
* * *
アメリカの戦争を図にするとこうだ。
アメリカの主要な戦争の、年ごとの年表は下記の通りだ。
****
年ごとのアメリカの主要戦争年表(1776-2011)
1776 - アメリカ独立戦争、チカマウガ戦争、第二次チェロキー戦争、ペナマイト・ヤンキー戦争
1777 - アメリカ独立戦争、チカマウガ戦争、第二次チェロキー戦争、ペナマイト・ヤンキー戦争
1778 - アメリカ独立戦争、チカマウガ戦争、ペナマイト・ヤンキー戦争
1779 - アメリカ独立戦争、チカマウガ戦争、ペナマイト・ヤンキー戦争
1780 - アメリカ独立戦争、チカマウガ戦争、ペナマイト・ヤンキー戦争
1781 - アメリカ独立戦争、チカマウガ戦争、ペナマイト・ヤンキー戦争
1782 - アメリカ独立戦争、チカマウガ戦争、ペナマイト・ヤンキー戦争
1783 - アメリカ独立戦争、チカマウガ戦争、ペナマイト・ヤンキー戦争
1784 - チカマウガ戦争、ペナマイト・ヤンキー戦争、オコニー戦争
1785 - チカマウガ戦争、北西インディアン戦争
1786 - チカマウガ戦争、北西インディアン戦争
1787 - チカマウガ戦争、北西インディアン戦争
1788 - チカマウガ戦争、北西インディアン戦争
1789 - チカマウガ戦争、北西インディアン戦争
1790 - チカマウガ戦争、北西インディアン戦争
1791 - チカマウガ戦争、北西インディアン戦争
1792 - チカマウガ戦争、北西インディアン戦争
1793 - チカマウガ戦争、北西インディアン戦争
1794 - チカマウガ戦争、北西インディアン戦争
1795 - 北西インディアン戦争
1796 - 大規模戦争無し
1797 - 大規模戦争無し
1798 - 擬似戦争(対仏海上戦)
1799 - 擬似戦争
1800 - 擬似戦争
1801 - 第一次バーバリ戦争
1802 - 第一次バーバリ戦争
1803 - 第一次バーバリ戦争
1804 - 第一次バーバリ戦争
1805 - 第一次バーバリ戦争
1806 - サビーネ遠征
1807 - 大規模戦争無し
1808 - 大規模戦争無し
1809 - 大規模戦争無し
1810 -アメリカ、スペイン領西フロリダを占領
1811 - テカムセの戦争
1812 - 米英戦争、テカムセの戦争、セミノール戦争、アメリカ、東フロリダのスペイン領アメリア・アイランドや他の部分を占領
1813 - 米英戦争、テカムセの戦争、ピオリア戦争、クリーク戦争、アメリカ、領土を西フロリダ中に拡張
1814 - 米英戦争、クリーク戦争、アメリカ、フロリダ内で領土拡張、海賊掃討作戦
1815 - 米英戦争、第二次バーバリー戦争、海賊掃討作戦
1816 - 第一次セミノール戦争、海賊掃討作戦
1817 - 第一次セミノール戦争、海賊掃討作戦
1818 - 第一次セミノール戦争、海賊掃討作戦
1819 - イエロースント遠征、海賊掃討作戦
1820 - イエロースント遠征、海賊掃討作戦
1821 - 海賊掃討作戦 (上の注を参照)
1822 - 海賊掃討作戦 (上の注を参照)
1823 - 海賊掃討作戦、アリカラ戦争
1824 - 海賊掃討作戦
1825 - イエロースント遠征、海賊掃討作戦
1826 - 大規模戦争無し
1827 - ウイニベイゴ戦争
1828 - 大規模戦争無し
1829 - 大規模戦争無し
1830 - 大規模戦争無し
1831 - サック・インディアン、フォックス・インディアン戦争
1832 -ブラック・ホーク戦争
1833 - チェロキー・インディアン戦争
1834 - チェロキー・インディアン戦争、パウニ・インディアン領作戦
1835 - チェロキー・インディアン戦争、セミノール戦争、第二次クリーク戦争
1836 - チェロキー・インディアン戦争、セミノール戦争、第二次クリーク戦争、ミズーリ-アイオワ国境戦争
1837 - チェロキー・インディアン戦争、セミノール戦争、第二次クリーク戦争、オセイジ・インディアン戦争、バックショット戦争
1838 - チェロキー・インディアン戦争、セミノール戦争、バックショット戦争、ヘザリー・インディアン戦争
1839 - チェロキー・インディアン戦争、セミノール戦争
1840 - セミノール戦争、アメリカ海軍、フィジー諸島侵略
1841 - セミノール戦争、アメリカ海軍、マッキンー島、ギルバート島と、サモア侵略
1842 - セミノール戦争
1843 - アメリカ軍、中国と衝突、アメリカ軍、アフリカ海岸を侵略
1844 - テキサスのインディアン戦争
1845 - テキサスのインディアン戦争
1846 - 米墨戦争、テキサスのインディアン戦争
1847 - 米墨戦争、テキサスのインディアン戦争
1848 - 米墨戦争、テキサスのインディアン戦争、カイユース戦争
1849 - テキサスのインディアン戦争、カイユース戦争、南西インディアン戦争、ナバホ戦争、第1騎兵隊とインディアンの小競り合い
1850 - テキサスのインディアン戦争、カイユース戦争、南西インディアン戦争、ナバホ戦争、ユマ戦争、カリフォルニアのインディアン戦争、ピット・リバー遠征
1851 - テキサスのインディアン戦争、カイユース戦争、南西インディアン戦争、ナバホ戦争、アパッチ戦争、ユマ戦争、ユタのインディアン戦争、カリフォルニアのインディアン戦争
1852 - テキサスのインディアン戦争、カイユース戦争、南西インディアン戦争、ナバホ戦争、ユマ戦争、ユタのインディアン戦争、カリフォルニアのインディアン戦争
1853 - テキサスのインディアン戦争、カイユース戦争、南西インディアン戦争、ナバホ戦争、ユマ戦争、ユタのインディアン戦争、ウォーカー戦争、カリフォルニアのインディアン戦争
1854 - テキサスのインディアン戦争、カイユース戦争、南西インディアン戦争、ナバホ戦争、アパッチ戦争、カリフォルニアのインディアン戦争、第1騎兵隊とインディアンの小競り合い
1855 - セミノール戦争、テキサスのインディアン戦争、カイユース戦争、南西インディアン戦争、ナバホ戦争、アパッチ戦争、カリフォルニアのインディアン戦争、ヤキマ戦争、ウィナス遠征W、クリッキタット戦争、ピュージェット・サウンド戦争、ローグ川戦争、アメリカ軍、フィジー諸島と、ウルグアイを侵略。
1856 - セミノール戦争、テキサスのインディアン戦争、南西インディアン戦争、ナバホ戦争、カリフォルニアのインディアン戦争、ピュージェット・サウンド戦争、ローグ川戦争、ティンティク戦争
1857 - セミノール戦争、テキサスのインディアン戦争、南西インディアン戦争、ナバホ戦争、カリフォルニアのインディアン戦争、ユタ戦争、ニカラグアで紛争
1858 - セミノール戦争、テキサスのインディアン戦争、南西インディアン戦争、ナバホ戦争、モハーヴェ戦争、カリフォルニアのインディアン戦争、スポーカン-クール・ド・エイリーン-パルース戦争、ユタ戦争、アメリカ軍、フィジー諸島とウルグアイを侵略
1859 テキサスのインディアン戦争、南西インディアン戦争、ナバホ戦争、カリフォルニアのインディアン戦争、ペコス遠征、アンテロープ・ヒルズ遠征、ベア・リバー遠征、ジョン・ブラウン襲撃事件、アメリカ軍の対パラグアイ攻撃、アメリカ軍、メキシコ侵略
1860 - テキサスのインディアン戦争、南西インディアン戦争、ナバホ戦争、アパッチ戦争、カリフォルニアののインディアン戦争、パイユート戦争、カイオワ・コマンチ戦争
1861 -南北戦争、テキサスのインディアン戦争、南西インディアン戦争、ナバホ戦争、アパッチ戦争、カリフォルニアのインディアン戦争、シャイアン作戦
1862 -南北戦争、テキサスのインディアン戦争、南西インディアン戦争、ナバホ戦争、アパッチ戦争、カリフォルニアのインディアン戦争、シャイアン作戦、1862年、ダコタ戦争
1863 -南北戦争、テキサスのインディアン戦争、南西インディアン戦争、ナバホ戦争、アパッチ戦争、カリフォルニアのインディアン戦争、シャイアン作戦、コロラド戦争、ゴシュート戦争
1864 -南北戦争、テキサスのインディアン戦争、ナバホ戦争、アパッチ戦争、カリフォルニアのインディアン戦争、シャイアン作戦、コロラド戦争、スネーク戦争
1865 -南北戦争、テキサスのインディアン戦争、ナバホ戦争、アパッチ戦争、カリフォルニアのインディアン戦争、コロラド戦争、スネーク戦争、ユタ・ブラック・ホーク戦争
1866 - テキサスのインディアン戦争、ナバホ戦争、アパッチ戦争、カリフォルニアのインディアン戦争、第1騎兵隊とインディアンの小競り合い、スネーク戦争、ユタ・ブラック・ホーク戦争、レッド・クラウド戦争、フランクリン郡戦争、アメリカ、メキシコ侵略、中国と紛争
1867 - テキサスのインディアン戦争、ロング・ウォーク・オブ・ナバホ、アパッチ戦争、第1騎兵隊とインディアンの小競り合い、スネーク戦争、ユタ・ブラック・ホーク戦争、レッド・クラウド戦争、コマンチ戦争、フランクリン郡戦争、アメリカ軍、ニカラグアを占領し、台湾を攻撃。
1868 - テキサスのインディアン戦争、ロング・ウォーク・オブ・ナバホ、アパッチ戦争、第1騎兵隊とインディアンの小競り合い、スネーク戦争、ユタ・ブラック・ホーク戦争、レッド・クラウド戦争、コマンチ戦争、ウォシタ川の戦い、フランクリン郡戦争
1869 - テキサスのインディアン戦争、アパッチ戦争、第1騎兵隊とインディアンの小競り合い、ユタ・ブラック・ホーク戦争、コマンチ戦争、フランクリン郡戦争
1870 - テキサスのインディアン戦争、アパッチ戦争、第1騎兵隊とインディアンの小競り合い、ユタ・ブラック・ホーク戦争、コマンチ戦争、フランクリン郡戦争
1871 - テキサスのインディアン戦争、アパッチ戦争、第1騎兵隊とインディアンの小競り合い、ユタ・ブラック・ホーク戦争、コマンチ戦争、フランクリン郡戦争、キングスリー洞窟の虐殺、アメリカ軍、朝鮮侵略
1872 - テキサスのインディアン戦争、アパッチ戦争、ユタのブラック・ホーク戦争、コマンチ戦争、モードック戦争、フランクリン郡戦争
1873 - テキサスのインディアン戦争、コマンチ戦争、モードック戦争、アパッチ戦争、サイプレス・ヒルズの虐殺、アメリカ軍、メキシコ侵略
1874 - テキサスのインディアン戦争、コマンチ戦争、レッド・リヴァー戦争、メーソン郡戦争、アメリカ軍、メキシコ侵略
1875 - メキシコでの紛争、テキサスのインディアン戦争、コマンチ戦争、東ネヴァダ、コルファクス郡戦争、アメリカ軍、メキシコ侵略
1876 - テキサスのインディアン戦争、ブラックヒルズ戦争、メーソン郡戦争、アメリカ軍、メキシコ侵略
1877 - テキサスのインディアン戦争、第1騎兵隊とインディアンの小競り合い、ブラックヒルズ戦争、ネズ・パース戦争、メーソン郡戦争、リンカーン郡戦争、サン・エリザリオ塩戦争、アメリカ軍、メキシコ侵略
1878 - パイユート・インディアン紛争、バノック戦争、シャイアン戦争、リンカーン郡戦争、アメリカ軍、メキシコ侵略
1879 - シャイアン戦争、シープイーター・インディアン戦争、ホワイト・リバー戦争、アメリカ軍、メキシコ侵略
1880 -アメリカ軍、メキシコ侵略
1881 -アメリカ軍、メキシコ侵略
1882 -アメリカ軍、メキシコ侵略
1883 -アメリカ軍、メキシコ侵略
1884 -アメリカ軍、メキシコ侵略
1885 - アパッチ戦争、東ネヴァダ遠征、アメリカ軍、メキシコ侵略
1886 - アパッチ戦争、プレザント渓谷戦争、アメリカ軍、メキシコ侵略
1887 -アメリカ軍、メキシコ侵略
1888 -アメリカの対ハイチ威嚇行動、アメリカ軍、メキシコ侵略
1889 -アメリカ軍、メキシコ侵略
1890 - スー・インディアン戦争、第1騎兵隊とインディアンの小競り合い、ゴースト・ダンス戦争、ウンデット・ニーの虐殺、アメリカ軍、メキシコ侵略
1891 - スー・インディアン戦争、ゴースト・ダンス戦争、アメリカ軍、メキシコ侵略
1892 - ジョンソン・カンティ戦争、アメリカ軍、メキシコ侵略
1893 -アメリカ軍、メキシコとハワイ侵略
1894 -アメリカ軍、メキシコ侵略
1895 -アメリカ軍、メキシコ侵略、バノック・インディアン騒乱
1896 -アメリカ軍、メキシコ侵略
1897 - 大規模戦争無し
1898 - 米西戦争、リーチ湖の戦い、チペワ・インディアン騒乱
1899 -米比戦争、バナナ戦争
1900 -米比戦争、バナナ戦争
1901 -米比戦争、バナナ戦争
1902 -米比戦争、バナナ戦争
1903 -米比戦争、バナナ戦争
1904 -米比戦争、バナナ戦争
1905 -米比戦争、バナナ戦争
1906 -米比戦争、バナナ戦争
1907 -米比戦争、バナナ戦争
1908 -米比戦争、バナナ戦争
1909 -米比戦争、バナナ戦争
1910 -米比戦争、バナナ戦争
1911 -米比戦争、バナナ戦争
1912 -米比戦争、バナナ戦争
1913 -米比戦争、バナナ戦争、ニュー・メキシコ・ナバホ戦争
1914 - バナナ戦争、アメリカ、メキシコ侵略
1915 - バナナ戦争、アメリカ、メキシコ侵略、コロラド・パイユート戦争
1916 - バナナ戦争、アメリカ、メキシコ侵略
1917 - バナナ戦争、第一次世界大戦、アメリカ、メキシコ侵略
1918 - バナナ戦争、第一次世界大戦、アメリカ、メキシコ侵略
1919 - バナナ戦争、アメリカ、メキシコ侵略
1920 - バナナ戦争
1921 - バナナ戦争
1922 - バナナ戦争
1923 - バナナ戦争、ポウジー戦争
1924 - バナナ戦争
1925 - バナナ戦争
1926 - バナナ戦争
1927 - バナナ戦争
1928 - バナナ戦争
1930 - バナナ戦争
1931 - バナナ戦争
1932 - バナナ戦争
1933 - バナナ戦争
1934 - バナナ戦争
1935 - 大規模戦争無し
1936 - 大規模戦争無し
1937 - 大規模戦争無し
1938 - 大規模戦争無し
1939 - 大規模戦争無し
1940 - 大規模戦争無し
1941 - 第二次世界大戦
1942 - 第二次世界大戦
1943 - 第二次世界大戦
1944 - 第二次世界大戦
1945 - 第二次世界大戦
1946 - 冷戦 (アメリカ、フィリピンと韓国を占領)
1947 - 冷戦 (アメリカ韓国占領、アメリカ軍、共産党と戦う為、ギリシャ上陸)
1948 - 冷戦 (アメリカ軍、対共産党戦で、中国国民党を支援)
1949 - 冷戦 (アメリカ軍、対共産党戦で、中国国民党を支援)
1950 - 朝鮮戦争、ジャユガ蜂起
1951 - 朝鮮戦争
1952 - 朝鮮戦争
1953 - 朝鮮戦争
1954 - グアテマラでの秘密戦争
1955 - ベトナム戦争
1956 - ベトナム戦争
1957 - ベトナム戦争
1958 - ベトナム戦争
1959 - ベトナム戦争、ハイチ紛争
1960 - ベトナム戦争
1961 - ベトナム戦争
1962 - ベトナム戦争、冷戦 (キューバ・ミサイル危機;アメリカ海兵隊、タイで共産党と戦闘)
1963 - ベトナム戦争
1964 - ベトナム戦争
1965 - ベトナム戦争、アメリカるよるドミニカ共和国占領略
1966 - ベトナム戦争、アメリカるよるドミニカ共和国占領略
1967 - ベトナム戦争
1968 - ベトナム戦争
1969 - ベトナム戦争
1970 - ベトナム戦争
1971 - ベトナム戦争
1972 - ベトナム戦争
1973 - ベトナム戦争、第四次中東戦争で、アメリカはイスラエルを支援
1974 - ベトナム戦争
1975 - ベトナム戦争
1976 - 大規模戦争無し
1977 - 大規模戦争無し
1978 - 大規模戦争無し
1979 - 冷戦 (アフガニスタンでのCIA代理戦争)
1980 - 冷戦 (アフガニスタンでのCIA代理戦争)
1981 - 冷戦 (アフガニスタンとニカラグアでのCIA代理戦争)、第一次シドラ湾事件
1982 - 冷戦 (アフガニスタンとニカラグアでのCIA代理戦争)、レバノン紛争
1983 - 冷戦 (グレナダ侵略、アフガニスタンとニカラグアでのCIA代理戦争)、レバノン紛争
1984 - 冷戦 (アフガニスタンとニカラグアでのCIA代理戦争)、ペルシャ湾紛争
1985 - 冷戦 (アフガニスタンとニカラグアでのCIA代理戦争)
1986 - 冷戦 (アフガニスタンとニカラグアでのCIA代理戦争)
1987 - ペルシャ湾紛争
1988 - ペルシャ湾紛争、アメリカ、パナマ占領
1989 - 第二次シドラ湾事件、アメリカ、パナマ占領、フィリピン紛争
1990 - 第一次湾岸戦争、アメリカによるパナマ占領
1991 - 第一次湾岸戦争
1992 - イラク紛争
1993 - イラク紛争
1994 - イラク紛争、アメリカ、ハイチ侵略
1995 - イラク紛争、アメリカのハイチ侵略、NATOのボスニア、ヘルツェゴビナ爆撃
1996 - イラク紛争
1997 - 大規模戦争無し
1998 - イラク爆撃、アフガニスタンとスーダンへのミサイル攻撃
1999 - コソボ戦争
2000 - 大規模戦争無し
2001 - アフガニスタン対テロ戦争
2002 - アフガニスタンとイエメンで対テロ戦争
2003 - アフガニスタンとイラクで対テロ戦争
2004 - アフガニスタン、イラク、パキスタンと、イエメン対テロ戦争
2005 - アフガニスタン、イラク、パキスタンと、イエメン対テロ戦争
2006 - アフガニスタン、イラク、パキスタンと、イエメン対テロ戦争
2007 - アフガニスタン、イラク、パキスタン、ソマリアと、イエメン対テロ戦争
2008 - アフガニスタン、イラク、パキスタンと、イエメン対テロ戦争
2009 - アフガニスタン、イラク、パキスタンと、イエメン対テロ戦争
2010 - アフガニスタン、イラク、パキスタンと、イエメン対テロ戦争
2011 - アフガニスタン、イラク、パキスタン、ソマリアと、イエメンで対テロ戦争; リビアでの紛争(リビア内戦)
こうした戦争の多くで、アメリカは攻撃側だった。Daniosは、戦争の中には防衛的なものもあったことを認めている。ただし、Daniosは、 戦争と見なすことのできる、CIAの秘密作戦や他の行動を除外している。
2011年以降に起きたものを更新しておこう。
2012 - アフガニスタン、イラク、ソマリア、シリアとイエメンで対テロ戦争
2013 - アフガニスタン、イラク、ソマリア、シリアとイエメンで対テロ戦争
2014 - アフガニスタン、イラク、ソマリア、シリアとイエメンで対テロ戦争、ウクライナ内戦
2015 - ソマリア、ソマリア、シリアとイエメンで対テロ戦争、ウクライナ内戦
更に4年間の戦争を足すことができる。これにより、239年間のうち、222年間 - 93%の期間 - アメリカは戦争中ということになる。(正確な数について、言いだせばきりがないが、かなりの割合の時間、アメリカが戦争中であることは明らかで、間違いはない。)
事実、第二次世界大戦以後行われた大半の軍事作戦は、アメリカによるものだ。
また、アメリカの軍事支出は、それ以外の世界を全部合わせたより遥かに大きい。
世論調査で、アメリカが平和に対する第一番の脅威だと世界が考えても無理はない。
==
記事原文のurl:http://www.washingtonsblog.com/2015/02/america-war-93-time-222-239-years-since-1776.html
----------
安倍政権「オスプレイ」相場の2倍で購入
というこの属国が、集団的他衛権を主張させられれば、どういうことになるか、陰謀論以前。中学一年生でもわかるだろう。
辺野古での珊瑚破壊をめぐる知事の調査を、官房長官は、由々しいことであるかのような表現。由々しいのは政府の売国行動。いくら、売国政党に投票した記憶が皆無とはいえ、売国を絵に描いたような発言を権力者が平然のたまをのを見ていて悲しくなる。彼らは、宗主国に奉仕する政治家だ。沖縄県知事は沖縄を思って行動する政治家だ。
沖縄を切り捨て続けてきた本土、集団的自衛権とTPPで地獄に落ちる。自業自得か。付ける薬は本当に何もないだろう。
集団的自衛権は、実質、集団的先制侵略攻撃、あるいは集団的他衛権。
与党政治家や、政府や、大本営広報部や、御用学者が「世界」という時は、ほとんど宗主国を意味する。彼らには世界は見えない。いや世界を見ないから出世している。ヒラメ。
こうした実績豊富な宗主国をお助けするのが、集団的自衛権、憲法再解釈、憲法破壊。
国の歴史、239年間のうち、222年間 - 93%の期間 - 戦争中という国と、
同じ文明程度で比較した時期のうち、戦争していない時期がかなり長期間確認できる国が
「価値観を共有している」というのが全くわからない。
地名やアメリカ大陸先住民名称、全くわからず、やみくもにカタカナに変えている。
正確な発音、表現について、言いだせばきりがないが、かなりの割合の時間、アメリカが戦争中であることは明らかで、間違いはないだろう。
インチキなカタカナ翻訳(インチキは発音に限らない)ご指摘いただければありがたい。
この記事で連想する本に下記がある。
- 藤永茂著『アメリカ・インディアン悲史』(絶版?)
- 藤永茂著『アメリカン・ドリームという悪夢 建国神話の偽善と二つの原罪』
藤永茂氏、ブログ『私の闇の奥』を書いておられる。最新記事題名、
もっとも残酷残忍な国は?
« 核戦争の脅威を復活させたワシントン | トップページ | キエフに武器を与えるアラブという裏口を見いだしたNATO »
「アフガニスタン・パキスタン」カテゴリの記事
- ガザの地獄:新新世界秩序戦略(2023.11.13)
- パキスタンはなぜ、どのようにウクライナを支援しているのか?(2023.03.02)
- ベトナム戦争にもかかわらず依然教訓を学ばないアメリカ(2023.02.08)
- 中国がタリバーンと5億4000万ドルのエネルギー取り引きをした理由(2023.01.09)
- シン・レッド・ライン:NATOはカブールとキーウ両方で敗北するわけにはゆかない(2022.10.21)
「イラン」カテゴリの記事
- イラン内の破壊工作員か、ワッハーブ派ロビイストか:一体誰がイスマイル・ハニヤ暗殺のため位置情報を漏洩したのか?(2024.08.10)
- フィクション 歩きながら政治について語る二人のアメリカ人(2024.07.20)
- ブリンケンの大失敗はアメリカ権力と外交破綻の象徴(2024.05.26)
- 現在のイスラエルとイランの緊張を計画していた2009年のアメリカ政策文書(2024.04.28)
- シオニズムは自滅するのか?(2024.04.27)
「イラク」カテゴリの記事
- フィクション 歩きながら政治について語る二人のアメリカ人(2024.07.20)
- アメリカは「中東で紛争を求めていない」と言いながらに中東に積極的爆弾投下するバイデン(2024.02.16)
- 中東でのアメリカ駐留を終わらせる(2024.02.08)
- 中東でのもう一つの大戦争に我々は余りに近づきすぎている(2024.01.08)
- ガザの地獄:新新世界秩序戦略(2023.11.13)
「911事件関連」カテゴリの記事
- ガザの地獄:新新世界秩序戦略(2023.11.13)
- 地図からパレスチナを一掃するイスラエルの卑劣な好機(2023.10.24)
- ワシントンの悪魔全員こちらに勢揃いで地獄はもぬけの殻(2023.06.14)
- ウクライナ・ナチス・ウェブサイト、ミロトヴォレツについて ファイナ・サヴェンコワ(2022.09.11)
- アサンジ裁判でウソをつく権利を守っているアメリカ:言説のマトリックスの端からのメモ(2021.12.14)
「アメリカ軍・軍事産業」カテゴリの記事
「東ヨーロッパ・バルト諸国」カテゴリの記事
- 東欧の視点(2023.04.14)
- ジョージアで混乱を起こしてロシアに対する新たな戦線を開くアメリカ(2023.03.15)
- NATO分裂を予兆するアメリカ主導「有志連合」(2023.02.24)
- ウクライナ戦争-論争の的になっているポーランドの墓地(2022.12.04)
- 元ポーランド大統領、ロシア人口削減を示唆(2022.07.11)
「NATO」カテゴリの記事
- ウクライナ状況報告:ウクライナ軍司令官、クルスク侵攻では戦略が欠如していたとを認める(2024.09.08)
- 戦争屋と平和屋をどう扱っているかで社会の健全さが分かる(2024.09.07)
- ウクライナ - ロシア・ミサイル攻撃、スウェーデン人教官たちに命中(2024.09.05)
「ロシア」カテゴリの記事
- ウクライナ状況報告:ウクライナ軍司令官、クルスク侵攻では戦略が欠如していたとを認める(2024.09.08)
「憲法・安保・地位協定」カテゴリの記事
- JAPHUS – APACを支配するもう一つのアメリカの動き(2024.02.27)
- 日本再軍備を推進し第二次世界大戦後の日本の平和憲法を踏み潰すバイデン政権(2023.01.22)
- 中国に対し日本を武装させることを狙うアメリカ新戦略(2022.05.23)
- 自身の制裁とウクライナ政策で苦しむ日本(2022.05.07)
「日本版NSC・秘密保護法・集団的自衛権・戦争法案・共謀罪」カテゴリの記事
- アメリカ風アジア版NATOは、どれほど永続的か?(2020.11.06)
- 「欧米」システムの崩壊(2019.04.12)
- ブレナン-ローゼンスタイン-マラー-コミー-売女マスコミによる魔女狩り(2018.08.27)
- アメリカのイージス・アショア弾道ミサイル防衛システム購入で日本の安全性は低がる(2017.12.26)
- 安倍首相はうまくやってのけたが、涙に終わるだろう(2017.10.29)
コメント
« 核戦争の脅威を復活させたワシントン | トップページ | キエフに武器を与えるアラブという裏口を見いだしたNATO »
W.ブッシュとチェイニ-米国元副大統領が「テロリスト」に認定-ベネスエラ
「自由」とは老人と学生の意味だと,加藤周一は母校の講演会で述べた。なぜなら,全共闘,学生運動という言葉に見られるように政府や社会に対して「異議申し立て」を誰憚ることなくできるのは学生であり,老人または老人予備軍であるからである。在職中に上司や会社や政府に異議申し立てをすることは,首を切られる事とほとんど同じで,退職してからしか自由に物を言えない。つまり老人または老人予備軍しか物を「自由」に言えない社会が日本であるという。
例えば,ベトナム戦争を計画し,実行したマクナマラ元国防長官でさえ,現職時代には「その戦争は失敗だった」と告白したのは,敗戦直後の事でもなく,世銀総裁在職中でもなく,30年後の事であった。つまり墓場に入る一歩手前で生前の罪を告白したのである(マクナマラ回顧録)。
最近,或る裁判官が不当な判決を読み上げた後,病死したらしいが,経産省前で座り込みをしていた反原発派に1500万円の支払いを認めた裁判官がいる。或るJ党が公共の土地を「駐車場」として無断利用していたとき,政府が損害賠償を求めた記憶が小生にはないが,反原発派に不当な判決を下した東京地裁の裁判官は,後年,栄転して高裁判事となるのであろうか,それとも,マクナマラよりは遙かに小者だが,回顧録を出して「反原発派へのあの判決は,苦渋の末の判断であり,誤りであった」と語るのであろうか。
しかし回顧録,回想録は組織から「自由」になった老人の話である。ゆえに街ゆく人々に,特にサラリーマンに「反原発」であれ「秘密保護法」であれ,訴えても反応がよくないのが当たり前である。ゆえに加藤は,日本の集団主義Groupism の弊害を説いたのである。日本社会は集団に取り込まれる程度が高い国である。
しかしながら,サラリ-マンであれ,自営業者であれ,心にフクシマの惨状を快く思わない人は少なくない。しかし給料取りの彼らに,自営業者は取引先に睨まれずに何ができるのか。裏を返せばデモ,座り込みの効果は大きいが,反応は鈍いのである。
そこで思い出したのが,ベネスエラの政変未遂・失敗事件である。先月12日に米国CIAと傭兵会社の武装集団がマドュロ政権の転覆を謀った。謀ったが失敗した。米国の手先は2015年以前にベネスエラに経済制裁を加えた上に,石油施設破壊など悪行の数々を行ってきた。
そこでマドュロ政府は,CIA要員と推定される米国外交官に国外退去を命じ,今日また「好ましからぬ米国人」,「スパイ活動家」ばかりでなく,ベネスエラ入国の米国市民全員に特別な Visa をとることを強制した(RT,1 Mar., 2015)。
そして,ベネスエラの政変転覆を画策したW.ブッシュとチェイニ-米国元副大統領を人権破壊の理由で「テロリスト」に認定した。おそらくこの認定は,9.11の後に制定された「アメリカ愛国者法」に反するかもしれない。その結果,ハ-グの司法裁判所が米国人を裁判に掛けることがあれば,オランダがアメリカに攻撃されるという脅しを受けたように,ベネスエラも南米方面担当のアメリカ軍に攻撃される可能性が高くなった。
しかしそれにも関わらず,軍の支持を得たマドュロ政権が,イラクやシリアやヴィエト・ナム人民の人権を破壊し,世界の人々に圧迫と隷従を強制してきた米国=ネオコンに抵抗し,この二人を「テロリスト」に認定した行為は,「自由」の現れであり,高貴な闘志の発露であろう。 ゆえに,『自由』とは加藤の言う老人と学生に特有なのではない(こともある)。
追記1: マドュロ政権はバイデン米副大統領を強く批判したが,「テロリスト」には認定しなかった。現職をテロリストに認定すれば,米軍に攻撃される可能性がさらに高くなることに,最大の注意を払ったものと推定する。
追記2: 第2次世界大戦後,戦争国家=米国が人権を破壊してきたのは,周知のように,イラクやシリアやヴィエ・ナム3国だけではない。アフガニスタン,ユ-ゴスラビア,ソマリア,リビアそして日本等々など数え切れない。しかしそれにも係わらず,マドュロ政権がこの3国を選んだのは,やはり,最大の注意を払ったからであろう。
しかし米国には戦争する財政が,もはやないのではないのか。先日もオバマ大統領は「国家安全保障省」の閉鎖を免れるために,追加予算に署名せざるをえなかった。どなたかが指摘していたように,アメリカ合衆国は「財政破綻」をすでにしているのではないだろうか。
投稿: 箒川 兵庫助(1ーぬ) | 2015年3月 1日 (日) 14時23分
データで示されると、あらためてとんでもない好戦国家であることに驚きます。20世紀以降「戦争のない年」が増えたのは、戦争が高くつくので別の手段に頼るのことが増えたからでしょうか。もし諜報機関の秘密工作年表が発表されたら、世界中がたまげるでしょうね。CIAに消された要人一覧表とか。
投稿: コメット | 2015年2月27日 (金) 07時45分