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2015年1月 6日 (火)

オリバー・ストーン: アメリカによる対ロシア 'イデオロギー十字軍'でウクライナ人は苦悩している

公開日時: 2015年1月1日 13:28
編集日時: 2015年1月1日 14:13

アメリカ人映画監督オリバー・ストーン (RIA Novosti/Grigoriy Sisoev)

ウクライナ危機には“外部の扇動者”が関与しているという彼の主張に異議を唱えた人々応えて、ウクライナ国民は、冷戦 2.0に似たアメリカ戦略の犠牲者だという彼の主張を述べるのに、オリバー・ストーンは、ソーシャル・メディアを利用した。

今週、2014年2月クーデターで打倒された元ウクライナ大統領ヴィクトル・ヤヌコーヴィチとの私的インタビュー後、ストーンは、ウクライナ危機を、引き起こしたと彼が考えている見解で、政治的な嵐を引き起こした

"警官14人を殺害し、抗議行動参加者約85人を負傷させ、45人を殺害した、いわゆる‘銃撃犯達’は、外部の第三者の扇動者だったのは明らかな様に思える”モスクワで、ヤヌコーヴィチと4時間対談した後、ストーンは語った。“ヤヌコーヴィチや警官を含む多数の証人達が、こうした外国人分子は、親欧米派が導いたもので、CIAの指紋がついていると考えている。”

アメリカ生まれの映画監督・作家によれば、ウクライナは“‘政権転覆101’と呼ばれるアメリカのソフト・パワー・テクニックの犠牲の”長い歴史上の最新例に過ぎない。

ストーンの発言は、分裂しているウクライナの両側で、地震のように反響し、元発言をより詳しく説明することを強いた。ストーンによる補足の投稿は、ヤヌコーヴィチに特に共感しているわけではないという説明から始まっている。

“ウクライナに関する昨日の私の分析を怒っている方々は、是非、私が説明している全体像を理解しようとして欲しい”と彼は自分のフェースブックに書いた。“私は、ヴィクトル・ヤヌコーヴィチを弁護しているわけではなく、彼はこれまでで最も腐敗したウクライナ大統領かもしれない。ウクライナには劇的な腐敗の歴史がある。それは私が言いたいことではない。”

ところが、警察とマイダン抗議行動参加者対決の天王山で、キエフ中心部街頭に登場した二人のアメリカ高官、ビクトリア・ヌーランドと、ジョン・マケインを具体的にあげて、ウクライナにおける“親欧米派第三者の介入の証拠はたっぷり”あると彼は言う。

彼はまた、ソ連崩壊以来、ウクライナで活動している特定のアメリカ政府機関や全米民主主義基金が、反政府集会に抗議行動参加者を組織するのに利用された方法として示唆して、フェースブックとツィッターで非常に巧妙に組織したように思える”と述べている。

2014年1月25日、キエフ中心部でのウクライナのヨーロッパ統合支持派と警察の衝突(RIA Novosti)

更に読む: キエフ虐殺は‘CIAの指紋’だらけ - オリバー・ストーン

時に暴力化した集会で、非常に多数のウクライナ人警察官が殺害され、負傷したのに“新政権では、誰もこれを調査していない”の一体なぜなのかストーンは問うている

確かに、いわゆるマイダン狙撃兵が、抗議行動を画策しようとしていた連中から金をもらって働いたものであり、抗議行動メンバー達を両側から撃ったのは、より深刻な社会不安を引き起こす為だったという憶測が多々ある。

アメリカが、ウクライナで、長い間、画策してきたという自分の意見を強調すべく、ストーンは、 1949年、ジェームズ・フォレスタル国防長官が、CIAの協力を得て、‘ナイチンゲール’という暗号名で呼ばれている超国家主義ウクライナ人で編成した、ゲリラ部隊を創設した歴史的実例を挙げた。

ストーンによれば、CIAは、5年間、ウクライナ人潜入者をウクライナにパラシュート降下させていた。

ウクライナを、ソ連、現在は縮小したロシアの弱点に対する、発射台として利用することを、アメリカ合州国“が決してあきらめていないという“全体像”を見てほしいとストーンは訪問者達に請うた。

“この冷戦2.0政策は、最も極端な形で続いており、それを知ろうが知るまいが、ウクライナ人の一般国民は、その中で、このイデオロギー十字軍により、大いに苦しんでいる”とストーンは語っている。

記事原文のurl:http://rt.com/news/219211-stone-ukraine-us-policy/
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『イラク、チグリスに浮かぶ平和』という良い映画を、最近、大本営広報部が放映した。
深夜2:00だったろうか。素晴らしい映画を作っても、深夜放送では意味がないだろう。

映画館で一度見たが、あらためて公式プログラムを読み直すと、大本営広報部が関与していたことがわかる。たまにはよいことをするようだ。いや、「した」で終わってしまうのかも知れない。おかしな委員諸氏の関与を全く感じさせない良い映画だ。

良い映画だと思ったのもつかのま、解説委員?が出てきて、ロシア大国主義を批判した。
ロシアが防衛に出ると大国主義だが、イラク侵略も、ウクライナへのアメリカ介入も人道的で、大国主義ではないのだろう。

出来れば、国際問題は、オリバー・ストーン氏あたりに英語で解説して欲しいものだ。
大本営の、ごくまれな良い番組、全て英語ナレーションということになれば、英語学習にも励みがつくだろう。というか、理解できなければ困るだろう。そうして数年の内に、日本語は消滅するか、二級言語になるだろう。

新刊の岩波新書『NHK 危機に立つ公共放送 新版』を読み始めた。素晴らしい本だが、全く楽しい内容ではない。
恐ろしいというか、悲しいというか、バナナ共和国、いや食物100%輸入属国に相応しい、大本営広報機関であることがしっかり描かれている。70年間の植民地政策の結露。

やがてTPPで日本文化・慣習が全て破壊され、憲法破壊で侵略戦争に駆り出された時、

日本を、中国の弱点に対する発射台として利用することを、アメリカ合州国“が決してあきらめていないという“全体像”を見てほしいとストーンは訪問者達に請うてくれるだろうか?
日本の一般国民は、このイデオロギー十字軍により、大いに苦しんでいる”とストーンは語ってくれるだろうか?

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