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2014年9月 4日 (木)

ロシアがウクライナを侵略したかどうか判断する方法(元記事)

ドミトリー・オルロフ

2014年9月1日
"Information Clearinghouse"

先週木曜日、ウクライナ政府は、NATO広報担当官も同調したが、ロシア軍が現在ウクライナ国境内で活動していると発表した。その通りかも知れないが、そうでないかも知れない。驚かれたろうか? 連中は以前も同じことを言い、最近では8月13日、そして8月17日にも言ったが、証拠皆無、あるいは偽の証拠だった。ここは疑わしきは罰せずとしよう。

読者ご自身が審判だ。先週木曜日、ロシアが本当にウクライナに侵略したのか、それとも木曜日の発表は、またしても作話だったのか読者が判断できる、はっきりした主要な証拠十項目の重宝なリストをまとめてみた。(ローマン・クレンツのおかげだ)

なぜなら、もしロシアが木曜朝に侵略したなら、土曜午後迄に、現地の状況はこんな感じになっているだろう。

1. ウクライナの砲撃は、ほぼ即時に沈黙した。彼等はもはやドネツクとルガンスクの住宅地域を砲撃していない。作戦前に、彼等の位置が特定されており、木曜日午後迄に、当然の最優先作業として、空からの攻撃、砲撃と、地上配備型ロケット攻撃によって、完全に殲滅されている為だ。恐ろしい体験がとうとう終わり、現地住民は大喜びしている。

2. ドネツクとルガンスク現地の軍事活動の様相は激変している。以前活動していたのは、抵抗運動戦士達の小規模集団だったが、ロシア人は、400人単位の大隊と、数十台の装甲車両、それに続く支援車両の車列(給油トラック、通信、野戦炊事場、野戦病院、等々)で活動している。車両の出入りはひっきりなしで、空中偵察や衛星写真でも、はっきり見える。それに加えて、傍聴したければ誰でもできる、全てロシア語の絶え間ない無線会話があり、作戦を隠蔽するのは不可能になっている。

3. ウクライナ軍は忽ち消え失せた。兵士も将校も制服を脱ぎ、武器を放棄し、現地人の中に溶け込もうと最善を尽くしている。ウクライナ軍が、ロシアに勝ち目があると思っていた連中など皆無だ。ウクライナ唯一の対ロシア軍事勝利は、1659年のコノトプの戦いだが、当時ウクライナは、強力なクリミア汗国と組んでおり、しかも御承知の通り、今回、クリミアは、ウクライナ側についてはいない。

4. いたる所にロシアの検問所がある。現地の一般市民は通行を許可されるが、外国人であれ、同国人であれ、政府関係者は全て、尋問の為、拘留される。解散したウクライナ軍の徴募兵を出身地に戻し、志願兵と将校を、彼等が戦争犯罪を冒す様、命じたのか否かを判定する為、事実審理拘置所に送る、選別機構が立ち上げられている。

5. 大半のウクライナ国境検問所は、ロシア支配下にある。NATO部隊が侵略を試みるのを思いとどまらせる為、防空手段や自走砲と戦車大隊で強化された検問所もある。民生品と人道支援物資の通過は許可されている。必要な書式(ロシア語だ)さえ記入すれば、ビジネスマンも入国が認められる。

6. ウクライナ全土に、ロシアが飛行禁止区域を設定している。全ての民間機便が欠航になってている。多数のアメリカ国務省職員、CIA、およびモサド工作員、および欧米のNGO関係者達が、キエフのボリスポル空港で足止めになっている。衛星電話で、いらいらしながら、ありとあらゆる知人と話している人々もいる。欧米政治家達は、即刻避難を認めるよう要求しているが、連中の戦争犯罪への連座の可能性を見極めるまで、ロシア当局は彼等を確保しておきたいのだ。

7. ポロシェンコ大統領、ヤツェニュク首相等々、テレビでお馴染みのウクライナ人は、もはや欧米マスコミがインタビューしようにもつかまらない。連中がどこにいるのか誰も知らない。連中は既に亡命したという噂もある。連中が放棄した邸宅に群衆が乱入し、どこも全て純金トイレ付きなのを発見して、驚愕した。ウクライナ人オリガルヒ連中も、部下に見捨てられ、自宅で心臓麻痺で死亡しているの発見された軍閥イゴール・コロモイスキーを除き、どこを探しても見つからない。(Sakerによる寄稿)

8. 約800,000人のウクライナ人難民の一部が、ロシアから怒濤のように帰国し始めた。彼等はテント村で暮しており、彼等の多くは隣接するロストフ州にいるが、冬がやってくるので、砲撃が終わった以上、家に戻りたがっているのだ。彼等と共に、砲撃による損傷を修理すべく、建設作業員や、セメント・トラックや、パイプ、電線や鉄筋で山積みの平台トラックが続々とやってきている。

9. 世界中、特にヨーロッパとアメリカで、あらゆる外交・軍事活動が活発に行われている。軍隊は最高度の警戒態勢にあり、、外交官連中は世界中を飛び回り、会議をしている。オバマ大統領は、記者会見を開いて“まだまだウクライナ戦略はない”と宣言したばかりだ。彼の軍事顧問達は、彼に“少し爆撃して、何が起きるか見る”という彼のいつもの戦略は、今回は役に立たない可能性が高いと告げている。

10. キエフは降伏していただろう。マイダン広場には、ロシアの戦車がいただろう。ロシア歩兵部隊が、ウクライナ国家防衛隊の残党を掃討中だ。夜間外出禁止令が出されている。キエフ占領作戦は、バグダッドの“衝撃と畏怖”に似ている。いささかの物凄い爆発後のめそめそ泣く声だ。

このリストがあれば、先週木曜、ロシアがウクライナに侵略したのかどうか、読者も判断できるに違いない。

ドミトリー・オルロフは、ロシア系アメリカ人のエンジニアで、彼が“永久的危機”と呼んでいる、 "アメリカ合州国において、おきる可能性がある、経済的、生態学的、および政治的衰退と崩壊"に関するテーマで書いている作家。http://cluborlov.blogspot.com

記事原文のurl:http://www.informationclearinghouse.info/article39547.htm
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昨日翻訳を掲載したロシアがウクライナを侵略したかどうか判断する方法
で、ポール・クレーグ・ロバーツ氏が紹介していた記事。

1913年9月4日に田中正造が亡くなってから、101年目。

田中の活躍や生涯、例えば岩波現代文庫『田中正造 未来を紡ぐ思想人』で、知ることができる。より詳しく知ろうと思えば、参考書籍は多々ある。

田山花袋は、『習慣─非習慣』で、こだわらずに、新天地に向かう発想をすすめたが、聖夜や、県が勧めた新天地に移った方々がどうなったかは、ほとんど知られていない。

田中正造がその為に戦った、肝心な農民の方々が、どうなったのか知ろうとしても、容易に入手できるのは『谷中村村長茂呂近助 未裔たちの足尾鉱毒事件』だけのようだ。詳しい良い本だが、悲惨さ、なかなかよくわからない。

北海道や那須に移った人々の姿を克明に記録した映画に『鉱毒悲歌』がある。

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北海道佐呂間に移住された方が、状況、故郷への思い、それにたいする故郷の役所の対応等について、とつとつと語られる。原生林を切り開いても、冷害で苦労する。借金をして、土地は銀行のものになってしまう。望郷の念が募っても、仕事は自分で探さなければならない。高齢では、そもそも仕事がない。年金暮らし(生活保護を受けておられたようだ)老人の帰郷を、故郷の自治体は受けいれない。

ずっと早く見切りをつけ、那須に移住した方も登場した。

本来、1983年度に制作されたドキュメンタリー映画。
1973年に結成された「谷中村強制破壊を考える会」が発展し、1974年に撮影を開始した。資金不足で停滞、ようやく1983年編集に入り、2時間40分の作品となった。
30年の年月が流れたが、行方不明になっていたフィルムがみつかり、今年、短縮した、1時間43分の作品となって蘇った。

田中正造は、足尾銅山の操業停止を訴えたが、実現しなかった。
谷中村は強制破壊され、跡地は現在渡良瀬遊水池となり、地名も消し去られた。

足尾銅山の鉱毒被害は激甚で、多数の農民が犠牲になった。
東電福島第一原発事故による放射能被害規模、面積、移転を強いられている方々の数、そして被害継続期間は桁違い。放射能は、鉱毒と比較にならないほど広く長く続く。

痛んだ古いフィルム映像を修正したものゆえ、音声・画像、素晴らしいとは言えないが、鉱害被害を受けた農民が移転を強いられた後の姿、移転を強いられている福島の方々の将来を考える際、貴重な参考になりうるだろう。良い移住生活に、一体何が必要か。

映画の最後に、「日本は、大きな公害を招く可能性がある原子力発電を、国策として推進している。」という趣旨のナレーションがある。まるで予言。福島原発事故を受けて挿入したナレーションでなく、当初のシナリオにあったのだという。 関係者の皆様、困難な状況の中で、こうした映画を、良く復活させてくださったものだ。

ナレーションは、こまつ座で大活躍しておられる俳優、辻萬長(かずなが)氏。
若かりし頃の立松和平氏によるインタビューも見られる。

3000円+消費税。通販の場合、更に送料160円。

DVD購入や今後の上映予定等の情報は、歩行社ウェブ『蘇る「鉱毒悲歌」』に詳しい。

強制連行で、足尾銅山で強制労働をさせられ、亡くなった朝鮮人や中国人の方々が多数おられる。朝鮮人強制連行については『足尾銅山・朝鮮人強制連行と戦後処理』古庄正著 創史社刊が詳しい。

大本営広報部、二派にわかれて、不思議な慰安婦問題論争をくりひろげている。「売女マスコミには連載コラムを書かない?幇間ジャーナリストと、売女マスコミ間のブタの喧嘩」は面白おかしく扱うが、強制連行・労働で、足尾銅山で亡くなった朝鮮人や中国人の方々についての報道競争などなかったし、決してない。

映画の中で、中国人の方々の連行・強制労働に関係していた人物が、当時のひどさを証言している。亡くなった理由のほとんどは栄養失調。殴打による死者もいたという。

中国の「一般民間人で、健康そうな人を、いきなりつかまえ、連行してきた」という。

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戦後、「中国人殉難烈士慰霊塔」が、中国人の手によって建てられた。別の場所にある朝鮮人犠牲者のお墓は、古い墓標が立ち並んでいるだけの寂しい姿。

トンデモ会長をいただく大本営広報部、宗主国に示唆されて、戦争へ突入しつつある世相を、『花子とアン』「卑怯な生き方」で指摘した場面、見損なったのは残念。

大多数の皆様、「村岡花子」的に生きてゆかれるのだろう。

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自分はここザカルパチアでは危険な露語話者住民なので,拉致を警戒してくれるウクライナ人の友人が寝泊りしている.自動小銃,拳銃,手榴弾,信号拳銃と救急キット持参である.それも今日明日で必要なくなるだろう.DNR民兵がウクライナ正規軍とネオナチ懲罰部隊に勝利した.戦闘の推移は露側の流す衛星撮影情報によって実時間で把握可能だった.ただし軍隊経験者それも仕官経験者の解説が必要だが.五六十歳以上の世代の男は軍隊経験をもち,宇語を話さないが―当時は母国語教育は少数民族語以外は学習が制限されていたので―露語は完璧である.二十代の外国傭兵は傍受による露語の遣り取りを理解できない.流暢だが卑猥な単語に満ちた英語を話す青二才ポーランド人傭兵も似たようなものだ.旧共産圏では五十歳以上の世代でなければ露語の会話は無理なのだ.それにこいつらはSSを真似て刺青をしている.じきに拘束されるだろう.自分の棲家は波,須,洪,羅四国との国境地帯に近い.たぶん彼らはここを目指して落ち延びてくる.ネオナチ勢力を焚きつけた波側は自国出身傭兵が侵入するのではないかと心配していることだろう.それにしてもDNR軍指導部の統率能力には瞠目させられる.自分は財産を失ったが,なぜか重荷を降ろしたという感じだ.無産階級が最も自由なのかな.

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