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2014年8月18日 (月)

真実の尊重なぞ、欧米には、もはや存在していない

Paul Craig Roberts
2014年8月17日

欧米マスコミは、誰が見ても、欧米マスコミが、無知で無能な阿呆の集団か、あるいは金欲しさに戦争を売り込む売春宿か、のどちらかであることを証明してくれた。

欧米マスコミは、アメリカと歩調を合わせて、マレーシア航空機墜落をロシアのせいにしている。何の証拠も示されてはいない。証拠の代わりに、マスコミは絶えざる繰り返しをしている。アメリカは、キエフに責任があることを証明する証拠を隠している。マスコミの狙いは、真実を語ることではなく、ロシアを悪魔化することだ。

ウクライナに越境したとされているロシアの機甲車列が、ISISなら数分間で殲滅してしまうようなウクライナの寄せ集め軍隊によって全滅させられたと、現在マスコミは報道している。イギリス人記者達はこの報道をでっちあげたのか、あるいは戦争物語を作り上げる作業をしているCIA工作員から話題を手渡されたのだ。恥ずべきBBCは、調査もせずに、報道を大宣伝している。ディー・ヴェルトを含め、ドイツ・マスコミは、如何なる証拠もないことを全く気にせず、全ドイツ中で話題をわめいている。ロイター通信社も、調査もせずに、報道を広めている。読者の方々から、CNNが、このインチキな話題を、毎日24時間、報道しているとご教示頂いた。私自身は見るに耐えないが、フォックス“ニューズ”も、このエセ報道に大いに悪のりしているのではあるまいかと想像する。読者の方々から、私が昔働いていた、読むに耐えないほど下劣になってしまった新聞、ウオール・ストリート・ジャーナルも、まやかし記事を広めているとご教示頂いた。読者の方々が間違っていることを祈りたい。自分が昔暮らしていた古巣の完璧な破壊を見るのは、人にとっては嫌なものだ。

正常な人にとって明らかなはずの様々な理由から、マスコミ報道は飛んでもないものになっている。

第一の理由は、ロシアの目的は状況緩和だと、ロシア政府が実に明確にしていることにある。現在ウクライナの一部となっている他の旧ロシア領が、クリミアに習って、独立に投票し、ロシアとの再統一を要求した際、プーチン大統領はそれを拒否した。緊張緩和の決意を強調する為、プーチン大統領は、旧ロシア領諸州のために、ウクライナに軍事的に介入する大統領権限を撤回するよう、ロシア議会に要求した。ロシア政府は、アメリカやEU諸国政府とは違って、適法性と法による支配に重きをおいており、軍を派遣するプーチンの権限を議会が更新する前に、ロシア軍がウクライナに派兵されることはあるまい。

記事が明らかにインチキである第二の理由は、もしロシア政府が、ウクライナ侵略を決断すれば、ロシアが、上空援護や他部隊による支援がない、たった一つの小規模機甲集団を送り込むようなことをするはずがないからだ。もしロシアがウクライナを侵略するなら、その大半がナチスによって組織された準私的民兵である、寄せ集めウクライナ軍を追い詰めることができる能力を持った部隊を動員するだろう。“戦争”は数時間で終わり、その後、ウクライナは、ソ連解体と、ロシアの弱さにつけ込み、ロシア自身を構成していた諸州を分離させるという、1991年のアメリカの企みが成功するまで、何百年間も元々所属していたロシアの手中に落ちるだろう。

記事が明らかにインチキである第三の理由は、話題を大宣伝している欧米報道機関の一社たりとも、自社の為になる、ほんのわずかの証拠も示していないことだ。

このでっちあげ記事で我々が目にしているのは、欧米マスコミ丸ごと品位に全く欠けている様だ。

世界中に報道していることを裏付けるいかなる証拠が完全に欠落している報道だ。ホワイト・ハウスは、報道内容は確認できていないが、それでも、ホワイト・ハウスは、ホワイト・ハウスが証拠を提示できないことに対し、ロシアに対する非難をし続けるつもりだという声明を発表した。結果的に、欧米のしらじらしいウソの反復が、莫大な数の人々にとっては、真実と化してしまっている。私がコラム記事で強調し続けている通り、戦争を煽動するので、こうした欧米のウソは危険極まりない。

アメリカ国内の同じ集団、そして同じ欧米の“マスコミ”は、イラク(大量破壊兵器)、アフガニスタン(タリバン = アルカイダ)、シリア(化学兵器使用)や、リビア(馬鹿馬鹿しい非難の寄せ集め)におけるアメリカの戦争や、パキスタン、イエメンやソマリアで継続中のアメリカ軍による殺害を正当化する為に使ったのと同じ類のウソをついている。

丘の上の町、世の光、例外的で、必要欠くべからざる国民の本拠地は、真実は禁じられており、戦争こそが、その終盤である、サタンのウソの本拠地なのだ。

更新: ロシアの人道支援トラック隊列が隠した侵略部隊を載せていた振りをしてきたが、現地の事実によって、キエフ傀儡政権は、トラック隊列は、キエフ傀儡政府が爆撃し、砲撃してきた人々への支援物資しか搭載していないことを公式に認めるよう強いられた。http://rt.com/news/180844-ukraine-recognizes-russia-humanitarian-aid/

Paul Craig Robertsは、元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えていた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでい る。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the WestHOW AMERICA WAS LOSTが購入可能。

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2014/08/17/west-respect-truth-longer-exists-paul-craig-roberts/

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真実の尊重なぞ、この国には、もはや存在していない

家に暮さずにいて、他人の家で殺されてしまった?方々、あるいはタイ代理出産の話題を、大本営広報部は実に熱心に報道する。

そうした事件、これから多数の国民が、平凡に暮していても、他国への侵略戦争に殺しに行く羽目になり、あるいは沖縄の人々のように、一般市民が殺されてしまう可能性がひしひしと迫っている現状を放置して、あるいは実質、日米FTAにすぎないTPPの恐ろしい実情を隠しながら、あるいは原発再開推進、辺野古基地建設作業強行の様を略しながら、報道する価値はないだろう。

マスコミの狙いは真実を語ることではなく、日本を完全属国化することだ。と思いたくなる。

平凡に暮したい庶民の側に立つ兄と、帝国主義的政策を推進する高級官僚の弟を描いた芝居、『兄おとうと』新宿・紀伊国屋サザンシアターで、8月31日まで上演中。こまつ座のウェブ記事を貼り付けておこう。

「君主」や支配層ではなく、人々の利福の方法を説いた大正デモクラシーの先駆者吉野作造には、その思想はまるで正反対、兄に負けず劣らぬ大秀才、十も歳の違う高級官僚の弟・信次がいた。 仲がいいのか悪いのか、会えば毎回大討論・・・そんな二人が結婚したのは賢い上に仲がいい愛すべき姉妹! この四人に加え、さらに説教強盗の夫婦他、さらなる人間を巻き込み繰り広げる井上ひさし版・吉野作造の歌あり・踊りありの評伝劇&音楽劇。

最後に、繰り返し歌われる「三度のごはんきちんとたべて火の用心、元気で生きよう、きっとね」庶民の幸せの基本だろう。

終盤近く、吉野作造のセリフに、「日本の軍隊は海外に出てはいかん」「庶民が不幸になる。」という趣旨のものがあって驚いた。

先頃の「宗主国の為の、集団的先制侵略義務是認」を受けて追加したのか、元々あったのか原作を確認していないので、そのあたりは良くわからない。井上ひさしのことば通りの芝居。

むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく
おもしろいことをまじめに
まじめなことをゆかいに
ゆかいなことをいっそうゆかいに

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