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2014年5月 4日 (日)

‘遅かれ早かれ、キエフ軍と右派セクターは民間人を攻撃する’

ペペ・エスコバルは、香港のアジア・タイムズ移動特派員で、RTとTomDispatchの解説者、アメリカから東アジアに至るウェブやラジオ番組によく寄稿出演している。

公開日時: 2014年5月2日、13:18

Russia Today

元記事には、「2014年5月2日、ウクライナ南部の都市スラビャンスクの中心から7kmのアンドレエフカ村で早朝奪取した検問所で配置につくウクライナ兵士」(AFP Photo /ワシリー・マクシモフ)のビデオがある

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東ウクライナの人々は親ロシア派というわけではなく、彼等は統一した連邦制のウクライナ、EU、NATOとロシアから等距離のフィンランド化したウクライナを望んでいるが、彼等は銃を突きつけられていると、調査ジャーナリスト、ペペ・エスコバルはRTに語った。

RT: キエフは、軍隊を自国民に対して配備しています。状況的にそれが必要だと思われますか?

ペペ・エスコバル: いいえ、もちろんそんなことはありません。重要な過去の出来事が思いだされます。数日前、CIA長官のジョン・ブレナンがキエフを訪れ、連中は対テロリスト作戦を開始しました。これは大変な過ちです。数日後、アメリカ副大統領ジョー・バイデンがキエフを訪れ、連中は第二弾の対テロリスト作戦を開始しましたが、これは大変な過ちです。ですから、これは実際、第三次なわけですが、彼等がスラビャンスクを封鎖していますが、実際そこは抗議行動が実に進展している主要都市なので、これは実に深刻です。ある種、ドネツク人民共和国の様なものですし、現在スラビャンスク人民共和国もあります。これは大変な挑発で、実際これは“ロシアの侵略を支持するつもりはない”と言っているNATOの圧力強化に付随しています。ロシアは何が起ころうとしているのか様子見をしているのですが、クレムリンは既に極めてはっきり言っています。“もし民間のウクライナ人が、実際は軍と右派セクター民兵の混合だが、ウクライナ軍に殺害されれば、事態は手に負えない状況に陥るだろう。”そしてもちろん、ロシアはそういう事態を望んではいませんが、NATOもキエフ政権も、それを望んでいるのです。

RT: スラビャンスクの自衛部隊司令官の一人と話しました。彼は軍のみならず、右派セクターのメンバー達も対スラビャンスク攻撃に動いていると言っています。過激派はどの程度関与しているとお考えですか?

PE: 完全に関与しています。今や彼等は実際上、民兵ですから。そのことについて言えば、ソマリア、アフガニスタン、イラクやシリアを思いだします。今や、ウクライナ人ネオナチ、ネオ・ファシスト民兵が、キエフの政権転覆者一味の為に戦争していて、もはや都市を攻撃し包囲する状態どころではないウクライナ軍の残滓を利用しているのです。遅かれ早かれ、連中は民間人を攻撃するでしょう。全く狂っています。こういう事態に国連は何をしているのでしょう? どこにもいないではありませんか! 誰も何もせず、プーチンとメルケルが昨日話し合い、プーチンはメルケルにはっきり言っています。“いいですか、もし連中が軍隊をキエフに撤退させず、もし連中が民間人攻撃を開始すれば、全く話は違ってきますよ。”先に申しあげた通り、誰もこれを望んではいません。過去三週間、プロパガンダは絶え間がありませんから、NATOは口実を必要としているのです。ロシアの悪魔化、ウラジーミル・プーチンの悪魔化、そして東ウクライナ親ロシア派闘士の悪魔化です。彼等は親ロシア派というわけではなく、統一ウクライナ、連邦制のウクライナ、EUやNATO、あるいはロシアとも同盟しない、等距離のフィンランド化されたウクライナを望んでいるのです。また彼等は東と南の諸州における更なる自治権を要求しています。“闘士”達が実際に望んでいるのはそういうことです。そして今、彼等は銃を突きつけられているのです。

RT: 双方が重火器を装備しており、既に死傷者が出ています。これはどれほどの惨事になるとお考えですか?

PE: 毛沢東の言葉“小さな火花も広野を焼きつくす”を我々は念頭に置いておくべきです。これは、あり得る最悪のシナリオとして、一方にNATO軍、もう一方にロシア軍が対決するウクライナ内戦という広野の火事を引き起こす火花になりかねません。だれもこのようなことを望んでいる可能性はないでしょう。もちろん、こういう結果を得るべく最善を尽くしている連中、キエフの政権転覆者を除いて。

本コラムの主張、見解や意見は、もっぱら筆者のものであり、必ずしもRTのそれを代表するものではない。

記事原文のurl:rt.com/op-edge/156400-kiev-fighting-against-civilians-ukraine/

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憲法記念日を前に、ウクライナのキエフ傀儡政権をはるかに超越する、70年近い傀儡経験を誇る一流属国の売国傀儡政党幹部、宗主国にでかけて憲法破壊をお約束している。

まもなく破壊する邪魔な憲法の為には、もちろん式典は行わない。今年が現憲法最後の年だ。属国憲法といって、廃棄・改訂を主張する向きもおられたが、一層の隷属を強制するトンデモ憲法を考えておられるようだ。ご希望通りに憲法は破壊される。自分の首を絞める破壊を喜ぶ諸氏の心理、小生には永久の謎。

日本を潰したあと、二度と立ち上がれないよう、一時の怒りから、9条を含む不戦憲法を押しつけてくださった。おかげで、韓国と違って、ベトナムに日本軍を派兵して、虐殺をおかさずに済んだ。空・陸軍、海兵隊に自由に基地を使わせ、原子力空母、原潜を自由に寄港させているのだから、属国、もちろん世界の無辜の人々に危害を加えているのだが。

それでも不十分ということで、宗主国は、とうとうNATO諸国や韓国のように参戦させたくなり、9条を含む不戦憲法は邪魔だから削除しろ、駄目なら別法を考えろと命じている。

そもそも宗主国は自分の都合で「善悪」を決めるので、善悪の境界など無いに等しい。

「集団的自衛権」解釈容認というのは、例えば、「ウクライナでの紛争で、アメリカ軍兵士が死傷すれば、日本軍が押っ取り刀でかけつけ、参戦する」のが妄想と言えなくなることを意味する。

周辺事態という傀儡政府に好都合な概念も、全く地理的概念ではなく、日本の平和と安全に重大な影響を与える実力行使を伴う武力紛争が生じる情勢のことを言う。つまり、

‘遅かれ早かれ、宗主国と属国の軍はどこかで民間人も攻撃する’

旗や歌を制定する時には、クチパクを監視するとか、ピアノ伴奏を拒否したら、降格あるいは、首にするという話は無かった。個人的には、制定にはそもそも大反対だった。

今は、そうなっている。売国ファシストに同意しないと犯罪になる不思議・理不尽。カナダでは学校式典で国歌を歌うことが強制されないという記事を最近読んで驚いた。

歌わない権利を守ること~カナダ国歌についての思い出 長谷川 澄(カナダ・モントリオール在住)

昔翻訳した文章の一部の国名を変えたものをご紹介させていただこう。春の一日、日本国憲法終焉を前に、お時間があれば、元の長い文もお読み頂きたいと思う。

日本におけるデモクラシーの実験は、浸食という過程によって、終わりかねない。

ファシスト体制へ移行する当初、空に張られた鉄条網の姿が見えるなどと考えるのは間違えだ。当初、物事は一見、何事もないのだ。1922年カンブリ アで、農民は収穫祭を祝っていた。1931年のベルリンで、人々は買い物に、映画にでかけていた。昔、W・H・オーデンが「Musee des Beaux Arts(ボザール美術館)」という詩で書いたように、恐怖はいたるところにある。誰かが災難にあっている間も、子供たちはスケートをし、船は出帆する。 「犬は惨めな暮らしを続け … 何もかもまったくのんびりして イカロスの災難を顧みようともせぬ。」

日本人が実にのんびりとくらし、連休中の旅行やインターネットでの買い物や、製糸場見学や、どんたく見物に夢中になっているうちに、デモクラシーの基盤は致命的なまでに蝕まれつつある。何かが大きく変わってしまい、日本国民は、これまでになく弱体化した。今や、宗主国が終わりのない戦争、世界という名の戦場で「長い戦争」とい う「戦争状態」にあるという文脈の中で、いまだ日本国民はそうと自覚していないが、一言で発言するだけで、日本国民の自由や、長期の独房監禁に対 し、影響を与える力を首相に与えているという文脈の中で、日本のデモクラシーの伝統、独立した司法、出版報道の自由は動いているのだ。

我々は歴史を学び、「もし、こうだったら」という考え方に直面する必要がある。今の方向で進み続ければ、様々な形で、異なる時期に「日本の終焉」が私たちの身に降りかかるだろう。私たちは、皆それぞれが、異なる時点で、昔を思い返して、考えざるを得なくなるようになるだろう。「昔はああだったのに、今はこうなってしまった」と。

そして、I・F・ストーンの言葉「ひとつだけ覚えておくように。政府は嘘をつくものです。」を紹介する下記講演も。

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コメント

  前田哲男先生はどこにいるのか-『改憲を先取りする新防衛大綱』を読む-

  黄金週間はいつまで続くのか,グレゴリ-13世暦がないので日本国に問い合わせたが,返事が来ない。皿洗いをしながらイスラム暦を見る日々が続くが,日本の混雑とは無縁に人々の生活は平穏無事に,大きな事態もなく続く。

  日本人観光客を数人見かけた。海外旅行するときの消費増税分がどうなるのか知らないが,はるばる数千キロも離れたこちらを訪れることのできる日本人は経済的に余裕のある方であろう。黄金週間であるから普段より高い「割増料金」があるはずなどと考えながら,散歩から戻って来ると,いつもにこにこ挨拶してくれる食堂の女ご主人に出会った。しかし留学生以上にズボンの丈が短い。お世辞に「お若いですね」と言ったら,笑みを浮かべて喜んでくれた。一般化できないかもしれないが,女性はどの国でも「若い」とか「美しい」と言われると,喜ぶのかもしれない(そういえば,環境・エネルギ-大臣になったS.ロワヤルも最近美しくなったが,直接,本当のことが言えないのが残念)。

  ところで『SEKAI(2013)』九月号が手に入った。その中に前田先生の論考『改憲を先取りする新防衛大綱』を発見。「高裂度下」,「事態にシ-ムレスに対応する」,あるいは「策源地攻撃能力の保有」など,平穏に暮らす一般国民にはよく分からない言葉を紹介されて平易に解説されている。
  自民党の「防衛を取り戻す(副題)」という提言の中に「専守防衛からの離脱」,「集団的自衛権行使の部分容認」,「武器輸出三原則の事実上撤廃」などの言葉が並ぶ。これらの提言が昨年の,2013年12月17日に策定された第五次『防衛計画の大綱』の中にほとんど取り入れられたことも分かった。

  防衛計画の大綱はこれまで4回作成されたらしいが,2012年に出されたオバマ政権の『国防戦略計画』とは方向が逆である。前者は予算の増大が念頭にあるが,後者は国家財政破綻が念頭にある。また,自衛隊(国防軍)の海外派兵・展開を予定しているが,後者は派兵縮小を狙っている(その裏返しはスティルス戦闘機重視)。第三に,後者は日米同盟は数ある同盟の中の一つとしか見ておらず,米日同盟などという言葉は出てこないが,前者は日米同盟は世界の「公共財」であるそうだ。閣議決定された『2014年度以降に係る防衛計画の大綱』から引用すると,

   日米安全保障条約に基づく日米安全保障体制は、我が国自身の努力とあいま
  って我が国の安全保障の基軸であり、また、日米安全保障体制を中核とする
   日米同盟は、我が国のみならず、アジア太平洋地域、さらには世界全体の安定
   と繁栄のための「公共財」として機能している。

  シリア紛争での化学兵器攻撃,南スーダン紛争,そしてウクライナのナチ・ネオの大虐殺などをみて,日米同盟のどこが「世界全体の安定と繁栄のための『公共財』として機能している」のか。

  またシ-ムレスとかプレゼンスとかグレ-ゾ-ンなどのカタカナ語は,美しい日本語(日本国民の公共財)を破壊するものである。日本語で言い換えることができる言葉を日本語で言わない。占領国の言葉をなまって使うのは,自虐の一種であろう。
  長くなるからこれ以上申し上げないが米英や中仏あるいは中南米やアフリカ諸国,環太平洋諸国などが「西暦」を使っているにも関わらず2013年を平成25年とわざと「元号」を使うなど世界の「公共財」を見棄てている。

  話が大分逸れて申し訳ないが,多くの国民にとって「高烈度下」とかいう耳慣れない言葉を使い,カタカナ語を乱用し,世界の「公共財=西暦」を見棄てている。以上三つの理由の故に,2013年末に閣議決定された『防衛計画の大綱』は,その内容如何に関わらず,廃棄すべきであると,私は考える。

  ところで今,前田先生はどこにおられるのだろうか。ユ-ラシア大陸西の果て,最西端ロカ岬か。強い風に吹かれて瞑想されているのかもしれない。しかし残念なのは,日本の「知識人」で,先生の論考『改憲を先取りする新防衛大綱』といった文章を書く方が少なくなったことである。ゆえに加藤周一の言う「知識人の責任」は,近くは日米同盟の「公共財」から,遠くはウクライナの悲劇まで広く論じることである。

追記1: この黄金週間に高村氏を筆頭とする超党派の議員団が中国を訪れ,序列三位の国家中央委員に会われた。そのお土産は「集団的自衛権行使の部分容認」を撤回するという提案である。安倍首相にとって,ロカ岬の強風は冷たかったに違いない。
追記2: 安倍首相は退陣する。次は甘利氏か,髙村氏か。小生はTPP交渉で政治献金をたくさん集めた甘利氏であると推認する。

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『2013年4月28日の日本政府主催の晴れがましい「主権回復の日」式典』 1年前、自民党政権(安倍晋三)による『主権回復・国際社会復帰を記念する式典』は、東京千代田区の憲政記念館で開かれ390名程度が参加した。 沖縄も福島も自民党系だが『屈辱の日である...... [続きを読む]

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