アメリカはいったいどれ程望んでいるのだろう?
Paul Craig Roberts
2014年3月26日
“アメリカには、現時点では、機能する民主主義は存在していない。”
元アメリカ大統領ジミー・カーター
アメリカ政府による民主的政権打倒によって引き起こされたウクライナ危機が終わったとは私は思わない。ロシアとウクライナそのものを除くあらゆる場所で、アメリカ政府はプロパガンダ戦争に勝利した。ウクライナ国内では、クーデターのおかげで暮らしが悪くなったことに、国民は気がついている。クリミアは、既にキエフのアメリカ傀儡政権から離脱して、ロシア再編入した。他のロシア系ウクライナ地域も、それに続く可能性がある。
アメリカ政府が押しつけた、選挙で選ばれたわけではない独裁政権が存在しているキエフそのものにおいて、さかのぼれば、ドイツのナチスと協力して戦ったことがルーツだという極右ウクライナ民族主義者が、検察官や、マスコミ編集者や、アメリカが押しつけた“政権”そのものを恫喝している。過激派民族主義者自身によって撮影されたものものある、インターネットで見られる様々なビデオが、アメリカ政府が押しつけた、選挙で選ばれていない政権を威圧していることを、はっきり示している。
キエフで、アメリカから賄賂を得ている連中は、むき出しのネオナチ勢力と戦っている。どちらが勝つだろう?
3月25日におきたアメリカ傀儡ウクライナ政権内務大臣代理管轄下の警官による、超国家主義者右派セクター過激派指導者ムジチコ殺害を受けて、別の右派セクター指導者ドミトリー・ヤロシは、内務大臣代理アルセニー・アヴァコフの辞任と、ムジチコを殺害した警官の逮捕を要求した。ヤロシはこう宣言した。“内務省が革命をむしばむのを、我々は黙って見ているわけには行かない。”ウクライナ、リウネ州の右派セクター主催者ロマン・コヴァルは、こう警告した。“わが同胞の死に対し、我々はアヴァコフに復讐する。”
これが一体どういう展開になるのか現時点では不明だ。右派セクターや、他の超国家主義集団が行った暴力は、選挙で選ばれた民主的政権を打倒する、アメリカ政府が支援したクーデターの成功に不可欠だった。だが右派セクターは、選挙で選ばれていないクーデター政権にとっても、アメリカ政府が据えつけたこの傀儡政権を、民主主義の進歩的な実験として売り込んでいるワシントンのスポンサーにとっても、困惑と脅威になりつつある。押しつけた政権を超国家主義暴漢が殴りつけていては、この売り込みはやりにくくなる。
キエフで、右派セクターとワシントンが据えた政権の間での内戦が起きるのだろうか? 右派セクターが、抗議行動を乗っ取れる程しっかり組織されており、訓練されているのを我々は知っている。アメリカ政府の傀儡政権がどれほどしっかり組織されているのか、この集団がどのような勢力を自由に使えるのか我々には分からない。アメリカ政府がしつらえた政権を守るため、アメリカ政府が傭兵を提供したのかどうか我々にはわからない。現時点では、右派セクターとアメリカ傀儡政権の間の勢力関係がどうなのか明白ではない。
アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュジーランドとEUのプロパガンダ機構は、あらゆる問題を、プーチンのせいにしている。しかし、今の所ロシア政府は、ウクライナのロシア地域住民の自決に従う事以外なにもしなくとも良い。ウクライナの多くの部分、現在ある、あるいはあった様に、ソ連の支配者がウクライナに加えたロシア領だ。
ソ連崩壊時に、ロシアとの合意でウクライナが独立した際、まずロシア領土が元々のロシア地域に返されていたなら、アメリカ政府のクーデターは、同じレベルの危機にはなっていなかっただろう。
そうではなく、アメリカの圧力の元、ウクライナがロシア領土をそのまま保有し、その代償に、ロシアはロシアの黒海海軍基地セバストーポリの50年間の貸借を認められた。
アメリカ政府がキエフのクーデターに資金援助をし、画策した目的は、人為的な国境のままのウクライナを、EUとNATOに取り込み、ロシアを不凍港から追い出し、ロシアをアメリカのミサイル基地で包囲することだった。アメリカ政府と、ヨーロッパの傀儡連中は、これを“ウクライナに民主主義をもたらす”と表現している。
ウクライナには、根を下ろそうとしていた未熟なものとはいえ、既に民主主義があったのに、アメリカ政府はそれを破壊したのだ。ロシアのプーチン大統領が見守る中、生まれたばかりの民主主義が打倒され、破壊された。アメリカ政府のクーデターは、ウクライナでは、民主主義ではなく、武力とプロパガンダが支配するという前例を確立したのだ。
だが、アメリカ政府は民主主義など全く意に介しておらず、気にしているのは自らの策謀だけなのだ。そして、ロシア、中国と、イランが邪魔なのだ。
クリントン政権以来、アメリカ外交政策を支配してきたネオコンは、ソ連の崩壊で、歴史は、世界の社会・経済体制として、アメリカを選んだのだと結論づけた。ネオコンは、アメリカは“例外的”で“必要欠くべからざる”ものであり、国際法を超越すると宣言した。アメリカ政府は、自由に侵略し、殺戮し、破壊し、支配してよいのだ。ネオコンによる“アメリカ例外主義”の主張は、あたかもドイツ国家に関するヒトラーの主張のようだ。ホワイト・ハウス靴下指人形が、演説でアメリカ例外主義を主張すると、プーチンは答えた。“神は我々を平等に作られた。”
アメリカ政府の意見では、例外的で、必要欠くべからざる国家、アメリカは、他のあらゆる国々を超越するのみならず、法律も超越するのだ。アメリカ政府がすることは合法的なのだ。アメリカに反対する連中がすることは全て違法なのだ。
アメリカ政府のウクライナ介入は、闇の力を解き放った。髪の毛なりヘアピースなりで王冠の様な髪形をしているウクライナ新興財閥犯罪人ユリア・チモシェンコは、アメリカ傀儡連中によって刑務所から解放されたが、失言をし続けている。盗聴され、漏出した電話会話での最新の失言は、“銃をとって、あの忌ま忌ましいロシア人連中を、指導者共々、殺しに行く時期だ”という発言だ。ロシア人がいた場所には焦土すら残してはならないとまで彼女は発言した。http://rt.com/news/tymoshenko-calls-destroy-russia-917/
チモシェンコは、ロシア人ではなく、ウクライナ人によって有罪宣告されていた。彼女の過激な言辞とロシア嫌いを、ウクライナと良い関係を維持することに対するロシアの意志を明言するプーチンの穏やかで慎重な語調と比較頂きたい。
3月23日 チモシェンコは、アメリカ政府の代弁者のドイツ新聞、ビルドのインタビューを受けた。狂ったチモシェンコは、プーチンはヒトラー以上に危険だと発言した。http://rt.com/news/tymoshenko-calls-destroy-russia-917/
今年2014年は、第一次世界大戦100周年だ。オクスフォード大学で私が学んだ教授、マイケル・ポランニーは、これはヨーロッパを破壊した戦争だと言った。彼は、文化的、道徳的、物理的な破壊を言っていた。ジョン・メイナード・ケインズが予言の中で明らかにしている通り、第一次世界大戦を、ドイツのせいにして、ドイツにおしつけた“和平”のプロパガンダ的手法が、第二次世界大戦を準備したのだ。
現在、ロシアに対して、第一次世界大戦を引き起こした、実によく似たプロパガンダ的な嘘を目の当たりにしている。『世界大戦の発生過程』(In The Genesis Of The World War)で、ハリー・エルマー・バーンズは、フランス人編集長による、第一次世界大戦時の、フランスにおけるプロパガンダ組織についての説明を引用している。フランス人は、広報センター(La Maison de la Presse)と呼ばれる巨大ビルを建てた。この建物の中で、両手を切り落とされたり、舌を抜かれたり、目をくり抜かれたり、頭を割られて、脳もあらわな人々の人形が制作された。こうした人形を撮影して、“ドイツによる残虐行為の否定できない証拠として、世界中あらゆる所に送り出し、各地で期待した効果を確実に生み出した。”“爆撃されたフランスとベルギーの教会、破壊された墓地や記念碑や、廃虚の光景の偽写真も提供され。こうした場面の舞台装置や画は、パリのグランド・オペラ最高の舞台美術家が制作した。”
この卑劣な対ドイツプロパガンダのおかげで、戦争責任をドイツに押しつけることが可能となり、ドイツが停戦に同意すれば、賠償は不要で、領土喪失も無いと、ウッドロー・ウイルソン大統領がドイツに保障した全ての事を侵害してもかまわないことになった。プロパガンダの成功が、和平調停をひどく一方的なものにすることを可能にし、第二次世界大戦を準備することになったのだ。
ロシアの国益や、ロシアの主権に反するアメリカ政府の戦略的な動きを、ロシアは20年間、見つめてきた。100%嘘に基づく卑劣な反ロシア・プロパガンダを聞いた時に、プーチンは一体どう思っただろう?
プーチンはこう考えている。アメリカは、ゴルバチョフに、NATOは、東ヨーロッパには入りこまないと約束したが、アメリカは拡張した。アメリカは、対弾道弾ミサイル・システム軍拡競争のエスカレーションを禁じるABM条約から離脱した。アメリカはポーランドと交渉して、ポーランドとロシアの国境に、弾道弾迎撃ミサイル基地を配備した。アメリカは、ポーランドのアメリカ・ミサイル基地の目的は、ヨーロッパを、存在していないイランのICBMから守るのだという空想的な嘘をついている。アメリカは戦争教義を変更し、核兵器の立場を、報復的抑止力から、先制的第一撃能力へと格上げした。アメリカは、この戦争教義の変更が、テロリストに向けられたものであるふりをしているが、ロシアに向けられたものであることは分かっている。アメリカは、グルジアとウクライナで“カラー革命”に資金援助をし、ロシア連邦そのものでも、そうしたがっている。アメリカはチェチェンのテロを支援している。アメリカがグルジア軍を訓練し、装備を与え、南オセチアのロシアの平和維持軍攻撃に許可を与えた。アメリカは、ウクライナの選挙で選ばれた政権の打倒に資金援助をしておいて、クリミア住民の間に動揺が起こり、彼等が自らの自由意志で、ウクライナから離脱し、そもそもの所属していたロシアに戻ったのを私のせいにしている。ゴルバチョフでさえもが、フルシチョフは決してクリミアをウクライナに渡すべきではなかったと言っている。ソルジェニーツィンは、レーニンは、ロシア諸州を東部、南部ウクライナに編入すべきではなかったと言っていた。おかげで、こうしたロシアの州か、ロシア編入を目指して動揺しているが、アメリカは、自らの無謀で、無責任な行動の結果を、私のせいにしている。
アメリカ人は、私がソ連帝国を再建したがっているという。だが、アメリカが引き起こした短期の戦争のおかげで、旧ロシア地域グルジアを手中にした際、ロシアがそこから撤退したのを、アメリカは目撃しているのだ。
アメリカの嘘は果てしない。挑発への対応として、私は出来る限り、妥当な、控えめな形で対応し、ラブロフ外務大臣と共に、外交的解決を提案してきた。ところがアメリカは挑発をし続け、挑発を嘘で隠している。アメリカは厚かましくも゛私を、ウクライナに対する戦略的脅威にしたてている。彼等は、ウクライナを、ソ連崩壊と共に、その存在目的が消失したNATOに、加盟させるつもりなのだ。彼等は更に多くのミサイル基地をロシア国境に配置し、ロシアを、黒海海軍基地、不凍港から追い出すつもりだ。
アメリカには何ごとも解決するつもりがない。彼等はロシアを従属させるつもりなのだ。アメリカ政府は、ロシアの戦略的抑止力を無用におとしめるABM基地で包囲して、ロシアを無力にしたいのだ。アメリカ人連中は私と協力する意図は皆無だ。連中は、私やロシア外務大臣の言い分に耳をかそうとしない。連中には、自分達の対世界アメリカの覇権の呼びかけしか聞こえないのだ。私に残された唯一の代替案は、戦争準備だ。
アメリカ政府の対中国戦争計画を読んで、“必要欠くべからざる国”が、中国を海軍・空軍基地で包囲し、自ら“平和を守る”と宣言するアメリカ政府の“アジア回帰”を百も承知の中国政府は、自らがロシア動同様、アメリカ政府の敵であることを理解している。
全世界が、全ての国が、あらゆる個人が、その政治信条と無関係に直面しているのは、アメリカ政府が創り出している、ロシアと中国との対決だ。この対決は、アメリカ政府に雇われ、金をもらっているヨーロッパとイギリス傀儡諸国のおかげで可能になっている。ヨーロッパによる援護が無ければ、アメリカの侵略行動は、アメリカが戦争犯罪容疑をかけられる結果になっているはずだ。世界は、戦争無しで、容疑を主張することはできまいが、アメリカ政府は孤立化していたはずなのだ。
ヨーロッバ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドとイギリス政府は、アメリカ政府の無法さを、欧米文明として支持することで、自国民のみならず、世界中の人々を裏切っている。
欧米が世界の希望として描き出しているプロパガンダは、壮大な嘘だ。
注記: ウクライナにおける、ロシア系住民に対するこの種のウクライナ人による暴力行為は、ウクライナのロシア系諸州をロシアが占領するという結果を招きかねない。
http://rt.com/news/pro-russian-picket-ukraine-397/
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Paul Craig Robertsは、元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリップス・ハワード・ニューズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えていた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOSTが購入可能。
記事原文のurl:www.paulcraigroberts.org/2014/03/26/much-war-washington-want-paul-craig-roberts/
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ムジチコについては下記記事でもふれている。彼が議会を脅す様子のビデオもある。
朝の大本営広報を読むのが大変な恐怖だ、としつこく繰り返し書いている。
今朝の強烈な恐怖、「集団的自衛権行使を限定」と、「国家戦略特区に6地域を指定」。
国民を宗主国が引き起こす侵略戦争の砲弾の餌食に提供する決定と、
医療を含む、国の重要な部分を、国際資本の餌食にに差し出す決定。
残念ながら、プロパガンダ記事ではなく、これから到来する地獄の予告。
「行使を限定する」等といっても、国旗・国歌制定と同じことになるのは100%確実。制定時には、「歌わない、旗をたてない公務員は首になる」とは言っていなかった。無制限に、宗主国の侵略戦争に出て行くことになることは確実。ベトナム戦争で有名な、韓国の猛虎師団、青龍師団、白馬師団の様な活動が実現する可能性、指定できまい。
「国家戦略特区」の問題については、神州の泉の高橋氏や植草一秀氏が書いておられる。
- 神州の泉『今こそ国家戦略特区法に最大の警戒を!』
- 植草一秀の『知られざる真実』日本の3分の1を巻き込む狂気の経済売国特区
最近、日本で暮らすロシアの方と、ウクライナの話をしたところ、国の親族と話をしたばかりだと言われた。(もちろん日本語でお話した。)
「ロシアのプロパガンダ記事しか読まない親族は、様々な情報が自由に読める日本と違って、すっかりプーチン・ロシア政権に洗脳されていて、一方的なプロパガンダを主張し、意見が違うのを非難した」、と慨嘆していたのには、びっくり。
ロシアとウクライナそのものを除くあらゆる場所で、アメリカ政府はプロパガンダ戦争に勝利した。と、ロバーツ氏が言われる通りだ。
そこで、毎回の森の石松、三十石舟。宗主国と共に悪質なプロパガンダを推進する国と、その大本営マスコミ、「誰か忘れちゃいませんか?」と思う。
アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュジーランドとEUと日本のプロパガンダ機構は、あらゆる問題を、プーチンのせいにしている。
ヨーロッバ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドとイギリスと、日本の政府は、アメリカ政府の無法さを、欧米文明として支持することで、自国民のみならず、世界中の人々を裏切っている。
欧米や日本が世界の希望として描き出しているプロパガンダは、壮大な嘘だ。
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以前のこちらの記事で第一次大戦におけるクリール委員会(アメリカ)の活動を知ったのですが、今回の記事では、第二次大戦以降のヒットするファンタジー作品の悪役がどういうわけか似てしまう理由がなんとな~く分かりました。作家の想像力の不足のせいではなかったのですね。そして「ナチスとは関係ない」はずのわが国のレイシスト活動家がどんどん「よくあるファンタジーの悪役」みたいな行動をとって外国のニュースに配信されている。わが国はすでに制裁される側に入ってしまったのではないでしょうか。
投稿: りくにす | 2014年4月 1日 (火) 19時11分
新ブログへの、初トラックバックありがとうございました。これからもよろしく、貴重な情報をお知らせください。クリミヤ問題、おかげで一方的でない見方ができます。私のブログでも、いただいたトラックバックが明瞭に表示されるように工夫してみます。
投稿: 志村建世 | 2014年3月30日 (日) 15時02分
ちなみにメールで抗議したがはたして官僚や政治家が民意を大切にするとは思えない。一番いいのは覚醒者を増やすことだ。当然国家がアホな政策をやり続けるほど日本市民の覚醒者は増える。
投稿: カナタ | 2014年3月29日 (土) 16時02分