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2014年1月17日 (金)

‘アメリカの通信業界は、インターネットをケーブルTVを強化したようなものにしようとしている’

公開時間: 2014年1月16日、13:44
Russia Today

ロイター / Mike Segar

裁判所がネットワークの中立性ルールを無効にした以上、通信事業者は、勝ち組や負け組を選び出し、どのような内容を載せるかを決めるようになる、と「デジタル・メディア・起業家精神の為のナイト・センター」のトップ、ダン・ギルモアが、RTに語った。

1月14日、火曜日、コロンビア特別区控訴裁判所は、連邦通信委員会(FCC)の“ネット中立性”原則を無効とした。これは、オンライン上のあらゆるものに対する平等なアクセスという、インターネットの基本原則の一つなのだ。

高速ブロードバンド・プロバイダーは、電気通信事業者とは違った扱いを受けてしかるべきだと要求する、通信事業者中最大の携帯電話会社ベライゾンがこれを推進したのです。これで、企業はより高速のサービスに対し、より高い料金を請求されるようになりかねない。

RT: 連邦裁判所は、インターネット利用の為の公平な競争の場にとって打撃を与えました。この判決には驚かれましたか?

ダン・ギルモア: この種の問題の担当規制機関である連邦通信委員会が、欠陥があると広く考えられている規則を作ってしまったので、この分野の専門家達は驚いてはいません。裁判所がしたのは、この欠陥の指摘なのです。FCCとして、ネットワークの中立性を、より公式に調整する方法があるのに、FCCはそうはしないことにしたわけで、これからどうするかというわけです。

RT:皆が言っているほど深刻なのでしょうか? 裏話は一体どういうもので、一体どうして実現したのでしょう?

DG: 深刻になる可能性もあります。今ではありませんが。通信事業者は、一部の人々が予想しているような悪いことをする意図は皆無だと強く主張しています。連中は、金銭上彼等の利益になることをするだろうと私は思います。

通信業界は、ハリウッドや、大手マスコミの仲間達と連携して、インターネットを、本質的に、ケーブル・テレビを強化したようなものにしたいと狙っているのだと思います。そこで連中は、勝ち組や、負け組を明らかにして、かなりの程度、何を放送し、何を我々に見せるようにするかを決めるようにするのが、彼等の利益にかなうのだろうと思います。連中がそういうことをしても許されることがないように願っています。

AFP 写真/Andrew Burton

RT:ネットの中立性が存続する見込みはあるのでしょうか、 この連邦裁判所の判決は変えられるのでしょうか?

DG: 上告されるだろうと思いますが、FCCは、すぐさま、こうした通信会社は実際には公益事業であり、内容を基準にして、差別をすることはできないという通信事業者としての義務があるという規則を宣言するようなこともできたはずです。それが一つのやり方で、そういうことになるよう願っている人々は多いのです。

RT: 通信会社ベライゾンは、判決で、今、そうしているような、消費者のインターネット・アクセスや利用権限を変わることはないと主張しています。大半の人々のウェブ利用法からして、本当に心配すべきことはないのでしょうのか?

DG: 大企業は、金銭上で一番有利なように行動すると思いますので、私は個人的には、この件に関しては、通信会社が言うことを信用していません。もしこの判決が変わらず、もし、ある種ネットワーク中立性の要求が規定されている規制制度が、何か大幅に変わらなければ、内容を基準にして差別することが、彼等にとって利益になると思います。

RT:より小規模オンライン・サービス業や新興企業は差別扱いされると懸念されています。それは、イノベーションの過程に、どのように影響するでしょう?

DG: ネットワークの中心にいる大手通信会社の承認がいるようなイノベーションなど見たくはありませんから、もしこういう方向に進めば、イノベーションはかなり深刻な脅威をうけるでしょう。インターネット上のイノベーションは、かなりの部分、ネットワークの末端で起きています。次に登場する「フェイスブック」が、成長するためには、ベライゾンやコムキャストの承認を受けなければならないようになって欲しくはありません。そういうことは、控えめに言っても、問題でしょう。

本コラムの主張、見解や意見は、もっぱら筆者のものであり、必ずしもRTのそれを代表するものではない。

記事原文のurl:rt.com/op-edge/fcc-versus-verizon-net-neutrality-703/

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ダン・ギルモア氏は、『ブログ世界を変える個人メディア』の著者。

インターネット・コンテンツも大本営広報部の洗脳記事だらけにしようという動きの具体例。そして、以下のようなたわごとだけを、ひたすら広めるのだろう。

まずは野党第1党、3年後に政権交代

 今回の都知事選は単なる地方選挙とは違う。細川陣営は、すでに都知事選の「次」を見据えて動いている。国政を巻き込んだ「新党結成」だ。

「歴史は繰り返す、一度目は悲劇として、二度目は喜劇として」というが、「恐ろしい喜劇」というものなどあるのだろうか?

いささか昔の『ハワード・ジンの木霊』という記事翻訳末尾に、日本未来の党の代表代行氏(氏はほぼ一年前の山口県知事選挙も出馬された)にふれて、更に、お殿様やら民主党やら自民党の有力政治家登場時の状況について書いたことがある。今と全く同じ。「とんでもない歴史は繰り返してはならない」だろう。

お時間があれば、『ハワード・ジンの木霊』記事翻訳と共に、ごまめのはぎしりも、ご一読いただければ幸い。

品川正治氏の遺著『激突の時代 「人間の眼」VS.「国家の眼」』新日本出版社刊 本体1900円を書店で見て、早速購入した。

先日購入した『遺言』「財界の良心」から反骨のジャーナリストへ
品川正治×斎藤貴男 定価 1800円+税 は対談だが、『激突の時代 「人間の眼」VS.「国家の眼」』は講演等基にまとめられた著書。二冊の内容は当然密接につながっている。いずれの本でも品川氏はマスコミを厳しく批判しておられる。

激突の時代 「人間の眼」VS.「国家の眼」』252-253ページを引用させていただくと、こうだ。

"なぜあなたはそんな運動をやっているのですか"と聞かれたら、「マスコミ」を正したくて、そこに的をしぼっているのですよ」としか言えないのです。一番当たり前のことをどうしてマスコミは言ってくれないのだろうという気持ちが非常に強いからです。

『遺言』「財界の良心」から反骨のジャーナリストへの302ページからコピーさせていただく。

品川 いや、僕は、小泉さんに対しては、すべてを政治の問題に還元してやはり問題だったと思っている。郵政改革などは経済政策でも何でもない。
斎藤 それはもちろん問題だらけです。
品川 イエスかノーかという問題に全部還元した。だから、その癖がつきだした。ということは、これはヒトラーと一緒なのです、極端な言い方では。
斎藤 だから魔物に見えたのだと思います。
品川 もういっぺん小泉のようなものが出てきたときに国民が歓迎したら、本当にヒトラーのようになる。

それが今の状況に思えてならない。

しかし黙ってあきらめるわけにはゆかない。『激突の時代 「人間の眼」VS.「国家の眼」』の「あとがきに代えて」の最後にこうある。

 沖縄はいま焦点になっています。日本の進路を決める大きな結節点になっていると言ってもいい。運動が一直線で進むものでないことは歴史が教えていますが、運動を進めているのは人間です。それも熱い気持ちと優しい心根をもった人がそれを支えています。
 私は沖縄とは本当に深い縁があります。復帰前に沖縄の労働組合運動のために派遣されて訪れたのが初めてでした。それ以来、沖縄の人びと、大田昌秀さんたちとの接触が多かったのですが、そこで実感したのは、一人ひとりが人間的に非常に優秀な方だということです。それだけでも沖縄問題は大丈夫だと思い、人間的な信頼関係を非常に強く持ちました。
 労働組合の運動も、米軍基地を撤去させる運動も、民主主義を求める運動です。これを成就させるには人を結集しなければなりません。そのためには人と人が信頼し合わなければならない。それを営々と築かなければ実現しません。
 そのために、これからも多くの人と手を取り合って進んでゆきたいと願っています。
 小林多喜二の『蟹工船』がいまを生きる人びとの心をとらえました。そして、その締め括りの言葉が大きな励ましを与えています。
「彼等は、立ち上がった。!もう一度!」
 この言葉に、私の既刊書 『戦争のほんとうの恐さを知る財界人の直言』の「はじめに」の言葉を重ねて本書を締めることにします。
 「よし、いまが勝負だ」という気持ちを、私たちが持つ時です。

二〇一三年春
                             品川正治

19日は、名護市長選挙の投開票日

IWJ【特集】2014年 沖縄県名護市長選挙

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コメント

考えてみれば科学力も全然足りませんよね。
原発の後始末でも、某もんじゅにしても。
(筋の悪い技術はどうにもならんですよ。筋を良くしてから商用運用するのなら分かりますが。)
酷い有様をまず認識し、その上で出来ることをやるしかないですよね。
酷い有様から目を背けて余計に酷いことになっていった先の大戦と似た構図ですね。
とても管理能力なんてあるように見えないですよね。
原発のみならず、そこら中に埋まっている厄介な廃棄物の問題もありますよね。
とても一流国の管理とは思えないのですが。

自惚れたり、他国や他人の非難をするよりやることが
山積みではないですか。
オリンピックとかやってる場合じゃないと思うのですが。
(国際的に決めてしまった以上どうしようもないですが。)
リソースの割り振り方が無茶苦茶じゃないですか?
いらんこと忙しくするより、ワークシェアなどで必要なことだけ
やっていた方がマシじゃないですか。強迫神経症的に
物を売ったりすることは大変不健全だと思います。
もちろん本当に必要なことにリソースを割り振ることは
結構なことだと思いますが。

開発するのは結構ですが、それに伴って膨大なエネルギーや
資源を使用し、廃棄物も出しますよね。
よく考えてやらないと結局子孫に負債をつけ回しているだけに
なると思うのですが。それは国力を疲弊させ、人と社会に
不幸をもたらしているだけだと思うのですが。

人間の心には魔物が棲んでいる。
社会に多大なダメージを与えても自分が儲かれば、権力を握れるならそれで良いという。
それ故法律を使って政治的にその魔物を封じ、戒律を使って宗教的にその魔物を封じてきた。しかし、政治も宗教も魔物が使えば世の中が魔界(地獄)になっていく。
科学力があっても、まともな文系力(人間分析や人間社会の構築能力など)がない限り、その科学力によって人間を苦しめ、滅ぼしかねない。
力の使い方がおかしいから国家が傾き、人が苦しむ。

「なかったことにすること」で根拠にさせない。そこに原因があるにも関わらず。
結局問題解決の糸口すら認識レベルで封じられる。
分かっていておかしなことをやっている連中自体、外部からの力で抑え込むか、転化させない限り、元々そうした「欲望に忠実」に動いている以上、止めようがない。
この国の問題はそうしたものを認識し、抑え、転化させる戦略を立てる文系力の弱さに起因しているように感じます。
そうしたものを意識したまともな政治やまともな宗教が出来ない国家は賊国家、土人国家ではないですか。

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