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2013年8月17日 (土)

アメリカの“暗殺部隊大使”エジプトに到着、そして大量殺戮開始

2013年8月14日、水曜日

Kevin Barrett

彼がこれまでで初めて民主的に選出されたエジプト指導者となって以来、ユダヤ主義者は"9/11陰謀論に与するムルシーは何とかしなければならない"と不平を言い続けてきた。

月曜日に公開した、私のPress TVの新記事は、予言的、あるいは我々イスラム教徒好みの表現では“予知”的に思える。

アメリカが“暗殺部隊大使”をエジプトに派遣した時点で、大虐殺が始まろうとしていることは分かる。今日の時点で、それは始まっている。まさに私が予想した通り、ムルシー/民主主義支持者の大量虐殺が、偽装テロによって引き起こされた。

ヤフー・ニューズは報じている。“生放送の(エジプト)幾つかの局のテレビ映像では、覆面をした同胞団(原文通り) 武装集団が、小型動小銃らしきものを振り回し、兵士達の方向に向けて射撃している様子を映している様に見える。”

実際は、“覆面をした武装集団”は、イラクやシリアで、スンナ派-シーア派の暴力抗争を引き起こした連中同様に、帝国と、帝国の現在のエジプト傀儡、アッ=シーシーの為に働く殺し屋だ。狙いは、イスラム教を悪魔化し、民主主義を破壊し、エジプトで民族皆殺しを行うことだ。

アメリカ政府は、エジプトを不安定化、そして最終的な破壊を狙っているのだろうか?

暗殺部隊のまとめ役ロバート・フォードが、駐エジプト・アメリカ大使に最近任命されたことは、それを示唆している。

フォード任命が明らかなメッセージを送っている。アメリカの為政者達は、イラクやシリアを破壊したのと同じ方法で、暗殺部隊と偽装テロを活用して、内戦を引き起こして、エジプトを破壊したがっているのだ。

グローバル・スタディーズ教授のミシェル・チョスドフスキーによれば、ロバート・フォードは、2004年、イラクで“サルバドール・オプション”を適用する為、悪名高い戦争犯罪者ジョン・ネグロポンテと協力した。チョスドフスキー教授はこう書いている。“‘サルバドール・オプション’は、アメリカが支援する暗殺部隊による‘テロ形式’の大量殺戮だ。これは、エルサルバドルで(ネグロポンテによって)、反軍事独裁抵抗運動の最盛期に初めて適用され、推計75,000人の死者を生み出した。”

現在エジプトは、1980年代のエルサルバドル同様、反軍事独裁抵抗運動の最盛期を体験している。エジプト軍事独裁(1980年代のエルサルバドル軍事独裁同様)は、既に、反政府活動家の大量虐殺という手段を用いている。政治的大量虐殺を組織する専門家、ロバート・フォードは、何万人もの穏やかな抗議行動参加者のエジプト政権による大量殺りくを手助けするのだろうか?

そうではない。事態はそれより遥かに深刻だ!

過去、アメリカ政府は、独裁者達が自国民を大量虐殺するのを、単刀直入に支援したものだ。例えば、1965年、インドネシアで、CIAが支配する暗殺部隊が、スハルト政権に反対する人々を約百万人殺害した。CIAは、攻撃対象者の氏名を集め、暗殺部隊を訓練し、暗殺部隊を解き放った。このCIA暗殺部隊によって殺害された百万人の人々の大半は、死ぬ前に残虐な拷問を受けていた。(私が博士号研究をしていて、CIAで訓練された拷問者と出会ったモロッコを含む、世界中の何十もの国々でそうして来た様に、もちろんCIAは、拷問者に残忍なテクニックの訓練をした。)

現在、アメリカは、アジアや中南米の独裁者をてこ入れすることよりも、中東諸国の破壊に熱心だ。それで、アメリカは暗殺部隊の活用法を精緻化させている。アメリカお抱えの傀儡独裁者をてこ入れする為、単純に反政府活動家を殺害する代りに、アメリカは今は、政治的-宗教的分裂の双方の暗殺部隊を資金援助している。狙いは、標的とした国を弱体化させる為、内戦を引き起こすことだ。

それこそがロバート・フォードの“サルバドール・オプション”がイラクでなし遂げたことだ。そしてまた、フォードの“サルバドール・オプション II”が2011年に、シリアでなし遂げたことだ。

2004年、イラク人反抗勢力がアメリカの侵略者達を打ち負かしつつあった。そこで、フォードとネグロポンテは暗殺部隊と偽装テロを活用して、反抗勢力の様々な派閥をお互いに戦わせた。残虐かつ無差別に、シーア派の犠牲者を攻撃する為に、アメリカが支援する“アルカイダ暗殺部隊”を連中は生み出した。そして、それによって、多数派のスンナ派コミュニティーを孤立させ、宗派的内戦を引き起こすことを狙って、アメリカはシーア派による報復を奨励し(そして時には、でっちあげ)た。

そうした時代のイラク民間人を標的にした“自爆攻撃”のうち、大半ではないにせよ、多くのものは、アメリカの“サルバドール・オプション”チームが原因だ。彼等はイラク人を金で雇い、トラックをマーケットなり、モスクなりまで運転し、駐車し、次の指示を待つようにさせる。トラックはリモコンで爆破され、イラク人は死後、“自爆攻撃者”とレッテルを貼られるのだ。

フォードとネグロポンテは、一部の謀略には、アメリカの偽装テロ部隊同様に、イギリスも活用した。こうした部隊の一つ、イラク人を装った二人のイギリス特殊部隊将校が、2005年9月19日、バスラで、イラク警察に逮捕された。イギリスは “イラク人の宗派信者”のせいとされる攻撃で、モスクやマーケットを爆撃していた。二人の変装したイギリス兵士が逮捕された時、二人の自動車は兵器と爆弾を満載していた。二人が逮捕された翌日、二人の偽装テロリストを取り戻し、フォード、ネグロポンテや、連中の在バスラ・イギリスのテロ・チームの犯罪を暴露する可能性がある裁判から二人を守るため、イギリス軍は、壁を破壊するのに戦車を使ってバスラ刑務所を破壊した。

イラクにおいて、多分フォードとネグロポンテが計画した、おそらく最も悪名高い、アメリカ支援による偽装攻撃は、2006年2月22日、サマラのアル-アスカリ“黄金ドーム”モスク爆破だ。近隣の目撃者達は、爆破の前に、アメリカ軍がモスクを封鎖し、モスク掌握したと報告している。爆弾が爆発した時点で、封鎖されたモスクを完全に掌握していたアメリカ軍によって爆破が行われたことに、全く誰も疑いを持っていない。もちろん、アメリカによるこの攻撃は“アルカイダ”のせいにされた。

イラクにおけるフォードとネグロポンテの偽装テロ作戦による結果が、今日に至るまで依然猛威を振るっている内戦だ。

暗殺部隊と偽装テロによるイラクが余りにうまく行ったので、フォードは同じことをすべく、シリアに派遣された。2011年に、フォードはシリア大使となると、突然、暴力行為が高まり、イラクで依然猛威を振るっているのと同じ類の内戦を生み出した。

シリアのバシャール・アル-アサド大統領は遅ればせながらも、シリアでの紛争が偽装テロリスト連中によって生み出されていることに気がついた。そこで起きていたのはこういうことだ。良く訓練された殺し屋達で編成されたフォードの暗殺部隊が、アメリカが煽り立てた反アサド・デモの間、屋上に陣取る。所定の頃合いに、狙撃兵達が射撃を開始する。狙撃兵の一部はデモ抗議参加者を銃撃しているシリア軍兵士のふりをする。別の建物の屋上の別の連中は、兵士達に向かって発砲しているデモ行動参加者のようなふりをするのだ。

やがて、親アサド派、反アサド派勢力が実際お互いに撃ち合うようになった。

フォードは、エジプトでも、同じ類のわるさをしかけるだろうか?

イラクとシリアにおける彼の実績から見れば、予想されるのはこういうことだ。フォードと、そのアメリカ暗殺部隊まとめ役や偽装テロ専門家(おそらくは、ワールド・トレード・センターを爆破した連中の一部も含む)“過激派イスラム主義者”のせいだとされる銃撃と爆撃を引き起こすだろう。彼等は次に、エジプト軍事政権に、これまでそういう対処をしてきた連中より、ずっと穏やかなデモ行動参加者達すら、逮捕、拷問、殺害するよう奨励するのだ。エジプト軍事政権は、基本的に、アメリカからの何十億ドルもの支援によって生み出され、維持されているアメリカの民兵なのだから、傀儡独裁者アッ=シーシーは、アメリカの命令に従わざるを得ず… エジプトを内戦に突入させる。

アメリカは本当に、イラクやシリアを破壊した様に、エジプトを破壊したいと思っているのだろうか?

どうやら、そのようだ。ナイル川をダムでせき止め、エジプトの水資源の大半を盗み、多数のエジプト国民に緩慢な死をもたらすという、エチオピアの計画に対し、ムルシーが声高に強く反対したのも一因で、アメリカが、民主的に選出されたムルシー大統領の打倒を密かに企んだことは注目に値する。

結論: アメリカは、エチオピアの傀儡を使って、何千万人ものエジプト人が死ぬ民族皆殺しを計画しているのだ。そして、もし誰かエジプト指導者が、ムルシーがそうしようとしていた様に、それを止めようすれば、その人物は抹殺される。

一体なぜアメリカは中東諸国を壊滅させる必要性を感じているのだろう? 皮肉にも、そうした行為はアメリカの利益ですらない。それは、大イスラエルの為に、イスラエルの隣国を絶滅させ、ナイル川とユーフラテス川の間の全ての土地を奪取するイスラエルの“オデッド・イノン計画”なのだ。それこそが、ウェスリー・クラーク元陸軍大将が暴露した通り、イスラエルが、9/11クーデターで、アメリカを乗っ取った理由だ。イスラエルの為に、中東を破壊するオデッド・イノン計画の最新版である、ネタニヤフの“決別(Clean Break)”文書の“五年間で七ヶ国”を破壊する計画を抱いて。

この切迫している民族皆殺しを阻止する方法はただ一つ。全ての中東の人々は宗教や国籍と無関係に、団結し、ユダヤ主義者が支援する、自分達の国土破壊に抵抗すべきだ。

記事原文のurl:www.veteranstoday.com/2013/08/14/rford/

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宗主国大本営広報部のテレビ報道や新聞記事解説、おそらく死傷者数も含め、参考になるまい。虐殺をしている支配者側の視点しか報じないだろう。

宗主国の価値観と、属国傀儡の価値観は当然一致している。一致するものが傀儡に選ばれ、一致しない傀儡は排除されるからにすぎない。大本営広報部は、その価値観のインチキさを指摘しない。

フィフィさんが激怒するのはよく分かる。

今回のエジプト・クーデター・無差別虐殺報道で、大本営広報部報道なるもの、国内の出来事のみならず、海外の出来事も、全て支配層に好都合な様に歪曲していることが、より明らかになるだろうか?

大本営広報部の報道しか読んでいなければ、騙されていることに気がつくのは困難だろう。トゥルーマン・ショーの世界。

エジプト大虐殺、文中にあるインドネシアの大虐殺を連想した。インドネシア共産党狩りの実体、当時十分報道されたのだろうか?詳細を読んだ記憶がないのだが。子供だったせいもあるだろう。敗戦後、インドネシアに抑留された親からも具体的な話を聞いた記憶がない。ともあれ現代日本の大本営広報部、あの時の政変で追い落とされた大統領のご婦人のタレントぶりしか報道しない。

尖閣周辺の中国船舶の報道はするが、墜落したのと同型ヘリコプターの復帰やら、オスプレイの飛行ぶりや、高江ヘリパッド建設強行は決して報じない。今、日本が中国によっていじめられ、貢がされ、搾取されているわけではないだろうに。いじめっこの本営広報部は決して、いじめっこの真実を報道することはない。

大本営広報の日本語記事を読む時間をお持ちであればムスリム同胞団の英語ページ、をお勧めする。

話題のイスラエルの世論広報工作担当の高官ダニエル・シーマン氏の書き込み、画面コピーから書き写してみた。これまでも色々舌禍事件を起こしている強者のようだ。日本政府は、本当に抗議したのだろうか?事実上の宗主国のようなお国の高官が何をおっしゃっても、ひたすら忍従ではないのだろうか?

I am sick of the Japanese, "Human Rights" and "Peace" groups the world over holding their annual self righteous commemorations for the Hiroshima and Nagasaki victims. Hiroshima and Nagasaki were the consequence of Japanese aggression. You reap what you sow.
Instead, they should be commemorating the estimated Chinese, Korean, Filipino, Malay, Vietnamese, Cambodian, Indonesian, Burmese and other victims of Japanese imperial aggression and genocide. Not to mention nearly 120,000 Allied military casualties who fought to defeat the genocidal Japanese. There are who deserve to be and should be remembered this week.
Share August 8

画面コピーと詳しい記事は、http://electronicintifada.net/blogs/abraham-greenhouse/head-israels-covert-social-media-program-suspended-over-anti-japanese

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