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2013年5月19日 (日)

反対意見を極小化し、真実を葬り去る、エリートとマスコミの手法

Paul Craig Roberts

2013年5月10日

過去数年間にわたって、アメリカの貴重な新インテリの登場を私は見守ってきた。アメリカン・コンサーバティブの発行人のロン・アンスは、既に決着がついた問題を再検討し、一般に認めらている結論が誤っていることを示すめざましい能力を、幾度となく発揮してくれている。

彼の初期の実績の一つは、“ヒスパニック系の人々の犯罪率は、同じ年齢、同じ性別の白人とほぼ同じ”であることを実証して、移民犯罪の神話を論破したことだ。読者は、それでおきた大騒動を想像できようが、アンスは議論に勝利した。

アンスは、メキシコ系アメリカ人には白人とほぼ同等の生まれ持った知性があるが、彼らのIQが低いのは、一過性の社会経済的貧困のせいだという結論を出して、別の論争を引き起し、勝利した。

彼は次に最低賃金の実質価値の減少(1960年代のものより約三分の一少ない)と移民との関係を示して、我々を驚かせた。アメリカ人は、40年前より三分の一少ない最低賃金ではやって行けず、彼等がつかない仕事に、一部屋に何人もで暮らすヒスパニック系の人々がついてしまう。最低賃金をもっと上げれば、アメリカ国民が雇用され、違法移民問題もおさまるだろうとアンスは指摘している。

アンスの素晴らしい所見について、私は何度か書いてきた。私のお気に入りの一つは、中国政府とアメリカ政府の、国民への対応の比較だ。民主的な二大政党アメリカ政府がアメリカ国民の要求に答える以上に、独裁的、一党中国政府の方が、中国の国民の要求に答えているという彼の結論は説得力があると私は思う。

このような物議を醸す諸問題を、これ程見事な手法で取り上げることができる人物は稀有なので、彼を批判する人々からさえも称賛されている。私が考えるに、ロン・アンスは国家的資産だ。そうでなければ、本来失われてしまったはずの情報、インターネット以前の時代の重要な定期刊行物や雑誌のオンライン・ライブラリーを彼は立ち上げた。私は彼と会ったことはないが、彼は、このサイトに、寄付してくれており、「マトリックス」から自由な独立した思想家だ。

アンスの最新記事“アメリカ版プラウダ紙” http://www.theamericanconservative.com/articles/our-american-pravda/ は、マスコミ、規制機関や、治安組織や、それに続いた、国民を欺いた隠蔽工作についての、目を見張るような説明だ。アンスは、イラク戦争を一例として用いている。

“アメリカのイラク戦争を取り巻く状況は、これを確実に実証しており、現代のきわめて奇妙な軍事紛争の中でも、上位に入る。2001年の、アメリカ国内での攻撃は、すぐさま、中東における不倶戴天の敵が、常にイラクのサダム・フセインの非宗教的なバース党政権であり続けていた、過激なイスラム原理主義アルカイダのせいにされた。ところが、ブッシュ政権とネオコン仲間は、人を惑わす公式声明や、インチキなマスコミ漏洩や、“イエローケーキ”文書のようなでっちあげ証拠まで使って、イラクの存在しない大量破壊兵器が極めて有害な国家的脅威であり、戦争と侵略によって、廃絶する必要があると、従順なアメリカ・マスコミを活用して、アメリカ国民を説得した。実際、数年間は、全国世論調査で、保守派と共和党員の大多数が、実際にサダムが、9/11の黒幕で、イラク戦争は、その報復として戦われたのだと信じていたことを示していた。もしアメリカが、真珠湾の報復として、中国を攻撃していたら、1940年代の歴史がどれほど奇妙に見えたかご想像願いたい。

“2001年以降、本当の真実は、注意を払う人であれば誰でも容易に入手可能だったが、大半のアメリカ人は、わざわざ調べたりなどせず、圧倒的に、ほとんど一様にイラク戦争支持を推進していた大手マスコミの報道をひたすら基にして、世界観を導き出している。TV出演者連中が、我々の現実を作り出していたのだ。リベラルから保守派に至るあらゆる著名ジャーナリスト連中は、匿名情報源から聞かされた実にとんでもない嘘と歪曲を熱心にまくし立てて、議会を戦争への道へと邁進させた。

“その結果が、まさに亡くなった友人のビル・オドム中将が、アメリカ合州国史上最大の戦略的大失敗”と正しくも呼んだものだ。アメリカ軍は何万人もの無用な死者と負傷者に苦しむ一方、アメリカは、国家破産[と警察国家]に向けて、大きく一歩踏み出した。ノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツや他の人々は、最近のアメリカの二つの戦争の長期的総経費は、5、6兆ドルに達する、言い換えれば、アメリカ各家庭あたり、50,000ドルに上る可能性があり、大半がいまだ支払われていないと推計している。また、経済学者エドワード・ウォルフは、(リーマン破綻後の)大不況と、その余波によって、2010年の個人純資産、アメリカ家庭の中央値は、三年前の約二倍の金額から、57,000ドルに減ったと計算している。これらの資産と負債を比較すれば、外国でのアメリカの戦争の経費が主要因で、今やアメリカの中流階級が、破産の瀬戸際をさまよっている。

“ところが、この大失敗にかかわった誰一人として、最終的に、なんら深刻な結果で苦しんではおらず、責任のある同じ著名な政治家達や高い報酬を貰っていたマスコミ人士の大半が、相も変わらず、著名で高い報酬を得ている。大半のアメリカ人にとっては、何であれマスコミ機関が語っていることが現実であり、こうしたメディアは、近年のアメリカの戦争の事実や悪影響をほとんど無視している為、アメリカ国民も同様に忘れ去った。最近の世論調査では、現在、国民のわずか半数しかイラク戦争が誤りだったと思っていない。”

アンスは、政府高官による犯罪行為、反逆罪や、隠蔽の多数の例をあげ、こう指摘している“これらの劇的な、文書で十分に裏付けられた事実を、全国メディアは無視している。”“この無関心の壁”の理由の一つは、二大政党両方が加担していたので、事実を葬り去ることに、両党とも等しく熱心な為だ。

アンスは民主主義の有効性について疑問を提起している。アメリカで機能している形の民主主義は、非民主的な政府によるもの以上の自治を実現するだろうか? 彼は下記の例をあげている。

“2008年に、バラク・オバマに投票したアメリカ人の大半は、前任のジョージ・W・ブッシュ政権の政策と人格に対する完全な拒絶として投票したつもりだった。ところが大統領の座につくやいなや、オバマは、ロバート・ゲーツを国防長官、ティモシー・ガイサーを財務長官、ベン・バーナンキを連邦準備制度理事会議長という決定的な任命を行なったが、全員がブッシュ政権幹部で、連中は途切れなく、不人気な金融機関救済策や前任者が始めた外国での戦争を継続し、第三期ブッシュ政権と化している。”

さほど昔でない記事で、ジョージ・オーウェルの『1984年』の世界と同様、認識や思考を、偽情報に支配されて、アメリカ人は『マトリックス』の中で暮らしているのではあるまいかという問題を私は提起した。

アンスは、この見方を更に補足してくれている。ロシアを、意見が分かれる象徴的な問題に関する激しい論争を完備した、見せかけだけの二大政党国家に変換しようという、ロシア人新興実業家ボリス・ベリゾフスキーの計画を、彼は説明している。舞台裏では、国民を分裂させたままにして、大衆の不満を、意味も解決策もない話題に向かわせる狙いで、政界エリートが両党間の政治闘争を画策するのだ。そのような体制の中では、自分勝手な権力がprevails。ベレゾフスキーの策謀を説明した後、ベレゾフスキーは、政治情勢を観察することで、この考えを思いついたのではないかとアンスは書いている。

アメリカ・マスコミのプロパガンダ的な性格を熟考して、アンスは書いている。

“余りお互いに信じられないような社会に暮らしている人々は、これほど多数の教養あるアメリカ人が、マスコミの言うことを何でも鵜呑みにし、マスコミが言わないことは無視してしまい、最もばかげたプロパガンダに対してすら、ほとんど何も制限しようとしないことに驚嘆することが多い。例えば、私の記事についてのある解説者は、再統一前に彼が経験した東ドイツ・マスコミのプロパガンダは、多くの点で、今彼が、アメリカ有線テレビ・ニュース番組で見るより、ずっと事実に基づいており、まったくのばかばかしさの度合いは低かったと書いている。一つの明らかな違いは、欧米のマスコが、その当時は、世界的に非常に優勢だった為、ドイツ民主共和国の住民が、必然的に、対照的な二次情報源にそこそこアクセスできていた為、東ドイツのマスコミを、うそをつく上で、遥かに用心深くするよう強いていた。ところが現在では、ほとんどあらゆるたわごとが、MSNBCからFoxNewsにいたる、あらゆる局で、一様に支持されており、受け入れられている意見に、大半のアメリカ人は、ほとんど全く疑問を抱かない。” http://www.theamericanconservative.com/american-pravda-reality-television/

アメリカ・マスコミは、権力の為の布教者だというアンスの見解は、権力に使えることを拒否している、最後に残った本物のジャーナリストの一人、ジョン・ピルジャーや、下劣なアメリカ・マスコミを、“売女マスコミ”という一言で要約したジェラルド・セレンテの見解と一致している。私自身のマスコミ体験から、欧米には、独立した印刷媒体や、TVメディアが、もはや存在していないことを知っている。アメリカ・マスコミは厳しく管理された虚報省なのだ。

思考能力や、情報処理に対して、体制が押しつける教義の制約から自由な、そうしたごく少数派のアメリカ人は、そのわずかな人数のわりに膨大な責任を負っている。「法の支配」に対する攻撃は、クリントン政権末期に始まったが、アメリカ合州国の基盤、アメリカ憲法の本当の破壊は、ネオコンのジョージ・W・ブッシュ政権とオバマ政権によって達成された。議会による宣言無しの戦争、アメリカ法にも国際法にも違反する拷問、ニュルンベルク基準に違反する戦争犯罪、適正手続き無しのアメリカ国民の無期拘留と暗殺、令状無しの、アメリカ国民に対するスパイ行為の蔓延、いまや軍隊の兵器や制服で武装した州や地方自治体警察の連邦支配への組み込み、収容所、 空港のみならず、幹線道路、街路、バス・ターミナル、鉄道の駅や、スポーツ・イベントでの“身分証明書を見せてください”。

5月5日、オバマはオハイオ州立大学で卒業式の祝辞を述べた。世界最悪の専制君主に演説して頂くのは光栄なことだと、卒業生達が思っていたのは確実だ。

オバマは、拍手する卒業生に向かい、国民としての義務は、政府を信じることだと述べた。ジョージ・オーウェルのビッグ・ブラザーを出し抜き、優れた大学の卒業生に対して、恥ずかしげもなく、オバマは公にこう述べた。“皆さんは、政府を...何か邪悪な存在、我々のあらゆる問題の根源だとして絶えず警告し続ける声を聞いて育ちました。こうした意見を言うまさに同じ連中が、ことを台無しにすべく最善を尽くしています。連中は、暴政が常に手ぐすね引いて待ち構えていると警告します。皆さんはこうした声をはねつけるべきです。”

憲法専門家や、法の権威者、最初の黒人大統領である私を批判する人々や、責任を負わない政府に注意しろと警告する連中でなく、私のプロパガンダを聞いて欲しい。法の適正手続きは、対テロ戦争の必要に応じて、決定される。対テロ戦争をしている際に、皆さんは、公正な裁判をお望みか、それとも、ご自分の安全をお望みか? リベラルや-左翼がかった人や-アカの判事なら釈放するであろう、テロで起訴された被告には、公正な裁判を与えないことで、皆さんを安全にしようとしているのです。

皆さんを、警察国家で包み込んで、安全にしようというのは、超党派事業なのです。リンジー・グラハムや、ピーター・キングや、ジョン・マケインに耳を傾けてください。共和党指導者達は、私が実現している警察国家を求めているのです。

私の法務部門、アメリカ司法省が決定した通り、独裁者、つまり選挙で選ばれた大統領は、国内・国外テロリストからこの国を救うため、我々の手を縛り、我々が、奴隷達、つまり、大切な国民を保護するのを邪魔する、時代後れの文書、アメリカ憲法を廃止する権限を持っています。

本当です。それがあなた方アメリカ国民としての義務です。私を信じて下されば、今世紀後半のどこかで、アメリカ帝国が世界を支配した暁には、皆さんを、自由で、幸せにし、仕事もご提供します。

アメリカ憲法は、帝国に反対する人々によって書かれました。あの人達は、シーザーの必要性が理解できなかった共和制ローマの国民同様、誤っていたのです。アメリカ帝国は、ネオコン諸氏が明らかにしている通り、テロから皆さんを守るものなのです。 連中がこちらにやってくる前に、連中を現地で殺害せねばなりません。そして、こちらにいる連中も殺害するのです。我々は反対意見を認めません。憲法のあの部分は、それ以外の部分と一緒に消滅しました。

では、名誉学位を頂きましょう。私による権利侵害への更なる承認の証として。

Paul Craig Robertsは、元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えていた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the Westが購入可能だ。

記事原文のurl:www.paulcraigroberts.org/2013/05/10/how-elites-and-media-minimize-dissent-and-bury-truth-paul-craig-roberts/
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アンスの中国とアメリカ政府の面倒みのよさの比較に触れ、「マトリックス」を話題にした記事とは下記のことだろう。国名、大統領名を、日本、首相に入れ換えれば、そっくりそのまま。

『マトリックス』からアメリカ人を解き放つ

後半部分、まるで「如是我聞オバマ演説」。

慰安婦問題 ますますロイヤル・バトル、豚の喧嘩状態と化してきた。NHKの放送に安倍幹事長代理が、介入した、しないと言うのが話題になったのは、2001年始めのことだった。

豚の喧嘩言い分比較に時間を使うより、シンシア・エンローの本を読む方が遥かに生産的。必ずしも簡単に読めるとは言えないが。

1993年に刊行された『戦争の翌朝』、56ページの文章が気になった。

超大国の対立が終わり、共産主義の脅威が迫ることもない今、軍の官僚は市民の拡散した危機感をあおるために、新しい脅威を手品でつくりたいところだろう。たとえば、武装化するイスラム、反イスラム帝国主義、復活するロシア愛国主義、国家主義の不合理な勃発、日本の再軍備、国家に属さない麻薬将軍など。これらの国際危機は、想像に基づいた文化構築物以上のものだ。冷戦時のように、それらは軍と公務員の機密保守を正当化する。

策略』第二章 洗濯女、兵士そして国家、ローマ軍のイギリス駐屯地遺跡から出土した履物の話から始まる。オランダの考古学者が、男ものにはあまりに小さすぎるサンダルを発見した。

多くのサンダルは平民の女性やこどものありふれたスタイルのものだった。彼女の結論はこうだ。ローマ軍の駐屯地には女性たちが暮らしていたのだ。

軍隊はキャンプ・フォロワーを必要とする。

第三章は 兵士がレイプする時

沖縄の状況についても、シンシア・エンロー教授は詳しい。当然、米太平洋軍司令官リチャード・マッキー海軍大将の言葉も載っている。

「何度も言ったが、まったくばかげたことだったと思うよ。レンタカーを借りる金で女が買えたのに」

フェミニズムで探る軍事化と国際政治』は、お茶の水大学に客員教授とし三カ月滞在していた際に行なった講義を基にしたもの。

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コメント

えーる様、エールをありがとうございます。

「身の安全」と「公正な裁判」のどちらを選択すべきかという問いは、えーる様が仰る通り対比させるべき選択肢ではありません。どちらも大切であり、対立すらしていません。世論を巧みに誘導している、というエール様のご指摘の通りと思います。
「正義か悪か」「戦争か平和か」「自由か拘束か」「共和党か民主党か」という対立構図を提出する者は、どちらを選択させるにしても選択する人々に対して優越性を持っており、傲慢極まりないことです。人々に許可なく勝手に選択肢を設定し、その選択肢外の答えを認めません。選挙はそれの最たるものです。選択肢が無い場合の受け皿がないのが現在の政治です。「白紙投票」や「棄権」を無条件に選挙結果を受容する行為、と解釈されるのを私は容認出来ません。現在の選挙構造や政治体制への抗議であり、不信任であると解釈されるべきであると思うのです。

 海坊主さま

 おっしゃっていることは、全てその通りです。オバマの背後で原稿をつくる誰かさんは、巧みな輩です。
あえてするなら身の安全だ、と言ったのはこの毒に満ちた演説を聞く人々の思いを忖度したからです。極自的な身の安全と社会制度上重要な公正な裁判とを関連付けることで論を展開させます。警察国家を聴衆が認めずとも少なくとも厭々ナがらでもなんとなく受け入れてしまいそう、そういう杭を疑念を抱きながらも心に抱えさせる、それができれば上々と。下地を植えつけていきます。種をまくのです。そういう論法です。
そもそもの目的ははっきりしています。国家犯罪の全面的隠蔽です。保身と同時に攻撃をする、というのはよく言う攻撃は最大の防御の言い換えです。頭を回らなくさせる、深入りさせない、そして権力の威力を徹底的に見せつける。各国に示しています。無法と暴力と脅迫が国家の主権を握ります。その三つがあらゆる業界も支配します。私は日本の国土を愛しています、老若男女多くの者が四季の綺麗なこの国が好きなのを知っています。
 海坊主さんにエールを送ります。

えーる様 コメントを拝読しました。

私は少し違う意見を持っています。「身の安全」よりも「公正な裁判を」、です。現在の米国は官製テロによるショックドクトリンに絶えず曝され、身の回りの危機・危険を米国民へこれでもかと提示しています。これは警察・軍隊による監視体制を強化する口実となり、見かけ上の「身の安全」を確保しつつある訳です。運悪くテロ犯にさせられた人々には不幸ですが、それ以外の大多数の米国民にとって「安全」に見えるのです。

テロ犯にさせられた人々(CIA協力者を含む)、国家犯罪の内部告発者に公正な裁判を受ける権利が保護されていないのはご承知の通りです。ブラッドリー・マニングのケースはその良い例です。

真実を明らかにする、真実を語る。現在においてこれらは本当に革命的行為となってしまいました。

 オバマのレトリックのいやらしさは あちこちで破綻している。公正な裁判と身の安全は両方が大切なのだから比較するべきではない。あえてするなら身の安全だ。しかしオバマはこう言う。身の安全のために時として不公平な裁判も致し方ないのだと。まさにレトリックだ。偽善の最たるものだ。
今世紀の終わりごろの帝国の実現?その帝国とやらがそもそも911を仕掛けておいてテロとの戦い?自分達こそがテロリストなのだからその罪、罪科をのがれるためには必死になるだろう。そのため各種マスコミを総動員して、保身と同時に攻撃をする。貴方達のすぐそばにテロリストがいる ボストンを見よ 判っただろう だから我々は監視を強める 事前に防ぐ為怪しい者は容赦なくしょっぴく。いいだろう。ならばブッシュをチェイニーをライスをラムズフェルド他をしょっぴけばよい。オバマ自身もだ。テロリストは確かにすぐそばにいる。毎日のようにTVに顔をだすあなただ。

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