イラク人抗議者、アメリカ大使ブレマーに靴を投げつける
イラク軍を解体したことを、それだけ誇りに思うのなら、一体なぜ、今、女性を殺害し、強姦している宗派民兵という代替物を作り上げたのですか?
Eman A. Khamas
BRussells Tribunal
2013年2月10日
新聞報告によると、アメリカの元イラク総督ポール・ブレマー大使が、イギリス庶民院の6-bitホールで、イラク人抗議者から靴を投げつけられた。
ブレマーの講義は二時間の予定だったが、怒ったイラク人抗議者達がアメリカ合衆国に敵対的な侮辱やスローガンを連発して講義を中断し、早めに去るよう強いた。
若い抗議者はこう言った。“私はヤセル・アル-サマッライだ。アメリカがわが国を破壊した戦後の2005年にロンドンにやってきた。私には二つのメッセージがある。一つは[イラクの] 元大統領サダム・フセインから、もう一つはイラク国民から。これが最初のメッセージだ[そこで彼は靴を投げた]… お前はわが国を破壊した… くたばれ!くたばれアメリカ民主主義”。目撃者によれば、イラク人ヤセル・アル-サマッライは、イギリス人警官に手錠をかけられ、ホールから連れ出された。
アメリカの元総督ポール・ブレマー(71)は明らかに動揺し、素早くかがんだが、立ち直って屈辱を誤魔化そうとして、あらゆるアメリカ人政治家が言う同じ“決まり”文句を繰り返し“典型的に”下手な冗談を言った。“サダム・フセインが生きている時に、こんなことをしていれば、彼は今頃死んでいるだろう”。もしサダム・フセインが生きていれば、そもそ、彼ブレマーなり、他の誰かがイラク総督などになっておらず、靴を投げられることも無かっただろうことをブレマーは忘れている。
目撃者によれば、事件後イラク人は講義を阻止し、イラク人の怒りを恐れたブレマーと主催者に講義を中断させ、こっそり非常用裏口から逃がすのを余儀なくさせたという。
ジャーナリストのサラム・アル-シャンマによれば、ブレマーが立ち去ろうとした時、ナジャフ出身のニダル・シビーブというイラクのシーア派女性が彼を止めた。彼は彼女に尋ねた。“あなたも私に靴をぶつけたいのですか?”彼女は答えた。“いいえ、それはブーツで若者の頭を踏みつぶした時に、あなたがしたことです。あなたに質問があるのです。イラク軍を解体したことを、それだけ誇りに思うのなら、一体なぜ、今、女性を殺害し、強姦している宗派民兵という代替物を作り上げたのですか?”
ともあれ、次に将来イラクに関してあえて話をしようというあらゆるアメリカ人政治家は、主催者に聴講者全員を裸足する様に要求すべきだろう。
出来損ないのアメリカ人政治家に靴をぶつけるのがお決まりとなりつつあるので、イラク人ジャーナリストのワリド・アル-ラウィ博士は“靴をぶつけられた政治家”連盟を作ることを提案している。
記事原文のurl:www.brussellstribunal.org/article_view.asp?id=771#.UR3LPWdw6So
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同じ話題、違う相手の有名事件記事、ムンタザル・アル-ザイディは我々ジャーリストが、ずっと前にすべきだったことをしたを、2008年12月17日に翻訳掲載した。
イラクの人、無法侵略を決して忘れまい。
釜山観光をした際、忠烈祠で周年式典巨大横断幕を見た。秀吉侵略400何年式典だった。ハングルは読めずとも想像はつく。感心した。理不尽な侵略、永遠に忘れてはならない。
中東のイスラムの人と話をしていると「原爆を受けた日本が、どうしてアメリカの後について行くのか」と真顔で問われることがある。
出来損ないのアメリカ人政治家に、別行動もありうる。尊敬に値するか否かは別問題。
洗練された国民、出来損ないアメリカ人政治家に対し「靴を投げる」愚挙はしない。
この国、一流政治家やエリートの皆様は出来損ないアメリカ人政治家の「靴を舐める」。
参勤交代訪米で拝見できる。大本営広報部、首脳の対等交渉によって、TPPの素晴らしさが確認されたので、加盟を表明したという怪挙を報じるのか? 「靴舐め」が快挙になる美しい国。そういう政治家諸氏を嬉々として支持する皆様。
政治家や高級官僚や大本営広報部、御用学者諸氏が「靴を舐める」のは自由かも知れない。しかし、その結果、彼等に一度も投票したこともないヒネクレ庶民も、結果的に一生「靴を舐めさせられる」。係累までも永遠に。
係累「靴を舐めさせられる」だけでなく、宗主国の理不尽な侵略戦争の鉄砲玉に使われたりさえするだろう。
「選挙制度の抜本的見直し」というたわごと。小手先の改変。改悪に過ぎない。
小選挙区制廃止こそ、抜本的見直しという真実、小選挙区制の推進役・旗振り、大本営広報部は、絶対に口にしない。口にするのは絶滅危惧種政党と、絶滅危惧種人間だけ。
どういう意義があるのかわからない記事を書いたり、放送したりする暇があるのなら、自分達が導入した小選挙区制、心から反省しろ!と思うが、ゴマメの歯ぎしり。
民主党「壊憲」については曖昧のまま。もう一つの自民党別動隊。宗主国傀儡。大本営広報部が隠蔽しようと、主要な争点、だましようがないだろう。反対なら明記するはずだ。
- 高校一年の頃、大本営広報部の挙動を不振に思い出した。
- 大学生になって、大本営広報部の挙動は基本的におかしいと思い出した。
- 連中が小選挙区制度を推進して以来、大本営広報部を信じるのを止めた。
出来損ないアメリカ人政治家の靴を舐めるのがお決まりなので、日本人ジャーナリストの割戸有来は“靴を舐めた政治家”連盟を作ることを提案している。
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