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2011年8月12日 (金)

愚鈍すぎて、現実に直面できないNATO

リサ・カルポワ

2011日8月2日

"Pravda"

アブドル・ファタハ・ユニス最高司令官の論議を呼ぶ死亡のおかげで、暫定国民評議会が、分裂した、まとまりのない無能力者のごた混ぜで、自派の連中さえ管理できず、まして国家を運営するどころではないことが、はっきり明らかになった。英国や、あのナポレオンの熱狂的ファン、サルコジの、しくじった政府に、そう言っても信じないだろう。

寄せ集めの、まとまりのないテロリスト集団を、政府として承認したとイギリスが発表し、同時にリビア外交官を追放した翌日、死亡のニュースが流れたというタイミングは、この承認の愚劣さを浮き彫りにした。

西欧の商業マスコミでは、愚劣にも"反体制派"と呼ばれているテロリストたちは、お互いに激しく戦っているが、実態を進んで見ようとしている人間ならだれにでも予測できた通りだ。彼らは、ずっと内部争いをしてきており、最近のこの死亡は、事態を土壇場においつめる働きをしている。

あらゆる実際的目的に対しても、この暫定国民評議会という、テロリストの一群、CIAの傭兵、アルカイダ工作員、イスラム教過激派、君主制主義者や裏切り者の連中はもはやおしまいだ。連中の手下テロリストは破滅し、運が尽き、敗北し、NATOも敗北したのだ。

しかし、NATOは、リビアの一般国民に最大の被害を与えるために爆撃を継続している。国連決議に明らかに違反した、リビアへの武器密輸も、以前と行われている。数日前、連中は、この汚物の一山を、リビアに投げ込んだ。連中はこれを継続するのだろうか?

NATOを運営している連中には、どれだけ多数リビアに投入しようと、連中の手下達が、軍事的に完全に失敗しただけでなく、リビア国民の意思をくじく為の連中の作戦が、国民に逆効果を及ぼしたことは、明らかなはずだ。リビア国民は益々、十字軍植民地主義者の侵略に断固として抵抗する覚悟を固めている。

ムアンマル・カダフィが、国民の間で、世界中の何百万人もの人々の間で、これほど人気が高かったことはない。

リビア国民が、耐え忍ぶ覚悟のある、優れた、高貴で、勇敢で、誇り高い国民であることは明らかだ。彼らは決して打ち負かされることはない。

NATO、アメリカ、ヨーロッパのゴミ連中の誰も、リビア国民に誰が指導者になれると言える立場にない。支配しようとしたり、要求したりする権利など、連中には無いのだ。

連中はやめるべき時なのだ。それぞれの行動、それぞれの戦争犯罪で、連中は、くさい排泄物の泥沼中に、益々深くはまりこむ。そこは、1990年代、ユーゴスラビアに対する彼ら最初の攻勢以来、彼らには相応しい場所だ。我々がユーゴスラビアのことを話題にすれば、連中はコソボで成功したふりをしようとするだろう。

NATOが支援する、アルバニア人犯罪者連中は、セルビアとコソボのセルビア人地域の間の、2つの国境検問所を閉鎖しようとしている。また、アルバニア人犯罪人どもは、上水道を停止した。おそらくは、もし連中のたんすに火がつけば、再度上水を流すだろう。

連中は、十分に損傷し、非アルバニア人の十分な民族浄化、非アルバニア人に対する十分な犯罪、殺害、破壊や、すべての暴力を推進したではないか? 既に十分なセルビア教会が破壊され、汚されたではないか?

もちろん、キャンプ・ボンドスチール軍事基地を構築する他に、NATOのゴミのおかげで、コソボ・マフィアは、セルビア人州を支配し、アフガニスタンから入ってくる麻薬取引に携わっている。

ひどくくさいNATOが自慢できるものは、まだある。一体、わずかでも、知性や自覚がある人間が、NATOが存在し続けるべきなどと考えるだろうか。まして、あたかも彼らが犯罪人集団以外の何者かであるように、国連の武力として行動などすべきではない。

NATOの犯罪人達は、何百年もの外交儀礼を、すっかり書き換えようとしている。ドスン、我々はここに政府を樹立した。バタン、我々はその国民を抹殺する。最後の報告は、ちょうど、アメリカがベトナムから脱出した際のように、連中の子分テロリストが、無慈悲に民間人を殺害しながら逃げたので、NATOヘリコプターが、ベンガジで動いているあらゆるものを射撃していたというものだ。

ヨーロッパや中東の何百万人もの人々に対する戦争犯罪のこの加害者連中は、歴史のごみ箱に棄てられ、人類が、いかに文明の見せかけから離脱し、粗野な残虐の世界に落ち込んだかを、憎悪と嫌悪をもって思い起こされるようになるべきだ。

私個人としては、粗野な残虐性や、弱肉強食の法則で支配される世界に暮らしたいとは思わないが、NATOが解体され、足をバタバタさせて泣きわめきながら、国際司法裁判所に引きずり出され、馬鹿げた訴追免除を忘れてしまわない限りは、全てこのままだろう。彼らがおかした平和に対する犯罪や、人類に対する犯罪ゆえ、彼ら全員、求刑されたり、処刑されたりすることから訴追免除されることはない。

万事うまくいけば、これは我々が目の黒いうちに、しかもさほど遠くない将来に起きるだろう。

リサ・カルポワ - Pravda.Ru

記事原文のurl:english.pravda.ru/opinion/columnists/01-08-2011/118630-NATO_too_stupid_to_face_reality-0/

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リビアだけでなく、イギリス国内でも軍隊が出ようかという混沌。

このNATOに日本を組み込もうというのが、民主党長島昭久議員が尊敬してやまないブレジンスキーの構想。著書『セカンド・チャンス』(邦題:ブッシュ が壊したアメリカ)の中で明言している。自民、民主、公明一体となって、実現するのだろう。

日本では、彼ら内紛は言葉上だけで、本質は、まとまっている。そこがリビア傀儡と大違い。66年も管理すれば、もはや従順な与党(政党という名前の二派閥)政治家しかいない。そして、従順な国民に、手あたり次第、やり放題。

東京電力福島第2原発を担当する経済産業省原子力安全・保安院の原子力保安検査官に、東電関連会社のOBが中途採用されていた。

泊原発3号機、営業運転再開へ…北海道電力

愚鈍すぎて、現実に直面できない大政党、官庁、大企業、労組、マスコミ、学者。リビア反体制派以上に無能でも、日本では支配層でいられる。宗主国が許して下さる限り。

日本国民が、耐え忍ぶ覚悟のある、優れた、高貴で、勇敢で、誇り高い国民であることは明らかだろうか?大政党、官庁、大企業、労組、マスコミ、学者が追放されない限り、全てこのままだ。それは我々が目の黒いうちに、ましてさほど遠くない将来には起きないだろう。

今、手元にあった本の最後を読んで、びっくり。予言済み?『日本経済最後の選択』金森薫著 97/1/31刊 248-249ページ

 「顔のない国・日本」といわれて久しいが、正直なところ、日本に顔を持てといわれても持てるわけがない。本書をお読みになってそのことは一層、はっきりしたのではないだろうか。橋本首相であれ、鳩山兄弟であれ、GHQ以降、米国の意思に沿って動いてきた日本が、いまさら「顔を持て」といわれて、「ハイ、そうですネ」と開き直れる政治家は一人として存在しないし、存在できるわけがない。第二の田中角栄首相になるのがオチだ。結局は米国の価値観(アングロ・サクソン型価値観)が、年を追うごとに日本に根付き、名実ともにアメリカナイズされた「米国の一〇〇パーセント同盟国」になる日は近い。

 したがって、われわれ庶民は、もう、そのことを前提として生きてゆかねばならず、能書きをいったところで相手のケタが違いすぎる。いかに、そうした弱肉強食、優勝劣敗の世界で頭角を現すか、もしくは、泳いでゆくかの選択を迫られているのである。だが、それでも、そうであるしかないことは理解できても、何かしら割り切れないものがあるのも事実だ。人間は弱い。長いモノには巻かれた方が楽だし、そのことで小さな家庭の、ちっぽけな家族が、大きな波風もなく過ごすことができるならそれに越したことはない。

 せめてもできることは日本人としての心を忘れず、義理、人情を大切にして日本の土で育ったコメ、野菜、果物を食べることぐらいだろうが、そうでもしなければ、とてもやり切れない、切ないものがある。

今後、最後の部分だけが変わるだろう。

日本の土で育ったコメ、野菜、果物を食べることぐらいだろうが、そうしなければならないのは、とてもやり切れない、恐ろしいものがある。

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