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2011年6月 2日 (木)

セラヤ、ホンジュラスに帰国

2011年6月1日投稿

Jesse Freeston

元記事はrealnews

grtv

去る土曜日、ホンジュラスで最後に選挙された大統領マヌエル・セラヤ、軍によって、23ヶ月前に打倒されて以来、初めて自国に帰国し、生活する。彼の帰国は、ベネズエラとコロンビアの大統領が仲介し、セラヤと、クーデター後のホンジュラス政権指導者ペペ・ロボとが合意した結果だ。

社会のあらゆる部門を代表する制憲議会を通して、ホンジュラスの憲法を改訂したいのか否かを、ホンジュラス国民に問うはずだった日に打倒された、人気大統領の帰国を、ホンジュラス中に降り注ぐ絶え間ない雨をものともせず、人々は歓迎した。80年代当初、アメリカが支援した軍事独裁のもとで作られた現行の憲法を、それで置き換えるはずだった。土曜日は祝賀の日となるだろう。

だが、クーデターに反対した多くの人々は、セラヤや他の政治亡命者の帰国を、民主主義の復帰と混同せぬよう、外国人に強く要求している。今日に至るまで、クーデターに反対したホンジュラス人は、あの日、権力を掌握した政権による絶えざる弾圧と暴力を目の当たりにしている。

ホンジュラスに帰国したセラヤは、軍が依然、全国で動員されており、ホンジュラスの最も重要なジャーナリスト11人が暗殺され、ゲイ、レスビアン、両性愛者や、性転換者の憎悪殺害が急増しており、ホンジュラスのガリフナ族達が、拡大する観光プロジェクトから、土地を守るために闘っていることに気がつくだろう。スナック食品や、バイオ燃料用にヤシ油を生産する一握りの裕福なプランテーション所有者に対する土地紛争をはじめた、食用の基本穀物を栽培したい農民、この地域の組合農民の約40人を、暗殺部隊が暗殺したアグアン渓谷が、ほとんど内戦状態の雰囲気であることに彼は気づくだろう。

記事原文のurl:tv.globalresearch.ca/2011/06/zelaya-returns-honduras

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realnewsには番組の書き起こし文章(英語)がある。

宗主国が押しつけた憲法・安保条約セットのうち、安保条約のなし崩し的強化・拡大には大成功している中、侵略戦争に直接派兵・参戦するのに9条が邪魔でしかたがない宗主国と属国傀儡政党。傀儡政党、ことごとく9条廃棄はうたうが、決して「日米同盟」というテロ主従同盟の深化強化に疑問を呈することはない。

セラヤ、まさに、属国憲法を変え、「主従同盟深化」から抜け出し、米軍基地を返還させ、民間空港にしようとしていた矢先、米軍の支援を受けたホンジュラス軍によって、まさにその基地経由で国外追放された。

セラヤ追放の本質に全く触れなかった属国大本営広報メディア、帰国についても、ほとんど触れず、傀儡政党間の傀儡政権陣取りゲームを面白おかしく報じるばかり。

脱原発、反安保、反TPPを明確に打ち出さない傀儡大政党、何度入れ代わっても、属国の本質は変わらないこと、先の「二大政党間の政権交替」茶番劇で、皆様はもう充分見飽きておられるのではないだろうか?

「歴史は繰り返す、最初は悲劇として、二度目は茶番として」

いや、「大連立」挙国一致政権という素晴らしい手もある。かつては、挙国一致政権で、無謀な反米戦争を遂行した。今後は、属国挙国一致政権で、無謀なアメリカの侵略戦争に、参戦する、という違いだけはしっかりある。

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