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2011年6月25日 (土)

パーシー・シュマイザー対モンサント: 農民の権利と種子の未来を守るカナダ農民の戦いの物語

2010年9月17日

今週、ボンに、バイオテクノロジーの巨人、モンサント社と長年闘った、カナダ農民パーシー・シュマイザーを含む、約80人のライト・ライブリフッド賞受賞者が集まった。 モンサント社の種子が、シュマイザーの土地に吹き飛ばされると、モンサントは、彼らの作物を違法に栽培したかどで彼を非難し、訴訟を起こした。最終的に、彼の案件は、カナダ最高裁判所に持ち込まれた。農民の権利と種子の未来を守るために闘ったことで、1997年にライト・ライブリフッド賞を受けた。 [以下は、書き起こし]

:デモクラシー・ナウ!での番組の時間、26分。これの書き起こしゆえ、大変な長さ。お時間のないかたは、日本語字幕つき放送をどうぞ。ただし、何度も申しあげるが、字幕では、スペースの関係で、情報のおそらく半分以上漏れてしまう。

以下は、お暇な方へのインチキ翻訳。きちんとした翻訳をご希望の方は、是非デモクラシー・ナウ!にご寄付を。「良い情報がただで入手できる」世界ありえない。デモクラシー・ナウには会員制度もある。先程「読みづらい」という書き込みをいただいた。座布団十枚に値する御意見ゆえ公開した。無名様、当然、デモクラシー・ナウ!に多額のご寄付されているものと確信する。あるいは、ご自分で良い翻訳を作成いただければ素晴らしい。模範翻訳記事のアドレスをご連絡頂けしだい公開させていただく。質の良い情報入手、いずれか以外には不可能だろうと、まずい翻訳をこりずに公開しているメタボ男は確信している。

いずれかの裏付けがない同様コメント、今後非公開とさせていただく。非力ゆえ、いくら文句をいわれても、実力欠如で、読みやすくできないので、あしからず。

ついでと書いては大変失礼にあたるが、不適切な表現を指摘してくださる方もおられる。お礼もせず、頬かむりして、早速訂正させていただいている。今後も宜しくご指導頂きたい。

ゲスト:

カナダ農民、パーシー・シュマイザー氏

ミー・グッドマン: ライト・ライブリフッド賞三十周年の催しが行われているドイツのボンから放送しています。ライト・ライブリフッド賞は、1980年に設立され、第二のノーベル賞としても広く知られています。今週ボンでの集会には、長年、バイオテクノロジー企業のモンサントと闘ってきたカナダ農民パーシー・シュマイザー氏を含め、約80人のライト・ライブリフッド賞受賞者が集いました。1997年、シュマイザ氏ーとルイザ夫人は、生物の多様性と農民の権利を守った勇気に対し、ライト・ライブリフッド賞を受けました。昨日ボンでパーシー・シュマイザーさんとお話しましたが、まずはベルトラム・フェアハークのドキュメンタリー映画「パーシー・シュマイザー モンサントとたたかう」をご覧ください。

    ナレーター: 他国籍企業モンサントが生産している農薬ラウンドアップは、世界で最も広範に販売されている散布剤です。モンサントが、ラウンドアップ耐性キャノーラを作ったのです。つまり、農薬のラウンドアップは、例外なしに、あらゆる植物を枯らせるのです。モンサント社の遺伝子組み替えキャノーラだけが生き残ります。

    パーシー・シュマイザー: それがさほど本格的テストもされないまま、導入されたのです。当時、90年代中期に導入された頃は、政府さえ、どのような効用があるか、収穫高が増し、使う農薬が減り、より栄養価が高いといった企業の言い分。政府すら企業の言い分に乗せられていたのだろうと思います。

    ナレーター: 1996年、化学製品の巨大企業モンサントは、同社のキャノーラ種類、農薬のラウンドアップに耐性のある種類をカナダに導入しました。シュマイザー氏の地域で、三人の農民がモンサントの新しいGMOキャノーラを栽培することに同意しました。収穫時期の激しい嵐のおかげで、刈り取ったばかりのGMOキャノーラが、パーシー・シュマイザーの畑に入り込みました。彼の収穫はモンサントの種子で汚染されて、50年間にわたる彼の品種改良の努力が損なわれたのです。

    パーシー・シュマイザー: 私の種子が、他家受粉で、または、直接、たまたま入り込んできた物質である種子、私の畑にいれたくなかった種子によって、駄目にされたのは、まるで時限爆弾のようなショックでした。そのために50年も働いてきたものを失ってしまうということは、なんともうんざりで、受け入れがたいことでした。

    ナレーター: 彼自身が栽培していた品種の汚染と破滅は、パーシー・シュマイザーにとって決定的な打撃でした。ところが、それだけでなく、モンサントは、犠牲者の彼を被告にしたのです。

ミー・グッドマン: ドキュメンタリー映画、「パーシー・シュマイザー モンサントとたたかう」の抜粋でした。

パーシー・シュマイザーさんには、昨日、ここボンでお会いし、巨大バイオテクノロジー企業モンサント社との英雄的な戦いについて、お話しいただきました。同社は世界最大のバイオテクノロジー企業の一つです。

    パーシー・シュマイザー: 1998年に始まりました、モンサントが、妻と私に対する特許侵害訴訟なるものを起こし、彼らが遺伝子を変えたGMO、カナダではキャノーラと呼ぶものを、私たちが栽培していると非難したのです。それが発端でした。GMOは、北米には、1996年に導入されていますから、導入から二年後のことです。

    ミー・グッドマン: GMOとは何か、ご説明ください。

    パーシー・シュマイザー: 遺伝子組み換え生物です。この場合、具体的には、他の生命体の遺伝子を取り出し、キャノーラに組み込んで、モンサントの除草剤ラウンドアップに耐えるようにしたのです。

    ミー・グッドマン: キャノーラとは何か、説明してください。

    パーシー・シュマイザー:こちらではキャノーラと呼び、世界の大半の地域では、ナタネと呼でいます。キャノーラは油性作物で、主として食用油の製造に使われます。また、圧搾した後の油粕は、家畜の牛にも豚にも、良い餌になります。

    ミー・グッドマン: それが一体なぜ、あなたの土地に行き着くことになったのか、お話しください。

    パーシー・シュマイザー: 私の隣人が、1997年に栽培しており、翌年、それがまさしく他家受粉したのです。しかし当時は、風で吹き飛ばされた種子や、農民が市場に、畑に、畑から穀物貯蔵所に運搬にする際に、汚染されたのだろうと思っていました。

    ミー・グッドマン: あなたが、それを購入しても、植えつけてもいないのなら、モンサントは、どうして、あなたがそれを使っているといって訴えられるのですか?

    パーシー・シュマイザー:どの農家の畑に、どうやって入ったかは問題ではないと連中は主張し、私が申しあげた、他家受粉、種子の移動等々を明記しました。彼らは、その植物を耐性にする一つの遺伝子、キャノーラを農薬耐性にするものの特許を持っているのだから、彼らに植物の所有権があると言うのです。特許法のおかげで、その植物が、どのように畑に入り込もうと関係ないのです。連中は、農民の作物すべてを奪って、破産させられるのです。我々の場合、妻と私はキャノーラ種子の生産者で、病害対策の研究開発等を50年以上やってきました。我々がすべての研究を失ったのに、特許法ゆえに連中の所有物だと裁判所は命じたのです。

    ミー・グッドマン: モンサントが所有していると。

    パーシー・シュマイザー: モンサントがそれを所有していると。

    ミー・グッドマン: 罰金はいくらでしたか?

    パーシー・シュマイザー: 最初は、一エーカーあたりなにがしの罰金を要求していましたが、連中は妻と私に対し他の訴訟を起こし、結局100万ドルになりました。それで、我々は闘わざるを得なくなりました。それに加え、最高裁判所に行くまでの七年間に、別の訴訟もあり、連中はそれで私たちの農地をすべて没収しようとしたのです。我々は、弁護料を支払うため、農地を抵当にしていたので、我々を止められるよう、連中は農機具を丸ごと没収しようとしたのです。

    ミー・グッドマン: そして、何が起きたのかお話しください。あなたはこの権利をカナダ最高裁判所に訴えたのですね?

    パーシー・シュマイザー: 全過程を経ました。下級裁判所、控訴裁判所等々を経て、とうとうカナダ最高裁判所まで行きました。下級裁判所では提出できず、最高裁判所で提出可能な他の問題があったのです。そもそも、農民の権利です。毎年、自分自身の種子を使って、改良する農民の権利です。特許に関してですが、基本的に、種子から生じるものすべて、高等な生命体に対して、特許は許されるべきではないと、我々は終始主張しています。これも基本問題の一つでした。最高裁判所に対して、我々は、生命は神聖だ。誰も、どの個人も企業も、生命を支配すべきではないと言ったのです。

    カナダでは、アメリカ合州国でもそうだと思いますが、1867年と1869年の特許法は、遺伝子には何も触れていなかったことを想起する必要があります。当時、そうしたことは知られていませんでしたから。現在でさえ、こうした裁定は、すべて裁判所、裁判官の裁定です。最高裁判所で、モンサントの遺伝子特許が有効であると裁定したのも、4対5のスプリット判決だったことを指摘しておくべきでしょう。

    ミー・グッドマン: 裁判所の採決は、あなたに不利な、それとも、有利な?

    パーシー・シュマイザー: 私に不利な裁決です。

    ミー・グッドマン: 最高裁判所でですね。

    パーシー・シュマイザー: カナダ最高裁判所です。しかし、生物に対する特許の問題は、種子、植物への特許、農民の権利等々に関しての法規制を提出するには、カナダ議会にゆかねばならないとも言っていたのです。現在は、そういう状況です。

    ミー・グッドマン: それで、あなたに何が起きたのですか?

    パーシー・シュマイザー: 実際、我々の勝利です。最高裁判所が、我々はモンサントに一切支払う必要がないと裁定したのですから。100万ドル支払えという訴訟、我々の土地と、農機具、我々の家等々を没収しようとした訴訟、連中が、我々に対して、何も懲罰的損害賠償金を課せられなかったということは、大勝利でした。

    しかし、当時はそれで終わったと思っていたのです。我々は無知でした。約二年後、2005年、我々の畑の一つに気がついた、というか、我々の畑の一つがまたもや、モンサントのGMOに汚染されているように感じたのです。それで、モンサントに通知し、自分たちでテストをして、モンサントのGMOキャノーラが、またもや我々の畑にあることを確信したのです。我々はモンサントに通知しました。すると連中は、やってきて調べると言いました。我々はびっくりしました。そして実際、二日後、連中は来ました。七日後に、通知してきたのです。“そうです。それは我々のGMO、モンサントのナタネがお宅の畑に生えています。”連中は、この汚染をどうしたいと思っているのか問い合わせてきました。モンサントに、我々は、畑でカラシナの研究を始めるところだったので、200平方キロの農地の、あらゆるナタネ、モンサントGMOナタネ植物を手で抜きたいと言いました。連中はそうすることに合意しました。

    ところが、そこには、並ならぬ条件があったのです。連中は、それを北米中の農民に押しつけていました。連中は言いました。まず第一に、あなた方は権利放棄書に署名しなければならない。この権利放棄書には、将来、われわれの土地を、あるいはこの農場を、彼らがどれほど汚染しようとも妻、私自身、あるいは我が一家の誰も、モンサントに対して裁判を、一生、決してしないとあったのです。そこで、我々は決して、署名などしないと言ったのです。

    もう一つ、権利放棄書にあったのは、私たちの言論の自由が剥奪されるということでした。言い換えれば、和解の条件がどういうものだったか、我々は決して口外できなくなるのです。今朝、ここで、あなたとお話しすることさえできなかったでしょう。そこで、我々の言論の自由をあきらめるわけには行かないと連中に言ったのです。アメリカ合州国とカナダでは、非常に多くの人々が、言論の自由のために命を犠牲にしてきました。私たちは、言論の自由を、決して大企業に渡すつもりはありません。

    モンサントは言ったのです。“この権利放棄書に署名しないのであれば、我々は問題の植物を除去しない。”モンサントのGMO植物です。我々はモンサントに言いました。隣人たちの助けをかりて汚染を除去する。すると、妻がモンサントから、実に不快な電子メールか、ファックスを受け取りました。そこにはこうありました。“あなた方の畑にあるGMO植物、モンサントのGMO植物は、あなた方の財産ではないことを、指摘させていただく。特許法により、それはモンサントの財産である。そこで、あなたは、植物に対して、あなたがしたいことを行うことはできない。”そこで我々はモンサントに通知しました。“我々はこの植物を我々がしたいようにする。我々の土地に生えているのだから我々の資産だ。我々は税金を支払い、土地を所有している。”そして、我々はその植物を除去しました。

    ミー・グッドマン: つまり、植物を除去するなと、彼らは、あなたを脅したのですね。

    パーシー・シュマイザー: 植物を除去してはならない。それは連中の資産なのだから。我々は、その植物に、したいことを、することができない。連中がその特許を所有しているのだから。たとえ、それが我々の土地に生えていても、連中がそれを所有しているのです。そこで、隣人たちの助けを得て、我々は植物を除去しました。これは、実に異例のことです。我々は隣人達に、640カナダ・ドル支払い、我々はモンサントに請求書を送りました。するとモンサントは支払いを拒否しました。最終的に、更に一年、手紙をやりとりした後、モンサントは、もし我々がその書類に署名すれば、640ドル、プラス20ドルのコストを支払うと言ってきました。我々はそれを拒否しました。

    2007年3月19日、あるいは08年でしたかは、決して忘れることができません。裁判の始めに、モンサントの弁護士が起立して言いました。“裁判官、私どもは支払います”それまでには“640ドルと、20ドルのコストを支払います。”という調停があったのです。しかし問題は、決して640ドルではないのです。もはや法的責任が問題なのです。もし、モンサントが、遺伝子の特許を持っていて、種子として、種子あるいは植物として、環境中の中に入れた際に、それを管理することが不可能なのであれば、彼らが有機農法の農民や普通の農民に与えた損害の責任は、連中にあるはずです。ですから、これは大勝利でした。これによって前例ができたので、もし農民が汚染されたら、農民は、損害に対する裁判所の救済命令を求めることができます。汚染損害が支払われるか、対処してもらえます。ですから、これは世界的なことです。ですから我々は満足しています、十年にわたる法廷闘争の後、that we finally企業、初めて、モンサントのような大企業に、10億ドル企業に、裁判所で640ドルの請求書。

ミー・グッドマン: カナダ農民でライト・ライブリフッド受賞者のパーシー・シュマイザーさんの、モンサントとの戦いに関するお話です。すぐ話題に戻ります。

[休息]

ミー・グッドマン: ライト・ライブリフッド賞受賞者の30周年記念で、ボンに来ています。約80人の受賞者がお集まりです。ライト・ライブリフッド賞受賞者、パーシー・シュマイザーさんとのインタビューに戻る前に、モンサントに二人が挑戦して以来、シュマイザーさんとルイーズ夫人が、繰り返し脅された様子を示した、ドキュメンタリー映画、「パーシー・シュマイザー モンサントとたたかう」の一部をご覧頂きたいと思います。

    ルイーズ・シュマイザー: 時として、恐ろしいこともありました。何が起きるかわかりません。

    パーシー・シュマイザー: 電話がかかってきて、相手側の誰かが言うのです。“気を付けた方がいいぞ。連中はあんた方を許さないぞ。”とても恐ろしいことでした。私が不在の間に、妻に何かおきるのではないかと非常に懸念していました。

    ルイーズ・シュマイザー: 連中が我々を監視する際、特に自宅で、我が家でも事務所でも、私たちのあらゆる行動や、土地を何に使っているかを、何日間もぶっ続けで監視したので、私はまるで自宅にいる囚人のような気分でした。

    パーシー・シュマイザー: 我々を、財政的、心理的に打ちのめすため、連中はあらゆることをやりました。連中がやっていたことは、精神的にも、財政的にも、人を駄目にすることです。連中は実に冷酷です。彼らに倫理などありません。彼らには道徳などありません。それが本質です。

ミー・グッドマン: ドキュメンタリー映画「パーシー・シュマイザー モンサントとたたかう」の抜粋でした。昨日ボンで、パーシー・シュマイザーさんに、彼とルイーズ夫人と、モンサントの間の問題は、今どうなっているかをお話し頂きました。

    パーシー・シュマイザー: モンサントとの戦いが終わったことを願っています。しかし、私は、世界中で、モンサントの特許に対する意識を高めつづけること、モンサントの特許だけでなく、バイエル、シンジェンタ、デュポンもですが、我々の種子や食糧供給の将来を支配する為に、連中の特許が一体何をしているのか、を広めようと思っています。GMOは決して、飢えた人々や、飢えた世界を食べさせるものではありません。農民に対する種子供給を支配するのが狙いです。それで、連中は世界の食糧供給を支配できるようになるのです。そこで我々がこの認識を世界中に広めているというわけです。

    ミー・グッドマン: パーシー・シュマイザーさん、今あなたはドイツのボンにおられて、ドイツ中を旅しておられます。実際、ドイツには法律、あなたの名前のつたい法律、シュマイザー法がありますね。

    パーシー・シュマイザー: ウーン。

    ミー・グッドマン: こちらの人々もあなたの事件には大変に関心をお持ちです。シュマイザー法とは何ですか?

    パーシー・シュマイザー: 基本的に、ドイツでは、もしも農民がモンサントのGMOで汚染された場合、モンサントは、それが何であれ、農民を追いかけて、作物を没収したり、あるいは裁判沙汰にしたりすることができないのです。

    ミー・グッドマン: ドイツでは、これはどれほど問題になっていますか?

    パーシー・シュマイザー: 大きな問題です。北米でも、責任問題は、大問題になりましたから。その程度問題の一例をあげれば、北米では、GMOを栽培すると、農民は遺伝子保険に入れないのです。ですから、元に戻りますが、モンサントとの裁判所で最後の訴訟で、最初は最後の一つ前で、モンサントが言ったのですが、そもそも、もしGMOを栽培すれば、何らかの形で隣人を汚染するだろうことは分かっているのだから、汚染に責任があるのは農民なのです。その主張が、裁判所でうまく行かなくなると、政府規制当局が我々に販売して良いという許可をしたのだから、政府に汚染の責任があると、モンサントは言ったのです。それも通りませんでした。それで結局、モンサントは汚染除去費用を支払いました。

    そこで、これは世界中で本当に大問題になりました、遺伝子の特許を持っていたとしても、その遺伝子を、生物の多様性を破壊し、有機農業の農民等を破産させるような環境中に解放する権利を与えるわけではありません。アメリカ合州国とカナダでも、有機農業は急速に伸びていますが、北米でよりも、ヨーロッパ諸国での方が、有機農業はずっと有力だと思うので、ヨーロッパで、より大問題になっていると思っています。

    ミー・グッドマン: パーシー・シュマイザーさん、あなたの土地が、おそらく、モンサントのGMO作物で、二度目の汚染にあったただろうことがわかったと言われましたね。なぜ、わかったのですか?

    パーシー・シュマイザー: この200平方キロの土地を、お話した通り、我々はカラシナの研究に使っていたのです。その年には何の作物も栽培しませんでした。土地に対して、除草剤を使ったのですが、枯れないキャノーラがそこにあったのです。我々はその畑では、少なくとも十年は、キャノーラを栽培していません。一体どこから来たのでしょう? そして、我々はテストをしていました。隣人から、ラウンドアップ、モンサントの除草剤ラウンドアップを少しわけてもらい、それを十の植物に噴霧したのです。そして、これらの植物には印をつけておきました。約12日たっても枯れなかったので、モンサントが前回の裁判で、もしモンサントの除草剤ラウンドアップを噴霧しても枯れない植物があれば、それは彼らの遺伝子が入っているからだと言っていたので、何らかの、何かモンサントのグリホセート除草剤耐性物質が中に入っていることに気がついたのです。それで私たちはすぐに、モンサントの遺伝子、耐除草剤遺伝子、耐ラウンドアップ遺伝子が入っているのだろうと思ったのです。もしも農民が汚染されたと思ったら、モンサントに通知すべきだと彼らが言っていたので、我々はモンサントに来てくれと言ったのです。以前、裁判所で連中が言っていたことに基づいて、我々は行動したのです。

    ミー・グッドマン: 食べ物と農業に関するシュマイザー原理とは何でしょう?

    パーシー・シュマイザー: まず第一に、あらゆる人が、食べ物や、それを生産する権利を持つべきであり、第二に、自然体系は体に良い食品が生産できるよう保護されるべきなのです。人は安全で、栄養のある食品に対する権利を持っているのです。各国が食糧輸入を管理するのを規制する法規があってはなりません。そして、誰でも、食べ物がどのように生産されているのかに関する情報を知る権利があるのです。地域は自分達の農業を規制する権利を持つべきです。現地生産、現地消費が奨励されるべきです。つまり、いわば、地消や地産によって、北米では多くの人々にとって、そうなってしまっていますが、何千キロも運搬するのに必要なエネルギーや燃料が節約できるのです。種子は共有財産です。そこで、種子の将来に対する権利は、誰も持つべきではないと我々は強く思っているのです。また、いかなる形態も、生命のいかなる形態も特許対象になるべきではありません。ターミネーター種子は世界的に禁止されるべきです。我々にとって、地球上、これまで有った中で、生命に対する最も深刻な攻撃なのですから、ターミネーター種子は決して導入されてはならない、というはっきりした意見を持っています。種子が将来発芽するのを終わらせてしまう遺伝子を市場に出したのは、出そうとしたのは、世界の種子供給を完全に支配できるようにしたかったためなのですから。

    ミー・グッドマン: ターミネーター種子というのはどういうものか説明ください。

    パーシー・シュマイザー: ターミネーター遺伝子とは、基本的に、簡単に言えば、種子の中に入れられた遺伝子です。種子が植物となった時、その植物の種子は全て発芽しません。ですから、それは翌年種子として使えません。ターミネーター遺伝子は、在来の作物、先祖伝来の作物と他家交配しかねず、そのようにして他家交配した植物の種子も、発芽しなくなるという危険性もあるのです。それは将来の生命の終わり(ターミネーション)です。

    ミー・グッドマン: それは、農民に、毎年、種子の購入を強いるのですね。毎年使えるように、種子を保存しておくのではなくって。

    パーシー・シュマイザー: その通りです。地球上、これまであったものの中で、生命に対する最大の攻撃で、生命の将来を終わらせてしまうと我々は主張しているのです。農民は、園芸家であれ、植林業であれ、穀物生産者であり、毎年、種子を購入するよう強いられるのです。

    そして、もう一つ、農民の種子交換の自由は保護されるべきです。この理由の一つは、種子産業では、我々の用語ですが、「一つのフリーサイズ手袋が全員に合うわけではない」のです。妻と私は我々の土地の気候と土壌条件にあった種子や植物を開発してきました。しかし、もし、我々が、モンタナや、隣の州や、300キロ先に移れば、気候条件かは変わります。土壌条件も変わります。それが、農民が常に自分たちの土地条件に適した種子を開発し、栽培する権利を持っているべき理由なのです。種子と植物の生物学的多様性を我々が活用してゆくのですから、それは決して奪い取られてはなりません。農民は、土地に対する権利と、遺伝子に汚染されない権利を持っているべきです。

    エミー・グッドマン: これらの原則はどこまで広められたでしょうか? 世界で、自営農民は押され気味なのか、優勢なのか、どうお考えでしょう? つまり、モンサントは勢力をましているのですか、失っているのですか?

    パーシー・シュマイザー: それにお答えする為には、1996年に導入された、四種の作物、メイズ、つまりトウモロコシ、大豆、綿、特にカナダではキャノーラ、is that it would be非常に困難to find方法?科学者達は、環境からGMOを回収することができるかどうか分からないと言っています。解決することは可能でしょうか? 関心を持つ人々が増えていますから、私は可能だろうと思います。連中が、GMO小麦、GMO米、GMOアルファルファを導入しようとした時には、既に導入された4種類による損害を目にしているのですから、これ以上のGMOは導入すべきではないという、両国の人々による大きな批判があがりました。このことが重要な理由は、それなのです。私たちが現在していることが、今後の何世代もの種子に、世界の種子と食糧供給の支配に影響するのです。

    ミー・グッドマン: 最後に、あなたは、現在、世界中を旅しておられます。あなたは、67年から71年までサスカチュワン議会の議員でしたね。地元サスカチュワンのブルノ市長をされました。旅行は多くされていますか? この対モンサント訴訟の後、種子のように、どれだけこの知識を世界中に普及してこられましたか?

    パーシー・シュマイザー: 全ての招待を受ければ、おそらく常時旅行することになるでしょう。一例をあげれば、昨年は、おそらく十ヶ月はサスカチュワンを離れ、南極を除く全ての大陸を巡り、この情報と意識についてお話しました。我々の年になって、我々はもう定年ですから、それが我々が最後にできることだと思ったのです。理由の一つには we look at it is ?既にお話したように、これからの世代。妻と私には孫が15人、曾孫が3人います。どのような未来を彼らに残すことができるかを考えるのです。もう一つ、カナダの大学における研究に対し、大企業から、どれほどの資金援助が入っているかについて、我々は非常に関心を持っています? カナダの大学や、アメリカ合州国の土地を付与された大学に、もし資金援助が行われたならば、カナダの大学を、どこまで大企業が支配してしまうかがわかるので、これは実に脅威です。将来はどうなるでしょう? 妻と私の孫6人が、現在大学に通っています。学問の自由が支配されてしまったら、将来は一体どうなるでしょう? そうな風にさせたくはありません。科学者は、自分で開発、発見した研究成果を、自由に表現し、発表するべきなのです。

    ミー・グッドマン: モンサントはあなた方にあえて再対決しようとしましたか?

    パーシー・シュマイザー: 連中は私たちを何度も脅しました。

    ミー・グッドマン: どのように脅したのですか?

    パーシー・シュマイザー: 例をあげましょう。妻と私が南アフリカ、ケープタウンの国会で話をして、国会から外に出ると、モンサント社のヨハネスブルグ営業担当の一人が我々とばったり鉢合わせしたのです。彼は、かっとなって、妻と私に向かって言ったのです。我々の目の前で、拳を振り回して言いました。“モンサントに立ち向かえるやつなどいない。許さないからな。どうにかして、いつか二人とも破滅させてやる。”妻が受ける電話にはこういうのもあります。“気をつけたほうがいいぞ。お前たちを許さないぞ。”連中は我々の私道に入り込み、妻がすることの一部始終を一日中監視するのです。我々をおじけづかせようとして、恐怖で縮み上がらせようとして、連中の車を私たちの農地脇に止め、終日監視するのです。

    ミー・グッドマン: あなたは一体なぜ活動が続けられるのでしょう?

    パーシー・シュマイザー: 世界中の農民の権利のために立ち上がるべきだと感じているからです。私は、終生、農業に従事し、農業政策や法律のために働いてきました。農民は、種子や植物に対する権利を、どんなことがあっても、決して失ってはならないと思っています。もしも、権利を失ってしまえば、奴隷制度に戻ってしまいます。封建制度に戻ってしまいます。我々の祖先達は、祖父達は、大昔、それから逃れるため、ヨーロッパの国々を後にしたのです。100年もしないうちに、あるいは100年で、一巡して元に戻って、王様や封建領主や貴族のかわりに、今度は、大企業が支配するのです。

    エイミー・グッドマン: パーシー・シュマイザーさん、ご出演有り難うございます。

    パーシー・シュマイザー: 有り難うございます。素晴らしい陽の光のもと、今朝ご一緒できたことを嬉しく思います。

ミー・グッドマン: ライト・ライブリフッド受賞者のカナダ農民、パーシー・シュマイザーさんでした。

日本語字幕つき放送、デモクラシー・ナウ・ジャパンで見られる。26分

記事の英語原文url:www.democracynow.org/2010/9/17/percy_schmeiser_vs_monsanto_the_story

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この部分は、2011/7/8追記

デモクラシー・ナウ!に、ニュースレターがあるとは知らずにいた。スクリプト翻訳が配信されている。是非、ご講読の上、本物の翻訳をお読み頂きたい。

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上記記事、ニュースレターで配信済みだった。(恥ずかしながら未講読。
第38号(2011.3.21) カナダの農民 巨大企業に挑む(2010.9.17放送)

映画の原題は「Percy Schmeiser: David versus Monsanto(パーシー・シュマイザー:ダビデ対モンサント)」だが、各地で上映会が行われている邦題、「パーシー・シュマイザーモンサントとたたかう」におきかえた。上映会情報の詳細はこちら。主催者は、ヴァッカースドルフの反原発処理場闘争の姿を写したドキュメンタリー映画「核分裂過程」、続編「第八の戒律」と同じ。

この話題、農林水産省が、パブリック・コメントを求めても、マスコミは完全黙視。その状態で、一般人が、まともなコメントをするはずなどありえない。ところが、それが後に、「ちゃんと広く意見を求めた」売国官庁の立派なアリバイになる。

この企業、TPP推進者の主要メンバーだろう。中央官庁もマスコミも、TTP加盟にむけ、着々準備中なのに違いない。経団連の会長氏がトップの役職にあった企業、モンサントと提携している。TPPで儲かる会社の出身なのだから、TPPには大賛成。早く加盟しろとつつくのは、彼なりに合理的だ。

コンピュータ監視法案も全く同じ。成立前には全く触れなかったマスコミが、成立するやいなや、一斉に、非常に良いもののごとく報じた。前回記事「陰謀論」にも書かれている通りの報道管制。大本営方針支持の記事であれば「言論の自由」200%保障されている。北朝鮮に対抗できる立派な自由度。

個人的に全く興味のない映画、大々的なキャンペーンのもと、膨大な人々の洗脳に有効利用される一方、本当に重要なこうした映画「パーシー・シュマイザーモンサントとたたかう」有名にはらない。知名度・人気と、中味が反比例するのは、政治家やペストセラーと同じ。テレビ報道番組における合計報道時間の長さ、新聞各紙の報道記事面積と、話題の重要さ、見事なほど、反比例しているだろう。アメリカ精肉業界のすさまじさを暴露した本『ジャングル』を書いたアプトン・シンクレア、マスコミのひどさにあきれ、『ザ・ブラス・チェック』のクリスマスの手紙 「百万長者対貧乏作家」で、貧乏人の投書と、金持の投書の掲載面積?を、くわしく検討している。「悪貨は良貨を駆逐する。」

ちなみに、このライト・ライブリフッド賞、福島原発大災害で再び脚光を浴びている脱原発運動の先駆者、故高木仁三郎氏は、1997年の受賞者。

この話題、下記二冊しか読んでいないことを告白しておこう。本を無限に購入できるわけがない。そもそも、本の隙間で寝ている 。クモやダニと同類だ。

自殺する種子』安田節子著、平凡社新書Y720 本体720円 税別。61~65ページに、シュマイザーの件が書かれている。

マネーハンドラー ロックフェラーの完全支配 アグリテースィカル編』ウィリアム・イングドール著 為清勝彦訳 徳間書店。本体1600円 税別。この本、原題のほうが適切だろう。Seed of Destruction - The Hidden Agenda of Genetic Manipulation.「破壊種子:遺伝子操作の隠された狙い」。邦題、いかにも「陰謀論」めいて、良き市民の皆様は、購入に気が引けたりされないだろうか?もちろん、属国政府や、巨大資本にいわせれば、こうした本、ことごとく陰謀論。

 第2章に、デモクラシー・ナウ放送「モンサントの遺伝子組み換え作物を巡り、ヨーロッパへの報復をアメリカが検討していたことを示す公電をWikiLeaksが公表」のスクリプトにあった、アーパッド・プースタイ(プシュタイ)教授の事件が詳しく描かれている。(ハンガリー人の名、どちらの発音が正しいか、判断する知識、持ち合わせていない。
同じ著者・訳者の三部作、石油・戦争編も、金融・詐欺編も興味深く読める。ただし内容は、決して楽しいものではない。本格的な夏日の今、ゾクゾクするには良いかも?

訳者ご自身による三部作の説明を、ウィリアム・イングドール 「完全支配」シリーズ・全3巻のご案内でかつては読めた。(翻訳者の方は、いつか健康食品販売に宗旨を変えられた模様で、残念ながら、このリンクきれている。)

モンサント社、ベトナム戦争で一躍有名になった、枯葉剤イエロー・オレンジのメーカー。常識的な情報と判断して、触れなかったが、これも、書き込みを頂いたので、追記しておく。会社や国家の文化的遺伝子、なかなか変わるものではないだろう。大変な被害をもたらした会社、こりずに、繰り返すに違いない。

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コメント

ドイツのシーラ様

興味深い、お話を有り難うございます。
原発推進、TPP推進を言い立てている代表的人物、経団連会長の米倉弘昌という人は、住友化学工業株式会社(現住友化学株式会社)代表取締役社長だった人物です。氏の古巣、住友化学株式会社は、こういう仕事をしています。TPP、是非推進したくもなるわけですね。

                        2010年10月20日
                        住友化学株式会社

  農作物保護(雑草防除)分野におけるモンサント社との長期的協力関係について

    住友化学、および同社の米国での農薬開発・販売子会社であるベーラントUSA社は、このほど、米国の大手種子・バイオ・化学メーカーであるモンサント社との間で、農作物保護(雑草防除)分野における長期的な協力関係の構築について合意し、契約を締結いたしました。
    本件は、モンサント社の本社があるミズーリ州セントルイスにおいて、現地時間の10月19日(火)9時(日本時間:19日23時)に、3社の連名による添付文書の内容を発表しております。
   モンサント社は世界的な除草剤ブランドである 'Roundup®'と、同剤への耐性を付与したさまざまな遺伝子組み換え作物である‘Roundup Ready'の種子を組み合わせた効果的、経済的かつ簡便な雑草防除体系である‘Roundup Ready system'を農業分野に対して従来から推奨しておりましたが、2011年以降は米国内において、住友化学・ベーラントUSAの除草剤ラインナップを雑草防除体系に組み込み’Roundup ReadyPlus’として推奨することとなります。具体的には、大豆、綿、テンサイを栽培する農家がこの雑草防除体系で推奨される種子と除草剤(住友化学の製品を含む)の使用を選択した場合、農家に対してモンサント社から様々な製品サポートが提供されます。
    今回の協力関係構築によって、住友化学のフルミオキサジン(Flumioxazin)を有効成分に含む除草剤であるValor®SX、Valor XLT、Gangster®、Fierce™、およびクレトジム(Clethodim)を有効成分とする Select®といった一連の製品群は、モンサント社の雑草防除体系に長期的に組み込まれ、Roundup®’の有効成分であるグリホサート(Glyphosate)に対する抵抗性を持った雑草の防除を含む様々な雑草問題への農家の要請に応えることができるようになります。
    住友化学では、これまでグリホサートに対する抵抗性を有する雑草への対策に有効な除草剤の開発と販売を進め、子会社のベーラントUSAを通じて米国で高い使用実績を獲得しておりますが、今回の提携により当社の農薬ビジネスが米国内において更なる発展をとげることを大いに期待しております。
    また、住友化学とモンサント社は、さらに、ブラジル、アルゼンチンなど南米各国での協力関係構築に向けても協議を進めることに合意しています。
                                             以上

現在ドイツ駐在中。2011年9月21日15時今ドイツTVで「PLANET]という英語番組で
モンサントと戦うシューマイザー氏たちの番組が放映中。
番組中に彼は「日本の科学者たちはモンサントによるGMO遺伝子操作種子は今までの代替品ではなく全く別の作物である」との多くの科学的調査・証拠をメールや報告書で通知してきている。
と何度も番組中で繰り返している。カナダ最高裁では農民による集団訴訟が禁止され、モンサントの巨大資金戦略により農民たちがお互いに監視、チクリあい、争うように仕向けられて長らく培われてきた農民同士の助け合い、信頼が全て崩れ去った。
マスコミ・政府・最高裁全てがモンサントとう巨大企業の言いなり(巨大資金と支配力)である。
米国農民2人もTVで顔を堂々とだし、つらいがこのような種子¥を¥許すわけにはいかないと戦いっているとコメント。
これからの我々の子供の世代に悲劇を作るわけにはいかないと悲痛な叫びである。
我ら日本は米政府・と金融資本に操られた政府・マスコミ・官僚・から市場を守ろう!!

やなぎ様
コメント有り難うございます。一年前に購入した、『ネット・バカ』をようやく読み始めています。「練り上げられ、ニュアンスに富んだ、長い議論に我慢強くつき合うことがほとんどできない」コーネル大学の大学院生のことが19ページにでてきました。原文が長い議論であることも、一種、障壁かも知れません。知人には「要約するように」忠告されましたが、それには更に能力が必要です。
それはともかく、ブログを始めてから個人用読書メモが書けなくなってしまったのに困っています。しかたがないので、マーカーでどんどん印をつけることで誤魔化しています。
「お世話になっているサイトに寄付」は大切なことだと思います。実践くださっていることに深謝。

「読みづらい」のではなく、長い記事を読む持久力が低下しているのではないかと思います。例えば、Twitterは情報拡散には有効ですが、あれに過度に慣れてしまうと長い文章を読むのがおっくうになります。わずか140字の文章だと趣旨も誤解を招きやすいです。そうした点を、Twitterを多用する日本の"ジャーナリストや知識人"はなぜ指摘しないのかと思います。あるいは、横書きのせいかもしれません。読みづらいと感じる方は、「縦書きブラウザ」や「縦書き変換JavaScript」(どれも開発途上だが使えなくもない)を利用してみてもいいかもしれません。有用な情報を探し求めてこちらのブログにたどり着いた方が、読みづらいという理由だけで読むのを敬遠してしまうのはもったいないです。

インドでは、GMOを導入した地域の農民が借金地獄に陥って自殺していることが度々報告されています。種子と化学肥料と農薬のセット購入を強制され、それらを揃えても温度や水や日照が最適でないと収穫量は激減し、化学肥料への高い依存のせいで数年後には従来の植物が育たないほど土壌はやせてしまうからです。アフガニスタンではPRTがGMO種子を農民に配っています。このような植民地支配強固策を農業"支援"と宗主国は呼びます。ペシャワール会が、貧しい農民はいつでも農薬を入手できるわけではないとして、アフガンの気候に耐え農薬を使わずとも収穫が見込める持続可能な自立的農業を目指したのとは対照的です。

核とGMOは似ています。大国と巨大企業は一致団結して神話(「平和利用」「飢餓撲滅」)を広め、見せかけの『功』を強調し、『罪』を隠蔽し、推進派の"研究者"には潤沢なカネを与え、被曝やGMOによる健康被害をなかったことにし、司法もそれに協力し、徐々に環境を広範に破壊する。人類は、おぞましい結末に耐えられるのか、あるいは、事前にそれを阻止できるのか・・・。

ブログ主さんのコメントを読んで、わたしも常々お世話になっているいくつかのサイト(貴ブログを読むようになってから知ったサイトばかり)に少額ながら寄付しました。

遺伝子組み換え作物を食べても
人間には影響ないだろう
というところで遺伝子操作に対する私の思考は止まっていました

生命全体へも影響を及ぼし得る点をまだまだ考える必要があることを痛感しました
ありがとうございます

それにしても
企業の戦略はまさに世界征服
日本はこれに対し
確かな戦略を持っているのでしょうか

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