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2011年4月 7日 (木)

日本:我々は、どのようにすれば支援できるのか?

カーネギー財団モスクワ・センター主任研究員、リリヤ・ シェフツォワ、金曜日、2011年3月18日 15:19

私は、日曜日の3月13日に、東京に到着した。

大本の地震と津波は去っていた。原子炉問題は始まったばかりだ…

これ以上書きつらねるまい。日本で起きたことについての情報は多い。日本人の同僚、友人、元教え子達と話をし、周囲を見回してみて、最も適切なものは、モスクワで、≪コメルサント-FM≫が放送し、≪エホー(意味は、こだま)≫のブログで、日本で暮らすワシーリー・ゴロブニンや、ミハイル・スヴェトフや、他のロシア国民が書いている情報だと私は判断した。問題は情報にあるわけですらない。そうではなく、起きた物事の理解の仕方にあるのだ。

さて本題だ。

新時代に、いかなる国民も経験したことのない悲劇を味わっている日本を、私たちは、どのようにすれば支援することができるだろう。以下は、日本の友人達と話をした後、ざっとまとめてみた意見だ。

1. パニックや、ヒステリーを起こしてはいけない。

大災害について泣きわめくのはもう沢山だ。どのように出来事に対応すべきか、日本人が私たちに示してくれている。ああ、世界は卓越してはいないことが分かってしまった? アンゲラ・メルケルやフランス政府から、ЕС代表に至るまで、自分達の声明で、パニックを駆り立てている。日本人にとって必要なのは、うめき声ではなく、具体的な援助だ。

2. もちろん、精神的な支援も必要だ。

ロシア国民が日本大使館の周囲に置いた花や手紙について、日本の友人達は、感謝をこめて話している。≪マシーナ・ブレーメニ(訳注:タイム・マシンのロシア語)≫が、被災者を援助する為の資金を集める目的で、3月18日に慈善コンサートを開催予定だ。ロック・グループやラッパー達が、もっと大きな広場で、共同コンサートを開催できないものだろうか?

3. 日本人は、今多くのものを必要としている。

薬、毛布、暖かい服、トイレ用品。献血。家を失った450 000人の人々が支援を必要としている。テレビ報道を私は見ている。どこかのホールのセメント床上に(学校の建物のように見えた)人々が無言で座っている! 幼児を抱いて。壁際では老人達が体をかがめている…

外では雪が降っている…

ロシアが送った8000枚の非常事態省の毛布も、極めてわずかなものだ…

日本人は対放射能用薬品やロシア人原子力専門家の支援を必要としている。大急ぎで!!

私たち市民ができる最も効果的な支援は、金銭的寄付をすることだろうと思う。

実際、既に、この災害用に募金を始めた某基金では、奇怪な事件が起きている。現在、ロシアでは、日本大使館と合意の上で、ロシア赤十字の口座番号が公開されている。更に日本赤十字(非常に評判が高い組織)の口座もあるが、 私としては放送局≪エホー≫(こだま)にも、この口座を公表するようお願いしたい。アメリカ人は日本で被災した人々の為に4900万ドル集めた。私たちは、いくら集められるだろう?

4. 物質的な寄付はできない人々にも、日本人に精神的支援をしながら、同時に、ヒステリーを止める手助けをする他の手段がある。ロシア国民から日本人に手紙を送れるサイトを立ち上げるのだ。ブログ共同体が、極東のロシア国民に、脅威の深刻さの度合い等々情報を伝えるのを手助けできるだろう。

5. 我々と日本との関係には、再認識すべきことが多々ある。

一週間前には、ロシヤは係争中の南千島を日本から守るために、ヘリコプター空母≪ミストラル≫を使用すると発表していた?!!現在、日本が、世界に対して、道徳的卓越性の手本を示しているのに、クレムリンは、とうてい威嚇政治に回帰できるまい。今や≪包囲された要塞≫で暮らす覚悟ができている、わが国民でさえ、日本人を敵とみなすことには同意できないと考えている。つまり、違う政策が必要なのだ。プーチン流の指揮と、その戦略的思考能力については、全て明らかだ。つまり、私たちには、ロシアと日本の関係について、新たな共通見解の形成が必要なのだ。

6. 私がこれからお話しすることが、いらだちを引き起こしたり、あるいは、読者の皆様に、一層強烈な感情を引き起こしたりするかも知れないことを、私は承知している。

ロシヤは、日本人との関係について、懺悔に思いをめぐらす必要がある。私たちには、日本との間にも、もう一つの≪カティン≫の悲劇があるのだ。1945年8月、ソビエト連邦は、日本に宣戦布告し(ちなみに、日本はソビエト連邦を攻撃していなかった)、およそ600,000人の日本人戦争捕虜 (彼らのほとんどが、天皇の命令で、自発的に降伏した)を抑留した。日本人は、長年にわたり(1956年まで!!)ソビエト連邦で、無給労働力となっていた。彼等は運河や道路を建設し、ウラン鉱山でも働いた。何万人もの人が亡くなった。

ちなみに、日本との間に、より複雑な歴史を有する中国ですら、日本人戦争捕虜を抑留することはしなかった。

これに加え、係争中の南千島列島における日本人の強制立ち退き問題がある。そういうわけで、日本人には、ロシア政府に対して複雑な感情を抱く理由があるのだ。だから、この問題に立ち返ること無しに、私たちは相互信頼の為の基盤を作り上げることはできない。私たちが、この問題を、共同協議対象に、できるだけ早くすればするほど良い。さしあたりは、まずは日本人自らが、そう呼んでいる、日本人≪抑留者≫が埋葬された場所を見つけるのを支援することから始めよう…

日本人を支援しながら、私たちは、自らが、思いやりの心情のみならず、普遍性の心情や、国民の品格を取り戻す手助けができるのだ。

さて、とりあえずは、これで全てだ。

続きは、おそらくは≪ノーバヤ・ガゼータ≫で後刻書くこととなるだろう。もうしばらく考える必要がある…

P.S. 更にもう一つ。

私の日本人の友人たちは、ロシア語ができるので、読者の皆様の書き込みを読むだろう。彼らの心情を傷つけてはいけない…

記事原文のurl:echo.msk.ru/blog/shevtsova/758503-echo/

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実に久しぶりに購入した週刊誌(週刊ポスト4.15)に、北方領土返還を書いた記事(先に訳してある)と、この人の名前とブログに触れた記事があったので、再びロシア語がわかる知人に、原文記事検索と翻訳をお願いした。

知人によれば、翻訳した後で、検索したところ、Obzor00Ros Blogで、既にこの記事を翻訳をしておられることに気がついたという。すごいブログがあるものだ。

折角なので、知人の翻訳を載せておく。(比較してみると、微妙に違うが、大きな違いはないようだ。)

フリーランス・ジャーナリスト上杉隆氏のインタビューは、衝撃的。必見だ。

素人の小生が、体制・マスコミ(テレビ、新聞)は、既に大本営広報部と化している、と再三書いていることが、大変残念ながら、「真実」であることがわかる。

大東亜戦争を強引に遂行して、惨めな敗戦を迎えた大日本帝国、70年?たって、同じことを繰り返している。と、上杉隆氏は語る。

フリーランス・ジャーナリストが、大本営体制にさからうと、非国民!不謹慎!デマをとばすな!ガセを流すな!と弾圧する。完全な報道管制。上杉隆氏が語る大手マスコミ記者の言動、常軌を逸している。ほとんどテロリスト。

流言蜚語・デマをふりまいているのは、フリーランス・ジャーナリストではなく、政府・大本営広報部マスコミ。日本政府、官庁は、世界の信頼をすっかり失い、海洋汚染テロ国家として、非難対象と化している。

「計画停電は、完全なプロパガンダだ。」とも上杉氏は言う。本当だろう。「私鉄ではなく、無駄な(大本営)テレビを止めろ!」と、上杉氏は提案したという。

上杉氏は、菅首相では駄目、民主党政権のみならず、政治家はことごとく、犯罪者だと、世界はみているという。(上杉氏の横には、彼が昔、その秘書をつとめていた鳩山元首相の姿が見える。)

しかし、この民主党勉強会インタビューの場にはいなくとも、原発推進政策に反対してきた政治家、皆無ではないだろう。そういう人々は、犯罪者とは言えまいと、素人は思うものだ。もちろん、自民党の政治家の大半は、犯罪者だろう。群馬県の大宰相を筆頭にして。

「端的に言って、民主党政権幹部、は殺人者。」とまで、上杉氏はみっしゃっている。全く同意する。もちろん、官庁幹部、御用学者、マスコミも同罪。

スターリン時代のソ連で、赤の広場で、「スターリンは阿呆だ!」と言った男、国家機密漏洩で逮捕された。という小話を思い出した。

『津波による原発のメルトダウンは絶対にない。(原口一博元総務大臣)』 も、必見ビデオだろう。

米軍をヨイショする今日の大本営広報A紙記事にあきれていたが、産経は、じわじわ広がる米軍への感謝を、素直に認めない沖縄の新聞は、異常だ、という記事を載せているようだ。ジェット機の轟音を訴える裁判の当日、那覇の基地上空を、これみよがしに飛ぶ戦闘機の爆音に、ひとことも触れなかった宗主国広報紙の産経になど、沖縄の新聞を非難する資格、皆無だろう。正気なのだろうか?

こういう腐敗した政権、官庁、マスコミを放置している日本人は、「牙を抜かれて」、放射能をあびながら茹でられるガエル、放射能をあびながら砂漠に頭を埋めているダチョウだ!と、未来永劫、世界中の教科書に書かれるのではないか、とメタボ中高年は恐れる。例えば、あの人物が、東京都痴爺に再選されれば。

『「みんなの意見」は案外正しい』という本があるが、今の日本の惨状『「みんなの意見」は結局間違い』だったことを如実に証明している。

制御棒の役割を果たしてくれる少数派、異端派を追放する、同調強制社会の末路。天罰などということは全くあり得ない。いわば「日本文化」そのものによる必然的人災。同調強制社会の問題を摘出する、宮本政於著『在日日本人』を今再読中。名著『お役所の掟』の続編。著者の早世がおしまれる。

そういう「日本文化」の実態を知って、なおかつ、ロシアの皆様は、有り難い発言をして下さっているのだろか?どなたか宗主国の方が、「全ての基地を無条件で返還するので、避難民の住宅にお使いください」と、真っ赤な嘘でもいいから、おっしゃっては下さらないものだろうか?と、じっと待っている。

チャルマーズ・ジョンソン氏がご存命であれば、きっとおっしゃったろう。

良い歌ができたようだ。『ずっとウソだった』

http://www.veoh.com/watch/v20903929fEBfp4MB


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