旗の下に、いざ集わん!:『英国王のスピーチ』
Paul Bond
2011年2月3日
トム・フーパー監督、デビッド・サイドラー脚本
『英国王のスピーチ』
歴史的な出来事を扱おうとする映画制作者は、ある種の課題に直面する。作品が成功するためには、出来事の一言一句、あるいは元の言葉に忠実な再話である必要はないが、映画には、根本的な歴史的真実や、現代との欠かせぬ関わりといった要素が必要だ。『英国王のスピーチ』は称賛や褒賞を多く与えられてはいるものの、この点では、ほとんど失敗だ。
『英国王のスピーチ』は、ある種の強さを示している。何より演技が素晴らしい。しかも、思いがけない、ありそうもない友情を通して、吃音を克服しようと奮闘する男の、比較的、繊細な描写を中心に据えている。映画の温かさと魅力は、このテーマに由来する。コリン・ファースは、子供時代から悩んでいる発話障害と苦闘するバーティ(アルバートの略称)、ヨーク公、後の英国王ジョージ6世(1895-1952)を素晴らしく演じている。
とはいえ、物語は、本質的に、イギリス王室、そして、その1930年代における、更により一般的な役割に関する、好意的で、往々にして畏敬の念に満ちた見方に基づいている。この二つのテーマが居心地良く両立しているわけではない。
バーティは、厳格でこどもを虐待するジョージ5世(マイケル・ガンボン)の次男だ。吃音のため、演説がうまくできない。映画は、吃音を埋め合わせるテクニックを教えてくれる、俳優としては成功しそこねて言語療法士になったライオネル・ローグ(ジェフリー・ラッシュ)のところに、彼がいやいやながら通う様子を描いている。障害で苦しんでいる人々を助けるべく最善を尽くそうとする、上品で寛容な人物のローグを、ラッシュは魅力的に演じている。
ローグが登場する場面には、王室のうぬぼれに対する、きわどい打撃となっている部分もあるが、決して無礼が行き過ぎることはない。バーティと妻のエリザベス(ヘレナ・ボナム・カーター)を穏やかに、からかうだけだ。映画俳優達にとって、セリフの品質への関心は明白だ。映画のキャストは非常に有能で、素晴らしい声の持ち主ばかりだ。バーティの言語障害は、ガンボン、デレク・ジャコビ、クレア・ブルーム等々、周囲の素晴らしい発声によって強調される。とはいえ、この映画、王冠をつけた『マイ・レフトフット』というわけではない。
バーティの吃音克服は、実際そうだったのだが、政治的行動に向けられたものとして描かれている。しかし、この描写にこそ問題がある。この映画での出来事の見せ方は、本質的に、戦時の敵に対する挙国一致を“イギリス最高の時”として描き出す為の一環として、戦時中に作られ、以来忠実に繰り返されているプロパガンダに沿っている。
バーティの吃音についてすら、映画は、彼の演説の結果について、受け売りで偽りの説明を提示している。戦時首相のウインストン・チャーチルは、実際、BBCにジョージ国王の演説の吃音部分を削除するよう指示を出していたのだ。
映画の弱さの核心は、1936年1月、ジョージ5世逝去後の憲法上の危機にまつわる、どこか浅薄で、好ましくない部分を削除した、この映画による説明にある。ジョージ5世の長男デビッド(ガイ・ピアースによる素晴らしい演技)がエドワード8世として王位についた。彼は一度離婚をしたことのあるアメリカ社交界の花形、ウォリス・シンプソン(イヴ・ベスト)と関係しており、王位に就いてから、彼女と結婚する意図を発表していたが、彼女はまだ二人目の夫と結婚状態にあり、それは許しがたいものと見なされていた。
シンプソンが離婚すると、カップルの事がアメリカのマスコミによって暴露され(イギリスのマスコミは、法律的にそうした報道をすることを禁止されていた)、イギリス国教会の長という国王の立場に対する道徳的な非難から君主制の名声を守るため、必死の準備がなされていた。一年以内に彼は退位し、バーティがジョージ6世となる道を開いた。
退位の危機は、歴史上の逸話としては、そういうことになっている。しかし一皮めくると、事件の背後には、それとは別の、シンプソンとエドワードのヒトラー・ナチス党との密接な関係を巡る、政治的にはるかに危険な懸念があったのだ。
シンプソンは、以前性的関係を持ったことのある外務大臣ヨアヒム・フォン・リッベントロップを含め、ナチス幹部と多くの密接な関係をもっていた。退位後間もなく、カップルはヒトラーの客としてババリアに留まった。カップルはナチスの侵略軍によって、再び王位につけてもらうのを進んで受けるつもりだったことも文書中で、明らかになっている。
王室がファシズムをあからさまに支持するというのは政治的に難題だったろう。スタンリー・ボールドウイン首相は辞任せざるを得なかったろう。ルーズベルト米大統領もエドワード8世のファシストへの共鳴を懸念していた。バーク貴族名鑑の出版局長ハロルド・ブルックス-ベーカーによると、“親ナチスの王を相手にしなくとも良くしてくれた”ので、ルーズベルトは、シンプソンを、起こり得ることとしては“最善の事”と考えていたという。
2003年、彼女がナチスに共鳴していた為、エドワードと彼女との結婚を承認するのをイギリス政府は拒否しており、二人が政府の秘密情報をナチスに提供しているかどうかをスパイすべく、この王室のカップルのもとに、FBIが工作員を送り込んでいたことを記した1940年代に集められたFBIファイルが公開された。
映画は、そうでなければならないが、ナチスに対する二人の共鳴を認めている。ヨーロッパ中の革命運動を警告されて、エドワード8世は主張する。“ヒトラー氏が連中を処理してくれるだろう。”これは1966年にエドワードが書き、“東方を攻撃して、共産主義を永遠に粉砕するよう、ドイツを奨励するのは、イギリスの、またヨーロッパの利益に適っていた”と言明した、ニューヨーク・デイリー・ニューズの記事と一致している。
対照的に、『英国王のスピーチ』は、バーティやエリザベスを含めた王室の他の人々の好ましくない部分を削除した描写を、依然として表明している。危機の克服で、善良で、個人的に勇敢な王の指導力のもと、ドイツにおけるファシズム発展に対する国民的反対の先頭に立つ君主制を実現したとして描かれている。
チャーチル(ティモシー・スポールは充分生かされていない)は、ヒトラーを懸念している、ジョージ国王に対する絶大な支持者と見なされている。ボールドウィン首相(アンソニー・アンドリュース)は、1937年に、ヒトラーに関して“チャーチルはずっと正しかった”と言って辞任を申し出る。偉大な先見の明のある、反ナチス指導者というチャーチルに関する戦時プロパガンダを映画はあおっている。実際には、ナチス・ドイツによるイギリスの権益に対する脅威を巡る懸念から、チャーチルがエドワード退位を支持するに至ったわけではない。王が“王党”を率いるという噂があった為、むしろ彼は懸命に王位に留めておこうとしていたのだ。
即位後、ジョージ6世も妻も大英帝国を守るという見地から宥和政策を支持した。1939年、ユダヤ人避難民達が“こっそりパレスチナに入り込んでいる”ことを知って、ジョージ6世は、外務大臣のハリファックス卿に、“これらの連中が出生国から離れることを防ぐための手段が講じられていることを嬉しく思う。”という手紙を書いている
ハリファックスは、ユダヤ人の“無許可移民をチェックすべく”ナチスを奨励するよう、駐ベルリン・イギリス大使に電報を送っていた。後の皇太后、エリザベスは、長年にわたる宥和政策の支持者、ハリファックスと親密だった。ハリファックスとの密接な同意を示していると見なされている彼女の文書の一部は、現在も公開が差し止められたままだ。
魅惑的なお話ではある。しかし、監督トム・フーパーと脚本家デヴィッド・サイドラーは繰り返し、手加減をしている。これは、お上による神話化作業について、ほとんど無批判な映画だ。フーパーは、『英国王のスピーチ』を、戦時中、英国空軍に服務して、亡くなった祖父に捧げている。彼はこれを“無益な死”と表現している。祖父の飛行機は作戦から帰還途中だったが、最寄りの空港への着陸を拒否されて、墜落したのだ。
制作ノートを引用すれば、彼にとって、ジョージ6世についての映画は“イギリス国民を鼓舞し、戦闘に団結させた”導き手として現われた。1939年、ジョージ6世として最初の戦時クリスマス演説で映画は絶頂に至る。次第に大きくなる音楽を背景に、放送局のスタジオと、国中の家庭や工場で演説を聞いている人々のうっとりとした表情のカットが繰り返される。これが、映画中でほぼ唯一、普通の人々の光景だ。演説を終えると、ジョージとエリザベスはバッキンガム宮殿のバルコニーへと向かい、とうとう彼の側についた群衆に歓迎される。
時折、本当の懸念に対するヒントもある。ジョージ5世が逝去する前に、バーティと父親は三つの選択肢について話し合う。“我々と、革製長靴と、プロレタリアの奈落の間に、誰がたちはだかるだろう?”
後にバーティは、新たに即位したエドワード8世と、進展しつつある政治状況について話し合い、ヨーロッパ王室が直面する革命の脅威について警告する。エドワード8世は“王様業”に忙しいと言い、バーティは“王様業とは不安定な職業です”と答える。
社会革命の危機に対する、このような遠回しの言及がこの映画の限界だ。これで、映画の体制順応的教訓を埋め合わせられるわけではない。ジョージ5世は、映画中の議論を驚くべきセリフで要約している。
“余が王なら、権力はどこにある? 余が宣戦布告をできるか? 政府を作れるか? 税金を取り立てられるか? いいや! それでも、余が発言する際には、余は彼等の為に発言していると、彼等が思っているがゆえに、余は全権力の座にある。”
『英国王のスピーチ』は、イギリス国家の頂点に立ち、政治的関心によって形作られている君主制を、彼等が皆と同じ、感情的トラウマを患う一家ではあるが、国家の長という立場によって、一層困難にさせられているものとして描き出す、かなり陳腐で、大いに好意的な一連の映画の最新版に過ぎない。ローグは、患者の正体を知る前に、王室の一員であることを、年季強制労働に、知らずになぞらえてしまう。エリザベスは、“まあそんなところね。”と同意する。このような取り組み方には、ほとんど価値はあるまい。
記事原文のurl:www.wsws.org/articles/2011/feb2011/king-f03.shtml
----------
日本でも、似たようなセレモニーが今晩あるようだ。恥ずかしながら?これまで、一体何が、誰が、何を受賞したのか全く知らない。
speech、スピーチ、辞書をみると、「演説」だけでなく、「話し方」という意味もある。「言語障害」、speech impediment, speech disorder, speech defectなどと表現されるようだ。邦画名、この両方の意味を含められるよう考えているのだろう。
イギリスのマスコミ・映画界が、この映画を褒めそやすのは当然。
アメリカ史からは、同じテーマの映画は逆立ちしても作れない。日本でも多数の皆様がつめかけられるのだろう。
この映画をご覧になった後、『クイーン』も見たくなった。英国史を勉強したくなった、という勤勉な方々もおられるようだ。
ところで、名著『拒否できない日本』著者による新刊『中国を拒否できない日本』(題名は『中国も拒否できない日本』の方が相応しいだろう。)の中に
「英国こそ真の敵だった」という見出しがある。(164ページ)
『大川周明の大アジア主義』で、英国こそが、米国に対日開戦を使嗾した大東亜戦争の主敵だったのではという仮説を提示した。
とある。『クイーン』を見ても、英国史を少々勉強しても、これには気づくまい。もちろん趣味は人それぞれ。しかし、まずは自国の『不都合な真実』を勉強するほうが重要ではなかろうか?と素朴に考えている。
この映画の話で、犯罪被害者が、拉致犯人に、共感、愛情を感じるようになる、ストックホルム症候群を思い出した。一億総ストックホルム症候群?
案の定、オバマ大統領、反体制運動を弾圧したと、イラン政府を非難している。
暑くて、酒が呑め、米第五艦隊司令部を擁する、天国のようなバーレン政府が反体制運動を弾圧し、死者を出した。以下のような新聞記事がある。(要約した)
クリントン国務長官は「アメリカは暴力行使に強く反対し、民主化に向けた変革の動きを支持します」と述べた。
「すべての人は、平和的に集会を行う権利がある」と指摘したうえで、バーレーン政府に対し、治安部隊の暴力行為に深い懸念を伝えたことを明らかにした。
また、「国民のために、意味のある変革に続くプロセスに戻るよう要求する」と述べ、民主化改革を促した。
大切な盟友、サウジ、クェート、バーレン等、民主主義と無縁の専制王政縁故国家における本当の民主化を許容し、第五艦隊司令部を廃止するのだろうか。そうであれば、やがて日本も(本格的抗議行動がおきれば・たら)独立を認められることになる。眉に唾。眉に唾。
2011/3/26追記:
井上ひさしの戯曲『日本人のへそ』も、吃音者をテーマにしたお話。天皇制の話もでてくる。外国の王室の美談より、『日本人のへそ』の方が、小生には身近だ。渋谷、シアターコクーンでの、こまつ座による上演、爆笑につぐ爆笑。そして、どんでん返し。素晴らしい芝居だ。井上ひさしの最初の戯曲だという。井上ひさし、なんとも大変な天才だったようだ。
« エジプト革命は起きたのだろうか? | トップページ | Google革命工場-アライアンス・オブ・ユース運動: カラー革命2.0 »
「マスコミ」カテゴリの記事
- 欧米帝国主義は常に嘘の溜まり場だったが、今やメディア・トイレは詰まっている(2024.11.30)
- なぜワシントン・ポストは存在しないトランプ・プーチン電話会話を報道するのか?(2024.11.18)
- NYタイムズ、ウクライナに関する報道の変更を発表(2024.11.07)
- ジャーナリズムに対する戦争を続けるイスラエル(2024.10.27)
- イスラエル国防軍兵士が殺害された時とガザで病院患者が生きたまま焼かれた時のメディア報道(2024.10.18)
「映画」カテゴリの記事
- 銀幕上の戦争と平和:映画でロシアとアメリカは互いに、どうプロパガンダをしたのか(2024.05.05)
- 非ナチ化-第1幕、ソ連映画を通して見る大祖国戦争(2022.09.05)
- あらゆる重要なことに関して、我々は一生だまされ続けている(2022.07.29)
- 現状に投資している名士連中は人間のくず(2022.05.20)
- MGMが北米でMinamataを「葬ろうとしている」と非難する著名カメラマンのステファン・デュポン(2021.10.20)
「wsws」カテゴリの記事
- 「人権」を語る殺人国家アメリカの北京オリンピック・ボイコット(2021.12.18)
- ホンジュラスの「左翼」次期大統領、台湾支持でワシントンに屈服(2021.12.12)
- ノマドランド:(ほとんど)経済的理由から路上に追いやられた人々(2021.05.01)
- 『76 Days』:武漢でのコロナウイルスとの戦いの前線(2020.12.13)
- World Socialist Web Siteを検閲しているのを認めたグーグル(2020.11.07)
「イギリス」カテゴリの記事
- 対シリア戦争を再燃させるアメリカと同盟諸国(2024.12.02)
- ロシアとの戦争でアメリカが負ける理由(2024.12.04)
- ロシア新形ミサイルが、いかにゲームを変えつつあるのか(2024.11.29)
- 欧米帝国主義は常に嘘の溜まり場だったが、今やメディア・トイレは詰まっている(2024.11.30)
- ドイツを消滅させたいと願うEU精神病院院長(2024.12.01)
コメント
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 旗の下に、いざ集わん!:『英国王のスピーチ』:
» ★救国済民の国民統一戦線に総力を結集せよ! [★ようこそ「イサオプロダクトワールド」へ★isao-pw★]
★救国済民の国民統一戦線に総力を結集せよ!冬枯れの吹き荒ぶ逆風の中から春に向かっ [続きを読む]
» 映画:英国王のスピーチ The Kings Speech 賞取りレースまっただ中のこの本命作の感想は... [日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜]
アカデミー賞本命と言われている今作。
なんたって候補数が最多12部門。
重要なポイントは、吃音症をかかえ苦悩するジョージ6世を演ずるコリン・ファース(写真中央)が気に入るかだろう。
正直にカミングアウトすると、私は全くだめだった。
実際に吃音症の方を知っ...... [続きを読む]
» 『The King's Speech』 [キマグレなヒトリゴト]
The King's Speech (Original Soundtrack) 戦争終結を告げる玉音放送に、私の大好きな亡きジジーも熱心に耳を傾けた、そうだ。 (その後にやったぁ!と言いたかったのは堪えていた、そうだが) テレビがない時代、キングやら天皇やらを見ることが出来ない人々は ラジオ…... [続きを読む]
» 『英国王のスピーチ』 [ラムの大通り]
(原題:The Kings Speech)
※ちょっと辛辣な表現もあります。
期待されている方はごめんなさい。
----この『英国王のスピーチ』って
いまスゴく騒がれているよね。
どんなお話ニャの?
「そうだね。
ゴールデン・グローブ賞に至っては最多7部門ノミネートだしね...... [続きを読む]
» ポツダム宣言受諾の天皇聖断の原因を考察する [逝きし世の面影]
『定説が何処にも無い天皇聖断の怪』
どんな不思議に見える物事でも、必ず科学的で合理的な誰にでも納得できる客観的原因が有る筈です。
『原因』が何も無く、『結果』だけが存在する場合には、其れを世間では『奇跡』という言葉で呼ぶ。
そしてイスラムやキリスト教など欧米一神教社会では『奇跡』は存在するだけに止まらず教義上の根本原理であると考えられている。
しかし、『原因と結果は必ず結びついている』と考えるブッダの見つけた仏教の世界観では奇跡が起きることは無い。
ましてや現代科学の世界では絶対に『奇跡』は認... [続きを読む]
» 映画レビュー 「英国王のスピーチ」 [No Movie, No Life (映画・DVDレビュー)]
英国王のスピーチ 原題:The King's Speech
【公式サイト】 【allcinema】 【IMDb】
吃音で悩む英国王ジョージ6世(コリン・ファース)が、妻のエリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)と...... [続きを読む]
» 【映画】英国王のスピーチ [★紅茶屋ロンド★]
<英国王のスピーチ を観て来ました>
原題:The King's Speech
製作:2010年イギリス・オーストラリア合作
←クリックしてね。ランキング参加中♪
第83回アカデミー賞にて、作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞を受賞した、大注目作品です。
これを観に行ったのは28日。そう、アカデミー賞発表の当日。というか、結果がわかってしまった後だったのです。
本当は結果を知る前に観たかった…!!!!
賞を取ってしまったら、あ~、いい作品なんだね~という先入観が…。
私は気にしたくなくても... [続きを読む]
» 「英国王のスピーチ」は非常に性質の悪いプ... [映画と出会う・世界が変わる]
私は、この映画を好きになれない。よく出来ているだけに好きになれない。今日はそのことを書いてみる。この映画のクライマックスをどこに置くかであるが、王位継承時の宣誓が散々な... [続きを読む]
» 映画『英国王のスピーチ』劇場鑑賞 [続・蛇足帳〜blogばん〜]
昨日はレディースデイだったので、今年度のアカデミー賞最多12部門ノミネートされ主要部門の4部門(作品賞・主演男優賞・監督賞・脚本賞)を受賞した話題作『英国王のスピーチ(英題:THE KING'S SPEECH)』...... [続きを読む]
» 『英国王のスピーチ』 映画レビュー [さも観たかのような映画レビュー]
『 英国王のスピーチ 』 (2010) 監 督 :トム・フーパーキャスト :コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム・カーター、ガイ・ピアース、ティモシー・スポール、デレク・ジャコ...... [続きを読む]
» 英国王のスピーチ ある意味(文字通り)王道な映画やな〜 [労組書記長社労士のブログ]
【=14 -3-】 昨日は珍しく友人たちと一緒に映画鑑賞、映画を見終わって感想を言い合えるってのは楽しいが、その後、飲んだくれてしまうのが困ったこった〜。
飲み会のみ参加のキャサリンが「酒は血の一滴や」って言っていたが、今朝の俺は血がすべて酒のようだった・・・(...... [続きを読む]
» 『英国王のスピーチ』 [京の昼寝〜♪]
nbsp;
□作品オフィシャルサイト 「英国王のスピーチ」□監督 トム・フーパー□脚本 デヴィッド・サイドラー□キャスト コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーター、ガイ・ピアース、ティモシー・スポール、デレク・ジャコビ、ジェニファ...... [続きを読む]
» 映画「英国王のスピーチ」主演男優賞はうなずけるが・・・。 [soramove]
「英国王のスピーチ」★★★★
コリン・ファース、ヘレナ・ボナム=カーター、
ジェフリー・ラッシュ出演
トム・フーパー監督、118分、2011年2月26日公開
2010,イギリス、オーストラリア,ギャガ
(原作:原題:THE KING'S SPEECH)
→ ★映画のブログ★
どんなブログが人気なのか知りたい←
「先ごろ発表されたアカデミー賞で
作品賞、監督賞、主演男優賞という
主要賞をほぼ独占した作品。... [続きを読む]
» ■映画『英国王のスピーチ』 [Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ>]
誠に個人的な予想ですが、今年のアカデミー賞の監督賞、作品賞、主演男優賞はこの映画『英国王のスピーチ』ではないかと思ったりしています。
アカデミー賞では、監督賞、作品賞、主演男優賞ほか、最多12部門にてノミネートされている本作。
王室の話、というと、なんだか御... [続きを読む]
» 映画『英国王のスピーチ』を観て~アカデミ... [KINTYRE’SDIARY]
11-18.英国王のスピーチ■原題:TheKing'sSpeech■製作年・国:2010年、イギリス・オーストラリア■上映時間:118分■字幕:松浦美奈■鑑賞日:3月3日、TOHOシネマズ・シャンテ(... [続きを読む]
» 「英国王のスピーチ」感想 [新・狂人ブログ~暁は燃えているか!~]
内向的で吃音症のヨーク公アルバート王子(後のイギリス王ジョージ6世)が、言語聴覚士と家族の支えでコンプレックスを克服し、国民から敬愛される存在へと成長していく姿を、史実を基に映画化。
実在した一国の国王を、一人の人間として内側から掘り下げる。アカデ... [続きを読む]
» 映画:英国王のスピーチ [よしなしごと]
言わずと知れた、アカデミー賞4部門受賞、英国アカデミー賞7部門受賞などなど多くの賞にノミネート・受賞に輝いた英国王のスピーチを見てきました。 [続きを読む]
» 「英国王のスピーチ」(THE KING'S SPEECH) [シネマ・ワンダーランド]
英国民から慕われたイギリス国王ジョージ6世を描いた感動のヒューマン・ドラマ「英国王のスピーチ」(2010年、英豪、118分、トム・フーパー監督作品)。この映画は吃音(きつおん)症に悩みながらも妻エリザベスの愛と、セラピストのサポートにより、歴史的演説を成し遂げ、国民のリーダーとして戦争という難局に立ち向かうジョージ6世の姿を描き出す。主演のジョージ6世役に「シングルマン」のコリン・ファース、共演のセラピスト役にはジェフリー・ラッシュがそれぞれ出演。本作は 第83回(2010年全米公開)アカ...... [続きを読む]
» Mrs Oakley Fisherさん に物申す [Dendrodium]
Mrs Oakley Fisher の台所から 皇太子様御一家応援サイト
平成皇室の狂い方 2012/01/03 (Tue) 皇室
http://mrsoakelyfisheer.blog.shinobi.jp/Entry/950/
を見て私は、
雅子様の事を思われるの... [続きを読む]
« エジプト革命は起きたのだろうか? | トップページ | Google革命工場-アライアンス・オブ・ユース運動: カラー革命2.0 »
対ドイツの取引で大儲けしていたアメリカのケネディ家の話は有名ですが、『禍福は糾える縄の如し』の言葉があるように、国際政治の舞台では各国の『敵か味方か』はあざなえる縄の如しで、この親ドイツのイギリス国王の逸話の様なイギリスやアメリカ国内には当然親ドイツの勢力が存在する。
事実、1936年のスペイン人民戦線政府に対してはドイツイタリアのファシスト政権とイギリスやアメリカは積極的に軍事介入したか消極的だったかの違いだけで、労働者が主人公である左翼のスペイン人民政府を倒す方向では一致していたのです。
国際義勇軍に参加して人民政府の側で戦ったアーネスト・ヘミングウェイへなどの元義勇兵はアメリカ政府にとって危険分子として監視下に置かれていたのです。
1938年のミュンヘン会議でナチス=ドイツのズデーテン地方の割譲を認めるというチェンバレンの融和策だけがチャーチルの攻撃の矛先だが、2年も前からイギリスとドイツは左翼対策では同一で密かな同盟関係にあったと考えられるのです。
対英戦争の真っ最中にもかかわらず、突然正反対の東のソ連との地獄の戦争に踏み切ったドイツですが、『ソ連は壊れかけた納屋で一蹴りで崩壊する』とのニセ情報のもとに戦争を始めているのです。
ですからこの時期にイギリス国王がドイツに『東方を攻撃して永遠に共産主義を永遠に粉砕する』ように誘導したとすれば、これは完璧にイギリスの国策と合致しているのです。
投稿: 宗純 | 2011年2月28日 (月) 16時24分
>>中国も拒否できない日本
これだと、
「日本が、他の国だけでなく中国のことも拒否できない」
という解釈と、
「中国や他の国が、日本のことを拒否できない」
という両方の解釈が成立します。
いいたいことは分かりますが、「中国のことも拒否できない日本」と記述した方が、読者に伝えやすいと言えるでしょう。
投稿: | 2011年2月20日 (日) 23時06分