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2010年12月16日 (木)

Wikileaksの背後にいるのは誰か?(超抜粋)

Michel Chossudovsky

Globalresearch.com

首題記事、長いので『Wikileaksの社会的、企業的環境』という一項目のみ、翻訳・引用させて頂く。

Wikileaksの社会的、企業的環境

Wikileaksと『エコノミスト』は、矛盾するとおぼしき関係にもある。Wikileaks創設者、編集長のジュリアン・アサンジは、2008年『エコノミスト』のニュー・メディア賞を受けている。

『エコノミスト』はイギリスの金融エリートと密接な関係を維持している。『エコノミスト』は、結局のところ、イラク戦争へのイギリス参戦を支持した体制側報道機関だ。同社にはロスチャイルド家のお墨付きがある。サー・イヴリン・ロバート・エイドリアン・ド・ロスチャイルドは、1972年から1989年まで『エコノミスト』の会長だった。彼の妻リン・フォレスター・ド・ロスチャイルドは、現在『エコノミスト』の理事会メンバーだ。ロスチャイルド家は『エコノミスト』には、かなりの株も持っている。

一体なぜジュリアン・アサンジは、常に偽情報マスコミ工作に関与してきたイギリス最高の体制側報道組織から支援を受けるのだろうかというのが、より幅広い問いかけだ。

Wikileaksの試みを支援し、褒賞するというプロセスにより、Wikileaksプロジェクトを支配し、操作す手段としながら、同時にWikileaksを、主流マスコミの中に埋め込む"マニュファクチャード・ディセント(でっちあげられた反対意見)"という出来事の相手を我々させられているのではあるまいか?

もう一つの重要なつながりにも言及する価値がある。ジュリアン・アサンジの弁護士、ロンドンの一流エリート弁護士事務所ファイナース・スティーブンズ・イノセント(FSI)のマーク・スティーブンズは、偶然にもロスチャイルド・ワデスドン・トラストの顧問弁護士だ。このこと自体は何の証明にもならないと言えるが、ニューヨーク・タイムズ、外交問題評議会(CFR)、エコノミスト、タイム、フォーブズ、ファイナース・スティーブンズ・イノセント(FSI)等々、Wikileaksの社会的、企業的環境という、より広い文脈での検証が必要だろう。

記事原文のurl:www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=22389

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911の背後のアッと驚くような真実やら、イスラエル・アメリカの対アラブ世界侵略策などが、これから暴露されるなら、背後関係を疑う必要など不要になるだろう。

そうあって欲しいものだが、「そういう展開にはなるまい」と貧乏人、想像してしまう。

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コメント

古い記事ですが、

Saturday, December 4, 2010
トロイの木馬だったウィキリークス。詐欺師&工作員ジュリアン・アサンジ
http://insidejobjp.blogspot.com.au/2010/12/blog-post_04.html

5度目の不当「凍結処分」中>私のツィッター

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