« アメリカの警察国家化、もはやお墨付き | トップページ | ビッグ・ブラザー・オバマ:アメリカ、インターネット・メッセージングをスパイ予定 »

2010年9月28日 (火)

9/11は、本当に"全てを変えた"のだろうか?

Washinton's Blog

2010年9月24日

 

9/11が全てを変えたのだと言われ続けてきた。

 

本当だろうか?

 

調べて見よう。

 

    * アフガニスタン戦争は9/11以前に計画されていた(これこれを見られたい。)

    * イラク戦争をするという決定は9/11以前にくだされていた。実際、元CIA長官ジョージ・テネットは、ホワイト・ハウスは、9/11よりずっと前からイラク侵略をしたがっており、イラク侵略の正当化のために、"たわごと"を仕組んだと語っている。国家安全保障会議メンバーだった元財務長官ポール・オニールも、ブッシュは9/11以前にイラク戦争を計画していたと語っている。またイギリス高官は、ブッシュ就任の一ヶ月後、アメリカはイラク政権転覆について検討していたと語っている

 

    * チェイニーは、9/11以前に、イラクの油田が国家安全保障上の最優先事項であると明言していた。

    * 愛国者法は9/11以前から計画されていた

    * チェイニーは、9/11よりずっと以前から、ホワイト・ハウスが、絶対君主のような権力を得ることを夢見ていた

    * チェイニーとラムズフェルドは、9/11のずっと以前から、軍事支出の莫大な金額を正当化するため、敵の脅威を誇張する偽の諜報情報を積極的に作り続けていた。これもご覧あれ

 

    * チェイニーと他のネオコン連中は、9/11以前、アメリカは"新たな真珠湾"という正当化なしには、世界中にその権力を本当に及ぼすことはできないと嘆き悲しんでいた

    * アメリカ人に対する政府のスパイ行為は、9/11以前に始まった(これと、これで確認されている。これも読まれたい)

    * イランを爆撃すると脅すという決定は、9/11以前にくだされていた

    * 政府は、テロリストが、飛行機を兵器として使用する可能性があることを知っており、飛行機が武器として、ワールド・トレード・センターや他のアメリカの有名なビルに対して使用される訓練を、本物の飛行機を使って行ってすらいる。全て9/11以前に

    * 政府は、9/11の計画を、ハイジャッカー自身の口から、9/11以前に聞いていた

    * 9/11以前から(当日も)、チェイニーはアメリカ合州国のあらゆるテロ対策プログラムの責任者だった。この国務省声明、このCNN記事、およびこのエッセイを読まれたい

    * 9/11よりずっと以前から、拷問では、うまく正しい機密情報を引きだすことはできないが、人を脅すには効果的な方法であることは分かっていた

 

一体、9/11は本当に"全てを変えた"のだろうか? それとも、単に用意されていた計画を実行する口実にすぎなかったのだろうか?

 

記事原文のurl:www.washingtonsblog.com/2010/09/did-911-really-change-everything.html

----------

9/11についての疑問を、国連総会演説で、イラン大統領が語ると、数ヶ国の代表が席をたった。(パレスチナ問題に触れたのが、大きな理由だろう。)

 

「核エネルギーはきれい」部分は、とんでもないが、9/11についての発言は当たり前。

Nuclear energy is clean and cheap and a heavenly gift which is amongst the most suitable alternatives to cut the pollutions emanating from fossil fuels.

代表が席をたった数ヶ国、2009年09月24日のAFP記事の一部を引用させていただこう。

 欧州国連外交筋によると、この演説を受け、米、豪、英、仏、独、伊、アルゼンチン、コスタリカ、デンマーク、ハンガリー、ニュージーランドの代表団が一斉に退席した。イスラエルは先に演説のボイコットを呼びかけており、最初から出席していなかった。

 

大本営報道では「過激演説」ということになっている。小泉9/11郵政選挙や代表選時のマスコミと同じ。どの新聞も見事な統一見解。北朝鮮並の記事など要らない。

 

イラン大統領演説で、9/11に言及している部分は以下の通り。

 

One can analyze the current governance of the world by examining three events: First, the event of the 11 September 2001 which has affected the whole world for almost a decade.

 All of a sudden, the news of the attack on the twin towers was broadcast using numerous footages of the incident.

Almost all governments and known figures strongly condemned this incident.

 But then a propaganda machine came into full force; it was implied that the whole world was exposed to a huge danger, namely terrorism, and that the only way to save the world would be to deploy forces into Afghanistan.

Eventually Afghanistan, and shortly thereafter Iraq were occupied.

Please take note:

 It was said that some three thousands people were killed on the 11 September for which we are ail very saddened. Yet, up until now, in Afghanistan and Iraq hundreds of thousands of people have been killed, millions wounded and displaced and the conflict is still going on and expanding.

In identifying those responsible for the attack, there were three viewpoints.

  1- That a very powerful and complex terrorist group, able to successfully cross all layers of the American intelligence and security, carried out the attack. This is the main viewpoint advocated by American statesmen.

 2- That some segments within the U.S. government orchestrated the attack to reverse the declining American economy and its grips on the Middle East in order also to save the Zionist regime.

 The majority of the American people as well as other nations and politicians agree with this view,

 3- It was carried out by a terrorist group but the American government supported and took advantage of the situation. Apparently, this viewpoint has fewer proponents.

 The main evidence linking the incident was a few passports found in the huge volume of rubble and a video of an individual whose place of domicile was unknown but it was announced that he had been involved in oil deals with some American officials. It was also covered up and said that due to the explosion and fire no trace of the suicide attackers was found.

There remain, however, a few questions to be answered:

 1- Would it not have been sensible that first a thorough investigation should have been conducted by independent groups to conclusively identify the elements involved in the attack and then map out a rational plan to take measures against them?

 2- Assuming the viewpoint of the American government, is it rational to launch a classic war through widespread deployment of troops that led to the death of hundreds of thousands of people to counter a terrorist group?

 3- Was it not possible to act the way Iran countered the Riggi terrorist group who killed and wounded 400 innocent people in Iran. In the Iranian operation no innocent person was hurt.

 It is proposed that the United Nations set up an independent fact-finding group for the event of the 11 September so that in the future expressing views about it is not forbidden.

Islamic Republic News Agencyにある原文(英語)テキスト

 

国連サイトにも原文(英語)pdfあり。(テキストでなく、画像pdf)

« アメリカの警察国家化、もはやお墨付き | トップページ | ビッグ・ブラザー・オバマ:アメリカ、インターネット・メッセージングをスパイ予定 »

イラン」カテゴリの記事

911事件関連」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 9/11は、本当に"全てを変えた"のだろうか?:

» 9/23なんでや劇場 (1)~大衆と特権階級を繋いでいた、豊かさ期待という社会意志 [日本を守るのに右も左もない]
この画像はこちらからお借りしました。 前回8月10日のなんで屋劇場では、現代社会を分析する基本的な視点が展開されました。現代社会は経済原理で動いているのではなく、金貸し支配によって動かされているのです。そして金貸しの中の2大勢力である、ロックフェラー勢力とロスチャイルド・欧州貴族連合の闘争によって世界的な経済変動は引き起こされているのです。 両勢力の争いは、ロスチャイルド勢が優勢になってきており、ロスチャイルド勢であるオバマ大統領がアメリカの軍とCIAを完全に掌握した時点で、ドル米国債暴落の幕が切... [続きを読む]

» 米空軍F-15続々前線離脱 [東京の郊外より・・・]
9月21日米空軍F-15のマザーベースであり操縦者の養成基地であったフロリダ州ティンダル空軍基地から、最後のF-15となる3機が飛び立ちました。また9月24日アラスカのエレメンドルフ空軍基地からも最後のF-15が飛び去りました。戦闘機削減の一環です。... [続きを読む]

» 9.11とパレスチナ,(のつづき)^3 [高知に自然史博物館を]
 孫崎享「日米同盟の正体,迷走する安全保障」(講談社現代新書)は,9.11について非常に示唆的な事を述べている.短く簡潔で,私のようなシロウトにも気楽に読める. この著者は... [続きを読む]

« アメリカの警察国家化、もはやお墨付き | トップページ | ビッグ・ブラザー・オバマ:アメリカ、インターネット・メッセージングをスパイ予定 »

お勧め

  • IWJ
    岩上安身責任編集 – IWJ Independent Web Journal

カテゴリー

ブックマーク

最近のトラックバック

無料ブログはココログ