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2010年4月27日 (火)

グアム・ブログ:ワシントンでの反沖縄基地抗議デモ

日曜日、2010年4月25日

日曜日 (4/25) に、日本大使館の外での沖縄の軍事基地に反対する抗議デモに参加した。デモの焦点と主題は、生物多様性センターによれば、マナティーの遠い親戚で、およそ70年生きることが出来、450キロぐらいにまで育つというジュゴンに対する軍隊の影響だ。

参加者全員が、ジュゴンのお面を渡された。これは、額にかぶり、二本のゴム紐で耳にかけるので、半お面と呼びたい。とても賢明で独創的だ。ある時、私たちが皆前かがみになると、このお面が目立った。着けるように黄色いリボンも貰い、それぞれポスターにステッカー(多くはジュゴンの絵を)を貼って抗議デモをした。この抗議デモでは、象徴化と隠喩が効果的に使われているのに感心した。それによって心理的な深みが加わっていた。

人数はさほど多くなかったが、大変に良く計画されており真摯で、何人もの日本マスコミの記者たち(だと思うが)もいた。何人かの良い人々とおしゃべりした。私がみるところ、グアムへの軍集結によってひき起こされる環境問題が良く知られているようには感じられなかったが、私が話をした人々はかなり関心を持っていた。しかし逆に、私はジュゴンのことも、なぜ沖縄での軍活動が、このこの種に対して脅威なのか全く知らなかった。

素朴で、ほとんど象徴的な抗議デモだった。長たらしい演説もなければ、状況についての複雑な評価もない。アメリカの民主党下院議員デニス・クシニッチの声明の一部も読み上げられたが、以下のようなものだった。

    先週、下院歳出委員会国防小委員会の委員長に、沖縄にあるアメリカ海兵隊の普天間航空基地を名護に移転する計画を巡る私の懸念を表明する書簡を送りました。海兵隊は、活動を名護に移そうとしていますが、現地住民の視点が、議論から完全に欠落しています。

(私がとっさに考えたことはこうだ。クシニッチ議員はグアムがどうなろうとしているのか知っているのだろうか? 彼はグアムについても書いたのだろうか?)

絶滅危惧種のジュゴンも、広範な問題に対する隠喩として有効だった。

“私たち全員が危機に瀕しているのですから、私たちは皆マナティーです”と抗議デモの組織元らしいインスティテュート・フォー・ポリシー・スタディーズのスタッフ、ジョン・フェファー。この組織は下記ウェブサイトを運営している。: Close The Base(基地を閉鎖せよ)

後で、私はフェファーのところに行き、グアム集結の環境影響があるので、彼のグループには、グアムにも注意を払って欲しいと彼に言っておいた。(環境保護の観点からすれば、沖縄からグアムに移る軍隊の影響に関する議論を、どうして切り離せるのか私には理解できない。何より環境問題移転でもあるだろう。) フェファーは、IPFはグアム集結についても書いたと話してくれたが、彼は本気でそれを懸念しているという印象を持った。IFIウェブ・サイトの記事をあげておく。沖縄からグアムへ、よく練られたペンタゴン計画を市民がしくじらせる。

写真: (もっとうまく写真を撮れたら良かったのだが。演説をしているのがジョン・フェファー。二対目の写真は私が描いたジュゴンのお面の大写し。また三枚目は構成のへたなバナー写真。)

記事原文のurl:guamblog.com/2010/04/okinawa-protest-in-washington.html

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