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2009年12月 8日 (火)

アフガニスタンの無政府状態は誰の責任か? タリバンのメッセージ

アフガニスタン・イスラム首長国

2009年12月6日、"Information Clearing House"

2009年12月4日

軍事的手段によるアフガニスタン占領を継続したい、というのと同じ精神構造から導かれたオバマの新戦略は、この国に蔓延している無政府状態を倍加させるだけだ。実際、混沌状態は、アメリカ人に責任があるのだ。彼らが、悪名高い部族軍の長達、わいろで動く役人達や、マフィアとつながった知事たちに、権力を引き渡したのだ。

ところが依然として、連中は、カーブルには清潔な政府があって欲しいと主張し続け、一方、連中の兵站車列は、拉致に関与し、恣意的に税をむしりとる、残忍な民兵達に護衛されている。アフガニスタンには、警備員という名目で、公用車輛でヘロインを輸送する、何百人もの未登録の民兵達がいる。こうした民兵連中は、政府で高い地位を保持している部族軍の長達とつながっている。連中は、処罰を受けずに、犯罪行動を遂行できるのだ。

部族軍の長達は、政府や人びとの土地や建物を奪っている。誰一人として、連中に異議を唱えるものはいない。カーブル北東にあるシルプールの政府所有地が、その好例だ。かつては国防省の財産であったが、部族軍の長達に奪われ、彼らが豪邸を建て、今や高級住宅地だ。カルザイ自身、6000-7000エーカーの土地を、お気に入り連中にくれてやった。裁判所で、禁固の判決を受けた多くの麻薬密輸業者は、大統領命令で釈放された。

カーブル政権の対麻薬対策相であるフダイダドは、ある記者会見で、アメリカ軍当局者が、麻薬密売に関与していることを認めている。元カーブル政権の検事総長であったアブドル・ジャバル・サビトは、麻薬密売や賄賂にかかわっている何人かの悪名高い知事たちには、政府高官に庇護されているため、手を触れることができなかったと語っている。最終的に、アブドル・ジャバル・サビトは辞任を余儀なくされた。アメリカ国務長官ヒラリー・クリントンは、何度となく、アフガニスタンのことを、マフィア国家と呼んでいるものの、そのマフィア国家が、自分らが仕組んだものであることには触れない。

そうしておけば、この国にアメリカ軍を駐留させつづける正当化ができるので、アメリカは、カーブルには腐敗した政府を据えておきたいのだと、世界中の独立した専門家達は、考えている。同様に、一方で、ホワイト・ハウスの国家安全保障担当補佐官ジェームズ・ジョーンズは、アフガニスタンにいる、アルカイダのメンバーは100人に満たないと語り、その一方で、オバマは更に30,000人の兵士をアフガニスタンに派兵する。この言動と行動の大きなギャップは、アメリカが、いわゆる対テロ戦争といううわべの名目の下、アフガニスタンやこの地域に、植民地主義者的な別の狙いをもっていることを示している。更に、彼らはアフガニスタン問題を交渉と和解で解決したいと主張している。だが実際には、彼らは、ムジャヒディンに武器を捨てさせ、アメリカが構想し、でっち上げた憲法を受け入れさせ、アフガニスタン国内の基地を長期間維持しようと狙っている。交渉という策略の陰で、ホワイト・ハウスは、アフガニスタン占領を継続するための口実を見つけ出そうとしているのだ。

アフガニスタン人、とりわけアフガニスタン・イスラム首長国は、他国の内政に介入する意図は皆無であり、外国軍隊がアフガニスタンから撤退さえすれば、法律的に保証する用意はできている。だが、ムジャヒディンは、アフガニスタン国内に、外国軍基地を認めるつもりも、わが国の独立を売り渡すつもりもない。皮肉なことに、アメリカのアフガニスタン侵略後、アフガニスタンは、カーブル政権とつながり、近隣諸国に対し、隠された思惑を持っている、対抗する諜報機関同士の戦場と化した。

公共的な場所での爆弾爆破は、こうした機関による仕業だ。アフガニスタンに駐留する外国軍隊が増えれば増える程、更に多くのこうしたおぞましい出来事がおきるだろう。現時点においては、ムジャヒディンが、アフガニスタン人と国を、外国諸機関のクモの巣に束縛されている状態から解放しようとしている唯一の勢力だ。アフガニスタンのムジャヒディンが勝利すれば、地域全体が、安堵の息をつき、現在の流血の惨事も終わるだろう。植民地主義者による策謀の渦から、この地域を解放しようとするムジャヒディンを、精神的に支援することが、自由な意識を持った全ての人びとの義務なのだ。

アフガニスタン・イスラム首長国(タリバン)公式ウェブ・サイト(原文リンクなし)

記事原文のurl:www.informationclearinghouse.info/article24128.htm

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68年前のこの日に、日本の属国化(宇沢弘文氏の著書『始まっている未来』中の文章からすれば、植民地化?)が決まった。未だに金をまきあげられ、不平等条約に苦しんでいる。明治維新を美化する前に、良く目を見開いて、まずは現状を把握すべきだろう。

Information Clearing Houseのこの記事、既に107もコメントが着いている。異例の多さ。

地下室の男なる人物の投稿では「プリズン・バラック・インセーン・オゥバマー大統領の演説よりも筋が通っている」とある。むろん異論もあるだろう。

プリズン・バラック・インセーン・オゥバマーは
「プレジデント・バラック・フセイン・オバマ」の語呂あわせ。英語から意味をとって頂きたい。笑点なら座布団一枚!もの?

この文章の筆者、本当にタリバンかどうか不明だろうが、マスコミが宣伝する宗主国大統領様の屁理屈や社説より、すっと頭に入る。

たまには、逆の視点からみてみることは、良い頭の体操にもなるだろう。

実は、某紙社説、大学入試を受ける時期にこそ、国語の点数をあげようと、泣き泣き読んだ。今では、腹が立ち、頭が混乱するだけなので、決して読まない。

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